【感動!蝶の舞(その2)】
『第2回 石川県ふれあい昆虫館 蝶の乱舞』
県民カレッジ自遊塾 『写真で綴る「絶景」富山の特等席めぐりⅢ』
2011年6月5日 石川県白山市 石川県ふれあい昆虫館
『チョウの園の蝶たち』
その1 前編 花が咲き蝶が舞う楽園
その2 後編 チョウの園の蝶たち
一年中 常夏の楽園「チョウの園」。350㎡の温室の中にはシロオビアゲハ、オオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラ、カバタテハなど、約10種800頭のチョウが飛び交っていま。
今回楽園で見かけたチョウ、8種類をご紹介いたします。
◎オオゴマダラ(大胡麻斑)タテハチョウ科
沖縄ではアイドル的な存在で、大きさは日本最大級で、はねの幅は13センチ位あります。その大きなはねをゆっくりはばたかせて飛ぶ姿はとても優雅です。長生きな蝶で、2~3カ月は生きています。
◎リュウキュウアサギマダラ(琉球浅葱斑)マダラチョウ科
アサギマダラと近縁の南西諸島のチョウでアサギマダラより一回り小さく、模様はより細かく、紋は青味が強い。
◎クロテンシロチョウ(黒点白蝶)シロチョウ科
白く小さなチョウです。その名の通り前ばねの表に黒い点があります。
◎カバタテハ(蒲立翅)タテハチョウ科
迷蝶として扱われていますが、近年沖縄県八重山諸島の西表島や竹富島などに定着したようです。
ガマ(蒲)の穂に似た赤みのふかい黄赤色である樺(カバ)色なのでこの名が付きました。
◎クロアゲハ(黒揚羽蝶)アゲハチョウ科
大型のアゲハチョウで、前翅は黒~灰色の模様があり、後翅には赤い斑紋が見られます。
◎シロオビアゲハ(白帯揚羽)アゲハチョウ科
和名の由来はこの後翅の白い帯模様です。前翅の縁に白い紋があり、それがちょうど後翅の白帯に続いています。白帯型のほかに、赤紋型というモンキアゲハに似たタイプがいます。
◎ナガサキアゲハ(長崎揚羽)アゲハチョウ科
オス、メスともに尾状突起(びじょうとっき)がありません。
◎スジグロカバマダラ(筋黒樺斑)タテハチョウ科
鮮やかなオレンジ色に、黒筋、白紋のとりあわせが美しい蝶です。