おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

大阪ってどんなとこ

2015-01-31 23:42:11 | 日々のつれづれ
2週続けて、秘密のケンミンショーは、大阪SPをやってました。
パネラーも3分の2は大阪人です。
いつものきよし師匠とかもいはるんやけど、
お初という今田さんに、ひゃだいんさん、
コシノヒロコさんや姿月あさとさんも。
他府県民は京都人の西村和彦さん、杉本彩さん、
静岡の勝俣さん・・とか。



いちおう、大阪城・・・

たぶん、この2週を、楽しんで見てるのは関西、
いや大阪?だけちゃう?
確かに、関西の視聴率は良かったみたい・・・
関東の人は見てないかと・・・
それくらい、大阪人のお祭り騒ぎ的な内容でした~

「そば」より「うどん」。
うどんは、出汁が命! 
そこは大阪というよりも関西人として納得。

大阪にしかない、かすうどん。
かす(牛の小腸、余分な脂を抜いたもの)を入れたうどんやけど、
これは、私は食べたことないんです~ おいしいらしい。

うどんすき・・これって、他府県ではないのん~?
ふつうに、関西ではお店やさんにあるメニューやで。
シメではなく、メインがうどんというお鍋です。
もちろん、出汁は命。具材も入れます。

家庭のうどんは、「ヒガシマルのうどんスープ」で作る。
たしかに、1杯だけを作るときに便利やけど、
家族の分をつくるのは、ちゃんと、出汁をとって作りますよ~~
でも、常備してます!(笑)

大阪府民は、冷たいうどんは食べない。
ハイ、私も、夏でも温かいうどんを食べますね~~
出汁まで飲むから、食べた感があるし。
冷たいのを食べたい時は、うどんではなく、そうめんやね。

1週目に面白かったのは在阪私鉄の特徴とか。
会場のパネラーがめっちゃ盛り上がってましたよ。
みなさん、各沿線の住民やから、ワイワイ言うてました。
他府県民からしたら、はぁ~?ってな感じやけど、
もちろん、神戸、京都の人も、ここはちょっと気になったハズ。

大阪の人は、「阪急電車」にあこがれる!
そうなんです~~~ 
芦屋とか高級住宅街を走るから!
ヅカジェンヌも、乗ってる電車やし~
あの小豆色が高級感があるし~~
ちなみに映画「阪急電車」は宝塚線のお話。

なんせ、大阪~神戸(三宮)間を、阪神、JR、阪急と、
3つの電車が並行して走ってるんやけど、一番山の手を、
阪急電車が走ってるんですね。
・・・一番海側は阪神電車です・・・
電車の色も雰囲気もお客さんの質も、上品とうか、違うねんな~

他に、南海、近鉄、京阪の3つがあります。
ちなみに、滋賀県は京阪が走ってて、京都とつながってます。

2週目は、メインが「すき焼き」。
かならず、「おとんがいきってつくる」。

いきって、は、調子に乗って、という感じで使います。
「すき焼き」に関しては、お父さんが仕切る家が多いということやね。

大げさな気もするけど、確かに、おとんはうんちくを語るしね。
肉を食べるのは、ごちそうを食べてるってことやから、
家族を食べさせてるっていう気になるんでしょうね。

ちなみに、関西のすき焼きは、まず肉だけを焼いて、
砂糖と醤油で味付けして、それを玉子につけて食べる、
それから、野菜とかを入れて、また調味料を入れます。
関東のすき焼きのように、割り下は使わないです。

わが家は、面倒なので、お肉に味をつけて、そのまま、
その上から野菜を入れるけどね。

それから、玉ねぎを入れるのが当たり前。
わが家も入れます。甘くておいしい。
というか、関東とかでは入れないの~?

相変わらず、番組としてはなんでも大げさなんで、
やらせちゃうかと思うくらいやけど、でも、大阪生まれの私は、
そうそう!って思えることばっかりですね。

でも、京都生まれのダンナは、ずっと、つっこんでました。

「そんなヤツばっかりちゃうわ~」

「そんなことせえへんわ~」

ええやん。

他府県民のアナタには関係ないねんから。




なんですのん?

