トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**深川どぶ板長屋「ドブ浚い無駄口覚書」

2024-08-29 | 合混で闘作すれば

     裏金調達議員は化け粧 揃って懸想の総利の座 ハアコリャコリャ   八卦見 鈍久斎

     おりゃあ付けたい金金バッジ あんた馬鹿よと言う流し ハアコリャコリャ 門付け お玉

     おりゃあ付けてる金金二つ あんた馬ねと言う秋波 ハアコリャコリャ   囲い者 お七

     破れ鍋の閉じ蓋外れ溢れ出る我も我もと我も候なり         子沢山 嬶

     君子ゆえ政には手を染めぬ自らしゃしゃるどんぐりごまめ     ぼて振り 太助

     花のお江戸にゃ嬶が不足自らしゃしゃる四畳半 ハアコリャコリャ   島帰り 源次

     襖の下張り指添え読んで自ら添える我が息子 ハアコリャコリャ    甲斐性無し 善太

     自薦あり他薦ありとて根を見れば放置蓄厘回廊同穴         鋳掛屋 留吉

     まつりごと感と気分でしたつもり突き詰め観れば口と銭かね    香具師 紋次郎

     相殺戦若き世代のあたふたはどしたらいいのボス居ないもん    手習い塾 吉右衛門

     鉢化粧針金掛けて整えて相も変らぬ移し替えなり           植木屋 染井 

     破れ障子に切り紙貼れば綺麗さっぱり腐障子も ハアコリャコリャ   トロル孤爺

     民等の地獄民等の不幸殺戮権勢盟主なり ハアコリャコリャ       越後瞽女 おしん

     帰らぬ人と還らぬ過去はドブに棄てたい捨てられん ハアコリャコリャ 勘当者 さぶ


**深川どぶ板長屋「熱中しよう、軽快アララット!」井戸端夕涼み

2024-08-18 | 合混で闘作すれば

    蚊取り線香ジュッと消して溽暑の山をスタコラサ ハアコリャコリャ   雲助

    今日も猛暑で一日終わる早く始めて早帰り ハアコリャコリャ       ぼて振り太助

    ドブを浚えば眼鏡は曇る先も見えない熱暑なり ハアコリャコリャ    ご隠居

    ドブ臭や厠臭のみよくもまあ見去る聞か去る言うだけで去る     八丁堀       

    体中から涙が溢る篤く涼やか仕置きなり ハアコリャコリャ        傾奇者

    切らしちゃいけない水辺の水よ止まること無しこの汗は ハアコリャコリャ  トロル孤爺

    お江戸は猛暑涼みたくてもしょんもなくもうしようね ハアコリャコリャ   益軒

    堪えきれない猛暑のお江戸生業さえも甲斐性無し ハアコリャコリャ     口寄せ三蔵

    虫食いごまめ選ってみたとて不作続きの自給率 ハアコリャコリャ   瓦版壮一

    爆殺無罪入植無罪神を出汁にす人の業 ハアコリャコリャ        博徒紋次郎

    協調できずに絶滅施策やってやられて幾世代 ハアコリャコリャ    浪人三十郎     

    約束の地だと盗めば約束の血は止まることなく滅び去るまで    越前母堂

    猛暑では夜もダラダラ汗みずくもう初夜さえも秋になるまで    花次とぶう

    

    

 


**深川どぶ板長屋縁台納涼会

2024-07-26 | 合混で闘作すれば

       熱帯夜ホトトギスさえ音をあげず  竹笛売り

       焙られて通り人無き酷暑かな    汚わい屋

       また一夜長屋ギシミシ寝付けない  かど番

       また一夜新婚所帯で寝付けない   チョンガーさぶ

       静けさや服に滲み出る猛暑ぶり   馬笑

       ああ猛暑ああ猛暑かなああ猛暑   馬笑

       夕涼みドブと厠の発酵香      越後杜氏

       ドブの香や縁台将棋の香すっぽ   壮太 

       熱帯夜ドブの香藪蚊三つ巴     熊さん

       晩節を汚したく無し腹痛し     梅電留五郎

       ドブ臭とドブ衆群れるお雛段    徒乱夫     

       ぼて振りも棒に振るだけ猛暑なり  八さん

       夏風邪か手足口病コロナかも    初親

       涼むにも風は通らぬ長屋なり    手相見

       弾丸ライナーようやく動く死に体したのなんでかの ハアコリャコリャ  八丁堀 

       パーテイやっても集まり悪い暑さ恨めし裏飯裏子 ハアコリャコリャ   口入れ屋

       部下を殺して我が身を守る一将巧だけキャッチだけ ハアコリャコリャ  肝入

       右を向いても左を見ても筋の通らぬ事ばかり ハアコリャコリャ     浩二

       臭いさもしい住血給虫群れているよなあの永田 ハアコリャコリャ     黒百合御前

       理不尽すらも矯正八重歯道理意により白も黒 ハアコリャコリャ     家主     

 

