京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




今日は立春ということで旧暦でいう新しい年の始まりです。
載せそびれましたが恵方巻きです・・・
関西では節分(2月3日)に恵方巻きが食べられますが
最近はコンビニなどでも売られるようになり全国的な風習として広まってますね。
昨日は「ひさご寿司」さんの恵方巻き「鬼巻き」を買ってきて食べました。
海苔で巻いたものと違い回りは鬼の焼印が押された薄焼き玉子でくるまれています。
味わいは大阪寿司の伊達巻にも少し似ていますが
この玉子の薄さ加減が食べやすくとても美味しいです。

「ひさご寿し」さんは特にこの巻き寿司や押し寿司が美味しく
個人的には京都No1に輝いています(あくまでも個人的好みによるものです)
中の具ひとつひとつが丁寧な味で全体のバランスがとても良いです。
「鬼巻き」は珍しいこともあってか毎年すぐに売り切れてしまうので
今年は頑張って午前中に本店さんまで買いに行きました
JR伊勢丹さんや高島屋さんでも売られますがとにかく完売が早いです。

それにしても毎年変わる”恵方”ってどうやって決めるの?という感じですが
これは旧暦でいう十二支十干の組み合わせてによって決まります。
その組み合わせでいくと出て来る方角は以外にも
たった4方位しかありません!(東北東、西南西、南南東、北北西)
つまりその年の恵方はこの何れかになるというわけです(因みに来年は北北西)
科学的根拠は全くない恵方ですが良い方角に行ったり何か事を運んだりすることによって
気分が良い!という人の気持ちの持ち方が大事なのかもしれませんね。



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旧暦の大晦日にあたる節分の日、京都の寺社でも節分祭などが行われました。
いつもの年は吉田神社さんや壬生寺さんなどへ行きますが今年は平安神宮へと行って来ました。
平安時代に宮中行事として行われてきた「大儺(だいな)の儀」が行われます。
方相氏が疫鬼を追い払うという追難式(鬼やらい)の古式を復元したもので
まずは本殿前で儀式が行われます。 五色の絹や餅米など再現されたお供え物
  
陰陽師が6人の斎朗をひきつれてやってきます。

独特の歩き方をする陰陽師、祭文を奏上します。
  
                         色鮮やかな古代衣装
  
方相氏が矛と盾を打ち鳴らし「鬼やらう」と発声しながら斎場の周囲を3度廻ります。

四つ目の面をかぶった呪師の方相氏、童子を従え四門をめぐって鬼を祓います。
常人の倍もの眼力があるという迫力ある面!

次に応天文南側に移動し本殿前と同じ儀式をします。

上卿が桃の弓に芳の矢で東北と北西を打ちます。
  
殿上人が
桃の杖で北東、南東、南西、北西の四方を撃ち邪気を祓います。
とにかく”桃”には穢れや邪気払いの意味があったみたいですね。
  
儀式はこれで終わり午後3時からは豆まきなどが行われました。

狂言も上演

無料で甘酒もふるまわれました。
  



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上野公園内にある「韻松亭」(いんしょうてい)さんは創業明治8年
横山大観がオーナーだったこともあるというお料理屋さん。
右手奥が会席料理のお座敷、手前(左)は気軽にお茶などを頂ける甘味処
(昼時(11時~3時)は茶壺弁当(1680円)もあります)
  
店内は一枚板の大きなテーブル席と奥には板の間の風情ある造り

鳥獣戯画の湯のみでおから茶を出してくれます。

甘味はあんみつやくずきり等の他、わらび餅や麩饅頭の抹茶セット等々・・・
笹巻きの麩饅頭

桜の時期は混みますが立地が良いので一休みするのによいお店

「昼の花御膳」食事の最新記事はこちら



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2月に入り東京でも早い梅がちらほらと咲き始めています。
写真は昨年撮ったものですが上野「寛永寺」さんの輪王寺「両大師堂」
本堂前には梅の木があり風情ある雰囲気が楽しめます(2月下旬からが見頃)
  
輪王寺「両大師堂」は寛永寺の開祖である天海(慈眼大師)と天海が崇敬する良源(元三大師)を
併せて祀ったことから”両大師堂”と呼ばれています。
同じ徳川家の菩提寺でも中世から存在した「増上寺」に対し「寛永寺」は徳川家によって新たに建立された寺院で
現在の上野公園の敷地全てが境内で3500坪(約11,5ha)という壮大な広さだったようです。
東京国立博物館の辺りに本坊があり輪王寺も寛永寺の伽藍の一部で当時は開山堂とされていたとか
他にも廻りには多くの塔頭寺院が残されています。
   



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