2015-01-29 23:26:34 | 日々のつれづれ
初めて聞いたのは、先々週、大好きな俳優さんが出てる、
docomoのテレビ、NOTTVの「モバイルシャーロックⅡ」でした。

アシスタントの女の子のタレントさんが二人でやってたんです。

「ラッスン・ゴレライ、ラッスン・ゴレライ・・・説明してね」

「ちょと待って、ちょっと待って、お兄さん~
 ラッスン・ゴレライてなんですの?・・・」

それって・・・なんですの??

早速検索して、Youtubeで見ましたがな。
8.6秒バズーカという若手漫才師のリズムネタ、らしい。
・・・だれやねん、あんたら。
まだデビューして1年も経たへんねんて。
というか、ナニが面白いんか、さっぱりわからん・・・・

そしたらね。
翌週、読売TVの朝の「すまたん」で、また見ましてん。

「ダメよ、ダメダメ」の次に流行語大賞を取りそうな芸人!
と言うコーナーに、出てたんです。8.6秒バズーカ。
赤いパンツに赤っぽいシャツ、グラサン、
まるい人と細めの人・・・でも、やっぱりなんやわからん。

けど、なんか知らんけど、高校生とかに人気らしい。あのフレーズが。
本人たちも、急に忙しくなってきてビックリしてるって。

彼らと同じように、登場したのがクマムシの二人。

「♪特別なスープをあなた~にあ~げる、あったかいんだから」

知ってる~~~!!
「アメトーーーク」に出てたやん~~
フジモンとザキヤマさんが欲しいネタ、とかでやってた!

この人らも、確かに、流行ってる~~~

そしたらね。
土曜日の、読売TV「あさパラ」でもやってました。
これからブレイクする芸人を探せ!で、
ラッスンも、あったかいんだから、も。

「あったかいんだから」は、CDデビューするらしいよ。
歌ってるのは、クマムシのやっちゃんみたいな?ほうの人。
相方は、「あったかくないほうの人」と言われるって言うてたね。

長女曰く。

「まだ1月やで。今年の流行語大賞まで残ってるかどうか」

厳しいお言葉。確かに。

8.6秒バズーカの二人なんて、キャリアもないし、

「もっともっと勉強して、他のネタもできるようになりたいです!」

謙虚に言うてましたね。

それにしても、ワケわからんのに頭に残るねんな。

ラッスン・ゴレライ・・・

関係ないけど・・・・



あなんさん。

食欲旺盛です。



寒さに負けず

2015-01-28 11:50:23 | 舞台・映画・ドラマ
気がつけば丑三つ時になってしまい、ブログ更新ができず・・・
寒さのせいか、トシのせいか、さくさくいきませんね。
ま、段取りの悪さは、寒さもトシも関係ないけど(汗)

夕べは、関ジャニ∞のすばるくんのライブに行った長女が、
なかなか帰ってこなくて、お風呂とか入るタイミングが合わず・・・
結局、12時ちかくに帰ってきて。
人身事故でJRが一時止まったらしい。
ま、いろいろあるわな~

娘の土産話としては、関ジャニのコンサートと違って、
ソロライブやし、キャパも小さくて、ペンライトもうちわもなく、
それはそれで、楽しかったらしいけど、
いつもと違う筋肉痛になりそうって言うてます。

会場はもちろんスタンディング。
整理番号順に会場に入るらしいねんけど、
ところどころ、段のところに手すりのようなのがあるらしい。
相変わらずオチビなんで、微妙な前列より、一段上がった最前列へ。
そしたら、ライブの高揚とともに後ろから押されまくり、
ポールを握りしめてそれに耐え・・・コンサートの時のように、
後ろがジャンプると、つられるようにカラダが持ち上がり、
中途半端なジャンプをしてた・・らしい。

