おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

シニア生活の始まり!

2020-10-31 15:17:26 | 日々のつれづれ
今週は娘の引っ越しで、ほんとに疲れましたね~
とにかく子守りしやなあかんのでね。
賃貸の住まいから新居に荷物を運んでもらう前に、引っ越しやさんに全てをゆだねられるとしても、
貴重品や見られたくないもの?とかは、自分で整理梱包しないといけないですしね。
荷物の引っ越しが終われば、新しく買った電化製品や家具(テーブルとか)など、
直接新居に届くものを受け取ったり、組み立てたり・・・

なので、ベビーが引っ越しするまで3日ほど、娘は出ずっぱりで。
母乳が止まってしまうんちゃうか?と思うくらい、3回ぐらいミルクを飲ませた日もありました。
寝た、と思ったスキに買い物に出て、帰ってきたら泣きわめいてた、なんて日は、
ジィジも、大活躍でしたよ。ベビーを抱っこしてあやしてましたしね~(笑)

ベビーにしても、なんか空気を察してるんでしょうかね。
ママの顔が見えなかったり、やたらジィジの顔ばっかり見えるしで(笑)

産まれてからほぼ4か月、わが家にいたので、赤ちゃんの成長を、
本当にじっくり目の当たりにしたって、感じです。
自分が子育てしてるときは、あんまり余裕がなかったし、記憶も薄れてるけど、
あぁ、こうやって、大きくなるんやな~って思います。

娘曰く、本に書いてある通りのことをしてる、らしいです。
むしろ、書いてあるより早めにできてると。
本は、そういうもんやん~
遅い目に書いておかないと、新米ママが悩むやん。
本を読んで「自分の子どもはまだできない」とか思うもんね。

3か月を過ぎたころから、自分の手を見るようになりましたね。



意識的に手を見る、というより、たまたま目に入った手を見てるって感じ。
最初は右手ばっかり見てたから(右利きか??)とか思ったけど、
そのうち、左手にも気づいて?見るようになりましたよ。



手に触るタオルをしっかり握りしめるようになったので、
いただきものの「まるまるさん」を見せてみましたが、
なんやこれ~?って感じで、眺めてはいるけど、つかもうと手を出すことはまだできないみたい。
手に触るように持っていくと、つかみましたけどね。



そして、お口に持っていき~~ 
でも、意識して持っていくのではなさそうです。



最近、両手を合わせることもできるようになり、その手を眺めてたりします。
意識的に手を動かしたりは、いつできるようになるのかな。

寒くなってきたので、ママがロンパースを買ってきました。
60~70サイズ、衣装持ちになりました!



動物柄~~ なんかパジャマっぽい??



TEAM MOMMY ?? 野球?? 



お尻にあるのは野球のボール・・・かわいい~!
背中に大きく「28」・・・28って、江夏しか浮かばへんけど~



ガニまたな足も、かわいい~~



こういうのも買ってもらいました!

生まれた時、2,560gしかなかったベビーですが、今では、7000gちかくあります。
・・・やっと、ウチのネコ「まろ」と並ぶくらい~

いっぱい飲むしね~ 

泣き声もやかましくて~~男の子って感じ。
いきなり、大声で泣かれてびっくりすることも。
抱き上げてヨシヨシするのも、重くて・・・腰痛が~~

引っ越し荷物もまだ片付かないようですが、とにもかくにも、ベビーも引っ越し。

夕飯をわが家で食べた娘夫婦とベビーが新居に帰るとき、
夜も更けてましたけど、見送りにダンナが出て来てビックリ。
ベビーに「お~い」とか言ったりなんかして。

(孫と別れを惜しんでる~!)

そんなキャラでしたっけ?

あとから、娘が言うてました。

「お父さん、ほんまに寂しそうやったなぁ」

近いねんし、また行ったらええやん。

というわけで、ダンナと、夫婦二人きりの生活が始まりました~
二人っきりって、結婚以来、初めて。
ネコがおるけどね。

なんか、ほんまに、シニア生活が始まったんやなぁ~


「イムジン河」効果

2020-10-26 14:04:30 | 音楽はともだち
いいお天気ですね~~
朝夕がちょっと寒いけど、秋晴れが続いてます。

先日、月に一度の笛吹き練習があったのですが、録画していたBSNHKの番組、
「アナザーストーリー」の「時代に翻弄された歌 イムジン河」を仲間にレンタルしました。

早速見たらしく、その日の夜にLINEがありました。

・・・「イムジン河」見ました。
川の映像も初めて見て、改めてキレイなメロディで心の底に響きます。
歌いたいし、フォークルで聞きたいし、吹きたいですね。
政治的な理由で当時、聴けなくなったことが思い出されました。
ホントにいい曲、また、みんなで吹きたいですね~
あの日本語歌詞をつくった松山さんにも感謝ですね。

・・・松山猛さんは、京都の朝鮮学校の近くに住んでいてこの曲と縁があったんやけど、
映画「パッチギ!」の元になってる本を出してはります。
「少年Mとイムジン河」、これが原作です。

・・・私も調べました。そのようですね。見たことないけど聞いたことあるうような。
もっと知りたいし、その映画、見たいですね~

・・・「パッチギ!」の主人公は京都の高校生。京都が舞台やけど、
高校のシーンは、滋賀の比叡山高校でロケしてますよ。

・・・へぇ~、ますます見たいな。

・・・DVDを持ってるので、また持参しますね!



・・・さすが~~! ありがとうございます。
九条大橋って、今度行ってみたいなって、テレビを見ながら思いました。

・・・なるほど~
ロケは撮影当時の京都で、CGも使わず、そのまま撮影されてるので景色が懐かしいですよ。

・・・・

そして翌日、フォークルのCDをゲットしたとの連絡!
当時の音源なのかどうかはわからへんけど。
きっと、車の中とかで聴いてるんでしょうね。

ちなみに私が録画した「アナザーストーリー」は、今年の2月に放送されたもの。
その後何度か再放送されているようです。

NHKの番組紹介より
1968年2月、ザ・フォーク・クルセダーズが歌う「イムジン河」が発売中止となった!
北朝鮮で生まれた曲。京都の朝鮮学校で耳にした作詞家の松山猛が作者不詳の朝鮮民謡と思い、日本語の歌詞をつけた。しかし、発売直前に朝鮮総連から抗議が入り、レコード会社が発売中止を決定。それでも歌は枯れることなく、その後、日本、北朝鮮、韓国で数奇な運命をたどることになる。いま明かされる、歌が生んだ数々のドラマ。





コスモス畑

2020-10-23 23:06:14 | 湖国日記
一雨ごとに、寒くなっていきますよね~~
寒いの、いややけどな~

雨が降る前に、行ってきました。
地元の、コスモスと言えば、新庄町のコスモス畑。



休耕地を利用して、自治会の人の手によって育てられています。
地元に人の話では、今年はイマイチ生育が良くないらしい。
でも、健気に、ちゃんと咲いてくれたようです。

さて、どれがキレイ・・・・?

同じような写真ですが・・・













背丈が低いし、傷んでるのもあるのでそれを避けつつ・・・
難しいですね。撮るのは~~

このピンクのコスモスの前に、キバナコスモスが先に咲くのですが、
奥の第二コスモス畑ですが・・・さすがに、ピークをすんでました。









背丈は充分伸びてます。
先週あたりは、かなりキレイに咲いてたようですよ。

ちなみに、一般的なコスモスと呼ばれるのはピンク系の花ですが、
オオハルシャギクというのが正式名らしいです。
熱帯アメリカ原産。メキシコからスペインのマドリードに渡ったとか。
キバナコスモスとは同属別種、交配はできないようです。
(ウィキペディアより)



バッタ発見!



バッタもいろいろあるんで、家に帰って来てからダンナに聞いてみました。
(生き物には結構詳しいので・・)

トノサマバッタでも、ショウジョウバッタでも、イナゴでもない、らしい。

「う~ん、うまおいか?」

うまおい・・・??
唱歌の「虫の声」に出てきたっけ? 

