おかんのネタ帳

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舞台3本、プラス美術館

2022-03-26 15:38:02 | 演劇・舞台
12日に上京。一泊二日。
舞台3本、東京都立博物館のフェルメール展を見る、
という相変わらずビンボー人根性まるだしの詰め詰めスケジュール(苦笑)

いつものように?朝9時ごろに米原を出るひかりで上京。
11時過ぎに品川着。
いつものように?10数年来のファン友だちである人生の先輩、お姉さんが迎えてくれました。

そこから向かったのは新橋。
山手線ではなく東急に乗り換えて東銀座まで。
新橋演舞場で、『陰陽師 生成り姫』東京千穐楽です。→ こちら



なんか後光がさしてます~?
主演はV6の三宅健くん。
「~くん」ていうても、もう四十路ですけどね~~

新橋演舞場でもう一人の、10数年来のファン友だちと合流。
・・・ファン友だち、ノブオさんのファン友だちねっ!
お二人とも、すでに東京公演を観ている方々。

作品の感想はまた後日するとして、この舞台は、三幕、3時間30分もあるんですよ。
一幕とにニ幕の間の休憩が25分。
かつては幕間にお弁当を座席で食べられたんでしょうけど、今はできなくて。
その代わりお弁当を予約して、レストランスペースで食することができるようになってました。
1000円の幕の内を予約。



まずまず、おいしいお弁当です。
急いで、黙々と、いただきました~

終演は15時半ごろ。そこから大急ぎで渋谷まで移動です。
何に乗ったか記憶にないけども・・・一回乗り換えたような・・・

bunkamuraシアターコクーン、開演は17時。開場は16時30分。
渋谷駅から東急百貨店を目指して、そこの裏側にある!と教えてもらい、小走りでbunkamuraへ。
シアターコクーンの劇場に入ったのは15分前ぐらいかな。


終演後のコクーン、bunkamura。

座席についたら、ドクドクと汗が・・・
だいたい、この日は暖かかったから、よけいに汗がじわじわしましたね。

cube 25th presents『音楽劇 夜来香ラプソディ』の初日。→ こちら
この日は、cubeの有料会員先行でとれたチケット。
とはいえ二階席、最前列のど真ん中やけども。
観やすいけどちょっと遠目なので、オペラグラス必須です。

cubeというのは、ノブオさんや洸平くんが所属する事務所。
その事務所の創立25周年を記念した音楽劇で、洸平くんが主役、座長という作品です。
すごいですね~~ 座長ですよ~!

cubeは、藤木直人さんや古田新太さん、生瀬勝久さん、山西惇さんら、著名な演劇人を抱える事務所です。
5年前の20周年の時は、マキノノゾミさん脚本「音楽劇 魔都夜曲」をプロデュース。
藤木さんを主軸に、山西さん、橋本さとしさんらが出演。
この時、若き日の服部良一さんをモデルとした青年を、松下洸平くんが演じてました。
5年後、脇だった洸平くんが真ん中を演じるってねぇ~~~ 
感慨深い、というか、cubeさんの期待がすごいなぁと。

というわけで、12日に『陰陽師・・』の東京千穐楽と、『夜来香‥』の初日を同時に観られるので上京した次第です。

舞台の感想はまた語るとして、翌日は、やはりファン友達であるお姉さんと上野にある東京都美術館へ。
「フェルメール展」を見に行きました。





上野にはいくつか美術館があるのですが、なぜフェルメールか・・・
実は、東京都美術館が出している美術館だよりに、洸平くんのインタビュー記事が掲載されたんです ⇒ こちら

毎月届く「おちらしさん」(演劇チラシと美術館チラシが無料で届くのですが)、その中に東京都美術館の「美術館ニュース」が入っていて、美術に造詣のある洸平くんがフェルメール展を推してたんですよね。

フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」は、キューピットの画中画が発見されたという絵です。
それが日本にやってきてるんですよ。
元に戻すという修復にはかなりの技術と時間が必要やったと思いますが、修復前と修復後が紹介されてました。



フェルメールが亡くなった後、誰がキューピットを塗りつぶしたのか、そこは謎のまま。
興味深いですよね~~
大阪でも展示されるようです~

そして午後には、下北沢へ。
小劇場がたくさん集まるシモキタで、舞台『サヨナフ』を観てきました。



シモキタでも有名な、スズナリ。
何度か舞台を観てますが、この日はここの隣にあるシアター771へ。
キャパが60人あまりという小さな劇場。(劇場といえるのかなぁ~)



こちらは、ノブオさんと劇団同期でつくる演劇ユニット「Jr.5」で作演出を担当する小野健太郎さんが出演する舞台。
一昨年の6月に上演予定だったのが、1年余りの猶予を経ての上演になりました。
オフィースコットーネのプロデュース公演 ⇒ こちら

死刑囚の永山則夫の孤独、差別や貧困が事件を招いたのか・・・暗いお話です。
小さい小屋、狭い舞台で、役者さんたちの迫真の芝居、圧がすごかったです。
親の責任というか、親の生きる姿勢が子どもに影響するんやな、すごいなと思う反面、だからと言って無差別殺人を起こすというのは別やと強く思いましたね。

確かに、壮絶な家庭環境で育っているんやけど、そういう環境であることに責任を転嫁してるように聞こえるんです。
収監されてから、獄中日記が『無知の涙』として出版され、小説も次々に発表するなど、文筆活動をしていた永山則夫。
たくさんの書物を読んで勉強しているんやけど、やはり考え方は偏っているようにも思えます。
自分の行動を正当化しようとしてるって、思えてしまうんですね。

そんな、もやっとした思いになる舞台でした~

そこから急いで東京駅へ。

出る前におでんを炊き込んでたので(ヨメが出かけるときのあるある!)
翌日帰宅しも残ってましたよ! 

ぎゅう~っと詰め込んだ一泊二日の東京、相変わらずのバタバタですが~(苦笑)
ファン友だちのお姉さんには、ほんと、お世話になりっぱなしの旅でした。