車の前方左手におかしなものが見えました。 低い、看板のようなものが等間隔に並んでいます。 でも、看板にしては形がいびつで高さが低すぎます。 ちょうどそちらのほうに向かって道が延びていましたので、わざわざ左折して回り道をしました。(物好きですねぇ)
おかしなもののすぐそばには行けませんでした。 広々とした田んぼがあったからです。 そのおかしなものの正体は?
あおさぎでした。
全部で14,5羽いたでしょうか。 群れといっていいのかどうか。 今まで、たった一羽でいるあおさぎしか見たことなかったものですから、こんなにたくさん集まっているのがとても珍しくおもしろかったです。 それぞれ間隔をあけて立っているのは、あまりなれなれしくしたくないから? たまたまえさがたくさんあるから来たけど仲間じゃないよ、とでも言いたげですね。 一列に並んで見えるのは、きっと畦に立っているからでしょう。 えさを待っているのか、一休みしてるのか、一羽も田の中に入ってないのが不思議です。
白いさぎは一羽も見あたりません。 こちらのほうは何羽かがいっしょにえさをあさっているのですけれど。
あおさぎは大きい鳥です。 それが、家のそばの道にたたずんでいたりするとなんだかわくわくします。 豊かな自然に感謝です。
それにしても、稲田のきれいなこと。 ここはかなり早く田植えをしたにちがいありません。 稲がすくすくと伸びていました。