「なんか違うなぁ・・なんやろ・・昆虫博士にでも聞かなわからんで」

Iphoneで検索するも、「うまおい」は頭に柄があるので全然違う~~

パソコンで、バッタを調べる・・・

どうやら、キリギリスの仲間のツユムシのような・・・→ こちら

キリギリスって、アリをバカにした怠け者やんね。
「虫の声」の歌詞では、古くは「キリキリキリキリキリギリス」だったのが、
「キリキリキリキリコオロギが」という歌詞に改編されたのだとか。
キリギリスがコオロギの古い呼び方だったからとされてます。

ウィキペディアによると・・・
日本で多く聞かれるコオロギは「コロコロ…」「ヒヨヒヨ…」などと表現されるエンマコオロギだが、童謡『蟲のこゑ』に登場するコオロギの鳴き声は「キリキリキリキリ」という擬声語で表現されており、カマドコオロギだといわれる。

ふ~ん。
カマドコオロギ・・・そういう鳴き声なんでしょうか。

さて、ダンナに緑のバッタのことを報告。

「キリギリスの仲間の、ツユムシみたいよ。ツユムシなんて、知らんけど・・・」

ダンナ、写真を見つつ、

「オレも知らんわ」 って言うのかと思ったら、黙った! 

え? なんでや~??

知らんかったことが悔しいのかな??



ベイジルタウンの女神 兵庫2日目

2020-10-19 23:52:20 | 演劇・舞台
前回、舞台『ベイジルタウンの女神』の感想を書こうとして、一行も書けず(苦笑)
前説?だけで終わってしまいました~~(汗) → こちら
なので、感想を少々・・・長いけど(苦笑)

「ベイジル・・」は、9月19日の政府発表の自粛解除を受けて、
東京公演の千穐楽前日と千穐楽は、8割の入場者で上演することができたようです。
兵庫公演、九州公演を前に、キャスト・スタッフ全員がPCR検査を受け、全員が陰性で地方公演に出発。

兵庫芸術文化ホールは、10月以降のチケット販売は全面発売。
でも、10月1日~4日の公演は、観客5割のままということになりました。
追加発売はなかったですね・・・(北九州は追加発売が出て、当日券もあったようですが・・・)



なので、今回、私が観劇できたのは2日のマチネのみ。
東京公演の生配信と2回の観劇ということになります。
それでも、観られただけでうれしいから。



入り口で、検温、チケットは自分でモギり、フライヤーは棚から欲しいものを自分で取る。
パンフのみ販売はあるけど、自分で取ってお金はトレイに。
オリジナルトートバック、東京では販売されたようですが、地方ではナシ。
飲食コーナーも閉鎖。
入り口前には、いつもは華やかに並んでるスタンド花もなく(涙)



兵庫芸文、中ホールは700人キャパ。
前から2列は空席にして、3列目からかの子状、市松模様の客席です。
中段の下手やったので、役者さんの顔はオペラグラスでガン見することに。

ケラさんの舞台は、オープニングのステージングがステキです。
バラックのような舞台のセット、そこを乞食姿の役者さんたちがそれぞれの動きをします。
音楽と、照明と、そして映像・・・プロジェクションマッピングね。
大小さまざまな形をしたパネルを役者さんたちが持ち、
それを移動させながら・・・パネルに映像が映し出され・・・
秒刻みでステージングされてるようですよ。
・・・・芝居以外に、あの動きを覚えるのもたいへんそう~
最後に、真ん中に乞食姿の役者さんが集まってこちら(客席)を見る・・・

そんなプロローグがあって、
役者さんたちが持って運ぶパネルには映像が映し出されます。
いつものことですが・・運んでる(つまり動いてる)パネルに映像が映しだされるんですから、
パネルを運んでる役者さんも、段取りを間違えられませんよね。

キャストが一人ずつ登場しつつ(動きはいろいろですが)
タイトル、役者の名前がローマ字でセットに大きく映し出されるんですね。
キャスト紹介やから、ここで、乞食の衣装からそれぞれの衣装に着替えてるんですよね?
オペラグラスで役者さんをガン見してたら、名前の文字も素敵やのに見逃して(汗)
そっちを見てたら、役者さんを見逃してしまいそうで~~~(汗)
そんなこんなのオープニング。音楽も照明も、みんな素敵です。

最後は、ソファがあっちきこっちいきしながら(役者さんが動かしてるんやけど)
ヒロインのマーガレットを演じる緒川たまきさん、婚約者ハットン役の山内圭哉さん、
弁護士チャック役の菅原永二さんがソファーに腰かけてるシーンになって、物語が始まります~

物語のあらすじ、出演者に関しては、前回生配信の時に書いたので → こちら 

今回は、ざっくり印象に残っているところを書き留めておきます。
もう、記憶も薄れてるので、ほんまにざっくりですが・・・

マーガレットは父から会社を受け継いだロイド社の社長。
ハットンから「貧民街をつぶしてきれいな街に生まれ変わらせない?」って言われ、
その気になって、所有者の一人であるソニック社の社長、タチアナと会うんですね。

タチアナを演じるのが、劇団☆新感線の看板女優の高田聖子さんですが、
貧しさから、幼いころに、ロイド家に小間使いとして仕えてて、
その時の、マーガレットとのささやかな思い出を大切にしていたんですね。
でも、再会した時、マーガレットはすっかり忘れていて・・

マーガレットの日記をたどって読むタチアナのシーンで、涙がこぼれました。
私の数少ない、劇団☆新感線での聖子さんと、印象がかなり違っていて・・・重厚で繊細やなぁと。
(パワフルで骨太な印象でしたんで)
後半、タチアナとのことを思い出したマーガレットとベンチで語り合うシーンも、
ほんと、涙、涙、でしたね~~~お二人がステキで!

天真爛漫でポジティブなマーガレットは、貧民街に順応していくんですが、
成り行きで知り合ったのが、仲村トオルさん演じる王様とその妹、水野美紀さん演じる、しっかりもののハム。
この二人のバラックで暮らすようになります。

トオルさん、ホントに素敵です。なんやろ、人間味があるっていうのかな。
シンプルでわかりやすい性格やけど、天然なマーガレットに苛立ちながらも、だんだん惹かれていくんですよね。
気になって気になって、ほっておけなくなる。
しっかりもののハムが、実は、あのハットンと付き合ってたっていうのにはびっくりしたけど。

ゴミ箱をあさっていた温水さん演じるドクター、
ほんとにかわいくて、ほっこりしてて、癒しなんですよね、温水さんの存在が。
そして、ドクターの仲良し、イヌコさん演じるサーカス。
ドクターをほっておけなくて、いろいろとお世話をしてしまう、
この二人、ちょっとほろりとするところもあって、癒されます。

伝道所でボランティアをしている、吉岡里帆ちゃん演じるスージー。
そのスージーのことが好きな若者が、洸平くん演じるヤング。
里帆ちゃんは、ホントにチャーミング。頭がよさそうで、ヤングのことも好き。
でも、貧民街の乞食と付き合うことに、母親は反対してるんですね。
(当たり前っちゃ、当たり前やけど!)
ヤングあてに、ラブレターと称して娘に手紙を言づけるんやけど、ここがね。

「母からの手紙、多分ラブレターよ」

「えっ、なんで? スージーのお母さんて50過ぎだろ、なんでオレにラブレターって、おかしいよ」

「だって、本人がそう言うんだもん」

「そんなの読んだら、へんな気持ちになるじゃないか~」

(台詞は正確ではありません~。そんな雰囲気って感じです~ 汗)

でも、ここは、当該年齢以上のご婦人方がザワついたかと。
(おかしくない、おかしくない、おかしないで~~ 笑)

結局、ラブレターと思わせといて、娘と付き合わないで! という手紙なんですけどね。
母親を高田聖子さんが演じてるんやけど、これがばっちりで!

