京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



  
昨日、北政所茶会が行われた「高台寺」さんは入口の萩がかろうじてまだ残っていましたが
中に入ってみると季節は既に進んでいて早くも紅葉が始まった木があり、すっかり秋の雰囲気になっていました。

枝垂れ桜も紅葉しかけています。前庭の枯山水は今年は白砂で龍の姿を描くそうで
まだ準備段階でしたが紅葉の頃には立派な模様が浮かび上がるとか
陰影が強調されるライトアップで見ると迫力があるかもしれませんね
  
茶会が行われていたこともあってか何処かしこに漂う風情・・・
  
遠くから見ていると瓢箪状の黄金の茶釜(?)のようなものが置いてあり
さすが秀吉の妻ねねさんの茶会という感じ

境内には傘亭(重文)や時雨亭(重文)など有名な茶室がありますが
方丈・書院の裏側にある遺芳庵と呼ばれる小さな茶室は吉野窓と呼ばれる大きな丸窓や
屋根が珍しく、1つの建物に藁葺、茅葺、瓦葺と3種類の材質がのっています。
   
秋明菊が咲いていないかと庭のあちこちを見ましたが
ほんの少ししかありませんでした。

百日紅の木は花をつけつつも紅葉が始まり、梵鐘の横の白萩も終わりかけ・・・季節は更に進んでいきますね。
  



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