あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

紫色の花々

2008-10-21 01:52:11 | 植物

 紫の花が好きで、紫の花ばかり植えていた時期がありました。 その名残で今もうちの畑や庭には宿根の紫の花がたくさんあります。


 畑の一角にラベンダー、ブルーサルビア、ブルーセージ、アメジストセージ、ニオイバンマツリなど紫の花ばかりが集まっています。


 でも、今年のアメジストセージはとてもさびしい。 周りの木々が大きくなって日陰になったからでしょうか。



 ブルーセージ? メドーセージ? 夏水不足だったせいか丈が半分くらいの貧相な株になってしまいました。



 


 反対にとてつもなく勢いづいているのがこれ。 名前がわかりません。



 ブルーベリーの木の後ろにあって、2メートルくらいの高さがあります。 この夏ブルーベリーをとるのにじゃまだったので根本から切ってしまったのですが、わずか2ヶ月ほどの間にまた元の高さにまでもどってしまいました。 恐るべし、この成長力。 
 この暗紫色は地味ですが、ほかの花と合わせると思いの外しっくり似合って、すてきです。


 花ではないけれど



 ムラサキシキブの実が色づいてきれいになってきました。


 植えた頃はどの花も勢いがあってきれいだったのに、勢いに任せてほったらかしにしていたら、だんだん株が弱ってきたみたいです。 この秋には整理して植え替えてやらないといけませんね。 大仕事だ~。


 今一番きれいなのはこれ。 ノボタンです。 わたしの予想以上に大きくなっています。



 パーフェクト!



 若い頃、お茶室などでこのノボタンを見てもあまり心を動かされませんでした。 この花を好きになったのは、売れ残りで放置されていた苗を畑に植えて、外で見るようになったからかもしれません。 室内で見たら陰気な印象の紫ですが、外で見る紫のきれいなこと。 秋の空によく似合う花です。 


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畑仕事4 いろいろな野菜

2008-10-20 09:14:13 | くらし

 いいお天気です。 日曜日だけどどこにも行かず畑仕事です。   


 一番後に蒔いた小松菜。 気温が下がったせいかさすがに育ちが悪くて草に追い越されそう。



 ほら
 右端の草のないところと比べてみてください。



除草剤はなるべく使いたくないので、人力で草取りをしました。



 風はさわやか。近くの銀木犀のよい香りをとどけてくれます。 絶好の農作業日和です。 日焼けが心配なことを除けば。  


 この間まで荒れ果てていた土地が、今では



 何種類の野菜が植わっているか数えてみました。


 根菜類 大根、にんじん、ごぼう
 葉物  白菜、キャベツ、ブロッコリー、レタス、サニーレタス、小松菜、チンゲンサイ、アスパラ味のブロッコリー、ねぎ、春菊
 豆類 そら豆、えんどう、 
 芋類 ジャガイモ2種、 
 その他 ニンニク、葉ニンニク、

 前からあったうちの畑には大豆とあずき、さつまいもにとうがらし、カボチャも残っているし、ゴーヤもぼつぼつ採れています。それにトウモロコシ、娘が捨てたピーナッツも少々実がついている・・・・


 すごいですねえ。 ほとんど娘婿のぶじおくんが植えました。
 


 テレビで放映されてたCMを思い出します。 わたしみたいなおばさんがいろいろな野菜を作って、健康のためにぜ~んぶ食べないと、とおにいちゃんに勧めるのですが、 おにいちゃんは「めんどくさい」と言って、たくさんの野菜成分が入った、なんとかミニという飲み物を出してくるんですね。 するとおばちゃんまでそっちが簡単でいいと、世話をしていた野菜をほっぽり出してしまうの。 見たことがありません?
 つねづねあのCMにはひっかかるところがあったんですね。 地道に農作業していることをバカにしているみたいでー


