おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

福を呼ぶ招き猫

2016-12-29 18:41:05 | 日々のつれづれ
火曜日が某事務所の仕事納めやったけど、
昨日も今日も、怒濤の忙しさ・・・主婦ってたいへん(苦笑)
まぁ、いつものことですけどね!

年末の忙しい時ですが、どうしても見たくて、
先日、京都高島屋まで行ってきました~



招き猫展です。
知り合いの、紙のモノつくり作家、松風(しょうふう)直美さん、
通称NAOさんが、実演をしてるというのもですが、
歴代の招き猫を一堂に集めるって、
近場では、なかなかないので、ぜひにと。

由来は諸説あるようやけど、
江戸時代の今戸焼で焼かれたものがルーツとか。

今戸焼は、東京の今戸や橋場とその周辺(浅草の東北)で
焼かれていた焼き物で、そこで作られた土人形に、
招き猫の発祥である丸〆猫(まるしめのねこ)を産出したとか。
横座りで頭を正面向きにして招くポーズの猫です。

何点か、展示されていました。
当時に作られたものはあまり残っていないようです。

他に、豪徳寺も招き猫の発祥と言われてます。
これは、江戸時代に彦根藩第二代藩主・井伊直孝が、
鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかり、
この寺の飼い猫に門前で手招きされて寺に立ち寄ったため、
雷雨から逃れられ、それを喜んだ直孝が
多額の寄進をして、豪徳寺が盛り返したという。

そうそう、ひこにゃんの、モデル猫の話ね。
後に、境内に招猫堂が建てられ、
猫が片手を挙げている姿をかたどった
招福猫児(まねぎねこ)が作られるようになったとか。

展示されている招き猫の多くは、日本一の生産地、常滑焼で、
よく知られる、ふくよかな姿の招き猫。

瀬戸焼でも作られているようですが、
ゴージャスなのは、やはり、九谷焼。
これでもか~っていうくらい、デコった猫でした。

写真を撮っても良かったようなのですが、
気付いたのは、後の方で・・・



各地で作られている招き猫。



小幡人形もありました~

展示場の先に、福市コーナーがあって、
そこで、招き猫の作家さんたちのコーナーがありました。

NAOさんも、実演されてました~

ほんとに、お久しぶりです!
最近、ヘムスロイド村祭りとかも行かないからね~



早速、切り絵のポストカードに、
コメントを入れてもらいました~



長女に!!
ほんまは、「早く行け!」なんやけどね~(苦笑)



ちっちゃい額入りも買いました。
これは印刷らしくて、割と安価。

わははは、へへへ・・・とにかく、笑ってます(笑)

ちなみに、NAOさんの作品も、展示会場に展示してあって、
ちょっとコワイシリーズの切り絵でした。



切り絵の他に、紙粘土の小さな招き猫人形とか、
紙以外の素材の猫ちゃんとか、いろんなものを作ってはるんですが、
今回は、切り絵がほとんどでしたね。

年末年始は、毎年東京で展示販売されてます。
高島屋の展示が終わったら、その足で東京って。
前項各地を、回ってはるようです。

なかなか近くで展示会というのが少ないし、
NAOさんが居る時にいけなくて。

東京の谷中とか、行ってみたいな~


さてさて、明日は、餅つきしやな・・・

あんこは炊いたし、黒豆も漬けた・・・

お正月準備、しやんと。




さよならじゃ、ないよね?