「娘が乞食になったら困ります。乞食と付き合ってもいいという人いますか?
 付き合ってもいいという人~」とか言って、ベイジルの人たちに挙手させたりして・・
あのへんの演出も、楽しかったなぁ~~

もちろん、洸平くんのヤングは、かわいさ満点です!
スージーと二人並んだあの可愛いシーンは、オペラグラスでガン見!
20歳前、ぐらいの設定でしょうかね。
ロン毛のカツラ、汚れた顔、汚れた衣装。
マフラーをして丈の長いジャケットを着てます。

何をして生きているのかよくわからないんやけど、
木賃宿の客のカバンを盗んだりして、王様に叱られて。
王様に殴られるシーンがあるんやけど、洸平くんの身のこなしが軽やかで~
(身体能力が高いって、仲村トオルさんが言うてましたが~)

・・・そういや、「スカーレット」でお父ちゃんに殴られるシーンも上手かったよね、倒れか方が!
王様は親代わりのような存在で、「王様には言わないで~」なんていうセリフも・・かわいい(笑)

ヤング、二幕でギターを抱えて登場します!
洸平くんのギターが聴けるって!! 
設定では、スージーのために練習したということでしたが、
貧民街のお祭りの日に、みんなで歌って踊る、この時にギターを弾くんです。

秋ドラマのキャスト紹介で趣味の欄に「ギターを弾いています」って書いてあったのですが、
なるほど、舞台のために、また練習してたんでやね~~って、了解しましたよ。

そして、男らしく、スージーに「好きだよ」っていうシーン、
あそこも二人が可愛くて、キュンキュンでしたね!

・・・でも、やはり、「スカーレット」の、「抱き寄せてもええですか?」にはなかわないけど!

愛を確かめ合ってからは、ずっとスージーの肩に手をやって、その手が、
微妙に、スージーのウデやったり、腰やったりになり・・・
オバサンはオペアグラスでガン見しながら、こそばかったです・・(笑)

ちょっと残念やったのは、ふたりが、
「いちゃいちゃしたいんだよう~」って言いながら、
ステージの中央で向き合って座るんやけど、ヤングが上手向き。
下手の私からは、スージーの表情しか見えず(涙)

スージーが、すくっと立って、「いちゃいちゃしたいんだよぉ」って、
すごみながら、ハットンを閉じ込めてるドアをけるところがあるんやけど、
急に頼もしくなったスージーを観るヤングの顔が・・・観たかった~(涙)

乞食の町には乞食たちのルールがあって、お互いを思い合いながら暮らしているんですね。
マーガレットは彼らとまじりあって、徐々に分かり合っていくんです。
でも、ロイド社を任された婚約者のハットンが悪者で、マーガレットを裏切り、
会社を乗っ取って、マーガレットごと貧民街を燃やしてしまおうとしたりするんですね。

ハットンの山内さんが、とにかく大活躍です。
双子の兄「水道のハットン」も演じるんですが、これまた秀逸で~!
もう、山内さんしかできない役なんですね。
耳に残ってますよ。
「そそそそそそ・・・・」っていうセリフ!

それに、ロイド社の弁護士チャック。
菅原さんの、予測できない?演技にもう笑いが止まりませんでした。
純米さんのラジオで話していたように、ケラさんが稽古場で徐々に感化されて?
菅原さんにあてて書いた感じで、チャックができあがってましたね。

なんですか・・ミゲゲって(笑)

マーガレットの執事ミゲール。尾方宣久さんが演じてますが、
早い段階で自動車事故で亡くなるんですね。
そのシーンは実物の尾方さんにアニメーション映像がかぶさって表現。
アニメーションの車が来てぶつかり、ミゲールに羽が生えて昇天するという~
全く違和感なく、表現されてしまうんですよ。
中盤から、羽の生えた幽霊としてミゲールは再登場しますが、可愛くて、ほんとに楽しい~

タチアナの秘書、クールなコブを演じるのが植本純米さん。
小柄でスキンヘッドの純米さんが、髪の毛のある!見た目がちょっと可愛い?秘書です。
木賃宿の女将もやってましたよね。胸をゆらしてた~ 全部で4役ぐらいしたのかな。

ラストに、婚約者ハットンの悪事が暴かれるんですが、
瓜二つの「水道のハットン」の演説シーン、楽しかったですね。
応援する貧民街の乞食たちがやさしさ満開で、ここも泣き笑いです。

婚約者に去られたマーガレットをいたわる王様。
この二人のシーンも素敵やったなぁ。大人の雰囲気で。
たまきさんは上品で、かわいくて、キュートですしね。
王様のぎこちない愛の表現も。

「ヤングは男らしく言ったわよ」

マーガレットに言われてましたっけ?

悪は滅びて、メデタシメデタシってなるんですけど、
悪人を含め、登場人物のどのキャラクターたちも、みんなが愛おしかったですね。
そして、みんなが、楽しそうでした。

兵庫二日目のマチネはカーテンコール2回、あっさり終わりました。
もうちょっと、観たかったですね~
確かめたいところも、いろいろあったのになぁ~。

書き足りないような気もしますが、もう、記憶が~(汗)


今年の月下美人

2020-10-19 10:02:38 | 日々のつれづれ
雨です~
寒いです・・・ホットカーペットに、エアコン暖房も入れました。
もう、三日前から、朝は入れてますよ・・・
とうとう、今朝は、ヒートテックも出しました。
トレーナーの下に着て・・・気温に慣れていかないとね。

締め切りと戦ってます・・・週末までにはなんとか~
舞台『ベイジルタウンの女神』の感想を書きかけてますが、ちょっとまだアップできません。
・・・もう、記憶も薄れてきてるんですけどね・・・
しばし、お待ちください (待ってる人がいるのかどうか・・私のメモとして・・)



今年、咲いた、わが家の月下美人です。
香りが強いです!



10月に入って咲いた花です。
一斉に咲くのではなくて、ぽつりぽつりと、何回か咲きますね。
夜9時以降に咲き始めて、朝にはしぼんでます。



微妙に、大きさも花びらの形も異なるような。
たくさん咲くときは、花も小さいですね。

9月ぐらいから咲きかけてましたが、夜に咲くので見逃した日も何日か。
写真を撮ってない日もあるんで・・・全部で、10個以上は咲いてますね。
株分けして、今、植木鉢4つに分けています。
なので、あまり大きくはないのですけど、それでも古い木ですね。
ここへ引っ越してくる前からあったので、25年以上経ってますから。

上手く育ててるね、って言われるんですが、どうかな。
どちらかというと、それほで手間をかけてないような。
(担当がダンナなので、よう知らんけど~苦笑)
水をやりすぎたり、肥料をやりすぎると花が咲かないらしいので、
ズボラなわが家にはちょうど良いのかも~(笑)

原産地はメキシコ。
冬の寒さには弱いので、冬場は家に入れています。
花は、しぼんだあとも食用できるとか。
花を焼酎に漬けて保存できるらしいけど、飲酒を楽しむものではないのかな。

夜に咲くのは、原産地の新大陸の熱帯地域で、
花蜜食・花粉食をするコウモリとかに対応してるからだとか。
夜に咲くから、見つけやすいように香りも強いんでしょうね。

クジャクサボテンも似たような赤い花が咲きますが、
こちらは、昼間に咲くし、季節も違うような・・親戚ではあるようです。

「月下美人」は、夜に咲くし、芳香やし、咲いてる時間も短いから命名されたんやろうし、
それだけ珍しい花やったんでしょうけど、家庭で栽培するのはそれほど難しくないし、
さし芽で増やせるので、だれでも栽培できると思います。
(わが家でも咲かせてるので~~)

さすがに今年は、先週咲いたのが最後みたいです。
もう、つぼみがついてないので。



これは9月に咲いた月下美人。
ダンナが玄関に鉢を入れてくれたので、明るいところでパチリ。

そのときに、せっかくの花が折れてしまい・・・



キッチンでうなだれてる月下美人・・・

さぁて、いよいよ、冬に向かいますね~



ベイジルタウンの女神、感想の前に

2020-10-15 10:48:14 | 演劇・舞台
「ベイジルタウンの女神」、九州公演の大千穐楽も無事に終わり、すべて完走。
コロナ禍のこの時期に完走できたのは、キャスト、スタッフ、そして劇場、
お客さんも、ホントに、皆さんの努力のたまものですね。



ケラさんが、『ベイジルタウンの女神』の稽古が始まるまでと、
稽古が始まってからを連続ツィートされてて、それを読んで泣きそうになりました。
・・・脚本が脱稿する直前に、奥様である緒川たまきさんのお父様が亡くなられたと・・・
親の死に目にはあえないというお仕事ではあるやろうけど、
「看取らせてあげたかった」というケラさんの言葉に‥・涙が。

今回の舞台は、ケラさんとたまきさんとのユニット「ケムリ研究室」の第一作目。
以前からどの作品にも、たまきさんは協力されてたようですけどね。
ケラさん曰く、だって、一緒に住んでるんだもん~(笑)
ユニット立ち上げまでの経過は、公演パンフにも書かれてます。

演劇雑誌「えんぶ」のお二人のインタビューも読みましたけど、
ケラさんは、緒川さんをすっごく頼ってはるんですね!

