菖蒲園に行く途中、こんな木を見つけました。
細かい花がびっしり咲いています。 近くで見ると、小さな花を集めたかんざしのよう。 白い花が遠くからでも目立つすてきな木だと思うのですが、あまり庭木にはしてないようですね。 名前がはっきりしないのですが、「クマノミズキ」では?
もうひとつはっきりしないのがこれ。 一月近く前に山道に咲いていたのを見つけました。
白いのは花びらではなくがくだと思います。 「ホソバコガク」に近いかな? 「ガクアジサイ」も似てはいるのですが、 がくの大きさがちがっているので。 野山にはまだまだ知らない植物がたくさん。 知っている方、教えてください。
同じ日に見つけた「スイカズラ」。
甘くいい匂いがします。 白い花は古くなるにつれクリーム色に変わってきます。 子どもの頃はどこにでもあったように思うのですが、今はあまり見かけません。 平地では昔馴染んでいた植物がどんどん減っているように思います。
大好きな花のひとつ、「ホタルブクロ」。 これは庭に植えられていたりもしますが、やはり野山で見るのがすてき。 群生していました。
おお! これは!
甥っ子が大切にしている「サルナシ」では? キーウィの仲間だそうです。 花もキーウィを地味にしたような感じ。 すでに実をつけていますね。 甥のサルナシは花すら咲いてないのに。うらやましがるだろうなあ。
残念なことに、あるところに看板がでていました。 道沿いの植物を盗掘しないようにと。
山間部に自生する植物は平地ではうまく育たないことが多いのです。 かわいいからといって安易に持って帰らず、見て楽しむだけにしたいものです。 そこにある植物を来年もはるばる出かけていって見ようと思えば、また楽しみが増えるというものです。
甥が育てているサルナシは、山に生えていたのを採ってきたのではありません。念のため。