気の毒なのは後ろから押され、持つところもない真ん中の人たち。
足やら手に、打ち身のような青タンが・・・らしいです。

ま、娘の話はともかく、ほんまに今朝は寒い。
明日の朝はもっと冷えるらしいです。
先週、大寒でしたけど、来週の立春まで、
1年で一番冷える時期なんですよね~

この冷える時期に、今週末は本年度最終の市民カレッジ。
当初の予定では、瀬戸内寂聴さんやったけど、
昨年は半年間も療養されていて、今はリハビリ中で、→ こちら
やはり、今回の講演は無理と言うことになったようです。
代演は、なんと、津川雅彦さん。
「たかじんのそこまで言って委員会」に出てはるけど、
どんなお話が聞けるんかしらね!

ということで、今年も、舞台、映画、落語会、講演会・・など、
お金と時間の許す限り、楽しみたいと思っています~
あ、ダンナの機嫌の許す限り~(笑)

今週末から来月中旬までは、また、締め切りと戦う日々です。
でも、いろいろお誘いいただいてるんで・・・そわそわ・・・

とりあえず、ナニを押しても行こうと思っているのは、
ひこね演劇鑑賞会の例会、ミュージカル「パルレ」。
なんせ、紹介文を書いたのでね。



資料を読み、ネット上にある記事や感想、
過去の映像をYoutubeで見たりして、書きましたよ。
プロデュースした方を囲む会の開催も〆切り後やったし、
多少、不安ではあったんやけど。

韓国でうまれたミュージカルの日本語版。
韓国では今なおロングランを続けてるらしいし、
日本語版を見てファンになり、
本場のを見ようと韓国旅行にいく人もいるらしい。

韓流ファンの人なら必見?
なかなか元気をもらうお話にできあがってるようです。
記事を書いたこともあって、私も楽しみ~~



ご覧になりたい方は、ひこね演劇鑑賞会にご入会を~
今年の例会のラインナップは、なかなか面白いです。

演劇鑑賞会は、会員の会費で舞台の上演をするので、
会員数を増やさないと立ちゆかない仕組みになっています。
なので、先輩会員のみなさんは、かなり努力されています。
・・・ちょっと、そこはとまどうねんけど・・・

会員さんの年齢もあがっていくので、退会される人もいるし、
かといって、彦根周辺では、人材確保はなかなか難しいですね。

大津とか湖南地域の人なら、京都の鑑賞会に入会する方が近かったり。
京都は会員数が多いので、上演回数も多いんですよ~
・・・私も、ちょっとそっちに惹かれます~(苦笑)

彦根市民ではないので、会員を増やすことに協力し辛いけど、
紹介記事を書くのなら協力できるかなぁと。

なんせ距離があるので、続けられるかどうか不安やけど、
演劇に、裏方から参加できる機会があるのが面白いでしょ。
舞台に魅力を感じるものとしては、そこも楽しみ。
私がいつもいく舞台とはちょっと違う、
そういう演劇にふれてみようと思ってます。

ちなみに、今年度のラインナップは・・・

2月12日(木)パルレ ピュアマリー 川島なお美、三波豊和ほか
6月16日(火)バカのカベ 加藤健一事務所 加藤健一、風間杜夫ほか
8月11日(火)父と暮らせば こまつ座 辻萬長、栗田桃子ほか
10月8日(木)蟹工船 東京芸術座 北村耕太郎、井上敏夫ほか
12月9日(水)パパのデモクラシー 東京ヴォードヴィルショー 佐藤B作ほか
2月・・・通し狂言 切られお富 前進座 藤川矢ノ輔、河原崎國太郎ほか
4月・・おれたちは天使じゃない 無名塾 仲代達矢ほか

好き嫌いはともかく、バラエティに富んでます!



