黒部峡谷(黒薙~鐘釣)】
2010年11月6日
《 第一部 》黒部峡谷(宇奈月~黒薙)
《 第二部 》黒部峡谷(黒薙~鐘釣)
《 第三部 》黒部峡谷(鐘釣~欅平)
息をのむ断崖、目を見張る景観、車窓の景色に心奪われます。
黒薙駅を出たトロッコ電車は後曳橋とトンネルを過ぎればほどなく排砂ダムで知られた出し平ダムへ。
出平駅を過ぎると渓谷越しに出六峰(だしろっぽう)やねずみ返しの岩壁が見えてきます。
猫又駅を過ぎ紅葉の峡谷を進むと釣鐘状の形をした東鐘釣山(759m)が見えてきます。
紅葉の名所の錦繍関(きんしゅうかん)や冠雪のサンナビキ山(1,949m)も車窓から見れます。
そしていよいよ鐘釣駅に到着です。ここには河原露天風呂や万年雪展望台や鐘釣三尊像や鐘釣温泉があります。
◎トロッコ電車は黒薙駅を出るとすぐに後曳橋を渡ります
◎標高が高くなるにつれて山々の紅葉も濃くなってきました。笹原駅を過ぎてしばらく進むと車窓右手に出し平ダムが見えてきます。このダムの特徴は、なんと言っても排砂ゲートを装備している点です、下流の宇奈月ダムと連携し、黒部川に溜まった土砂を排砂しているダムです。
◎出平駅に到着です(ここでも乗降は出来ません)。反対車両とのすれ違いをします
◎出平ダム湖と紅葉の山並み
◎出六峰(だしろっぽう)
エメラルドグリーンに澄んだ美しいダム湖に垂直に落ち込む岩山「出六峰」。静かな湖面とダイナミックな尾根の景観が素晴らしいです
◎ねずみ返しの岩壁
猫又駅から少し下流の対岸にそそり立つ。高さ200mの花崗岩でできている岩壁で、ネコに追われてきたネズミも登れずに引き返したことから、こうよばれるようになったという。また、そのネズミを追ってきたネコも、岩壁を登れず引き返したことから、この地を猫又というようになったとも言われています。
◎黒部川第二発電所
直線的な外観が特徴で「富山の建築百選」(S62)に選ばれています。なお、右側後方にねずみ返しの岩壁も見えます
◎猫又駅(ここでも乗降は出来ません)
◎この辺りで、トロッコと水面の距離が一旦近くなりますがまたすぐ深く険しい渓谷になります。
やがて右前方に鐘を伏せた形の東鐘釣山やサンナビキ山(標高1,949m、周囲の山より早く冠雪する事から、別名「さきがけ山」とも呼ばれています。
◎錦繍関(きんしゅうかん)鐘釣駅手前の鐘釣橋一帯が「錦繍関」と呼ばれ紅葉の名所です。そして鐘釣温泉美山荘が見え鐘釣駅に到着です
◎鐘釣駅(443m)です。ここは乗り降り出来る駅で河原露天風呂などを散策出来ます。
◎駅構内横にある鐘釣三尊像や黒部万年雪展望台(この日は万年雪はありませんでした)です
◎鐘釣駅から河原露天風呂までの景観をご覧ください
◎河原露天風呂です。河原からお湯が湧き出ています。ここで足湯をしました
◎再び電車に乗って欅平駅に向かいます