トウキョウサンショウウオの卵のう保護回収に参加した折、同じ場所でカエルの卵塊を多数見かけた。保護活動していた会員も名前を知っていなくて、ネットで検索したら「ヤマアカガエル」のように思える。
卵塊はおおむね握りこぶしほどで、同じ種かどうか不明だが30㎝φ程に集合した卵塊もある。多数の卵塊の中の胚は当然様々な成長段階で、すでにオタマジャクシになって卵のう外に出たのもある。小生の記憶の中では、雪解けが始まり田圃の水面が顔を出すとカエルの卵塊を探しに行ったものだ。雪の残る水田内で産卵している風景は子供心にも「春!」の感動を呼び起こす。アカガエルだったのかトノサマガエルだったのか知りもしなかったけれど、この日、早朝に降雪があって雪の残る谷地であれば思い出さずにはいられない。既に孵化している卵のうは逆算すれば1月末か2月初めの産卵なのだろう。「こんな寒い時期に…」と思っては見たものの、雪の残る水田での産卵を思い出して納得した。「ここは雪国では無い」。
卵嚢のある近くで一匹の成体を捕まえた。最初は「タゴガエル?」と思ってみたのだが、卵のうの形や産卵場所と関連づけると一致しない。卵塊と成体の近似種はネット検索して「ヤマアカガエル」ではないかと推定する。「ヤマアカガエル」とすればトウキョウサンショウウオに同じく、小生、人生初見の種だ。どちらも郷里や現在のフイールドでは小生、存じていない。
これが「ヤマアカガエル」だったとしても卵塊がなければ「タゴガエル」と思っていただろう。どちらもアカガエルの仲間だ。「どーりで!」である。
カエルの卵塊 これが産卵種? 横から…
卵塊はおおむね握りこぶしほどで、同じ種かどうか不明だが30㎝φ程に集合した卵塊もある。多数の卵塊の中の胚は当然様々な成長段階で、すでにオタマジャクシになって卵のう外に出たのもある。小生の記憶の中では、雪解けが始まり田圃の水面が顔を出すとカエルの卵塊を探しに行ったものだ。雪の残る水田内で産卵している風景は子供心にも「春!」の感動を呼び起こす。アカガエルだったのかトノサマガエルだったのか知りもしなかったけれど、この日、早朝に降雪があって雪の残る谷地であれば思い出さずにはいられない。既に孵化している卵のうは逆算すれば1月末か2月初めの産卵なのだろう。「こんな寒い時期に…」と思っては見たものの、雪の残る水田での産卵を思い出して納得した。「ここは雪国では無い」。
卵嚢のある近くで一匹の成体を捕まえた。最初は「タゴガエル?」と思ってみたのだが、卵のうの形や産卵場所と関連づけると一致しない。卵塊と成体の近似種はネット検索して「ヤマアカガエル」ではないかと推定する。「ヤマアカガエル」とすればトウキョウサンショウウオに同じく、小生、人生初見の種だ。どちらも郷里や現在のフイールドでは小生、存じていない。
これが「ヤマアカガエル」だったとしても卵塊がなければ「タゴガエル」と思っていただろう。どちらもアカガエルの仲間だ。「どーりで!」である。
カエルの卵塊 これが産卵種? 横から…