沖縄土産

2015-01-26 23:48:01 | My Family
「ところで、娘さん、無事に帰られたの?」

というふうに、聞いてくださる方がいて、
そういや、その後のことをなんもアップしてなかったですね。

はい、沖縄というても日本やしね。
次女は、無事に戻っております。



お土産は、紅芋づくしのお菓子と、
おきまりのように? 泡盛の10年ものの「古酒」。
古い酒と書いて、クースですね。

土産話もいろいろありましたが、なんせひとり旅。
レンタカーで回ろうと思ってたらしいのに、免許証を忘れたらしい。

ま、親としては、ちょっとホッとしたけどね(苦笑)
ずっとバス移動というのも、たまにはいい経験やん。

女性のひとり旅も、まったくいないわけではないようで、
レストランで食事してたら、ひとり旅の女性に話しかけられたらしい。

「何べんも沖縄にひとりで来てはるらしくって、
 あそこ行った?とか、ここいいよ~とか、
 いろんなこと教えてくれはったで」

なるほど、旅は道連れ、やしね~
・・・というか、オトコには話しかけられへんかったんかな。 
ナンパすら?されへんかったのか・・・

「美ら海水族館は良かったんちゃうん?」

「それが、期待しすぎてたせいか、それほどでもなかってん。
 ふつうに、水族館やなぁというか・・・雨も降ってたしな」

雨具を持ってなかったらしくて、バスを待つのも濡れて、
・・・傘ぐらい、売ってるやろうに買いそびれたとか。

それでも、沖縄の人は良い人ばっかりやったらしい。
雨に濡れて、お茶を飲みに入ったとこの人が、
いろいろ親切にしてくれたりとか~

観光客も少ない時期やろうし、ゆっくりゆったり、
過ごしてきたようです~

「お母さんも、行ってきたらええねん~」

・・・そういうて、お小遣いをくれるワケではない・・・

「そうやなぁ~ いつ行けるかな~
 お父さんの定年後が、どんな生活になるのかわからんし~」

「そうか~ お父さんも定年かぁ~」

ダンナが定年を迎える時には、
娘たちは、とっくにヨメに行ってると思ってたのに・・・



その街の子ども

2015-01-24 23:06:36 | 舞台・映画・ドラマ
京都の旧立誠小学校にある、立誠シネマに行ったのは、
「その街の子ども」劇場版を見にいったんですね。

5年前に放映された、NHK制作のドラマの劇場版ですけど、
当時も見たし、先日も放映されたので見ました。



15年目の2010年、明日が1月17日、という日に、新神戸駅で、
森山未來くん演じる勇治と、佐藤江梨子さん演じる美夏が、
偶然知り合ったところから始まります。

美夏は、東京から東遊園地でその時を迎えようと神戸に来ました。
勇治は仕事で広島へ向かう途中、思い立って新神戸で降ります。

新幹線の中で、「次は新神戸」というアナウンス。
足の長いモデルのような美夏がドアの方に。
車窓から神戸の街を、ぼんやりと眺める勇治、
車内の電光掲示板に、「阪神淡路大震災から15年・・・」
という文字が流れると、急に席を立って降りてしまうんです。

美夏が声をかけます。

「あのう、三宮って、ここから近いですか?
 歩いていけますか?」

「そうですね。ボクも行くんで一緒に行きますか?」

「・・・それって、ナンパですか!」

なんていうようなくだりがありつつ、結局、二人で歩きます。
お互い関西弁なのに、神戸の人間ではなく東京在住やってわかり、
一緒に、居酒屋でご飯を食べるという状況に・・・