2016-12-27 23:58:50 | 日々のつれづれ
そんなにファン、ていうほどではないけど、
昨日は5時間、スマスマ最終回SP、録画しましたよ~

娘は、後半からリアルタイムで見るからと、
録画まではしなかったみたい。HDDが満タンやねんて・・・

それでも、先日、これが届いてました。
買ったんやね~



SMAPのラストアルバム。
すごいね~ 初日で92万枚とか。
すぐに、ミリオンになってましたよね。

スマスマ、20年も放送されてたんやね。
最初の頃は、よく見てたような・・

チャンネル権がダンナなんで、
遅い時間から、再生させて見てましたよ。
3年前の、「5人旅」は、リアルタイムに見てたし、
何度見ても楽しいし、中居くんの涙に泣き笑いしたっけ。

ユニバへ行ったところとかカットされてたけど、
あの、中居くんの言葉もカットされてましたね。

BEST FRIENDを歌った後で、香取くんに言うてました。

「オレ、100人でも頑張れる」

「10人掛かってきても、SMAP守れるから」

ここは、カットしたんですね・・・


それにしても、ソフトバンクのCM、
この日のために再編集したらしいけど、
彼ら、あんなにいろいろやってたんやね・・・

ラストの、「お父さん」のセリフに、
涙した人、多いみたいよ~

「さよならじゃ、ないよな?」

お父さん! 


最後に、「世界でひとつだけの花」を歌うって、
オープニングから知ってたけど、
あんなに真っ白なところで、色とりどりの花があって、
その上で、5人が歌ってましたね。
12月1日に収録したらしいけど、
ほんとに最後の共演やったとか・・・

中居くんが、途中から目を真っ赤にして、
歌い終わったら、みんなが礼をして、長く、長く、
白い幕が下りてきて、他のメンバーが顔を上げても、
中居くんはまだうつむいてましたよね。

くるりと後ろ向きになって、涙をふいてました。
あの光景を見て涙したファンも、いっぱいいたやろうね。

そんなにファンというわけでもない私が、
うるうるしてしまったもん・・・

いろんな意見はあるやろうけど、
彼らの幕引きは、あれで良かったと思う。
私ごときが言うのもなんやけど。

ウワサがどこまで本当かはわからへんけど、
わざとらしいコメント?は、1月のスマスマでの謝罪?
あんなんは、もうたくさん・・・

ビートルズは8年で解散したらしい。
才能ある人たちが集まると、長続きは難しいのかな。
そう思うと、25年?もっと? 長いですよね。

今日は仕事納めで、事務所の大掃除やってんけど、
SMAPにさほど興味のない人?ばかりのようで、
昨夜の話が盛り上がらず・・・ちょっと残念~





年末なのに

2016-12-24 10:44:35 | 舞台・映画・ドラマ
仕事で、某社の年賀状を描き終わったのに、
自分の年賀状は、まだ描き終わらない・・・
お天気が悪かったり、休みがなかったりで、
家の周囲の掃除もまだできてない。

年末なのに、相変わらずの日々です。

そんなわが家のせわしなさよりも、
昨日は、糸魚川で150軒が焼けてしまうという大火災。
フェーン現象で、太平洋側が雨降ったりしてるのに、
日本海側は乾燥するんやね。

40年前の、秋田県酒田市の大火災を思い出しました。
ツイッターでもニュースでも、その話は出てましたね。
調べたら、1774棟の建物が焼けてしまったとか。
他にも、60年前には魚津で、61年前には新潟で、
やはり都市火災があったようです。
火を出した人の責任は問われないという
日本独自の法律があるようやけど、
年末年始に向けて、焼け出された人が気の毒で。
買い物に出てそのまま、火災で家に帰られない、って、
言うてる人もいてました。
一日も早い、町の復旧をお祈りいたします。

いつなんどき災害は起こるかわからへんし、
明日はわが身、気をつけないと。

さて、先週も多忙でした。

今年最後の観劇もあったし(苦笑)
忘年会も、あったし~

観劇は、実は二つ。

一つは、尼崎でも観た、ミュージカル黒執事。
刈谷の代千穐楽を観て来ました。
大好きな俳優さんの、見納めですね!
愛知の友人、神奈川の友人と3人で。

刈谷までは、在来で2時間ほどで行けるので、
わりと行きやすいところです。
春にも行ったホールなので、迷うことなく(笑)
全国の映画館で、ライブビューイングも行われるという千穐楽。
舞台も良かったし、いろんな意味で感慨深かったです。