 確かに野菜を体内に取り入れるのは面倒くさい。 育てるのも、調理するのも。 でも誰かが野菜を作らなければ、野菜を原材料とした製品はできないわけでしょ? 調理する人がいなけれは栄養にはならないわけでしょ? せめて最後のシーンは、野菜作りをほっぽり出すのではなく、面倒な仕事を引き受けてくれている生産者に敬意を表する展開にはならなかったのかと。 


 わたしなら、製品も野菜作りも両方とも大切にするコマーシャル、作れますわよ。 ああ~、え~と、シナリオくらいはね。
 そういえばあのコマーシャル、最近見ませんねえ。


/P>

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さくらんぼのデザイン

2008-10-19 01:45:24 | レザークラフト

 さくらんぼの季節の頃、デザイン教室でさくらんぼをデッサンし、それを図案化するという勉強をしたことがありました。 

 デザインをしてみるとそれぞれの個性が出るのがよくわかります。 みなさんユニークでおもしろい・・・・・わたしのはごくごく平凡なデザインです。



 何枚か描いてみたのですが、一番クラフトに使えそうなのを、エコバッグにしてみることにしました。 



  さくらんぼと背景の色との調和を見るためにいろいろな色で塗っております。


  あわてて写真を撮ったので、赤い照明が写ってしまいましたが、反対色を使ってあざやかに。



 こちらは茶色系でまとめました。 ほんとうはもう少し明暗をはっきりさせたかったのですが、アンティークカラーという靴墨のような塗料を上から塗ったため暗くなってしまいました。



 モチーフをひとつだけカービングしてお財布を、と思って作ってみたのですが、どうもインパクト弱くてー
 間延びするのよね~。



 財布はやめてキーケースに作り直しました。 このくらいの小さいものだとしっくりきます。
 


 財布はお金が集まってくるように、存在感のあるものがいいなと思っています。 財布でうまくいかなかったと言うことは、まだまだデザインとして未熟と言うことですね。 勉強します。


 ところで、ぶじこの家には洗面所にこんなマットがしいてあります。


 


  やられました。 単純に見えても、色、大きさ、配置など計算された上で商品化されているのでしょうね。 さくらんぼのかわいさを生かすには、あまり凝ったことをしないほうがいいのかもしれません。


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道草して見つけたもの

2008-10-18 13:46:29 | 植物

 昨日は秋祭りでしたが、朝から大仕事をしてきましたよ。
  


 尾籠な話で恐縮ですが、イベント会場などで見られる簡易トイレ、あれを夫がどこからか手に入れてきたのです。 そのトイレを軽四トラックから田んぼに下ろすのを手伝ってくれとー。 仕事のあるぶじこは別として、お祭り休みのぶじおくんや次女まで動員して人力で下ろそうというのです。


 トイレは高さ2メートルほど、重さは100キロ以上あるそうです。 トラックの荷台に鉄製のはしごをかけその上にトイレをすべらせて下ろそうというのです。


 「二人で下から支えてくれよ。」
 


 ええ~、そんなことしたらトイレの下敷きになってしまう~


 わたしと娘は、口々に
 「10月17日、午前8時頃 何とか市なんとか町○○の田んぼで、同市柿畑あた夫さんが簡易トイレをトラックの荷台降ろそうとしたところ、突然倒れ、妻あたこさんと、次女あたみさんが下敷きになった。 この事故であたこさんは・・・・・・」


 と、架空のニュースを言い立てたところ、作戦を変更してくれました。 


 トイレにロープをかけ、ロープを荷台の柱にまわして、ロープの端をわたしが持ちます。 トイレがはしごをおりていく間、傾きすぎないように引っ張っておくのです。 トイレの移動にあわせて少しずつ少しずつロープをゆるめていきます。
 


 全体重をかけてもトイレと綱引きしたら負けるんだけどー


 でも、なんとか無事に下ろすことができました。 なかなかおもしろい作業でした。 
 そして帰りは娘たちを車で帰し、わたし一人歩いて帰ることにしました。 美容と健康のためにね。