今回の公演パンフで、ケラさんと「大人計画」の松尾スズキさんとの対談が載ってるんやけど、その中で、松尾さんが「えんぶ」を読んでぶっ飛んだって、言うてました。

「書いてる途中の台本、『この続きどうなると思う?』って、そんなこと、嫁に聞く?」 

関西のローカルFMで話されてたけど、今回に限らず、キャストの名前は、ほとんど、たまきさんが名付けてるそうですよ。
マーガレットも、ハットンも、ヤングも!

「ベイジル・・」のキャストでもある植本純米さんがMCをしてるラジオ番組「劇ナビ」。
6月中旬に、2週続けてケラさんがゲストに出演されました。(リモートですが)
2週目には、緒川たまきさんも登場して、今回の作品のお話をされてました。
録音しているのですが、今、もう一度聞くと、なんかムネアツです。

印象的なところを、書いておきますね。

今年の4月上演予定で中止になった『桜の園』について。
3月、粛々と稽古をして4月初めに小屋入り、ゲネプロを前にして、演出のケラさんとプロデューサーさんがキャストに囲まれて、「どうするんですか~」と、詰め寄られた話・・・その後、中止が決まって、
キャストにはそれ以来会ってないんですって。
大竹しのぶさんとは電話で話したとおっしゃってましたけど。
この作品、稽古も良かっただけに、中止は本当に辛かったようです。

次に演出する予定だった『欲望のみ』は、顔合わせもできてなかったと。
キャスティングしたけど会ってないという俳優さんもいたので、せめてリモートでもいいから顔合わせをしようということになったそうです。

「うわぁ~、泣きそう」って、純米さん。

携帯も持ってないパソコンもできない主演の古田新太さんと事務所に行って、そこを中心にして、皆さんとリモートで顔合わせ。
「慣れてない人が多かったから、面白かったけどね」と、ケラさん。
心の傷は、『桜の園』ほどではなかったらしい。

2週目、たまきさんが登場して、『ベイジルタウンの女神』の舞台について。

6月中旬の放送なので、まだ稽古も始まってないし、脚本もできてない時期ですね。
(ケラさんは、脚本が遅いらしいですから~)

「今回、キャストが豪華ですね~」(純米さん)

「豪華さは別に狙ってはない。聖子ちゃんは良く知ってるのに一緒に(舞台を)したことなかったし、
仲村トオルくんは定期的にやりたいなと思ってたし」(ケラさん)

「後の人はケラさんの嗅覚で選んだのかな」(たまきさん)

「(舞台をするという)発表後に、ツイッターに書いてくれてた人がいたんだけど、舞台に対する真剣さ、真摯さ、舞台という活動を大切にしてくれる人だけを選んだ。
大切の仕方は人それぞれだけど、一緒にしてきた人のことはわかるしね。初めての人は、(たまきさんの言うように)嗅覚で選んだことになるかな。オーディションで選んだ子もいる」(ケラさん)

・・・・洸平くんは、嗅覚で選ばれたんやね!

「(こんな時に)よくぞ受けてくだいました。脚本を用意してのスタートじゃないのに」(たまきさん)

「今回、仲村トオルくんからメールをもらって。
メールの件名が、ケムリ研究員の仲村トオルですって、そこから泣かせるよね。
(こんな状況だから)この公演もどうなるかわからないし、借りている稽古場も、いつか閉まってしまうこともあるかもしれないけど、河原でも、公園でもいいから稽古して、テントでも、野外でもいいから、
大きな声を出すから、公演をうちたい、って。
最後に、ボクはケムリとノロシをあげます、って、オチまでつけてくれて。泣かせるよね~」(ケラさん)

そんなことがあったんですね。
仲村トオルさん、ほんと、素敵な俳優さんです。
舞台でもカッコよかったです。衣装は汚かったけど(苦笑)

「やりたいよね」 (純米さん)

「ほんと、やりたいよね」 (ケラさんとたまきさん)

「稽古をしていくことで、今想像しているものと違うナマモノが生まれるかもしれない。
たとえば、お客さんが半分になったら、興業的にどうかな。製作費もかかるよね。
ボクの舞台は、ステージング、音楽、映像と合わせて舞台を作ってるし、そのスタイルは変えられないから、金銭的にも、手間ひまも、かけることにもなるし。
できなくなることがあるかもしれないけど、ネガティブに考えるんじゃなくて、ポジティブにやろうと思ってる」(ケラさん)

「思い通りにいかないこともあるだろうけど、じゃぁ、どんな方法があるか、
すぐに切り替えていく、たくましく乗り越えるアイデアを持とうって」 (たまきさん)

「(ボクたちで)コントロールできないからねぇ。初日、泣いちゃうんじゃない~」(ケラさん)

「もう、今から泣いちゃう」(純米さん)

「いい思い出にしたいね」 (ケラさん)

6月に、こういう話をされてたんです~
もう、ほんとに泣きそう~

だから、ほんとに、すべての公演が無事に上演できたことって、すごいことなんやね。



ステキなキャストの方々でした。

純米さんのラジオ「劇ナビ」では、9月の初めに、今回の舞台のキャストでもある、元劇団猫ホテルの菅原永二さんと、劇団MONOの、尾方宜久さんが出演されました。

『ベイジルタウンの女神』について話している部分は、ツイッターでもちょこっと紹介したのですが、改めて書いておきます。
(こちらも録音してるんで、聴き直してみました)

純米さんは、ケラさんんとは長いお付き合いの役者さんですが、菅原さんは、ケラさんの舞台は初めてだそうです。尾方さんは、「キネマと恋人」でご一緒したのだとか。

菅原さんは・・・自粛前、吉岡里帆ちゃんと一緒だった舞台が、北九州公演の時に、場当たりの後、1ステージのみで中止になったとおっしゃってましたね。
今回、九州公演で千穐楽を迎えられたので、きっとうれしかったでしょうね。

純米さん曰く、ケラさんは稽古すすめながら脚本を書く人なので、(稽古中の)菅原さんの面白さの影響を受けてる感じがすると。
最初の方と比べてどんどん面白いキャラになっているとか~
(チャックはそうやって、できたキャラなんですね!)

菅原さんは山内圭哉さんとは最近共演が多いようですね。
ちなみに純米さんは山内さんのことを「た~くん」と呼んでるようです~(笑)

尾方さんは、「シネマの恋人」からケラさんの舞台は二度目。

共演者の方々についても楽しいトーク。
可愛くてキレイでまさに天上界の?「女神」な緒川さん。
平成でも令和でもない、昭和の人、昔の女優さんのオーラがあると。
純米さんが、「ケラっぴー(純米さんはこう呼ぶ)がたまきさんを演出するときに、『ここはお得意の昭和で』って言ったときがあって、面白かったわね~」

フランクでカッコいい仲村トオルさん。稽古場ではニコニコしているんだとか。
映像のイメージが強いけど、舞台がとてもお好きな方のようです。

たくましくなったという水野美紀さん。
稽古場での居方がフラット、迷いがない、肝が据わってると。
(僕らはグラグラなのにって、菅原さん)

山内圭哉さんについて、
「年々たくましくなってるね」と純米さん。
「演劇の面白さを出して来られる人」(尾方さん どういうこと?と突っ込まれる)
「台本通りなのに、役に沿ってるんだけど、予想していないところからくるみたいな」
尾方さんの言葉に、菅原さんがうなづきながら
「役にみんな近づいていこうとするけど、圭哉さんは自分に役を寄せつつ、バッと見ると圭哉さんだと思うときがあるし、あ、役だと思ったり、そこを狙ってらっしゃるし、役を演じすぎるというのも違う」

