雨の中でぎぼしの花が咲き始めました。
きぼしは大好きな植物のひとつ。 こつこつと集めたものが10種類近くになりました。
我が家のぎぼし第1号。 勤めていた学校が廃校になって放置される運命だったのを引き取らせてもらいました。 昔からあるふつうのぎぼしです。 葉っぱの重なりが花のようにきれいで、花瓶に挿しても他の花と調和してきれいなのです。
これはどこで手に入れたかな? たぶん実家に放置されていたのだと思う・・・・。
白っぽいのは中型の品種、黄緑のは小型のフリルが多い品種。 黄緑のは、もう退職された園芸好きの先生に分けていただいたもの。 これを見るといつもきれいに花を生けていたK先生を思い出します。 たくさんに増えました。
この二つもK先生にいただいたものです。(多分・・・・・) どちらも小型の品種です。
これも別の退職された先生が置いていかれたもの。 フリルの多い、小さくてかわいいぎぼしです。 S先生は花を育てるのがお上手で、学校にたくさん花を咲かせてくれていました。
わたしの持っているぎぼしななかでは最も美しいと思っています。 放射状に広がった葉が花のようです。 下の方にみどりに白い筋の入ったのを植えているのですが、黄緑色のに押されて縮こまっています。 どこかほかへ移してやらなければ。
数えてみればあじさいと同じ9種類。 鉢植えにしても、地植にしても姿よく育ち、グリーンだけでも美しく、華やかな花とも合う、実に重宝な植物です。 それに丈夫なのもいいですね。
カナダのブッチャートガーデンを訪れたとき、木陰に大型の青みがかったぎぼしが植えられていてそれはすてきだったのです。 写真が残ってないかと調べましたが、デジカメでは撮らなかったみたい。 残念です。1枚の葉が、フライパン2個分くらいの大きさで、それが何株も植えられているのは壮観でした。 あのぎぼしもほしい~。
こちらは廃棄された苗ものの山の中から掘り出したぎぼし。 土の中で曲がりくねって光をもとめている様子がいじらしく、土に植えたらあっという間にこんなに。 まだ植えてから1週間ほどしかたっていません。 梅雨の雨はまさに恵の雨でした。