当時、神戸に住んでいたというふたり。
ふたりには、抱え続けてきた震災の記憶があった・・・

東遊園地の追悼のつどいに出るという美夏。

「やっぱり、東遊園地に行かはるんですよね?」

「行きませんよ」

「ほな、なんで神戸に来はったんですか?」

「なんでって・・・観光・・」

「はぁ~?」

今まで行けなくて、今年こそは行こうと思った、
そうしないと、行けないと思う、そういう美夏。

「辛いんやったら、行かへんかったらええやないっすか」

「それでも、行かなあかんのです」

震災の話から、、焼き芋を一本2000円で売ってた焼き芋屋の車に、
石を投げた、なんてことをことを話す美夏。

「みんなが困っている時に、
 一人だけもうけようとしている奴は許せへんかった。」

勇治は父親が建築関係の「屋根や」をしていて、
修理代を10倍ぐらいふっかけてぼろ儲けしたことを話し、

「結局、頭が良いもんがうまくやっていく、別に悪うないですよ」

美夏が、むっとして、席を立つ・・・

結局、終電を逃して、
御影のおばあちゃん家に歩いていくという美夏に、
引っ張られるように、つきあうことになる勇治。

暗い神戸の街を、ふたりがただただ歩きながら話す、
そんなドラマやねんけど、二人の、あまりにナチュラルで、
あまりにリアルな会話に引き込まれます。

未來くんも、サトエリも、本当に震災の経験者であり、
脚本を書いた渡辺あやさん(「カーネーション」の脚本も)は、
学生時代を神戸で過ごした人やそうです。


当時中学生だった美夏は、幼なじみを亡くしてた。
何度も、その話をしかけては口ごもる。

勇治は、かつて住んでいた灘のあたりに来て、
当時小学生やった自分の悲しい記憶がよみがえる。

「あかんわ。このへん、ちょっと、きつい」

父親が値段をふっかけて修理した家がそこかしこにある、
同級生の家もある・・・父親のせいで孤立した思い出が・・

「確かに、材料はは無かったよ。
 でも、相場の、2倍か3倍ぐらいにしてたらえんのに、
 10倍なんてするから、神戸におれんようになって・・・
 オレの友だち関係を台無しにしあがって~」

美夏は、亡くした同級生の思い出がよみがえり、
ひとりぼっちになった父親にちゃんと挨拶できなかった、
そのことを悔やんでるという。

「おっちゃん、泣いてぼろぼろになってるから、
 会わんと東京に行ってしもてん」

御影のおばあちゃんの家に荷物を置いて、
再び、三宮を目指すふたり。

大きな公園の近くで、友だちの父親がいるという、
マンションの1室に電気が灯っているのを見つける。

「やっぱり、今夜は起きてはるんやなぁ。
 会うてきたらええやん」

勇治に言われて、会いに行く美夏。

震災の時、子どもだったふたり。
それぞれの記憶、思い、いろんなものが混じり合って、
15年目のその日を、神戸で迎えようとするふたり。

広島に行くという勇治は、建設会社勤務。
「ぜったいに安全です」と言うために、
始発の新幹線で周辺住民への説明会に行くという。

「こっちは商売なんで、上手くだませたらそれでええのんで」

「じゃぁ、なんでここにおるん?」

神戸にいた自分やからわかること、震災に遭ったからわかること、
建築設計をしてるものとして考えたかった・・・

「・・・そう思っているんちゃうの?」

ところどころ、関西人らしいボケとツッコミがあったり、
ふふって笑えるような会話もあって、よけいリアルな二人やった。

「間に合わへん~」

まだ暗い早朝の道を走っていくふたり。
印象的なシーンです。

東遊園地の、ほんまの追悼のつどいをロケにつかってます。
ちょうど、ラストにくるように撮影されたんですね。

「一緒に行かへん?」

「・・・う~ん・・・やっぱり、やめとく、今年は。
 また、来年」

信号のところで、握手しようとして、
勇治を抱きしめる美夏。


本当に翌年、そこへ行ってるんかな、勇治。
ふたりは、再会するんかな・・・
そんなことを思ってしまうラストでした。

泣けるところはあったけど、
でも、なんかさわやかな気持ちにもなった。

神戸の住人ではないし、被災した人の辛さや悲しさは、
想像できても、ちゃんとわかってないかも知れない私です。

でも、勇治や美夏の気持ちに、
寄り添えるような気はするんですよね。

演出は、「ちりとてちん」や「あまちゃん」を演出し、
当時、NHK大阪放送局にいた、井上剛さん。

夜の神戸で、終始暗い画面のドラマでいいのか、
不安だったとか言うてはりました。
放映後の反響が、これほどあるとは思わなかったそうです。
NHKが、映像を足して劇場版を制作というのも、
異例のことらしいです。

