越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

⑩倶利伽羅不動寺とその周辺

2024-11-01 07:42:04 | 観光スポット紹介

【⑩倶利伽羅不動寺とその周辺】

➀倶利伽羅への道(木曽義仲) ベース

  ②埴生護国八幡宮とその周辺  ③ふるさと歩道(義仲進軍の道)  ④いにしえの街道(歴史国道)①  ⑤いにしえの街道(歴史国道)②  ⑥いにしえの街道(歴史国道)③  ⑦源平ライン    

  ⑧倶利伽羅古道とその周辺  ⑨猿ヶ馬場とその周辺  ⑩倶利伽羅不動寺とその周辺  ⑪弓の清水・般若野古戦場  ⑫越後より砺波山へ  ⑬葵塚・巴塚古墳群  ⑭巴御前終焉の地

◎2024年10月15日編集  富山県・石川県にて 写真37枚

  倶利迦羅不動寺 本堂、奥の院、県境、金山穆韶僧正像、白寿観音、五重塔、おまん地蔵、手向神社、手水舎、和光堂、五社権現、倶利迦羅不動寺 西之坊鳳凰殿

★「本山別格 倶利伽羅 不動寺」と刻まれた寺号石柱

山頂本堂境内図

⑯菩薩階段・・・1段ごとに諸仏諸菩薩の種子石が納められており、六根清浄と唱えながら登ると、心身ともに清浄になってくるといわれています。六根清浄とは、欲や迷いを断ち切って、心身が清らかになるという意味です。

⑰お滝不動

⑮水掛不動・・・参詣者が身を清めて参拝するために、「倶利迦羅不動寺」発祥の不動ヶ池から引いた浄水を、自分の身代わりになってくれる不動尊像にかけます。

⑩大香炉

➀山頂本堂・・・倶利迦羅山不動寺は、今から約1,300年前の養老二年(718)、中国から渡来したインドの高僧、善無畏三蔵法師が倶利迦羅不動明王の姿を彫刻された尊像を、元正天皇の勅願により奉安された事が始まりと伝えられています。

弘法大師奉安の倶利迦羅不動明王が祀られている

⑪三十三観音・・・倶利伽羅峠の沿道から移された三十三観音(4体)

③県境(石川県・富山県)・・・奥の院前・黒石が石川県、白(ピンク)石が富山県側です。境内を見渡すと光り輝いている左側にある「開運不動剣」が目につきます。

⑤奥之院・・・今から約1300年前に、善無畏三蔵法師が敬刻された倶利迦羅不動明王が奉安されております。「厄除け錫杖」が右側手前、灯篭横に小さな梵鐘が左脇にあります。

手前の敷石が県境(左側=黒石は石川県、右側=白石(薄ピンク)は富山県)奥の院は両県をまたいだその中央にあります。

開祖、善無畏三蔵が倶利伽羅山で自ら彫刻し、護摩法を修した倶利迦羅不動明王像が奥に安置されており、3年毎にご開扉され、大法要が行われます。

⑭金山穆韶僧正像・・・昭和24年(1949年)高野山真言宗管長・金山穆韶(かなやまぼくしょうの発願と倶利伽羅村・小矢部市住民によって再興されました。仮落成が昭和28年、正式な境内整備完了は昭和35年。

④白寿観音・・・九十九歳こと「白寿」の観音様で、長寿ならびにボケ封じを祈念して奉安された観音様です。

⑥⑦五重之塔と手前のおまん地蔵と白龍権現・・・五重之塔は全ての諸仏諸菩薩を来迎する塔で、中央に金剛界大日如来をお祀りし、塔の中には信徒各位のお写経が納められています。高さ約8メートルの朱塗りの塔です。

⑦おまん地蔵・・・「おまん伝説」のおまん地蔵も境内に安置されています。おまんは人柱となって村を救ったことで知られる少女で、彼女が持っていた小豆が自生し「おまん小豆」として現代に伝わっている。

★手向神社(たむけじんじゃ)の鳥居・・・倶利伽羅峠を越える旅人が道中の無事を祈るため、祠宇(しう=やしろ)を設けて神を祀ったのが手向神社の起こりとされています。 

手水舎・・・手向神社の鳥居をくぐり、階段を上りきったところにあります。その横に和光塔への昇り階段があります。

⑬手向神社・・・本殿は、1614(慶長19)年、加賀藩3代藩主・前田利常が、兄・利長の病気平癒を祈願して寄進した長楽寺不動堂で、のちに護摩堂になっていたものです。

長楽寺跡・・・明治維新の際、神仏分離により長楽寺を廃して手向神社になった。

★和光塔(四国八十八ヵ所)・・・明治元号100年を記念して建立された白亜の塔で、塔内には大日如来と修行大師が奉安され壁面に四国八十八ヶ所の御本尊が掲げられています。塔内には大日如来と修行大師が奉安されている。

五鈷杵(ごこしょ)・・・五鈷杵は金剛杵の1種類で、仏教に取り入れられ、密教の代表的な法具となり、いかなる煩悩や苦悩も破壊するとされています。

和光塔の中は弘法大師と壁には四国八十八ヶ所の御本尊塔内を1周するだけで四国霊場を巡拝したのと同様のご利益がいただけるそうです。

★五社権現・・・山頂の石殿に続く表参道「百八坂」は、約45度の傾斜に108段と8段の石段が組まれています。石段には金沢城の石垣として使われた青戸室石で造られ、江戸前期の数少い石造建築物として貴重なものです。

★百八坂・・・108段の急な石段は、人間には108の煩悩があり、この石段を踏むことによって凡夫(ぼんぷ)の煩悩が消滅し、清浄な身となって108段の先にある五社権現に礼拝することができるとされています。・・・階段の上より撮影

★五社権現・・・加賀藩5代藩主前田綱紀が寄進した4社の石殿が祀られています。手向(たむけ)神社の石堂神殿1社を加えて、五社権現(ごしゃごんげん)ともいわれています。

★倶利迦羅不動寺 西之坊 鳳凰殿・・・平成10年にその伽藍の復興事業のひとつとして、西之坊鳳凰殿が建立されました。

本堂周辺は枯山水の庭の様になっていて、とっても雅な感じになれました。

主殿・三仏堂

右翼殿

左翼殿

手前には池によって建物が反射して写ったりしています。

四季の花木を浮かべた花手水が印象的でした

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