 

 

 

       


**深川どぶ板長屋啖呵会「ネコババを始終工面の党賊」

2024-02-06 | 合混で闘作すれば

        裏金の決まりネコババあぶく銭

             勝手使いの良き良き銭こ        胡麻の蠅

 

        魚心あるでパー券水ごころ

             あって献金今日も明日も        アサリ漁師

 

        記載せずナイナイパアのあぶく銭      

             打ち出の小槌献金パー券        富籤総代

 

        裏金や軽々しいほど欲の金            丁稚

        春立つや永田めでたし腹立つや          駕籠かき

        これはこれはとばかり銭の横流し         岡っ引き

        便座上げ粗相したけど秘書が拭き         お穢汲み

 

        総和は不変銭函療法

            景色変えても質同じ ハアコリャコリャ   本道医

 

        イケイケネコババ厚顔無恥っち

            舌先三寸割れた舌 ハアコリャコリャ    まむし売り

 

        遺憾であります魔法の言葉

            責任とるとは取らぬ事 ハアコリャコリャ  陰間

 

        不記載どころかネコババごんす

            ババがババ問う茶番会 ハアコリャコリャ  力士崩れ

 

        ただ一面に立ち込めた永田の霧と銭の闇     唱歌

        金漁区掠目大1丁目-U83-75           町名変更

 


*深川どぶ板長屋界隈寒風聞き書き帖…

2024-01-03 | 合混で闘作すれば

    初春や哀しこたびも生き恥目 せん無き事かなせん無き事かな   頑固爺

    別れ無くごり喪中なり頃中は 無かった事にて無かった事にて   傾奇者

    大晦日三が日さえボッチなり 生まれも独り死ぬるも独り     島帰り 

    初春やもらうご祝儀爪の垢  口上よのため口上よのため     新内流し

    青春は訃報と共に黄泉路行き 浮世なるかな浮世なるかな     昔若衆

    流行りもん今も頃中今も風邪 人生雨風人生雨風         道安先生

    逢えなくて別れも出来ず歳三つ にっちもいかずさっちもいかず  勘当息子

    ご隠居し塞ぎ老いしや蚊のお山 明日も行くだけ明日も行くだけ  トロルお爺

    黄泉の香や風は偏西蓬莱風 寒さ身に染む寒さ身に染む        無宿人

    除夜の鐘凍てつ軒下去年今年 腹に堪える腹に堪える        浮浪人

    わが身体愛おしくあり胸を抱く 果てる刻まで果てる刻まで    行き倒れ


*深川どぶ板長屋師走溜息書留帖

2023-12-13 | 合混で闘作すれば

         似非パーティー 自分に誠示 至金源       香具師寅吉

         税金口上 頭目喘鳴 民悲鳴           夜鷹おしん          

         寂しさや胸に沁み入る歌の詩           俳匠トロル

         無筆計上 お民騙すも 裏肥やせ         浪人搾左衛門

         泥の怪 者の怪 参・衆の怪           願人坊主放念

         追及を避ける題目捜査中             壺振り信太

         野良くろは怠議迷分七十五日           ぼて振り留蔵

         お白州は口裏同じ記憶ない            灰神楽

         一匹も正直はいぬ犬の群れ            岡っ引き半太

         懐に入ると思えば遮二無二と           放蕩息子長太郎

         永田産 得収サギまで 愚弄張る         手習い三平

         喰い物は得られるだけ喰う犬の性         犬公方刑部

         マーキング欠かせないのも犬の性         犬小姓珍念

         あの面で油断も隙も猫かぶり           小町さくら

         舞台より袖に隠せば大団円            陰間住吉

         魚ごころ水ごころ袖ごころ            金魚売太助

         膿を出したら心臓止まる             瘤取り爺さん

         上を望めば暗くなる 下を見つめりゃ足が無い

         先を望めば灯り無い 

         右を見つめりゃ亡者のみ 左眺めりゃツギフーセン  渡世人鶴太

 


**深川どぶ板長屋店子詠嘆 短歌編

2023-10-21 | 合混で闘作すれば

 見上げては明けの明星見て走る陽はまた昇り嬶は今暮る          寡男

 山もみじ夜道を走る黄泉路へと急ぐ母への里の沢水             息子

 最後の夜ともに一夜はまぼろしね生涯一度の親孝行             娘

 深秋にただ所在なきチョンガーの明日はわが身も喰わずにおれぬ    島帰り 太助爺

 二度童花いちもんめで狩ってきた最後の一人獲るまで続く             邪忍 鬼多皮     

 逝っちゃった黄泉路の果ては虚無の果て星になるやら虫になるやら   香具師 寅吉

 弔問の客の振る舞い感にきて平常心は乱され嗚咽               差配 治助

 