なんとなくわかるような気がしますね。

吉岡里帆ちゃんについて。
「本当に良い子。気遣いもできるし、礼儀もしっかりしてる」(菅原さん)
「自分の中で芝居にウソがない、無理がないって感じ」(純米さん)
「役としてだけでなく、今回の舞台は転換を役者がするんだけど、
わからないときは人に聞いて一生懸命で、熱心な姿をちょこちょこ見かけますね」(尾方さん)
「お客さんからは見えないけど、あの大きなものを吉岡里帆がはこんでるってね~」(純米さん)

三人ともが初共演という 松下洸平くん について。
尾方さんと純米さんは、初共演でも事務所は同じ。
菅原さんはほんとに初めましてだそうです。
「年齢聞いて、あ~そうなんだって」(菅原さん)
「そう、けして若くはないの」(純米さん)
「初めてのお芝居もずいぶん前で」(菅原さん)
「こまつ座の『木の上の軍隊』とか『母と暮らせば』とかね」(純米さん)
「ちょっとなんかやっぱり、いろんな修羅場をくぐって来てるなと」(菅原さん)

「骨太な感じがするよね、若いけど。朝ドラでブレイクして。ツイッターの洸平ファンの反応を見てると、洸平が出てるからお芝居なんか一度も観たことないけど行ってみようってって人がいっぱいいるのよ。その人たちが、お芝居を見るマナーとかわからないからちゃんと勉強していこうって、書いてて。
そういう(洸平ファンの)人たちを引っ張ってきてくれるのはうれしいなと思って。
洸平が稽古してる姿も、ケラさんとは初めてなんだけど、食らいつき方もいいよね。若いっていいじゃん、どんどん行けって思う」(純米さん)
「そうですね。自分で考えて閉じこもっていつの間にか帰ってるっていうのはやめたいです(笑)」
(菅原さん、ご自分のことですか~? 苦笑)

純米さん、ツイッターをよく見てはりますよね。
キャストの名前を間違った人がいたら、さりげなく注意してたり。

里帆ちゃんと洸平くんの若者チームについて。
「いい雰囲気ですよね」(尾方さん)
「二人のシーンとかもね、なんかキュンキュンしちゃう(笑)」(純米さん)
「オジサンたちが~(笑)」(尾方さん)
「オジサン、オバサンたちが、稽古見ててニコニコしちゃう(笑)」(純米さん)
「もっとマトっていいよ~って」(菅原さん)3人とも大爆笑

もう~、オジサンたち!

温水さんについて。
「あの見てくれと独特の雰囲気にみんな目がいきがちだけど、実は芝居が超うまくて、それを感じさせないところがずるい。ああなりたい」(純米さん)
「的確、無理も無駄もない。愛らしい。ああいうペットがいたら(笑)」(菅原さん)

犬山イヌコさんについて。(純米さんは「わんわん」と呼んでるらしい 笑)
「いろんな役を演じ分けるところとか。(温水さんとの)お二人のシーンとかずっと見ていたい」(菅原さん)
「上手い。滋味あふれる感じ。今回は(劇団)ナイロン100°を代表している感があるから。
カラーとか、トーンとか、間合いとか、正解なのかなというのを示してくれている感じがある」(純米さん)
「勉強になりますね。この1行でこんなに広がるんだ、みたいな」(菅原さん)
「ケラさんの世界観を理解してるから的確。イヌちゃんについていけば間違いない」(純米さん)

高田聖子さんについて。
聖子さんは、劇団☆新感線の看板女優ですが、ケラさんの舞台は初めて。
「聖子さんも役が何個かあるけど、見た目は違わないのに、違う役だってわかるのがすごい。
長いセリフを、あんだけ流暢に、お客さんに過不足なく伝えられる。それをいとも簡単にやってのけるのがすごい」(尾方さん)
「緒川さんが神様みたいって言ったけど、聖子さんも神々しさが垣間見えてて、宗教が違う神様というか(笑)二人が話してるとどっちの言い分もわかるぞ、みたいな(笑)」(菅原さん) 

ちなみに、尾方さん、菅原さんは40代半ば、純米さんは50過ぎ。
純米さんが言うてました。

「今回、台詞で、”50歳”というワードが出てくるんだけど、あれは、50歳批判みたいで、グサッと来るんだよね。50過ぎるとね、もう、カラダが年齢を感じるからねえ~」

あそこですね。
あれは、観ている客席の私たちにも、グッサグサ、来てますよ!(苦笑)

ラジオでは、いろいろな話を聞くことができて、舞台が本当に楽しみになりました。
菅原さんは、本当に面白かったし、尾方さんは声もやけど、可愛いかったしね。

ということで、長々とした、前置きでした~~

ベイジルタウンの女神、感想は、→ こちら



長岡米百俵フェス2日目 生配信

2020-10-12 22:36:29 | 音楽ライブ
ちょこっと、締め切りと戦ってました。
無事入稿~~、校正終了~~~、ほっ!

舞台、「ベイジルタウンの女神」も北九州の大千穐楽を終えて、無事に完走。
なので、ネタバレを含め書きかけてる感想をアップしたいのですが、その前に!
11日に行われた、「長岡米百俵フェスティバル2020」、2日目、のことを少し。

何でって??

ライブ配信があったので、見ていたからです~~

何で、って~??

そう、マイブームになってる?松下洸平くんが、ナマで歌うからです~~(笑)

10日の夜、「ベイジルタウンの女神」の大千穐楽公演を終えてから弾丸で新潟に移動。
11日のお昼に、長岡のステージで歌ってるって、すごくない? 
・・・早朝に福岡から飛行機で新潟まで行ったようですね。
(直通便が飛んでるのね!・・・出演を聞いたときに思わず調べましたわ~ ヒマか! 苦笑)

アーティストが多く出演する長時間のライブ、アーカイブもあるというので配信のチケットを購入。
コロナ禍のこともあって、入場できるのは新潟県民だけになったからのようですが、配信は初めてです。
・・・ひょっとしたら、来年からも配信はあるんかもね。

2018年から始まったフェスですが、意図するところがユニーク、というか、
西川くんがイナズマで滋賀を盛り上げようというのと、同じような取り組みですね。
プロデュースしているのが、ノブオさんや松下洸平くんの所属事務所、CUBEの社長。

社長はこの長岡出身で、ご自分のできることで地域を盛り上げようと企画されたようです。
初回の2018年は事務所所属の、藤木直人さんらがライブに出演されました。
今年もCUBEのアーティストが出演してますが、その一人として、洸平くんも参加したんですね。

米フェス、正式名は、「長岡米百俵フェス」 → こちら
長岡が米どころだからというのではなくて、「米百俵の精神」をベースにしたのだとか。

明治維新の折、焦土と化した長岡藩に米百俵が届けられました。
長岡藩士小林虎三郎は「米を食せば数日でなくなる。米を売り未来のために学校を建てよう」と、
米を売って得た資金で国漢学校を創るなど、教育、人材育成にあて、
町に産業(商工業)の 振興と実業教育を大切にする思想を生みました。
米フェスは未来の担い手である子どもたちと子どもたちを取りまく大人たちの、
「未来に繋ぎたい」モノ・コト・想いがこのフェスでつながり、未来の力となることを目指します。
次の時代を創ること、それを繋げていくこと。そこには小林虎三郎の「米百俵の精神」があります。
〈米フェスの公式サイトより〉

会場はスキー場があるという東山ファミリーランド。
サブタイトルに、「~花火と食と音楽と~」、とあるように、イートコーナーもあり、
(コロナ感染予防対策で、QRコードで読み取って、そこから予約して購入するシステムらしい)
音楽ライブのほかに、夜は長岡名物の花火も打ちあげられます。
・・・今年は、大勢の人が集まる長岡の花火大会は開催されなかったらしい。

コロナ禍の中のフェスなので、かなりいろいろな制約の中で開催されましたね。
いろいろ検討されたようですが、昨年が台風で中止になったこともあって、
万全の態勢でしっかり感染予防しながら開催しようと。
入場の時の検温はもちろんのこと、ライブ会場のスタンディングはマスクにフェイスガード、
ソーシャルディスタンスで立ち、歓声はあげすに、拍手と手振りのみで応援する。
スタッフも同じ。ほんとに、そうされてましたね~~

前置きが長くなったけど~?
洸平くんが、北九州から弾丸移動してまで臨んだ11日の音楽ライブ。
これに、さだまさしさん、南こうせつさん、トリに小林幸子さんも登場します。
すごいでしょ。幅が広い! 