道中、電車の中から撮った伊吹山。
お天気が良かったんですよ~

そして、翌日は、演劇鑑賞会の舞台、エイコーン「松井須磨子」。
栗原小巻さんのひとり舞台です。

ひこね演劇鑑賞会の例会は15日やったんやけど、
伯母の手術で行けなかったこともあり、
京都労音の例会に、行かせてもらいました。
近畿ブロックのどこででも観られるようになり、
ありがたいですね。



姉と行ってきました。
1時間半ほどの舞台でしたが、小巻さんステキです。
齢71歳らしいのですが、歌って、踊ってました。
バレエをされてたとはいえ、すごいです。

次回の例会は2月。
三谷幸喜さん脚本の、ヴォードヴィルショーの舞台。
「田茂神家の一族」。佐藤B作さん主演。
文学座の角野卓三さんがゲスト出演。

楽しみ~~





退院

2016-12-21 10:30:08 | 日々のつれづれ
予定が満載で、ブログの更新ができず・・
夜なべはしてるんですけど、他のことに忙しくて、
さすがに、いくつものことはできないですね。
寄る年波・・・汗



伯母は、無事に退院しました。
ダンナと3人で、退院祝いに、近鉄百貨店の天ぷらやさんでランチ。
久しぶりのお刺身と天ぷら、喜んでました~

内視鏡の手術とはいえ、術後3日で帰されるんですね。
翌日にはカテーテルも点滴も外されて、
廊下を何度も歩かされてたみたいです。

外科手術を受けた姉も歩かされてたけど、
姉の場合は切って縫って、なので、それでも1週間で退院。
昔、私が子宮筋腫で切った時は、2週間入院してたけど~

伯母は、来週の診察で今後の治療方向を決めます。
病理検査の結果次第では、通院治療とか、
再度、内視鏡手術もありえるらしい・・・

男とはいえ、甥(うちのダンナ)はなんもしてくれへんのに、
アンタにばっかり迷惑掛けて・・・と伯母に泣かれたけど、
その、伯母が頼りにしている甥(ダンナ)に代わって、
私がお世話をしてるだけでなんやから・・

こっちへ来て4年、アンタはいっつも、
ウチに来ても、嫌な顔を見せたことないやん。
ヘルパーさんもいっつも、エライ人なぁ、
良い人やなぁ、良かったなぁって言うてくれはるねん。
アンタからしたら、私は赤の他人やんか。
そやのに、いろいろしてもろてなぁ。
子どもがいてない私が、姉妹の中でひとり生き残って、
お世話をしてもらえる、幸せなことやと思う。

いやいや、私は、そんな良い人と違うよ。
ただ、○○さん(ダンナ)が、若い時から、
伯母さんは子どもがいてないし、
老後は看てやらなあかんて言うてたから。
○○さんの代わりやからね。

そう言いながら、病院で二人で泣いて。

ほんまに、そんな良い人と違うから。

入院するときも、退院するときも、
眉を描き、口紅をひく伯母。
着る服も履く靴もこだわる、おしゃれな伯母は、
いつものジーンズにセーター、
スニーカー履いて、仕事用のデカイ黒いバッグを持つ私に、

アンタ、いっつもそのカバンやな。
もっとええのんを買いよし。
靴もな、そんなくたびれたん履かんと、
もっとしゃれたんを履きよし。

えっ、いやいや、伯母さん。
私はこれで充分やねんから。

お礼の気持ちで、言うてくれてはるんやろうね。
ちっとも、おしゃれしない、身をかまわないのが、
伯母にしてみたら、可哀想って思うらしい。
仕事ばっかりして、あくせくしてると思うらしい。