 家まで1キロほどの道のりです。 途中で、イヌタデの群生を見つけました。 イヌタデだらけのところでは畑が赤く見えるほどですが、ここはそこまで繁殖はしていません。



 これは? イヌタデじゃないのでしょうか。 タデ科の仲間だとは思いますが、花の付き方がまばらです。



 花のつきかたは水引草に似ているんだけど・・・・・


 そばで見ると何とも言えず愛らしい花。 



 もう一つタデの仲間がありました。 ヒメツルソバです。 かつては家のあったところに野生の花のように咲いていました。



,◆▲Ⅴ蕕硫屬♢泙精蕕い討い襦/P>


 今年も産直市場に食用のオクラの花がでていましたが、そちらは花が大きく、これの3倍くらいあります。お月様が花になったようなきれいな花。


 足元には薄紫の花ー



 よく見てみるとそれは花ではなくきのこでした。 からすうりのつるのそばで、まるで朝顔のように見えました。


 そして、どこからかただよってくるいい匂い。


 なんと、うちの前の空き地に銀木犀の木があったのです。 それも道ばたに。



 金木犀のようにたくさん花はつけませんが、静かで清楚なたたずまい、むせかえるような匂いではなくさわやかさを感じさせる甘い香りです。


 こんなに身近にあったなんてねえ。 今まで何を見てたんでしょう。


 こうして家にたどり着きました。 こんなに道草を食っていたのでは、ダイエットにはなりませんねえ。


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自己流揚げ出し2種ーまこもと里芋

2008-10-17 00:59:38 | くらし

 まこもだけ
 だんだん人気がでてきたようですね。 今年はスーパーでも売っていました。 去年よりもお求めやすくなっているみたいです。


 わたしが愛読しているりんごさんのブログ。 毎日すばらしい晩ご飯と、2匹のねこちゃんと、お花と、病気のご主人を思う深い愛が綴られています。 そのブログでまこもだけの揚げ出し というのを読みました。 おいしそう~。
 ネットでレシピを探してみたのですが、こういう調理のしかたはどこにもない。 珍しい食べ方です、さっそく作らなくっちゃ。 

 ひとつふたつ材料が足りなくても、正確な分量が分からなくても(わかっててもいい加減だから)作っちゃうのが、わたしの特技。 つまり自己流にアレンジしてそれらしきものを作るのです。 我が家の食事は○○もどきばかりですよ。
 
 作ってみました。



 1 マコモだけをすりおろします。 ジューシーでサトウキビをすり下ろしているような錯覚にとらわれました。 ちょっとなめてみるとほんのりあま~い。 
 2 中に混ぜるものを用意します。 海老のたたいたのにしいたけもプラス。 (単なる思いつきです。)
 3 つなぎに片栗粉と卵をまぜます。
 4 味付けは塩。 酒はなかったので省略。 みりんは入れませんでした。 マコモだけのもつ甘みを楽しみたかったから。
 5 以上を丸めて揚げます。
 6 だしを作ります。 今回は急いでいたのでめんつゆを利用。 揚げ出しにつきものの大根は・・・・今高いのでパス。 かわりに茗荷の千切りとねぎとを添えました。


 さくさくのマコモをすり下ろしたら、ふわふわ、でもさくさく? なんだか不思議な食感でした。 おいしいです(きっぱり)。


 後日りんごさんは海老の代わりにささみを使っていました。 くせのないマコモは何にでも合いそうですね。


 もう一つの揚げ出し


 里芋の揚げ出しです。



 母がとてつもなく大きな、直径20センチくらいの里芋を半分くれました。 父と二人では食べきれない量だったようです。 もとの大きさを知りたかったです。 もらった芋の半分を煮たら、大人3人で食べて十分でした。 


 残った芋で里芋コロッケを作ろうと、ミンチ肉まで買ってきたのですがー。 なんだか肉という気分ではなかったので揚げ出しにしてみました。 これもレシピはありません。 でも、マコモと同じ要領でー


