トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

湛水可能だった

2014-02-28 | 水辺環境の保全

2  湛水可能かどうかテスト用の堤を作って、ようやく降雨があった。未明には止んだけれど、24時間の降水量は65mmに達していた。確認するには十分な雨量だ。

 朝一番に試験地を見に行く。染み出てくる地表水は越流して流れていた。堤を作るために掘り取った窪みにも雨水が溜まっていたから、湛水可能な場所の様である。

 OKの確認が取れると、そこは待てない性格の小生、早く堤を高くしたい…。


半割ベンチ

2014-02-28 | 今日は真面目に

Photo  松の大径材で半割ベンチを作る。以前に工作した脚はウッドデッキ材を釘で打ち付けたが、今回、釘は使わず挟み込んでいる。

 今回も脚の部分はウッドデッキ材だが樹脂製である。これなら腐食することは無い。幅35㎝、長さ130㎝、据え付け高さは20㎝ほどの物を3台作ることが出来た。

 腰かけても荷物置き場にしても、子ども達が飛び乗っても安心できる安定性を確保した。この一帯、会員以外の不特定多数が使用する場所になってしまったから、弱者対応は必須だ。


柴漬け

2014-02-27 | 水辺環境の保全

Photo_3  泥水池1に柴を束ねたのを投入する。伝統漁に「柴漬け漁」と言うものがあるが、漁をするための仕掛けでは無く、「漁をさせないための仕掛け」だ。

 シーズンにはアオサギが居ついて、採餌行動をしているのは日常茶飯事なのだが、カワニナなどを食べているとばかり思っていた。ところが昨秋、泥鰌を複数確認してしまったから、「ドジョウも餌か…」と、俄然、保護する気になったのだある。

 アオサギが飛来する前に、隠れ場所として柴の二束を沈めた。泥水池2にも一束入れ、杭で固定すれば完了である。今まで水草が繁茂するから「良し」としていた気分も無い訳ではなかったが、この柴漬けで保護の精度は上がるだろう。

 採集するつもりはないが、「ガサガサ」で泥鰌が現れれば少年期以来の珍事である。


湛水テスト

2014-02-26 | 水辺環境の保全

Photo  拠点西側、アズマネザサを刈り払い、現れた混交疎林として管理している林内に、降雨の時だけ地表水を集めて流れる窪みがある。

 沢とまでは言え無いけれど、水の流れは現れるので下流部を堰き止め溜池にならないかと目論んでいる。そこで、とりあえず水が溜まるかどうか確認する事にした。Photo_2

 表土の下は、粘土と赤土の混合されたような滞水層なのを確かめて20㎝程の堤を築いてみた。雨量次第だが、これで湛水すれば更に堤を高くする。

 常時、絞り水さえあるエリアではないから、湛水出来ても一時の事であるが、地表水を一気に流し去ってしまうより、多少は役に立つ事もあろう。そんな目論見だ。しかし土掘りは腰に来る。泥水地の泥浚いも待っているし…、腰に優しい作業なんてないなあ。


ルリタテハ初見

2014-02-25 | 小父のお隣さん

Photo_5  松の大径木を加工している傍にルリタテハが着地した。今季の初見・初個体である。

 周辺に落ち着いて着地できる場所はゴマンとあるのに、物好きなルリタテハではある。まあ、そのお蔭で「初見」となったのだから有難い事ではあるけれど…。

 例年、蝶類の初個体は、スジグロシロチョウか、タテハチョウの仲間でもオレンジ色の種類が普通だったので、ルリタテハでの蝶の初見は記憶にない。


早い巻き込み

2014-02-25 | 今日は真面目に

Photo_5  林内の幼樹の手入れをする。この時期は支柱の取り換えや蔓草の取り外しなど、成長シーズンに備えての手入れになる。

 林内の実生の栗には昨年巻き付いたテイカカズラが上部まで覆っていた。蔓を外してみたら幹の中央部の巻き込みが激しい。それだけ太りが良かったという事だろう。

Photo_6  一方、植栽したヤマハンノキは支柱に結えた紐を巻き込んでしまった。巻き込みした状況は両者で異なるけれど、巡回手入れ不足が露呈した。

 それにしても若木の太り方は早いものである。


**早春賦

2014-02-25 | 遊び子は

 春よ来い呼んでいるよな幼子の母呼ぶ声に友も唱和す Photo_3

 若草も敷くによしなし童らは走るを止めぬ呼んでは走る

 みよちゃんの居るかどうかは知らねども桃の蕾も膨らみた原

 若草も萌え出ずるかな枯れ野にも春の歓声こだまとなりて


柿の切り詰め剪定

2014-02-24 | 何よりの楽しみ

Photo_3Photo_4

 拠点にある柿の主幹を切り詰めた。二本ならんでいる南側の渋柿の主幹だが、毎年、収穫まで至ったことは無く、大抵は鳥の餌食になって終わる。

 それでも北側にある甘柿に日射を届けたくて、切り詰め剪定をしたのだ。北側の甘柿は大きい渋柿に日光を遮られ、かわいそうにも南側に成長できず、北側に枝を伸ばした。今回の切り詰めで多少は日照が増えるだろう。あわよくば果実も口に入るかもしれない。