アンタ、もっと好きなもん食べに行ったり、
旅行行ったり、遊びに行ったり、したらええやん。
お金がないんやったら、ウチの貯金遣いよし。

ありがとう、伯母さん、
心配しやんでも、ちゃんと遊んでるからね。

伯母さんの思う遊びとは、ちょっと違うけど(苦笑)
伯母さんの思う旅行とは、ちょっと違うけど(汗)

だから、そんな良い人やないねんで、私って。

ダンナを置いて、遊んでるんやからね(苦笑)


ということで、遊んだ報告は、またのちほど(笑)







今年のシメの会

2016-12-18 23:58:09 | 日々のつれづれ
相変わらず忙しくて、なかなかアップできず・・・
さすがに師走やな~と、ほんま、来週も予定びっしりです(汗)

一昨日のことから・・・

大津の笛吹サークルの練習&納会でした。



草津イオンのそばにある、ベジテリア パッショーネ。
ベジテリアとついてるので、野菜がおいしいイタリアンのお店。



サラダ!
おしゃれな器に、輪切りにされた野菜が!
白いマグカップにホットなドレッシングが入ってました。



こんな風に、温めているんですね~
すごい!



前菜、4人分。
いろいろあって、おしゃれで、なかなかおいしい。



1品目の、ペペロンチーノ。
4人が別々のものを頼んでシェアしようということに。



2品目の、揚げピザ。
餃子のような形にして、揚げてあるんですね。
このお店の名物料理のようです。



3品目は、安土信長葱とベーコンのトマトソースパスタ。
信長葱が溶けて、よくわからず・・でもおいしい。

4品目は揚げピザなんですけど、撮り忘れ・・・



最後にデザート。
リンゴの焼きケーキにアイスクリーム。

1600円のコースやったけど、おいしかったです~

練習日より、ランチのお店が早く決まる?
そんなこんなのおばさま方ですが、
今年一年、お疲れ様でした~

来年も、よろしくお願いします~




冬の空

2016-12-15 23:46:56 | 日々のつれづれ
今朝は寒かったですね~
いや、今朝も、ですね。

一昨日の朝、この冬初めて車のフロントガラスが凍りましたね。

で、今朝は、更にバリバリに凍ってました!
昼間のひだまりは暖かいのに。



伯母の病室から観た、冠雪した比良山系。
ちらっと、琵琶湖が見えるんですよ。
だいぶん離れていると思うのに。

伯母は、今日、内視鏡の手術でした。
・・・・膀胱ガンです。
女性では珍しいのかな。
ヘビースモーカーの罹患が多いようです。
確かに、伯母は50年ぐらい喫煙してるんですけどね。

一日にトイレに行く回数とか、どのくらい水分を取ってるか、
などを看護師さんに聞かれて、事細かく言うてました。

「11時にお茶を飲んで、タバコを一服してから、
 眠剤を飲んで、トイレに行って、寝ます~」

「タバコを一服、カッコいいですね~」 と看護師さん。

にっこり笑って、伯母が、

「病院でも、吸わせてくれるんですか?」

「ダメです!」 きっぱり!