 1 里芋はゆでて熱いうちにつぶします。
 2 えび、きくらげ、にんじんを千切りにして薄味で煮ます。
 3 それを里芋に混ぜます。 野菜を煮ただしも少々まぜるとおいしいです。 里芋にねばりがあるのでつなぎの片栗粉は入れません。
 4 まるめて片栗粉をまぶします。
 5 油で揚げます。
 6 だしをつくります。 今回はちゃんとつくりましたよ。 えのきだけも一緒に煮ています。


 ぶじこにいつも言われるのですが、わたしの料理の写真はとてもまずそうなんだそうです。 せめて写真用の器としゃれたクロスとを用意しておけと。 確かに。 まこもだけの方は端っこにねぎがついたままだし、 どちらがまこもか芋かわからないし、もう少し彩りよく作れないもんですかねえ。 ちょっとした気遣いが足りないのよね。 自分でも分かっているのですが、何しろ食べるのを急ぐものですから・・・・と言い訳


 でも、おいしかったんですよ。 ふだん何を食べてもおいしいともまずいとも言わない夫が、これは何かと聞いてきて、「うまかった。」


 おまけの写真
 産直市場に飾られていた里芋。 大きいのが親芋で小さいのが子芋です。 里芋ってこんなふうにできるのですね。 わたしはまだ里芋掘りだけはしたことがありません。 



 


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美しい空を見るぜいたく

2008-10-16 09:27:32 | くらし

 今日は良いお天気でした。 そしてきれいな十五夜でした。
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 松山帰りにときどき歩く東温市の運動公園



 遠く海まで見渡せます。 海は太陽を受けてピンク色に光っていました。


  


 松山帰りに買い物するショッピングモールの駐車場



 いつ見ても影絵のような美しさです。


 


 毎週通う今治駅周辺 
 どこからどこまでうろうろするんだか・・・・  休憩時間にパチッと。 
 ここで何をしているかはひみつ。 



 


 買い物帰りに見上げた空



 夕方近くで、鳥の群れがねぐらへ帰るようでした。 かたまりになって3組も4組も。 
 Vの空に横Vの鳥。 まぐれに撮れたけどすごいー自画自賛。 



 


 空は世界につながっている


 戦闘機も爆弾もない静かな空だということ
 澄んだ空気があるということ
 美しい空があるということ
 空を眺める、ひとときのやすらぎ



 それらすべてが実は、お金では買えないぜいたくであることに思い至るのです。


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展示会1週間前です

2008-10-15 01:33:03 | レザークラフト

 案内状の発送が終わりました! 



 写真写りがいいからと、わたしの作品二つもモデルに使ってくれました。 


 つい1ヶ月ほど前のこと、 10月の21日から展示会をするからと言われました。
 「あた子さんはバッグをたくさん作ったから展示する作品はあるよね。」
 は、はい、あることはあるんですが~ えらい急な話ですねえ。 小物はほとんどないし。


 結局、県展への出品を終えてからぽつぽつと小さなものを作っているんですが、なかなかはかどりません。 今回の展示会は、 先生とデザインを勉強している4人の仲間だけの作品展示です。 会場が狭いため大きな作品は2,3点、それぞれ何らかの形で賞をもらっているものを出します。あとはバッグやインテリアなどの小品。 即売もあります。


 わたしが出すのは


 ありゃりゃ・・・・  えらく色落ちがしています。 革の宿命といえばそうなんですが、革は変色しやすく色落ちしやすい。 たった2年でこんなにも落ちるものかとがっくりです。
 
 


 もとはこんなだったの・・・・



 できる限りの修復をしましたが、いったんロウをおいた革は染料をはじいてなかなか色が入りません。 印象はがらりと変わっていると思います。 ああ


 あと二つ大作を持って行ってますが、会場の都合でどちらかひとつになるかもしれません。


 そして、二,三日前に出来上がりました、これ。 



 40号ほどの大作を染める前に試作したミニチュアを時計にしてみました。 なので、色合いがいまいち。 でもそのまま捨てるにはもったいないので、何とか活用法を考えた結果こうなりました。 去年旅行したベルギーの世界遺産の町ブリュージュを描いています。  
 


