上賀茂神社門前にお店を構える「神馬堂」さん、名物のやきもちが人気です。行列ができることもしばしばで4.50分待ち覚悟の時も・・・並ばず買えそうな時は購入必須!焼きたて熱々を包んでくれる白い神馬の包装紙も洒落ています。柔らかいお餅の中に品の良い甘さの餡が入っています。ほんのり付いた焦げ目も香ばしくお餅と餡のバランスが絶妙で美味しい。待っている間に店内の写真を見ていると昭和57年に「男はつらいよ」のロケにも使われているようで寅さんの格好をした渥美清さんが写っていました。古いお店の写真は昭和の始め頃、創業は明治5年だそうです。焼きたてが美味しいですが、冷めて固くなったらオープントースターなどで少し温めて食べると焼きたての柔らかさが味わえます。火曜午後と水曜日は定休ですが他の日も閉まっていることがあります。朝は7時から営業、売り切れ次第終了なのでお昼頃でも閉まっていたら残念ながら売り切れということです
FC2版
江戸時代、上賀茂神社の神官達が明神川沿いに家を構えた社家町それぞれの社家に残る土塀や土橋が風情ある町並を残しています。「西村家庭園」は現存する社家の中でも昔の面影を残す美しい庭園があり一般公開されています。明神川の流れを庭園内に取り入れ曲水の宴のための小川とした後、再び明神川へ水を返す工夫がされているそうで庭には神事の前に身を清める井戸なども残っています。国の上賀茂伝統的建造物保存地区、京都市指定文化財名勝庭園秋に来たことはないですが、もみじも多く紅葉の時期には更に美しい庭園を見ることができそうです。 公開は3月15日~12月8日まで(無休)午前9時30分~午後4時30分
上賀茂神社の萩は満開ということで行ってみましたが・・・まだ早かった様な?遅かったような???蕾もあるので少し早かったのかもしれません。見頃は見頃です。楼門をくぐると本殿への参拝はできますが周辺が修復中で工事用の幕がかかっていました。 御手洗川沿いの萩は散り始めていましたが風情があります。
参道の芝生広場では京都造形芸術大学の学生さん達による『京造ねぶた』という催しをやっていました(9月19日(月)まで)白紙で作られたモニュメントが色々展示されています。
京のちいさなあんみつ屋「みつばち」さん出町柳から河原町通りを少し下がった左側にある女性に人気の甘味処手描きの暖簾をくぐると店内は漆喰壁に木のぬくもりが感じられる暖かな空間椅子には古着物地をつかった花柄の座布団が置かれかわいい雰囲気です。 手作りの寒天は千葉県千倉産の天草を2時間じっくり煮込んで仕上げるそうで普通の寒天よりもやや柔らかく感じますが、自然なぷるぷるとした優しい食感沖縄波照間産の黒糖を使った黒蜜はコクがあり味わい深く寒天と合います。メニューは「あんみつ」・「豆かん」・「ぜんざい」など・・・今回はあんずが食べたかったので「あんず豆かん」を注文しましたがベースになるあんみつや豆かんに餡や白玉、アイスなど自由に選べるトッピングで自分でカスタマイズできるオリジナルあんみつも楽しめます。 おうすのセットやあんみつとぜんざいのセットなどもあり!隠れ人気メニューのドリンク「抹茶きなこオレ」(550円)もお勧めとか・・・営業は11:00~17:45 月曜定休 全席禁煙お持ち帰りも可で地方発送もしてくれるらしいです。
出町柳の萩の寺「常林寺」さんはほぼ満開になっていました。枝の先はまだこれからですが散り始めている花もちらほらなので見頃なのかと思います。ススキと萩の花で秋の情緒あふれる境内、残念ながら彼岸花は終わっていました。
今日は晴れのち曇りの予報だったので午後から出かけてみましたが時折小雨がぱらつく降ったりやんだりのお天気明日から始まる「梨木神社」の萩まつりの前に少しだけ萩の様子を見てきましたが今年は境内が大幅に整備され随分と様変わりしてしまい周りの木が伐採され本殿や拝殿周りの萩もだいぶ減っていました。萩はまだ早いようで色もいまひとつでした。境内全体は明るくなった感じです。
木屋町通りに建つ趣のある建物、この場所は島津製作所さん創業地で中は資料館になっています。2階建ての木造家屋は、初代島津源蔵さんや二代目の方が居住し店舗にも使われていたそうで外観は当時の面影を残しているそうです。館内は創業以来製造してきた機器の展示や文献、資料などの他ノーベル賞を受賞した田中耕一さんの”ノーベル化学賞技術紹介コーナ”もあるそうです。「島津創業記念資料館」 開館は9時半~17時(水曜定休)
昨日は十五夜、ということで今日の月は「十六夜」(いざよい)ためらうとか躊躇するという意味の”いざよう”が名詞化した言葉らしいです。創業文化元年(1804)の老舗和菓子屋「月餅屋直正」さんでは「十六夜」という和菓子を出されています。店名にもなっている「月餅」(つきもち)は創業当時からの看板商品ですが十六夜は現在のご主人が考案されたそうで粟を使った丸いおはじきの様な一口大のお餅に沢山のきな粉にまぶしてあるというもの甘さは控えめで粟のつぶつぶとした食感が品の良い独特の味わい。この他”わらび餅は絶品!”というファンも多く売り切れていることもしばしば・・・月餅は普通サイズと小さい一口サイズがあります。一緒に入った「焼きぐり」は白餡の中に刻み栗が入ったかわいいお菓子。
今日は旧暦の8月15日にあたり「十五夜」です。”中秋の名月”とも言いますが平安貴族は月を直接見ることなく杯や池に映して楽しんでいたようです。京都では大覚寺の大沢池あたりが有名なのではないでしょうか・・・この時期が里芋の収穫期にあたることから「芋名月」とも呼ばれています。京都の月見だんごは丸いものではなくお芋に似せた形で月を表し、雲に見たてた餡がかかっています。風情ありますね~因みにトップの写真は昨日の月一日前なので宵町月といったところでしょうか・・・今夜の空は少し雲が多いようです。
行楽の秋ということで京都特集の雑誌が色々と発刊されています。2冊ほど紹介してみます。季節ごとに出される成美堂出版さんの季刊「KYOTO」2011年秋号の特集は”紅葉入門”ということで紅葉のメカニズムから京都の庭の歴史等々・・・後はお決まりのグルメ特集ですが秋の特別公開パーフェクトガイドが載っていて便利!この季刊誌は月ごとに行事日程が出ているので今日はどんな行事があったかな=?というのを知るのに役立ちます。秋号は9月、10月、11月の予定を掲載季節ごとの見所が分かりやすく京都を回るのに参考になる1冊もうひとつは、世界に誇る日本の文化を紹介する”日本の魅力再発見”をテーマにした雑誌出版社(えいしゅっぱんしゃ)さんの「DiscoverJapan」2011年10月号京都特集”この秋、京都はこう歩く”というタイトルで名所から穴場まで色々と紹介されています。中綴じの「京都スイバ新聞」では京都の”お気に入り”をセレクト因みに”スイバ”とは京都言葉でお気に入りの場所という意味らしいです。KYOTO’S kyotoコーナーでは恵文社の店長さんも紹介されていてディープな京都が味わえます。後半は奈良案内で、これが以外にも充実!思わず買ってしまった1冊。この他、家庭画報(10月号)も京都特集、「まっぷる京都すてきな秋」も発売中「KYOTO」FC2版 「DiscoverJapan」FC版