いやいや、当たり前ですから~~

毎年、介護認定を受ける前に、
かかりつけのお医者さんで健康診断をします。
その時の、血液検査でひっかかって、
膀胱に影があることがわかりました。

総合病院での受診をすすめられたのに、
なかなか行きたがらなくて・・・・
自覚症状があまりないようです。

自分の親なら、嫌がっても連れて行ったかもですが・・・

痛いことはイヤ、自分のことは自分で決める、
死んでもええから、病院は行きたくない、
なんて言われると、強くは言えず・・・

それでも、やっと言うことを聞いてくれて、
泌尿器科を受診したんやけど・・・
もっと早く受診していたら、違ってたのかどうか。

内視鏡手術は局部麻酔で、予定通り2時間ほど。
痛みもなく、無事に終わってほっとしました。
本人も元気そうでした。

ほんで、日曜日には退院ですって。
術後3日で?? すごいね~

でも、これからが大変なのかも。
再発の可能性が高いというガンなので、
再発防止の治療が始まるんやろな~

伯母は、14年前に亡くなったお義母さんのお姉さん。
子どもがいなくて、ご主人を35年前に亡くし、
ずっとひとりで生きてきた人なんです。

ダンナが住んでいた家の近くに住んでたので、
赤ん坊の頃から、お世話になってたみたいです。

「あの子には、おもちゃも買うてやったよ。
 病気した時に、大きいパトカー買うたったわ」

ダンナが言うには、

「あれはオヤジに買うてもうたんやけどな」

どっちが正しいのやら~(苦笑)

伯母は、70歳ぐらいまで働いてはったんやけど、
自分の老後をずっと考えてたらしいです。
子どもがいないと、心細いんやね。

最初の受診で、担当の先生に続柄を聞かれ、

「甥のヨメです」 っていうたら、

「もっと血の濃い方はいはらへんのですか」

確かにね~(苦笑)
血のつながりないし。
先生も不安やったんやろな。

なので、2回目はダンナも一緒に行きましたよ。
状況?はあんまり変わらへんけど(苦笑)
一応、血はつながってはるんで。



ドクターヘリの向こうに、近江冨士。

再発しないことを祈りつつ・・・



渡り鳥

2016-12-13 23:51:11 | 日々のつれづれ
先日の尼崎で、あましんアルカイックホールまで、
阪神電車尼崎駅から少し歩くんやけど、川沿いのところで、
鳥がいっぱい休んでるのを発見。



クチバシと足が赤いので、ユリカモメですね!
人が近くを歩いてるのに、平気でお昼寝?

野鳥の会のデータによると、ユリカモメは、

海岸の他、河川や湖沼など、最も内陸まで飛来するカモメ。

琵琶湖にも居ますしね~

ウッキペディアによると、
比較的大きな群れで生活している鳥。
昼と夜では活動してるところが違うようで、
京都の鴨川のユリカモメが、比叡山を越えて、
琵琶湖で夜を過ごすというのも有名ですね。

冬鳥で、夏場にユーラシア大陸の北側で繁殖するそうです。
なので、日本に来てる時は営巣しないんですって。
子育てしないからね~
仮住まい?は、海の沖合とか大きな湖とかで寝るみたい。

なので、エサ場である河川のこんなとこで休んでるんですね。
夜は、海に戻るのかなぁ。

夏羽は頭部が黒褐色になるようで、
冬場のユリカモメは白っぽいです。

暖かくなって、春が近づいてくると、
頭部が黒っぽくなって、帰り支度をするんやね。

さて、明日は伯母を病院へ送ります。
高齢になると、どこか悪いところが出て来ますね。

「いつ死んでもええけど、痛いことはイヤ!」

伯母の気持ちはわかるけどね・・・




くろしつじ あましん

2016-12-13 00:38:34 | マイブーム イケメン
師走になり、あわただしい毎日ですが、
仕事の合間に、遊びに行くから忙しいんです・・・

先週末は、尼崎まで行ってきました。



気持ちが良いくらい青空!
左は、あましんアルカイックホール。
右は、都ホテルニューアルカイックホテル。

ホールでね。半年前から待っていた舞台です。



ミュージカル「黒執事〜NOAH'S ARK CIRCUS〜」

なんじゃ、それ?っていうような?
原作はコミックの「黒執事」。
枢やなさんが描いてる漫画やけど、長編やね。
コアなファンがたくさんいて、アニメにもなってるし、
ミュージカルでは4作目。



主演の執事役は、1作目と2作目は松下優也くんで、
3作目と今回の4作目は、古川雄大くん。
・・・どっちも若いです~

ご主人様は子どもなので、毎回変わります。
今回の内川蓮生くんは、最年少の小学校6年生。
・・・でも、すっごく堂々としててビックリ。

こういう、アニメ・マンガ・ゲームなどを原作とした舞台演劇を
2,5次元ミュージカルと、言うらしい。

2,5次元て??

