水辺の造成も一段落して、ようやく林内作業に入ったと喜んだのも束の間、「蜂の一刺し」を浴びてしまった。
「しまった!」なんて余裕は無く、「熱っ!」と感じた時には総てが終わっている。二番手、三番手の攻撃に遭わなかっただけでも幸運だったのだ。
快適に刈り払い作業を始め、ものの10分も経たなかったから、出鼻を挫く先制の一刺しだ。まあ、結果的にイジメに加担となる先生の一指しより罪は無い。巣に気付かなかったのも地蜂だったから、刈り払っている地下に巣があった。体長15mmほどのクロスズメバチである。クロスズメバチは盲点になっていて、この被害体験がトップだ。
「熱っ!」と感じたのも一瞬で、その後は赤点を残して腫れもしなかった。しかし、深夜になって「痒い痒い!」となり腫れも出てきた。1日経過したが赤く腫れて痒みが止まらない。こうなる前に薬を塗布しとけば良かったと思っても、後の祭りである。
刈り払いやって味わう熱き夏