京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




創業明治8年(1875年)西陣の「たんきり飴本舗」さんは全国から注目が来るという『たんきり飴』が有名で
お店の看板商品にもなっています。
店は大宮通り商店街の一角「西陣ほんやら洞」さんの
道を渡って斜め前という感じの所にあります。

こぢんまりとしたお店ですがお客さんはひっきりなしにやって来て
たんきり飴を買って行きます。
店内には他にも焼き菓子やあられ、お煎餅、珍味など色々あり美味しそうです。
たんきり飴は小さい300円の袋入りと大きな袋の500円売りがあり
他にも瓶入りがありますがお徳なのはやはり袋入りだそうです。

かつて西陣織の糸屋さんや織屋さんが多く建ち並ぶこの辺りは
細かい糸などの埃で喉を痛める人が多かったことから
この飴が生まれたようです。
優しいまろやかな黒飴の様な味でその中にもピリッとした生姜の味が利いています。

因みに飴ちゃんを保存する時は缶に入れたらダメだそうで
口の小さい瓶に袋の中の乾燥剤と一緒に入れておくのが良いそうです。



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