「2次元」の作品を原作としつつも、
キャラクターの扮装をした役者が「3次元」の存在として演じるのが、
「2次元と3次元の間」の「2.5次元」・・・ようわからんな。

漫画を原作にした舞台はいっぱいあると思うけど。

まぁ、それはともかく、観てきました~
ちょうど、WOWOWで、アニメ版サーカス編(30分番組×10回分)を、
舞台の番宣用に放映してたので、録画して予習しました。
予習しやんと、ついて行けないかもやしね。

でも、「??」な部分もあったけど、なかなか面白かったです。
予習のおかげで?舞台のあの世界観に、すっと入り込めました。

もちろん、この舞台を観に行くことになったのは、
大好きな、応援している俳優さんが出演することになったからで、
しかも、爽やかで気持ち悪い??悪人の役で!

ああいう狂気な役、上手いですから~ ほんまに。



これが、また、チケットがなかなか取れない舞台で、
人気なんですね~ 若い(20・30代が多い?)女性が圧倒的。
そこに混じって、オバサンも参戦!!

グッズ売り場もたくさんの人が並ぶので、
ライブのグッズ売り場のように、早い時間に、
舞台を観ない人も買えるような仕組みになってました。

グッズのセット販売の先行チケットまで発売されてました。

それだけ人気の舞台なんですけど、
歌あり、ダンスありで、なかなか素晴らしい舞台でした。



厳密に言えば、芝居も歌も、なかなか難しいし、
子役もいるので、上手い人ばかりではないけど、
ダンスは、アンサンブルの人たちが見事で、
ついつい、見とれてしまうほどでした。

ストーリー自体は、サスペンスで、
主演の二人が「女王の命」で事件を追うんやけど、
事件の真相をひもとくと、そこには悲しい事実があり、
結局、誰も救われずに終わるんやけど・・・

また、舞台の感想は詳しくは別ブログで・・

↑ 書くヒマあるんかな?(汗)



そんなこんなで、今週も多忙です~(汗)



島之内落語会

2016-12-08 10:25:40 | マイブーム・落語
良いお天気が続きますね~
朝夕は、やっぱり寒いけど。

昨日は、落語ビギナーの人生の後輩たちと一緒に、
大阪心斎橋、島之内教会まで行ってきました。

昨年に続いて今年も開催するという、「吉弥落語会」。
水曜日は、某事務所もお休みなので、
スタッフの彼女たちと3人で行ってきました~



相変わらず、心斎橋は人の多い繁華街です~



こんな繁華街に、教会があるんですね~
40年ぐらい前、繁昌亭のような落語の常打ち小屋がなかった頃、
ここで、上方落語の会が開かれていたのですが、
吉弥さんが、そういう縁のある場所やからと、
昨年から、落語会を始めたんやそうです。

「桂吉弥のお仕事です。Special」



毎日日替わりで、吉弥さん以外に、
中堅、若手の噺家が登場します。



雰囲気が、なかなかよろしいね。



十字架のある祭壇をバックに作られた高座。
吉弥さんマークが、なんとも可愛い~

月曜日から土曜日まで。
毎日連続4席ずつ。

昨夜は、前座に桂團治郎くん。
そして、桂雀五郎さん。

教会の建物ということもあり、
天井が高いし、声や音がすごく響きます。
お囃子も、めっちゃ、ボリュームが大きく賑やか!

