京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




明治42年(1909年)煙草王と呼ばれた実業家村井吉兵衛により
国内外の客をもてなす迎賓館として建てられた長楽館。
110年を超える洋風建築で昭和61年に京都市有形文化財にも指定されています。

門を入ると玄関前には東山区の区民ほこりの木にも認定されたヒマラヤスギとヒロハノナンヨウスギ

館内は何度かリニューアルされているもののクラシカルな雰囲気がそのまま残っています。

重厚な造りのロビーにクリスマスツリー

伊藤博文や大隈重信、山縣有朋などの歴史的人物や各国の皇族・大使なども集っていたそうです。

現在もカフェなどとして使われている迎賓の間。
 

1965年に開業されたホテルは2008年にホテル棟としてリニューアル
コロナ禍なので近場でリフレッシュしようと宿泊してきました。
本館からはバーラウンジを通りホテル棟へ繋がっています。

1階に描かれた木村英輝氏筆の鮮やかなピーコック

4階のプライベートラウンジに案内されお抹茶を頂きました。

部屋は全6室ときめ細やかなサービスが行き届き
他のお客様とあまり顔を合わせることないのでプライベート感あり。

今回宿泊したパノラマビューツインルームは円山公園に面した部屋
本館のようなレトロさは残さず53㎡の広々とした部屋は海外のホテルのようなモダンな造り。

自然石で作られた石組みの暖炉があり希望の時間に薪に火を入れて頂けます。

暖炉前にはマットが敷かれ無垢の木で作られたテーブルや
革張りの椅子など北欧の部屋のような雰囲気。

葉巻をモチーフにしたオリジナルのお菓子

バスビューのお風呂はジャグジー付き、オリジナルハーブソープ
今治産タオルのバスローブや京都ちどり屋のアメニティなど
至れり尽くせりといった感じでした。

15時チェックイン~12時チェックアウトなのでほぼ部屋に居て
音楽を聴いたり本を読んだりゆっくり過ごしました。
CDプレーヤーやBOSEスピーカー完備で音響も良かったです

モーニング付プランだったので朝食編は後程アップ



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