*深川どぶ板長屋店子呻吟 川柳編

2023-10-16 | 合混で闘作すれば

         千のかぜ灰さようならまた来世       辰巳芸者 ぼたん

         泣き笑い一路の果ても黄泉路かな      新内流し お蝶

         駅ごとに三途三途と言うやろか       駕籠鉄

         戻る人無き彼岸への打ち返し          川船頭

         おっかちゃん腹へったようまま欲しい   餓鬼 昇太

         抱いた子に世話され今生終わりけり    産婆 梅

         鼻水を舐め舐め悪ガキ背に隠る       番太郎 丈吉

         


*深川どぶ板長屋店子呻吟 俳句編

2023-10-13 | 合混で闘作すれば

       秋深し嬶は蓬莱昇りけり            寡男   助六

       母高み銭壺残し秋の暮              勘当息子 長太

       ご詠歌の蒼天を埋むあかねなり        願人坊主 放念

       秋風や千秋経っても秋の風           夜鷹  おしの

       百舌鳥鳴いてご詠歌の野辺むしを狩る    岡っ引き 半太

       うすばきや葬列につく江戸川堤        ぼて振り 留蔵 

       煙散消露白さ輝く秋日和            御坊 権

               


*深川どぶ板長屋大望月夕涼筵敷き句会

2023-09-03 | 合混で闘作すれば

          救いよう無き毒宰の朱引き内       大家徳次郎

          丑の刻詣では雪隠鎮座して        ご隠居木久扇

          ばかもんと鶏頭電話の他国もん      意固地彦左衛門

          身の程を判らぬ主が汚染粋        傘張弥右衛門       

          大江戸の真夏日月を股にかけ       香具師寅次郎

          猛暑なり涼む手立てはたらり汗      勘当息子長太郎

          でま衆徒ふーせんつぎの臭い生地     新内流しお蝶

          真に受けて鈍すりゃ愚する恥者の哀    辰巳芸者牡丹

          望月や欠けたる歯無し話好き       産婆梅婆

          おとっちゃん月見るよりもまま欲しい   餓鬼昇太

          てやんでぇ月明るすぎ手が出ない     島帰り兵六

          煌々と触れて欲しいの意気地なし     小娘お七

          野暮衆は月見るよりも将棋盤       夜鷹おしの

          ぶるーむん月夜の朝は蒼い顔       新婚婿殿

          望月に戸を閉じ潜む好き同士       やっかみ甚平

          月よりも餅を搗きたい眺めたい      ちょんがー留吉

          薄くない濃衰閣僚談薄め         番太郎丈吉        

          

          

          


* 深川どぶ板長屋川柳本句取り

2023-04-15 | 合混で闘作すれば
             午後三時永田町にはコックリさん   深川小町
              午後三時永田町から花が降り      阪井久良伎

             咳払いやれぬ苦悶のマスク無し    安仲茂作
              咳一ツきこえぬ中を天皇旗       井上剣花坊

             政治屋に無い格という劣化ぶり    鋳掛屋  
              政治屋に内閣と言うオモチャ箱     井上剣花坊

             国境を喰ってヒマワリ潰したい    腐有陳
              国境を知らぬ草の実こぼれ合ひ     井上信子

             痔主様座り直すは痛いゆえ      黄門様
              女房が座り直すと恐ろしい       篠原春雨

             仰山を黒塗りしたるだけの知恵    一文銭禿
              仰山に泣いて脅かすだけの知恵     三笠しづ子

             嘘ばかり言う答弁の本気かな     狸憑き
              嘘ばかりいふ口唇に紅が冴え      三笠しず子

             生命は悲しからずや生と死と     越後瞽女
              人類は悲しからずや左派と右派     麻生路郎

             人心の暗きや明日も爆の日々     博徒与太郎
              人心の暗き明日は砥の如く       木村半文銭


  

             

*深川どぶ板長屋花見呻吟会「営府縷々腐有溜」

2023-04-01 | 合混で闘作すれば
             屁も出ない血税詰めてパンツはく       駕籠かき留吉

             小人は政ゆえしがみつき           手習い三吉

             しゃあしゃあと蛙にしょんするご登壇     酒毒女将

             鉄面皮なればこそなる大向こう        役者崩れ芳之助         

             右を見て左をも見よ劣化ぶり         辻易宗玄

             国庫には打出の小槌あるとやら        赤貧辛坊

             市井なら首もん手鎖り訴訟もん        ご隠居 又蔵

             司政ゆえ首もん手鎖り訴訟なし        岡っ引き まむし

             売らんさえ劣化するなり玉はなお       八百屋お七

             肝だけは据わっておるぞと隠居言い      山クジラ屋五蔵

             ちんたまはでかいだけゆえ陰虚なり      隠居爺栗栄太

             あさばかは群れて放題禁良区         小梅婆さん

             選抜種定植したらわるなすび         植木屋助六

             繰り出すも台本棒読み国費ドブ        お穢船頭太助

             多様性ヌエやヤマヒル葛や猿         紀伊国屋文左衛門 

                       

