あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

黒いバッタ

2008-06-25 23:49:46 | 生き物

 実家の土地に笹だらけの所があります。 そこをバラ園に改造しようと遠大な計画を立てました。
 草を刈って、小さな笹には除草剤をふりかけて・・・・・ 葉っぱは枯れましたが新しい葉っぱがー。どうやら根っこが枯れずに残っているらしいです。 (根っこも枯れるって書いてあったのにぃ。)


 バラとバラの間に横たわるへびのような根っこ。 途中で土にもぐってしまいました。 いったいどこまで続くのか。


 


 掘っても掘っても根っこは続く・・・・・・



 悪戦苦闘しているとき、ぴょんと飛び出した黒いもの。
 黒いバッタです。
 おお、すてき。 先日新聞に黒いトノサマバッタの写真が載っていたっけ。 黒いトノサマバッタは珍しいんだそうです。 それなのに、こんなに簡単に出会えるなんて。 



 羽がまだ短いところを見ると、完全な成虫じゃないみたいです。 それで何バッタなのかわかりません。まあ成虫になってもわからないだろうけど。 
 新聞によれば、黒いトノサマバッタは、住んでいる場所が黒い所だったため保護色で黒くなったのであろう、ということでした。 確かに飛び出したところは土が黒かったです。 


 ぶじこが小学1年生の時、夏休みの宿題で理科研究をしました。(ほとんど親の研究 ) 題して「かまきりはへんしんするかな?」
 カマキリもトノサマバッタと同じように緑色の個体と、褐色の個体とがあるのですが、 カマキリは、環境によって体の色を変えるのか? というのがテーマです。 赤や黄色のプラスチックのバケツに一匹ずつカマキリを入れて、体の色がバケツの色に変わるかどうか調べたのですが・・・・・・


 結論は、



 変わりませんでした。 


 赤や黄色のカマキリなんか見たことない。 すくなくともうちの周辺では。 外国には花によく似たカマキリなんかがいるみたいですけど。 カマキリが自分の体の色に合わせて住む場所を選ぶのではないでしょうか。


 では、このバッタは? 今後草むらで緑の体になるとも思えません。 褐色に戻るのかな? それともこのままなのか。 だとしたら保護色もなにも、草の中ではかなり目立つ色。 興味は尽きませんが、今更理科研究でもなし、そっとしておきました。もう一度大人になったバッタに会えるといいなあ、と思いながら。 
 


 

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珍しいもの

2008-06-25 00:03:13 | くらし

 フェイジョアの花を見つけました。 よく見ていたのに、花が咲くまで気づきませんでした。 もう2メートルぐらいの大きな木になっています。 この分だとたくさん実がなるんでしょうねぇ。 ちょっとうらやましい。 もうだいぶ前になるのですが、カタログでみて「是非欲しい」と思ったものの、けっこうなお値段だったのであきらめた木です。 実がおいしいんだそうですよ。 よそ様の木なので味見もかないませんが。


 


 


  東京のお土産をいただきました。 江戸情緒あふれる「ぬれ甘納豆」。


 


 甘納豆とは別に最中の皮のような丸い入れ物がついていて、その中に甘納豆を入れて食べます。


 


 皮は抹茶味。 ぱりぱりした皮としっとりとした甘納豆の食感がおいしかったです。


 江戸と言えば、最近 「江戸しぐさ(思草)」が注目され始めているとか。 江戸時代、過密都市であった江戸で暮らす商人たちの生活哲学だそうで、「肩引き」ーすれ違うときぶつからないように右肩を引いて斜めにすれ違うとか、「傘かしげ」ー雨の日にかさとかさとが当たってぬれたり破れたりしないように、かさを横に傾けてすれ違うとか、互いに気持ちよく暮らすための行動様式があったようです。 
 なんだ~、これくらいのこと、普段からしてますよ~と言いたいところですが、今ではこんな心遣いはもう珍しいものになってしまったかのように思えることがあります。 
 たとえば、以前大阪の街を歩いていて、正面から来た人に怒鳴られました。 わたしのほうはよけてあげたのに・・・・。 
 もうひとつ。 先日産直市場に行きましたら、レジでわたしの前に並んでいた初老のご夫婦、カートをレジ横においたまま行ってしまいました。 アメリカの広いスーパーならいざ知らず、こみあうレジの横に置いたままとは。 
 だれが片付けるというのかしら、と一人腹をたてていましたら、わたしの次に来た人が、さっと自分のカートに重ねて一緒に持って行きました。 すばらしい。 これが現代の「江戸しぐさ」。 いなかでも思いやりや心遣いは忘れられているようでもあり、まだまだ健在のようでもありました。 「江戸しぐさ」が「珍しいもの」になってはおしまいです。


 その産直市場で見つけた珍しい野菜。


   


 「コールラビ」と名前が付いていました。 酢の物にしても、炒めても、煮てもよいと説明がされていましたが、何の仲間なんでしょう。


 かぶのようでもありますが、葉っぱの付き方がおもしろいです。 かぶのように頭頂部に固まって葉柄がでているのではなく、皮の一部がめくれて葉っぱになっているようです。 


  


 まてよ、この感じは・・・・・?
 ブロッコリー。 ブロッコリーの芯に似ています。 ブロッコリーの芯は、皮をむいで刻んで炒めるととてもおいしいのですよ。 甘みがあって歯ごたえがあって。
 わたしは皮をむいでかじってみました。 味もブロッコリーの芯の味でした。 なのでブロッコリーと同じように刻んできんぴらにしてみようと思っています。

コメント (4)
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