 あとは、今までにブログで紹介した作品を一挙大公開 。 
 ほかの皆さんは、インテリアが中心のIさん、シルバーのバッグなど華やかな作品が多いAさん、現代工芸展にも入選している、布染めが中心のSさん、そして先生の作品と、個性的な作品が揃っています。 実物を見られたら、革のイメージが変わるかも。 
 お近くの方、是非見にいらしてください。


 布と革の染色展


 日時  平成20年10月20日(月)~25日(土) 午前10時~午後5時
 場所  手作りの店 たなか 2階
        松山市岩崎町2丁目9-25
        道後公園駐車場から南へ100メートルほど下がった角にあります。


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畑仕事その3 育っていく作物

2008-10-14 01:11:43 | くらし

畑仕事その1
畑仕事その2


 連休の間とてもいいお天気でした。 ぶじおくんが畑仕事にやってきました。 ふたりで植えた作物の育ち具合を見て回りました。


 にんじんがびっしり生えています。 わたしって天才!
 というのは、以前、野菜作りのベテランの義母が「にんじんの種まきは難しい。 いつ蒔いてもなかなか生えん。」とこぼしていたのを覚えているからです。こんなに簡単に生えちゃって。 え?それが普通ですか?
 もう少ししたら間引いて葉っぱを食べられます。



 ゴボウは筋蒔きにしたのですが、きちんと2列に並んで生えています。



 苗でうえたキャベツやブロッコリーも大きくなりました。 その上をモンシロチョウがたくさん飛んでいます。 こともあろうに目の前で産卵したりしてー。



 うみたてたまご。 淡い黄緑色の楕円形をしています。 これが日がたつとオレンジ色になってきます。



 モンシロチョウは小学3年生の理科で勉強しますので、だれでも知っているはず。 教室で青虫を育て、それがさなぎになって羽化したときは本当に感動ものです。そして、チョウを逃がすときには、
「さよなら、元気でね~。」
なんて、みんなで見送るのですが・・・・・・
 畑へ来ればチョウは目の敵です。 もうかなり卵を産んでいるんじゃない? と葉っぱの裏を見てみたら・・・・・


 すごい数の卵。 これは何かの蛾だと思います。 モンシロチョウやアゲハチョウは、葉っぱに1個ずつ生むのですが、蛾の仲間はたいてい50個、60個とまとめて生みますね。 それが孵化するとそれぞれ自分の葉っぱを求めて移動していくのです。

 ちょうど孵化の最中のもありました。 これほどたくさんの虫が葉っぱを食べたら、小さいキャベツなど食い尽くされて枯れてしまいます。
 はじめは卵を手でぽろぽろと落としていたのですが、すべての株に一枚は卵付きの葉があるのですからとても間に合いません。 ぶじおくんは今日の農作業で消毒をすることに決めたらしいです。 


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 ここからは卵の画像です。 ぶつぶつ系の苦手な方は見ないでください。


 


 びっしり生み付けられた卵。 どうやったらこんなにきれいに生めるのか不思議。 右上の方にはモンシロチョウの卵も見られます。



 先に産み付けられた卵からは幼虫が生まれているところでした。 上にはまだ新しい卵が。 かないませんねえ。



 これはまた違う種類の蛾でしょう。 わらわらと生まれ出てすでに散らばりかけています。 



 畑全部の卵が孵化したらいったい何万匹の青虫になることやら。 無農薬栽培に取り組まれている方は大変な手間をかけているのでしょうね。

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伝統の獅子舞

2008-10-13 09:36:26 | くらし

 東温祭りinさくらの湯  カメラがなぜか水中モードになっていて・・・・・・ 色が変です

 実家の方は12日日曜日が秋祭りでした。 もう何年も前から日曜日に行われるようになっています。 さくらの湯(温泉です)でみこしの鉢合わせがあるというので母を連れて行きました。