*深川どぶ板長屋「チュッ風の名月」

2022-09-11 | 合混で闘作すれば
              名月を寝待月とし開け障子        与太郎

              開け放ち月風涼と身を任す        素浪人

              かのわらべウサギかぐやの影を追い    産婆

              寝て観れば名月二つコブふたつ      熊さん

              名月やまたも団子でまた太り       ぼて振り

              名月の光で流す今日の汗         駕籠かき

              浴びて寝て夏掛け纏う南中時       金太

              丑三つや奈落の底か穴仰ぐ        放蕩息子

              用足しに起きて月愛でまた眠る      ご隠居

              名月や一晩見せた丸裸          幇間     

**深川どぶ板長屋大トラ小トラ放言事始

2022-01-01 | 合混で闘作すれば
            コロナ国会不全のままに
                    やる事なす事転びっ徒 ハアコリャコリャ    転びバテレン

            政には君子は寄らぬ
                    ヒエとススキの永田かな ハアコリャコリャ   耕作呆吉

            軌道上から散与のお銭
                    銭こ活かすは人となり ハアコリャコリャ    新内流し

            手元不如意で新年明けた
                    ボロ屋一間も屋根はある ハアコリャコリャ   勘当息子

            貧乏所帯で棒手振り稼業
                    何も無くとも命ある ハアコリャコリャ     留吉    

            何の因果か社会の底は
                    助けに入る人殺す人 ハアコリャコリャ     岡っ引き

            火付け首切りパワハラいじめ
                    生きたい人を殺す人 ハアコリャコリャ     辻番

            借金してまですぐ撒く阿呆
                    孫子の負債喜々の人 ハアコリャコリャ     壺振り

            棄土や廃土は過去から不問
                    捨て逃げ御免の御公認 ハアコリャコリャ    掘り浚い

            丹那盆地は工事で涸れた
                    巨摩の山地も兆しあり ハアコリャコリャ    乞食行者

            少なく計上後付け倍増
                    五輪霧中の誤倫舌 ハアコリャコリャ      大家

            遺伝子編集されたかしれん
                    COVID19の百変化 ハアコリャコリャ      藪医
     
            エンフルエンサー上には上が
                    天辺取る奴オミクロナー ハアコリャコリャ   博徒

            狐狸狐狸ゆえに放しはしない
                    住血吸虫文通費 ハアコリャコリャ        辻売り

            無事に明けたし初日も浴びた
                    開けぬ公僕隠し事 ハアコリャコリャ       纏い振り
                       





                     

*深川どぶ板長屋中秋の名月煌々

2021-09-21 | 合混で闘作すれば
            名月や脚は縁台腕まくら          飛脚

            子だくさん月の出前に団子消ゆ       棒手振り

            木戸番や宵の口から月の番         目明し

            名月や枕移して大文字            勘当息子

            濡縁や月に打たれて寝っ転り        敵持ち

            新内や崩して爪弾く背は柱         新内流し

            新所帯月見るよりも膝向かい        出歯亀

            ススキより萩よりあの娘を手折りたい   田吾作

            抱いた子の目ん玉に出た双の月       芸子亭主

            銚子より石を並べる目の敵         ご隠居

            月待てば腕重くした寝息なり        初子母

            父母に挟まれ月見のおぼこかな       大家
          
            名月や顔は東に屁は西に           八さん

            終い湯も行かず月見て終わるなり      男やもめ

            月見膳まだかまだかと手は膝に        悪童

            下々にゃ月の灯りで油浮く           熊五郎

            名月やしょんべん布団で添い寝なり     乳母

            月見てああ付き見ればあーあ博打打ち    馬喰

            見習いの生き還る刻星月夜          摺り師

            月見れば何時も故郷の光なり          小僧  

            名月はどして一夜の丸さなの         背の子

            望月は欠けたり満ちてを神代から       酔漢

            名月やわしゃぁ寝待ちの月が良い       甚六 

            煌々と昇る名月なぜ朧             追い回し 

            追うを止めミケも細める月こうこう      姐さん 

            月仰ぐ狛犬の闇陰ふたつ            神主 

            ドブネズミ月見る猫の横で曳き        居候

            棒立ちへ慈悲煌々と陰も無し         乞食僧

            我が頭頂欠け無し盆の無辺光         トロル爺

            ギヤマンのごとし川面の破月かな       船頭