團治郎くんは、軽業。
声が響くせいか、滑舌が甘い?せいか、
早口なせいか、言葉がよく聞き取れません。
鳴り物が入るネタでもあるので、
よけい、ナニを言うてるのかわからない・・・と、後輩たち(汗)

噺を知ってる私ではあるけど、
旅ネタやし、爆笑もんではないしね。
彼女たちには、わかりにくかったかも。

2番目は、吉弥さんで、稲荷車。
初めて聞く話でしたね!
正直者の車やさんに、稲荷の遣いと嘘をついて、
車代をまけさせたのに、車の中に財布を忘れた客。
一方150円も入った財布を、稲荷さまから授かったと、
大喜びで、周囲に酒を振る舞う車や。
バツ悪いけど、その金を返してもらいにいく客・・・

吉弥さんも初めてかけたらしく、
朝から、プールに行ってウォーキングコースで、
ずっと、ぶつぶつネタぐりしてたらしいです。

雀五郎さんは、蔵丁稚。
お囃子さんが頼もしいからか、
この日は、鳴り物入りが多いこと!

後輩たち、このネタも芝居モノのせいか、
なんか、なかなか入り込めなかったようで・・・
雀五郎さんも、地味な噺家さんではあるけどね。

トリは、吉弥さんの、かぜうどん。

マクラは、いつものように吉弥さんの故郷、
傾斜のある茨木のなんとか台の話。
ママ号のクリーニングやさんの歌も、歌ってくれましたよ。
そして、売り声から、かぜうどんの噺へ。

これは面白くて、後輩たちも納得。

「うどんが食べたくなりますね」

吉弥さん曰く、連日、落語のことを考えられる幸せ、
お手伝いを、お弟子の弥っこくん、弥太郎くんのほかに、
米朝一門の人たちが駆け付けてくれるのがうれしいと。
この日は、桂そうばさんが来てくれてっとか。

「金曜日は各地で落語会があって、文之助さんの会に、
 みなが行ってしもたりするんで、急遽、しん吉くんを頼みました。
 心配なんは、明日ですねん。
 ひろばに優々、な~んもでけへんのが来るしね。
 どないなんねんて思ってますねん」

今夜、どないなってるんでしょ(笑)
 
噺家さんは、入門して鳴り物をみなさん習うようやけど、
人によっては苦手な人もいはるんやろうねぇ。
鉦(かね)から始まって、太鼓、笛と習うようやけど、
笛が上手い人は、少ないらしいですよ~



そんなこんなの、「お仕事です。Special」
個人的には、崇徳院と高津の富が聞きたかったけど、
ネタおろしが楽しめるのも、「お仕事です」ならでは。

とりあえず、落語は1月にまた。
・・・毎年1月は、落語に行ってますけど、
元旦の寄席は、来年もなさそうです。



雅楽の世界

2016-12-05 22:56:12 | 音楽はともだち


土曜日の、桂川のサービスエリアで。
気持ち良いくらいの青空でした~


日曜日は、今年度最後の市民カレッジ。
なんと、雅楽奏者の東儀秀樹さん。

スマートで、クールで、でもさらっとジョークを言う、
ちょっと変わった?雰囲気の方でしたね。

お話も上手です。
声も心地よくて、子守唄にしてしまってる人もいたけど?
お話が面白かったので、寝てしまうことはなかったですよ。
もちろん、サービス演奏も、3曲ほどありましたしね!

いや~ 生の篳篥(ひちりき)、パワフルでビックリ!
まるで、サックスのように響くんですよ~
あんな小さな笛やのに~

雅楽の紹介から、お話されました。
1400年も前に、大陸から伝わって、平安中期に完成されて、
そのままの形で現代まで受け継がれてきた、
伝統ある音楽なんですね。

笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の三種の管楽器、
琵琶、箏の二種の絃楽器、太鼓、鞨鼓(かっこ)、鉦鼓(しょうこ)の、
三種の打楽器の編成だそうです。

旋律のパートは必ず笛で、弦や太鼓は伴奏のパートと決まってるらしい。

三つの笛を持って来ておられて紹介してくださいました。
笙(しょう)を手にとって、

「これは、しょう、です」

篳篥(ひちりき)を手にとって、

「そして、これは、大(だい)です」

えっ?? だい??? 

