ブルータスしゃあしゃあと言い舟に乗り
木枯らしと地球瀕死の夏日来し
霜月に霊峰雪無し物価高
立冬に南瓜買いたるボケ爺
オリオンが射たかの如く輝点去る
ボッコ中腕に重たき赤とんぼ
立冬のやいと真っ直ぐ昇りけり
クラス会半世紀ぶり小春談
ブルータスしゃあしゃあと言い舟に乗り
木枯らしと地球瀕死の夏日来し
霜月に霊峰雪無し物価高
立冬に南瓜買いたるボケ爺
オリオンが射たかの如く輝点去る
ボッコ中腕に重たき赤とんぼ
立冬のやいと真っ直ぐ昇りけり
クラス会半世紀ぶり小春談
部下の自死より己の続投悔し涙はそこでない ハアコリャコリャ
立身保身はエリート譲りそれを頑張れ誰が言う ハアコリャコリャ
自分のメンツや立場のための自己目的で一直線 ハアコリャコリャ
虚仮を飾ってこけずに来たがわが身こけ猿秋の風 ハアコリャコリャ
ニョキニョキポッキリ剥され折られ雨後の筍たけくらべ ハアコリャコリャ
祭りの後は寂しいものよ椅子取りゲームはただ侘し ハアコリャコリャ
我も有りよと群がる蟻は握った蜜玉知らぬ顔 ハアコリナイコリナイ
シャボン玉吹いた飛ばずに破裂残ったひとつも泡の玉 ハアコリャコリャ
今やる事は変らぬはずに何でそうなるしゃぼん玉 ハアコリャコリャ
虹と言う字をほどいてみれば虫の工面とそう読めた ハアコリャコリャ
ヌエ様達に問うたところで
役者が違うよ奴さん ハアコリャコリャ
引責老害どちらもあれど
ついつい選ぶよ 見栄の良さ ハアコリャコリャ
四郎冠者を舞台に呼んで
三日過ぎれば千秋楽 ハアコリャコリャ
知らぬ存ぜぬ記憶にないわ
かくも則無き引かれ者 ハアコリャコリャ
信義誠実浮世の土台
石の館じゃ無くて良い ハアコリャコリャ
類は友呼ぶ鈍すりゃ愚する
愚衆愚参と群れる愚者 ハアコリャコリャ
正したつもりの格上聴取
小田原問答奴さん ハアコリャコリャ
介護報酬また引き下げる
決めるあなたにゃ裏の銭 ハアコリャコリャ
世情知らないあなたが決める
仕事続かぬ微々の禄 ハアコリャコリャ
同志問責腹通黙話
番茶出がらし茶番なり ハアコリャコリャ
膿千矢間千たたらも踏まぬ
NoNo舞台の四郎冠者 ハアコリャコリャ
鵺の神様お招致しても
御姿だけで何もなし ハアコリャコリャ