摘果の一回目は実施したのだが、まだ果実数が多いようなので再度の摘果をした。連日の真夏日では刈り払いに行く気にもならず、まとめた夏休みみたいな連休である。
品種の国光は色づき始めているが、早生とは言えまだ未熟だ。食べれないこともないけれど若くて硬さが目立つ。ピクルスやサラダなら美味しく食べれるのだが、今回は加熱してから冷凍して食べてみた。
果肉の性状でシャーベット状にはならず、砂糖のないリンゴジャム風の出来栄えである。まあ、生食より食べやすいが飽きやすい。リンゴは生で皮付きのままかじりたい。
いくつかの果実には蛾の吸汁痕がある。熟す前にほとんどが被害に遭ってしまうのが通例なのだが、今年は「国光」と「ふじ」に30個ほど袋掛けをしてみた。完熟果国光の収穫は9月末、ふじは11月頃になる。
早朝にヒグラシの鳴き声を聞いた。暑い盛りの昼過ぎ、開け放った窓からもヒグラシの鳴き声が入ってくる。「梅雨明け十日」と言えど、秋の気配を感じさせる鳴き声だ。