 着くと獅子舞の途中でした。 


 演目は「おやす」
 獅子さんたちの休憩かな? 農業の営みを表す踊りです。
 きつねとさるになっているのは幼児。 あどけないしぐさがとてもかわいい。 おじいさんとおばあさんは畑をたがやし種まきをします。それを荒らすきつねやさるを最後には縄でとらえてしまいます。 昔の人の収穫への願いが込められているようです。 



 


 「弓の舞」 眠っている獅子を若武者が起こし弓を引き刀を振るって退治する舞のようでした。



 若武者になっているのは女の子。 りりしいはちまき姿です。 わたしが子どもの頃は神輿を担ぐのも、獅子舞をするのも男だけでした。 昔、 けっして女は参加できなかった行事に今は女の子も参加しています。 考え方の変化とともに、少子化で女の子たちも動員しなければ成り立って行かないという裏事情もあるように思います。 伝統、伝統というけれど時代と共に変わっていくのです。 女が参加して災いが起こった行事なんてあるでしょうか。 


 最後の演目は「ちどり」 獅子だけの舞で、激しい動きです。 子どもの頃、この獅子が高く首を掲げるととてもこわかったものです。 
 めちゃくちゃ写真がぶれてよいものがありません。



 この中に入っているのは若い男性でした。
 獅子舞に欠かせない太鼓は、中学生、高校生の男女が受け持っていました。 小さな集落で地域の子どもから年寄りまでみんなが参加して伝統が守られていることを感じました。


 そして鉢合わせ
 松山の六角さん、八角さんにはとうてい及びませんが・・・・・・



 けんかではなくルールに則ったゲームです。 
 二つのみこしの担ぎ手が並んで、「もてこい、もてこい」と挑発する儀式の後、リーダーの合図で45度に傾けたみこしを一気にぶつけ合います。 そして双方が力の限り押し合います。みこしも神輿ではなく、鉢合わせ用にロープをぐるぐる巻きにしています。 
 一時は神輿を担ぐ人がなく、トラックに乗せて回っていた時代もありました。 それから考えると、鉢合わせができるほど参加者が増えたのは喜ばしいことです。 ただし、この鉢合わせは、あくまでも同好の志によるゲーム。  
 祭り自体も新たな娯楽の要素を加えて、時代と共に変化しつつ続いていくのでしょうね。


 で、昼間の祭りの様子はこちら


   
 


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よく見ればコスモスもいろいろ

2008-10-12 00:27:07 | 植物

 我が家のコスモス。 今年もにぎやかに咲きました。



 わたしの背丈以上あります。 そのコスモスをかき分けかき分け、センダングサなどの大きな草を抜いていて、ふと気がつきました。


 なぜこんなにいろいろの花があるんでしょう。 10年くらい前植えたのは一種類だったと思うのだけど・・・・・・ 


 


ピンク一色、これが一番多いようです。



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  少しピンクが濃いめ。 花びらの切れ込みが浅く、丸い感じがします。



 


 切れ込みが深く、蛇の目入り。 しべのところに小さな小さな緑の蜘蛛がとまっています。 よく似た色で切れ込みの浅い円形に近い花もあります。



 


 花びらが細くシンプル。 これ、素朴で好きです。 子どもの頃から見なれているのはこのタイプかもしれません。


 


 どうしてこんなにいろいろになったのか、不思議ですね。
 思い出しました。 植えたのはたしか、「センセーション」のミックス。 上の地味な花はもしかして先祖返り? 

 これはまた特別変な形。 と思ったら、蜘蛛の隠れ家でした。 いや、待ち伏せ場所と言うべきか。



 実家に行くと、支店へ配送前のコスモスがたくさん置いてありました。 せいぜい4,50センチ丈の短い茎に大きな花。 最近は何もかもミニサイズになって(プランター植が多いせいかしら)一方花はどんどんゴージャスになっていますね。 このコスモスもとても華やかです。



 こうやって、身近なところから原種に近い素朴な花が消えていくのでしょうね。 それも淋しいことです。


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