きっかけは洸平くんやけど、さださん、こうせつさんが出るのなら見たいですよね!
ラストの打ち上げ花火も楽しみやし! なので生配信チケットを購入したんですよ。
(えっ、言い訳してる?? 笑)

音楽ライブは11時から始まり、洸平くんは3番目で、12時過ぎ。
夜公演を終えてから、小倉→新潟の長岡に、翌日のお昼って、大丈夫なんかと思ったら、
ちゃんと、登場しましたよ~~~!

MC入れて20分、3曲、ハウスバンドをバックに披露してくれました。

しかし、しっかしながら・・・
娘夫婦が、引っ越しに伴う家具や電化製品の買い物に行くからと、
11時からベビーをおいて出かけてしまったんですよ~~
・・・・娘が出かけるなりぐずついて、ジイジがラックをユラユラして寝かしつけてた。
(ジイジ、すごい!  ← もちろん、褒めてます!)

で、11時45分ごろは、ベビーはまだ寝てたんですね・・・
このままやったら、洸平くんが登場するときにちょうど起きるんじゃ・・・
案の定、12時少し前にぐずり始め・・・そう、ミルクの時間です!

・・・かくして私はイヤホンをして、生後3か月の孫を抱いて、パソコンの前に。
ベビーにミルクをやりながら、洸平くんの歌を聴いたのであります。トホホ~

1曲目は、オリジナルの『恋の病』。

♪ 胸がくるしいよ 今、ボクは恋をしてる
 ・・・・
 この病治せるのは、キミなんだよ~

なんて、まさか、ベビーにミルク飲ませながらこの曲を聴くなんてね・・・(苦笑)

白いパーカーに黄色のジャケット。黒いパンツ、スニーカー。
この日は、前日とうって変わって日差しが強く、暑そうでしたね。
(衣装のチョイスを間違ってた?って 自分でもいうてましたが~)

自己紹介を3べんもしつつ(笑)

「ボクはこうやって歌いながらも、俳優業もやらせていただいてまして」
(ちょっと噛みつつも・・・拍手が起こる)
「ありがとうございます。この3月まで、朝ドラ『スカーレット』で八郎という役をやらせていただきまして」
(拍手と、若干声も・・あかんで、声は~)
「ありがとうございます・・・・・先日『MIU404』で加々見という役をやらせてもらいまして」
(拍手、ヒューヒューという声?も あかんて!)

という話から、星野源さんと共演して、星野さんが大好きで、
「源さんのように、芝居も歌もできるアーティストになりたい」と。
なので、源さんの曲をカバー、1つだけだけねと言いながら、
ヒット曲『SUN』を歌いました。

源さんよりも・・・軽やかで、なにより、かわいい(笑)
ほんまに、33歳か~?(笑)

『恋の病』も『SUN』も、ステージを前後左右に、飛んだり跳ねたり。
気持ちよさそうに、お客さんを見ながら、楽しそうに歌ってましたね~

社長に言われてフェスに参加したのではなく、本当に出たかったんやな~と思いました。
スケジュールきつきつやけど、ここへ来たかったんよね。
なんというても、「スカーレット」後に予定していたライブがコロナで中止になったし。
ここから、音楽活動を再開って感じかもね。

そもそも洸平くんはシンガーソングライターでデビューしたんです。
ま、鳴かず飛ばずで(汗)、ミュージカルのオーディションに受かって舞台デビューしたんですよ。
それをきっかけに、今の事務所に移籍して本格的に役者になった人なんです。

なので、デビューしたころは、ストリートライブとか、野外で歌ったこともあるそうで、
お客さんが一人とか二人なんていうのを経験してきたって。
この日のようにお客さんがいっぱいいる前で歌えることに、
「幸せですね~」としみじみ言うてましたね~

ラストの曲が〈というか、3曲なのね~)オリジナル曲の『握手』

「10年後、20年後の自分はどうなってるだろう、
 未来の自分へ手紙を書いた、そんな曲です」

さすがに、飛んだり跳ねたり動いたりせず、しっとり歌ってくれました。

なんか、こういうライブを夢見てたんやろうな~と思えるから、泣きそうになります。
私ごときが、ですけど~~ ファンの多くが同じ気持ちになったんやないかな。

役者になることは全く考えていなかったようやけど、
最初のミュージカルのオーディションも5000人の中から選ばれたようやし、
やはり、持ってる人なんやな~と、しみじみ~

なんと言うても、『母と暮せば』「スリルミー」でいくつもの賞を受賞。演技力は折り紙付きです。
絵でも、音楽でも、歌でも、芝居でも、とにかく、「表現すること」が好きなんでしょうね。

そして、いつも、謙虚やし ← そこ! そこが、オバサンたちの応援ポイント!(笑)


さて、洸平くんの話はこのくらいにして(笑)
リアルタイムでしっかり見たのは、南こうせつさんです。
その前の、さださんは(孫のミルクタイムやったので)途中から。
なので、このお二人も、しっかりアーカイブで見直しましたよ!!

もう、ほんとにオジサンたちは面白い。

さださんは、今年の2月に、びわ湖ホールでのコンサートでたっぷり聴かせてもらったけど
(歌も、やけど、トークもね!)
米フェスでも、ちょっと早口ながら?お話されてました。

「トーク担当」と言われながらも「時間は守ってください」って、どっちやねんていうてましたよ(笑)
笑わせることにかけては、ホント、芸人以上ですからね~

コロナの話から、思うようにコンサートができなかったという話。
先月19日から、古典芸能と演劇は大丈夫って、自粛が解除になったんだけど、
さて、ボク(さださん)はどこになるんでしょう~って(笑)

今日は静かに行きますよ。盛り上がろうなんて思っても、無駄な抵抗だよ。
期待してるかも知らないけど、オジサンは盛り上がらない静かな曲ばっかりやりますから、って!
(曲は静かでも、トークは炸裂しますからね~)

セットリスト(曲目よりも、トークのセットリストが欲しいくらいですが~)

精霊流し(場を凍らせる効果抜群の曲って、なんという紹介 笑)
案山子(7曲選んだのに5曲になってしまったと言いながら歌い始める 笑)
北の国から(こうせつさんの雨男ぶりをさんざんネタにして~ 一部『川の流れのように』つきで 笑)
動物愛護協会のにゃんぱく宣言(コロナ禍でテレビを見てたけど、そのテレビのおかげでヒット曲ができました、と)
関白宣言(CMのコンペに出すデモテープを渡したら、それが通ってそのままつかわれたという話から)

コロナに対する不安、どういうことが一番感染するのか、まず、手先をしっかり消毒して。
福祉崩壊が心配だから、さださんがやってる「風に立つライオン基金財団」では、
医療従事者を福祉施設などへ派遣して、勉強会を開いてるという話をしてましたね。

続いて、南こうせつさんの登場です。
こうせつさんは、2年ぶりに聞きますね。地元の市民ホールのコンサート以来です。

さださんが、さんざん雨男と揶揄してましたけど、昨年、このフェスに出る予定やったのに、
台風のために中止になって、「責任を感じておりました」やって!(笑)
今年はリベンジと思ってたら、今年も台風が来るという~~
でも、Uターンするかのようにそれたのて、これで、「(さだ)まさしに誇れます!」と宣言(笑)

最初の曲は、あれね。

「あの貧しい曲です。バイオリンと言えば、今日はまさしがいます!」

ということで、さださんがバイオリンを持って登場。(会場拍手)
さんざん、二人で当時の思い出話とかをしゃべって、こうせつさんが、

「じゃぁ、石けんがカタカタ鳴ったというあの曲をやろうか」と、ギターでイントロを・・・

えっ、そのイントロは~?

