先日、現役アメリカ大統領のオバマさんが広島を訪問、
あの17分におよぶスピーチを、リアルタイムで見てました。
いきなり、あの原爆の日の情景から話はじめましたね。
お話上手な人ではあるけど、印象的な言葉もいろいろおっしゃってました。
中でも「ヒバクシャ」という日本語が出てきたフレーズがありましたね。
「いつの日かヒバクシャの声が届かなくなる日が来るだろう。
でも、1945年8月6日の記憶は薄れさせてはいけないのだ」
原爆を経験した人も高齢になり、やがて原爆だけでなく、
戦争があったことも、忘れ去られることがあるかも知れない。
市井の人たちの命を奪った戦争を繰り返さないためにも、
その記憶を消してはいけないんですよね。
たまたま、翌日に、ひこね演劇鑑賞会の、
次回例会の運営サークルの第1回目の会議がありました。
私も、次回の運営サークルのお当番になっていたので、
行ってきたのですが、次回の例会で上演される作品が、
「百枚目の写真~一銭五厘の横町」です。
トム・プロジェクトという劇団の作品ですが、
原作は、「一銭五厘の横町」というノンフィクション。
ルポライターの児玉隆也さんは、東京空襲で焼け残った
質屋の蔵から出てきた99枚の家族写真に出会いました。
父が戦死した児玉さんは、昭和49年に、
その写真に写る、氏名不詳の家族の消息をたどりました。
県立図書館にあったそうですよ。
写真を撮ったのは、カメラマンの卵だったという桑原甲子雄さん。
氏名不詳の家族写真は、昭和18年、東京の下町で、
戦場に行った兵士に、戦意高揚のために送る、
彼らの残された家族の写真でした。
・・焼け跡から見つかったということは、
送られてなかったってことかな~
舞台の紹介記事を書かなくてはいけないので、
この作品の前回上演されたDVDを借りて見たのですが、
舞台というより、テレビでこういうのをやってそうな、
そんな作品ですね。
市井の人々にも、戦争の影でドラマがあった。
戦争は、人々を幸せにはしないんだ。
得することは、何もない。誰も得しない。
戦争の悲惨な姿を描かずに、残された家族の姿を通して、
平和への願いをかき立てる、そういう作品なんですね。
オバマさんの話ではないけど、
実際に経験した人の話は聞けなくなっても、
こういう作品を上演することで、多くの人が、
戦争について、平和について、考える機会になるといいですね。
家にあったからと、(仏壇の中にあったらしい)
こういうのを持って来た方がいました。
補充兵??? 辞令みたいなもんかしら??
さて6月、今月も忙しそうです・・・
あの17分におよぶスピーチを、リアルタイムで見てました。
いきなり、あの原爆の日の情景から話はじめましたね。
お話上手な人ではあるけど、印象的な言葉もいろいろおっしゃってました。
中でも「ヒバクシャ」という日本語が出てきたフレーズがありましたね。
「いつの日かヒバクシャの声が届かなくなる日が来るだろう。
でも、1945年8月6日の記憶は薄れさせてはいけないのだ」
原爆を経験した人も高齢になり、やがて原爆だけでなく、
戦争があったことも、忘れ去られることがあるかも知れない。
市井の人たちの命を奪った戦争を繰り返さないためにも、
その記憶を消してはいけないんですよね。
たまたま、翌日に、ひこね演劇鑑賞会の、
次回例会の運営サークルの第1回目の会議がありました。
私も、次回の運営サークルのお当番になっていたので、
行ってきたのですが、次回の例会で上演される作品が、
「百枚目の写真~一銭五厘の横町」です。
トム・プロジェクトという劇団の作品ですが、
原作は、「一銭五厘の横町」というノンフィクション。
ルポライターの児玉隆也さんは、東京空襲で焼け残った
質屋の蔵から出てきた99枚の家族写真に出会いました。
父が戦死した児玉さんは、昭和49年に、
その写真に写る、氏名不詳の家族の消息をたどりました。
県立図書館にあったそうですよ。
写真を撮ったのは、カメラマンの卵だったという桑原甲子雄さん。
氏名不詳の家族写真は、昭和18年、東京の下町で、
戦場に行った兵士に、戦意高揚のために送る、
彼らの残された家族の写真でした。
・・焼け跡から見つかったということは、
送られてなかったってことかな~
舞台の紹介記事を書かなくてはいけないので、
この作品の前回上演されたDVDを借りて見たのですが、
舞台というより、テレビでこういうのをやってそうな、
そんな作品ですね。
市井の人々にも、戦争の影でドラマがあった。
戦争は、人々を幸せにはしないんだ。
得することは、何もない。誰も得しない。
戦争の悲惨な姿を描かずに、残された家族の姿を通して、
平和への願いをかき立てる、そういう作品なんですね。
オバマさんの話ではないけど、
実際に経験した人の話は聞けなくなっても、
こういう作品を上演することで、多くの人が、
戦争について、平和について、考える機会になるといいですね。
家にあったからと、(仏壇の中にあったらしい)
こういうのを持って来た方がいました。
補充兵??? 辞令みたいなもんかしら??
さて6月、今月も忙しそうです・・・