山の木陰の茂みでこんなものを見つけました。
葉っぱが青い!
そばにあるほかの葉などと比べると、緑ではないことがはっきりします。 ブルーのシダ? それともこけ?の群れは、まるで深い海のなかの珊瑚を見ているよう。 このシダのあるあたりだけが幻想的な雰囲気に包まれていました。
ヒカゲカズラだというのですが、どうも普通のヒカゲカズラとは様子がちがいます。 園芸種かな? だとしたらなぜあんなところに、あんなにいっぱい? 誰かが捨てたのが繁殖したのでしょうか?
これで苔玉を作ったらきれいだろうな。 それともいっぱい鉢に植えたらどうかしら? アレンジにも使えそう。 少し持ち帰ってとりあえず小さなガラスの花瓶に挿してみました。
繊細な葉っぱに似合う花はないかなとそのあたりを探してみましたら、ちょうどシロタエギクの花が咲いています。 涼やかな白っぽい葉っぱのほうが花壇などに利用されて、花は鑑賞目的ではないそうな。 でも、よく見るとこんなにかわいい花。
ブルーのシダと一緒に花瓶に入れてみました。
なかなかいいなあ、と自画自賛です。 シロタエギクの花が、白っぽい葉の中にいるときより輝いて見えるではないですか。 珊瑚の中を泳ぐ熱帯魚みたい。
お店で売られている豪華で華やかな花ももちろん好きですが、そのあたりで目にも留めらず生えている植物たちにも心惹かれるものはたくさんあります。