こうせつさんを一瞥してさださんが、「精霊流し」を奏ではじめて・・・

「さっきやりましたから! やめてください。誘うの。もう、自分の曲をしてください」 

さださんの言葉に、会場、爆笑。パソコン前で私も爆笑!
わかってて乗っかっていく、さださん! 

そして、やっと始まるのかと思ったら、こうせつさんが前説をするする~~

「早く歌って! いいから! みんな待ってるんだから」とさださん。会場爆笑、私も爆笑。

オジサンたちはなかなか始めない~~

やっと、イントロのあのバイオリンが流れたと思ったら・・・

「ちょっと、待って、待って」 とこうせつさん。

またかいな、とみんなが思いきや、こうせつさんが、

「楽屋で知り合った、wacciの橋口さん、彼にコーラスしてもらうわ」というんですよ。

さださんも、「それはいいね。世代を超えて、同じミュージシャンだからね~」

こうせつさん「僕の若いころに似てると言われてる橋口さん~~」 

ここで、CUBE所属のバンド、wacciのボーカルの橋口くんが登場。

・・・そういや、ほんまに、眼鏡をかけてひ弱そうな橋口くんはこうせつさん似・・(苦笑)

さださんが橋口くんに言います。

「こうせつさんはキミのことを呼ぶのを忘れてたんだと思うよ」

もう、ほんとに、なかなかん始まらないんですよ、最初の曲が~~~

セットリスト(トークが主でしょ?)

神田川(橋口くんに「口パクでもいいよ」といいつつ・・・)
妹よ(かぐや姫の頃に歌った歌で、やはり貧しい歌だと)
マキシーのために(神田川の詞を書いた喜多条さんとの出会いの話、彼に最初にもらった詞ですって)
満天の星(星の下で、手をキラキラして~と誘ってました。糖尿が治る歌だって?)

♪ 一人ぼっちのキミに降るのは 満天の星~~

思わず、パソコンの前で手をたたき、手を振り、キラキラしましたよ~ (糖尿はないけど)

イヤホンで聞きながらなので、リビングの向こうの方でダンナが「は?」という顔をしてる、よね?(笑)

昨日、東京日比谷の野外でコンサートをするつもりだったという、こうせつさん、
台風で中止になったらしいですが(やっぱり~?? 苦笑)

「歌ってて幸せを感じる」「みんなと時を共有することが幸せだなぁ」としみじみ。

・・・演劇をする人が芝居をやりたいのと同じ気持ちなんやろうな。
歌を歌う人にとっては、お客さんお前で歌うことが、幸せなんですよね!
洸平くんも「幸せ」って言うてましたねぇ~

そして、こうせつさんが、花火の口マネ、ひゅー ポン、ポン~~~ 上手い!(笑)

小林幸子さんが大ラスで、(夕飯の支度してたのでちらっとしか聞けず)
最後は全員がステージに上がって、米フェスの歌「かがやき」を合唱。

おっ、洸平くんも、よばれてステージに!
まだ、そこにいたんやね。
忙しそうやから、もう、ラーメン食べて帰京したのかと思った~~!
白パーカーを米フェスTシャツに着替えてましたね。(暑いもんね)

ちなみに、全体の進行は、CUBE所属の、UKさんとファーストサマー・ウィカちゃん。
関西ではよく知られてるUKさん=くっすんと、売れっ子のウィカちゃんは、ともに関西人。
なので、関西風味なMCでしたね。(なんかうれしい)

ハウスバンドも豪華でしたね。
この音楽ライブのキュレーターであり、キーボードを担当する本間昭光さん。
関ジャムで知ったお方ですが、関ジャニ∞のライブの音楽だけやなく、ミュージカルの音楽を担当したり、
CUBEの音楽劇でも音楽を担当してて、洸平くんとも深いお付き合いの方ですね。

米フェス、なんか、楽しかったな。

最後の最後は、長岡の花火でフィナーレ。
10日の夜も花火が打ち上げられたそうですけど、さらに?豪華に!

来年はどなたが出演するのかな。
長岡まではとうていいけないけど、生配信はうれしいから、来年もぜひに!

アーティストさんの演奏や歌ってるところのみ撮影禁止で、
花火は、動画でぜひ撮ってSNSにあげてね、って、くっすんが言うてました。
ハッシュタグ、米フェス、コメフェス、を付けて。
なので、いろんな方が花火の動画を上げてますね~

この日のレポートがSPICEさんからアップされてます。→ こちら

長々と、失礼しました。
もちろん、他の方の歌も全部ではないけど、聴いてましたよ。

舞台も良いけど、音楽も、いいなぁ。


あ、「ベイジルタウンの女神」の感想、書かなくては・・・


月に願いを~

2020-10-08 23:32:52 | いやしん坊バンザイ!
台風の影響か、今日は朝から雨。
ほんで、すっごく寒い・・・11月の気温??? そうなん??

ついこの間、中秋の名月やったのに??



これは、十五夜ではなく十六夜。でも満月なんですって。



お月様の近くにオレンジ色似光ってるのは、火星らしい。
iphoneで月を撮る方法で写してみたけど、上手く撮れませんねぇ。
(アプリがあるらしいので、また挑戦してみよう・・)
一眼レフのミラーレスも上手く撮れへんので、(レンズを替えないとあかんらしい)



なので、お豆腐と団子粉でお団子を作り、



お彼岸の残りのあんこを塗りたくって(このへんがセンスないねん~)



小芋を煮っころがしました。

ま、誰も、何も言いませんけどね、家族は。

それはさておき、先日観た舞台の話ですね。
ケラリーノ・サンドロビッチさん脚本・演出『ベイジルタウンの女神』、
いよいよこの週末、最終地の九州公演を迎えるんですよ。

日本を代表する劇作家のケラさん。
今年は4本の作品を上演する予定やったそうです。
大竹しのぶさんご出演の『桜の園』、稽古もできてゲネプロ(最終リハーサル)の前に中止。
古田新太さん出演のナンセンスもの『欲望のみ』は、構想のみで中止。

3作目が『ベイジルタウンの女神』。
幸運にも兵庫、北九州と、地方公演までできたけど、客席は半分。
そして、この冬に上演予定だったのが、ご自分の劇団「ナイロン100℃」の舞台。
今日中止の発表があったんですね。
小さな劇場でやろうとしていたようですが、どこをどうしても無理、となったようです。

この状況、来年、解消されるんでしょうかね・・・(汗)

ちなみに、ケラさんの舞台を初めて見たのは15年ほど前の『噂の男』でした。
大阪梅田にある劇場、ドラマシティで。
原作は、福田三郎さんで、ケラさんの潤色・演出でした。
出演が、今をときめく?堺雅人さん、MIUにも出演していた橋本じゅんさん、
おなじみの八嶋智人さんと、橋本さとしさん。
そして、ベイジルにもご出演の山内圭哉さん。

もう、ほんとに、キャスティングがすごいですよね!
今、映像でも売れてる人達ばかりですから。
いや~な男たちのお話でしたけど、面白かったです!

次に観たのが、古田さん主演のナンセンスもの『犯さん哉』でしたね。
ノブオさんも出演するので、同じくドラマシティに観に行ったのですけど。
内容は…ナンセンスものなので、ストーリーはよく分からんけど可笑しかった(苦笑)
大阪千穐楽は、カーテンコールが7回でしたよ~!!
大阪のお客さんは欲しがりとはいえ、やりすぎちゃいますのん??
もう、拍手しすぎて、手が痛くなりました。

2回目のカーテンコールで、セットのスクリーンに文字が!