会場はシーン・・・みなさん、「??」やったと思うけど、
東儀さん、するっと言うんです。

「・・・シーンとしてますね・・・そうですか・・・
 これは、篳篥という笛なんですけど、
 これ(笙)が、しょう(小)なので、
 こっちをだい(大)って、言ってみたんですけどね」

会場、笑いました~
というか、クールな東儀さんが、そんな冗談を言うなんて、
思ってもいないですからね~

もう一つの笛、長い横笛を手にして、

「そして、この笛が、ちゅう・・・」

会場から笑いが~

「今度は、笑っていただけましたね~ 
 これは、ちゅう、ではなくて龍笛(りゅうてき)と言います」

笙(しょう)は、15本の竹が束ねられ、
根元に金属のリードがあって、
下に木の枠があってウルシが塗られてるようです。

???なんせ、最前列の席やし、わりとよく見えましたよ(笑)

旋律ではなく、和音を奏でるようで、指で穴を押さえ、
息を吸っても吐いても、音が出るそうです。
これが元になって、西洋のアコーディオンやハーモニカが、
できたのではないかと言われてるようです。

篳篥は、短い竹の笛やけどヨシを使ったリードがあり、
抑揚のある音が出せて、それゆえ、音を安定させるのが難しい笛。
なるほど・・・西洋のオーボエのルーツなんですね。

笙の音色は”天から差し込む光”を表すとされ、
篳篥の音色は”人の声”つまり”地上の音”を表すと言われているとか。
龍笛は、天と地の間を行き交う”龍の鳴き声”を表しているんやそうです。

雅楽の世界は、これらを合奏することが基本で、
「天」「地」「空」を合わせて、音楽がそのまま宇宙を創る、
そういうふうに、考えられているんですって。

雅楽ってナニ?って、聞くと、たいていの人は、

「神社で聴いたことのある、アレ」

と言う人が多いけど、皆さん、少しは知っていただけましたか?
せめて、アレではなく、ソレぐらいには・・・なんて言って、
また、笑いを取ってましたね~~ ほんま、意外です(笑)

雅楽から来ている日常の言葉も多いそうです。
篳篥の抑揚を付けた音の出し方を「塩梅(えんばい・あんばい)」
というらしくて、味加減の塩梅につながるんですね。

ものごとをするときのポイントを言う「コツ」も、
雅楽の笙から来た言葉。笙は穴を指で押さえて音を出しますが、
一番、指が届きにくいところが「こつ」と呼ばれるんだとか~

へ~~~

「打ち合わせ」というのも、雅楽から来た言葉。
合奏をするのに、前もって打楽器から音合わせをしたのだそうです。

「やたら」、やたらうるさい、やたら多い、とかの「やたら」
雅楽の音楽の中には、2拍子と3拍子が混合してる
八多羅(やたら)拍子という特殊な拍子の曲があるようで、
とっても、難しい拍子らしいけど、そこから来てるそうです。

野暮(やぼ)、粋でないことを表すけど、
笙の竹にはそれぞれ名前がついてるらしいのですが、
音が鳴らない竹が2本あって、それぞれが「や」と「もう」。
「もう」がなまって、「ぼ」となったらしいけど、
いくら吹いても鳴らないということから、
野暮という言葉が生まれたとか。

いろんな意味で、勉強になりましたね~

篳篥で演奏してくださったのは、

ジュピター
浜辺の歌
トゥーランドットの誰も寝てはならない

伴奏が流れるんやけど、すべて自分で作ってるらしい。
ギターもピアノも打楽器もシンセサイザーも、
全部やってはるんですね~

東儀さん、B型かな・・・と勝手に思ってたけど、
ウッキペディアを見たら、B型!!(苦笑)

けっこう、もったいぶってはったけど、
演奏は、予定通り、なんでしょうね!

とっても、ステキでした!

篳篥の抑揚ある音色、パワーのある響き、
違う曲に聴こえるくらい、初めて聴く音色でした~