
2月2日から始まる「壬生寺」の『節分厄除大法会』、参道では準備が行われていました。
約900年もの長い伝統があるこちらの行事は白河天皇の発願により始められたと伝わっています。

本尊地蔵菩薩の抗力を持って悪鬼を払い厄除けや招福を祈願します。

山伏による大護摩祈祷や素焼きの皿に墨で祈願を書き奉納する
壬生寺さんならではの独特の風習があり

祈願の書かれた炮烙は4月に行われる壬生狂言の序曲「炮烙割」で割られ
その年の災難を逃れ福徳を得るというもの。

2月2日・3日の2日間は厄除け鬼払いの壬生狂言「節分」が行われます。

本堂の左手の千本仏塔、境内には約3千体もの石仏が祀られ
京都の地蔵盆にはこちらのお地蔵様が貸し出されることもあるとか

吉田神社同様、毎年沢山の参拝客で賑わう壬生寺の節分会です(2月4日まで)