「とっとと帰ってください」

観客がどっと沸き、また拍手が鳴りやまず・・
なので、犬山イヌコさんが登場してきて、
(イヌコさんは、ポケモンの声もされてるんですが、かわいい方なんです)

「皆さん、さっさと帰ってください」

あの声で。喜んだ客席のお客さんがまたまた拍手、またまた鳴りやまないので今度は、
着替え途中の(下着姿?)大倉孝二さんが登場。

「あのさ、もう、帰ってくんない~?」

もちろん会場は喜んで、またまた拍手が鳴りやまず・・・
古田さんはじめ、キャスト全員出て来て、ケラさんまで登場して、全員でお辞儀。
またまた、客席が喜んで拍手・・・

古田さんらキャストから言葉が発せられることはなかったけど、
全部で7回も、出て来てくれました。
大阪公演、もう、こりごりやったんちゃうやろかと(苦笑)

他に観た作品では、ナイロン100℃の『百年の秘密』、初演と再演。
ミュージカル俳優の井上芳雄さんが歌なしの舞台に挑んだ『陥没』。
アメリカ映画の作品を舞台化した『8月の家族たち』、とかですね。

ケラさんの舞台の特徴は、オープニングのステージング。
『犯さん哉』の頃から面白いなと思ってたけど、
『百年の秘密』の初演の時、さらにおしゃれになっていて、
疊1帖ぐらいああるパネルをキャストが1枚ずつ運んで、そこに、
映像、いわゆるプロジェクションマッピングで、キャストの名前とかが映し出されるんですね。
あと、舞台セットに映像でドアが映し出されて、そのドアが開くと、
本当に、セットの中から俳優さんが出てきたりして~~
(今回も、そういうシーンがありましたね!!)

そして場面の転換にセットを動かすのが役者さん自ら、だったり、
プロジェクションマッピングを駆使して、舞台セットを、あるときは室内、
あるときは室外、同じセットなのに、うまく使い分けて、すごいな~って思いましたね。

オープニングのステージングは、振り付けの方が考えて作らはるんやけど、
今回は、音楽と、映像と、アニメを制作した人も入れて、すごい人が集まったようですよ。

自粛もあって、集まれたのかもわからへんけど、ケラさん曰く、
いつもこのメンバーでできるとは限らないですよ、って。

今回、松下洸平くんは初めてケラさんの舞台に出演したんやけど、
俳優になってから10年、ほとんどの作品を観てるようです。
(同じ事務所やしね、ケラさんと。出演してるキャストも同じ事務所の人が多いし)

洸平くん曰く、

「ケラさんの舞台は、新しいことを取り入れてるけど、どこかノスタルジーを感じる」

ほんとに、言い当ててるな~と思います。

あ、前置きが長くなってしまった・・・

なので、舞台の感想は、次回に。
北九州公演も明日、明後日。
台風の影響は回避できそうやけど・・・
洸平くんは、11日に新潟でフェスに参加するんですね。
10日の、夜公演を終えてから、どうやって移動するんでしょうね。
翌日のお昼には、フェスで歌ってるんですよ~~

東京経由かな。
台風の影響、受けへんかしらねぇ。

皆さん、どうかご無事で。



おばんざいランチ

2020-10-05 23:04:10 | いやしん坊バンザイ!
ちょっと…締め切りと戦ってます~
毎月この時期、焦ってますけど、仕事があるだけでありがたいです。

先週、西宮まで観劇に行ってたのですが、それは、次回にでも。

その前に、近江八幡のことをもう少し。

振替で休みを取った長女に誘われて、近江八幡芸術祭「ちかくのまち」に行った日のことね。

お昼頃に行ったのでランチをしようと。
いつもの「初雪食堂」を目指したら、水曜日は休み!
なので、私は行ったことないんやけど、娘はちょくちょく行ってるという、三松さんへ。



近江八幡の街中にある町家ですが、そもそもはお総菜屋さん。
コロナ禍の前は、量り売りをしてたようですが、今はパックに詰めて販売。
その、店の間の奥にある和室で、ランチを提供してくれてるんですね。



格子窓のところは、カウンター席になってます。



そして、続き間になっている和室には、仏間もあって、いろいろたくさんのお供えがありました。



仏間まで撮れてないけど。

娘と、カウンター席に座ろうとしたら(座布団に座るのはしんどいしね)
後ろの椅子席に座っていたご婦人が二人、先に食事をされてたんやけど、
(写真委は写ってませんが)

「あれっ、〇〇さん~?」

え~っ??

だれ?っと思って振り向いたら、なんと、笛吹の知り合いやないですか~
(グループは違うけど、めっちゃ古くからの知り合い!)
こんな出先で会うなんて。まぁ、よし笛の地元と言えば地元やけどね。

娘を紹介したり、もろもろ近況を話し合ったり。
お互いに、コロナで大変やで~みたいな話で。

娘は、相変わらずの、母の顔の広さにあきれつつ・・・



さて運ばれてきた「おばんざいランチ」1300円。
本日のメインは、豚の角煮、のようです。



うわ~~やわらかい~~~ ビール飲みたい~(笑)

笛吹のおばさま方は、スパイシーカレーをいただいたのだとか。
すっごくおいしかったって。確か、同じ値段かと。
また、来た時にいただこうっと。

ここでお昼ごはんをいただいてから、アートめぐりをしたのでした!!




近江八幡芸術祭 開催中

2020-10-03 16:22:30 | 湖国日記
朝夕が涼しくなってきましたね。
あの暑さはなんやったんやろう、って思うくらい、一気に秋って感じです。

先週、長女に誘われて、近江八幡まで行ってきました。
(半分、アッシーね。そのあと、買い物に付き合わされたので(苦笑)



ボーダレスエリア 近江八幡芸術祭「ちかくのまち」を観てきました。
コンセプトは・・・
近江八幡という“町”を舞台に、アーティストやサポーター、地域の方々などが参加し、みんなで作る芸術祭です。私たちの“知覚”を刺激してくれるアートや出来事との出会いが待っています。決して遠くなく、あなたの知覚にある――
(パンフより)

アールブリュット作品を展示している、ミュージアムNO-MA。
近江八幡の古民家を改装した小さな美術館ですが、
そこと、向かい側にある古民家、奥村家住宅、そして、コロナの時期ゆえに、
戸外の展示ということで、西の湖にある、B&G海洋センターの「よしの池」の三か所が会場です。

お手製のイヤホンガイドがあるからと、NO-MAでお借りしたら・・・



30㎝ぐらいの、「美保さん」に仕込まれているらしい。
(出展している作家さんが描くキャラクターが美保さん~)

足にセンサーがあって、ポイントに合わせると音声が聞こえるようになってます。



まずは奥村家から。
さくっと。







手元に資料がなくて・・説明でけへんけど(汗)
写真も、あまりちゃんと撮ってなかったなぁ・・・



これは「ぱったり床几」。
この企画に合わせて、ぱったり床几プロジェクトがつくられ(去年から作られたとか?)
企画に賛同した商店などに置かせてもらって、街を盛り上げようというものです。
ぱったり床几は、かつての近江八幡の家先に置かれていた、折りたためる(ぱったり)長椅子。
バッタん床几って言うんじゃ、なかったかな。
大津の町家や、京都にもああったよね。

ここから車で安土の西の湖へ。

海洋センターの前に、琵琶湖の内湖の一つ、西の湖が広がります。
建物の前にあったのが・・・カカシ。



遠くに見える「人たち」も、カカシなんですよ。



この人も。



釣りをしてるらしいこの人も。



草引きをしてるらしい、この人も、作り物~



こういう衣装は、きっと誰かが着てたんでしょうね。

向かい側にある水路、よしの池には・・・







湿地帯に、いろいろなオブジェ。
ここに展示するだけでたいへんやろうね・・・

そして、これ。



欲見ると、上向きの顔、なんですよ。



スチールとネットで作られているようです。



頭ん上の方から見た感じ。



これは、ゴリラ、ですかね?

そういえば、昨年は、この作家さんが、ブルーシートの大きな「手」を作ってはったような。

NO-MAに戻ってきて、展示を見学。



映像を使って作品が展示されています。



鉛筆書きした絵に合わせて、プロジェクションマッピングで、
絵に描かれている風景が写真のように、夜から朝、昼、また夜と、変化していきます。
なんか、ずごいね~


ユニークな作品を、ユニークな演出で展示。
ボーダレスエリアで、アートに出会う、ほんと、毎回思いますが、ユニークですね。

11月23日まで、展示しています。
入館料は、NO-MAと奥村家のみ有料(600円)
西の湖、よしの池は無料です。

相変わらず、海洋センターとか、地図を見ることもなく走っていくので、娘がビックリ。

「どこでもよう知ってるなぁ」

ヨシ原を追いかけて、けっこう西の湖は行ってますもんね。
西の湖は、ヨシ狩り、ヨシ焼き、メッカの場所やから。