東本願寺の別邸飛地境内地「渉成園」は徳川家光の時代、将軍が東本願寺13代、宣如上人に寄進された土地で
当時の庭園跡が現在の庭の形そのまま残されています。
園内に建つ珍しい建物「傍花閣」は両側に階段入口と階段、その上には屋根の付いた楼門造りで
2階部分は4畳半の部屋を持ち、天井中央には十二支の磁石版が配置されているそうです。
閣の周りではツツジが綺麗に咲いていました。
小さな小川ではカキツバタも咲き始めています。
新緑が美しい池周辺、睡蓮も咲き始めています。
屋根の付いた橋「回棹廊」、安政の大火の焼失前は朱塗りの橋がかけられていたそうです。
京都駅から徒歩10分程ですが、駅近くとは思えない静かな所で
ゆっくりと四季の花が楽しむことができます。
東本願寺は修復中の為、現在御影堂門は閉じられています。
阿弥陀堂門からのみ出入り可能、阿弥陀堂の修復は続いています。