どっと出てきた

2014-02-23 | 小父のお隣さん

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  今日の最高気温は12℃台。小さな生物が一挙に出現したと思える日だった。水見回りしていた時、アメンボとマツモムシが初見となり、菜の花には蜜蜂、花蜂の一種、ハエなどが群れていた。立ち止まって眺めていると羽音が気持ちよく、「春が来た」と実感できる風景だ。

 10℃、11℃台の気温は既に観測しているが、ミツバチやアメンボなど昆虫は観察されなかった。12℃台がカギなのか、たまたまそうなのかは知らない。

 ベンチの工作をしていたら蜘蛛も現れた。腹部は痩せているけれど動きは良い。名前の確定は出来ないけれど「ハシリクモ」の仲間だろうか…。昆虫が見られるようになったら現れるなんて、良くできている。

                里山の小さき命愛に恋


研ぎ水槽

2014-02-23 | 今日は真面目に

Photo  バイオトイレ横にある蛇口下にはバケツを置いて水を溜め使用していたが、道具を洗うにも鎌など刃物を研ぐにしても使い難かった。

 そこで、風倒木となった松の幹を加工し水槽を作り設置した。これでスコップや鍬など土まみれの道具や長靴が洗いやすくなった。Photo_2

 直接、水流が地表を削らないから、敷き詰めた砕石も偏らないし、結果的にも足元の土が泥にならず快適になるだろう。


**禁満Dons 深川界隈 2

2014-02-23 | 合混で闘作すれば

 メダル取る人取らない人も

          Donの覚悟の遙か上 ハア コリャコリャ     芸子

 答弁見れば本性知れる

          コピー再生ほう、そうかい ハア コリャコリャ  ご隠居

 donにも欲しい二つのメダル

          信義誠実世の基本 ハア コリャコリャ      検番

 さすがdonです鈍して貧す

          哀しいまでの人と性 ハア コリャコリャ     車引き


ネザサ刈り

2014-02-22 | 今日は真面目に

Photo_2  林内のネザサを地表面から刈り払う。昨夏に処理しても、半年たつと20㎝近くも伸びてくる。刈り払っても刈り払ってても根絶しにくい植物だけに、「親の仇」と心得て駆除を継続する。

 1年放置すると、シュートが1mほど伸びて、年々太く高くなるから厄介この上ない。手入れを止めれば数年で、元のネザサの藪に帰ってしまい、根笹のコロニーが出来上がってしまう。

 何時まで続くか、あと十年も経てば「元の木阿弥」藪茫々になりかねない…。それが現実なんだろう。


**Don don パッパ 深川界隈 1

2014-02-22 | 合混で闘作すれば

 本音ボロボロ滑らすdonに

         それを助けて飾る人 ハア コリャコリャ      弥生姐さん

 節操無くてもdonたる人は

         徹頭徹尾愚弄張る ハア コリャコリャ       仲居

 日本チャチャチャ協会チャチャチャ

         あっちもこっちも今日もかい ハア コリャコリャ  禿

 ぞろ目揃えて祖国のdonは

         メッキボロボロそろい踏み ハア コリャコリャ   下足番


倒木集積

2014-02-21 | 今日は真面目に

Photo_4  拠点下の実生樹林育成区に散乱していた倒木を集積する。ほとんどが松枯れによる被害木だ。

 利用価値も無いから自然に朽ちるままにしたのだけれど、年2回ほどの刈り払いの時に邪魔になってしょうがなかった。まだ草が萌えず、倒木が良く見えるこの時に思い切って着手した。2

 容易に運べる長さに切り、数か所に集積したのだが、ここでも鳶口が役に立った。抱えたりロープで曳いたりするより、数段作業効率が良い。

 数年前に集積した松は、既にボロボロになっていたけれど、落葉樹の様にカブトムシの幼虫がゾロゾロ出て来ることは無かった。低い所に敷き詰めて終わりだ。


鳶口

2014-02-20 | 今日は真面目に

Photo_3  ようやく本格的な鳶口2本がそろった。写真上の鳶口は、色合いがくすんでいるが、新規に購入した物だ。

 もう誰も来店しないような店の店頭で見つけた品である。店主も記憶になかったから、ずいぶんと古い商品なのだろう、古くても未使用品で、いわば新古品か…。作りはとても良い。

 下の鳶口は、すぐ上の兄から譲ってもらったもので柄の腐植とひび割れで、補修しつつ、おっかなびっくり使用していた品である。今回、長柄を森林組合から調達できたので付け替えた。

 二本揃ったけれど、二人作業はまず無く、小生の作業専用みたいな山の道具である。取り外した古い柄は、腐食の進んだ部分とひび割れの部分を除けば鎌の柄に作り替えられる。材質は樫だから、ホームセンターの新品よりは丈夫だろう。