それだけ、見た人の心に残る作品でした。



俊太郎遭難の地

2015-01-23 23:22:24 | 日々のつれづれ
京都はとにかく、ちょっと歩けば史跡がありますよね。
特に、祇園界隈は、幕末関連の史跡がいくつかあって・・・

旧立誠小学校の場所を確認してから、
映画の上映まで少し時間があったので、ドトールで1人お茶してて・・・、
思い出したんですよ!

古高俊太郎の屋敷がこの辺やったはず~
ihponeで検索して・・・探しました。

四条通りから高瀬川に沿って木屋町を入り、1本目を、
河原町通り方面に入ったところに、ありました!



細い路地ですけどね。
料理やさんの「志る幸」さんの壁ぎわに、立て看がありました。



勤王の志士 古高俊太郎屋敷跡。
近江の国大津生まれ、(一説にはこう言われてます)
父・周三は栗太郡物部村古高の出で、大津代官石原清左右衛門に仕え、
後に、山城の国、山科昆沙門堂門跡の家臣・・・

ざくっと、俊太郎のことが書かれています。

他にも、史跡と思われる石碑があったんやけど、
なぜか、手相を見る易者さんが石碑の前に店開きをしてはって、
写真が撮れず・・・さっすが、祇園!

それにしても、一番の驚きは、なんというても、
隣国の方々の多さですわ~
どこのお店にもいはるし、道路もいっぱい。

信号を無視して四条通りを渡ろうとしたお兄さん、
日本語とちゃいました・・・あぶない!って思ったら、
反対側に、お連れさんがいて、タクシーをとめてました。
一緒に乗りたかったようですけど・・・あぶないし。

またゆっくり、このあたりを散策したいですね。
でも、季節が良い頃は、日本人観光客も多いやろうな~
特に、幕末好きな方が、このへんに来はるよね。


さてさて、あっという間に週末ですよ・・・
アップしないといけない原稿があるんで、
明日も、頑張りまっす!


立誠シネマ

2015-01-22 23:37:24 | 日々のつれづれ
京都まで行ってきました~
行った先は、旧立誠小学校・・・木屋町にある小学校です。



昭和3年(1928年)に建設され、平成4年(1993年)に、
地域のドーナツ化、子どもの数が減ったことで閉校。
閉校後は、自治会行事やイベントの拠点として活用されています。



なんせ、木屋町通り、高瀬川に架かる石橋が玄関口の学校。
高瀬川は、京都の豪商・角倉了以が水路として開削し、
森鴎外が「高瀬舟」に描いた風情ある川です。



とはいえ、なんせ、京都でも一番というくらいの商業地域。
というか、祇園、先斗町・・・夜の歓楽街として知られる地域に、
つい最近まで、小学校があったことに、びっくりです。



鉄筋コンクリートの建物で、設計は京都市の営繕課。
・・・市の職員さんが設計したんですね~
アーチ型の玄関や装飾を施した外観もなかなかですが、
漆喰の壁に木の床、木製のドアなど、校内も風情があります。


あ、なんで、ここへ行ったかですが・・・
この校舎の3階に、「立誠シネマ」というシアターがあって、
そこで、「その街の子ども」 という映画を上映するというんで、
劇場版を見ようと、行ってきたわけなんです。



玄関のドアの横の黒板に、この日の上演内容が白墨で書かれてます~
地域のコミュニティの場でもあり、貸し館もしているようです。

3階のシアターへ行く前に、そこらへんを探索・・・



1階の廊下。アーチがなかなか味があります。
油ぶきの香りがする廊下は、ところどころ補修してありますね。



廊下の突き当たり、左は、運動場へ続く昇降口。
右は・・・



手洗い場と、中庭ですね。



中庭を中心に、コの字型に校舎が建っています。
手洗い場を左に行くと・・・



左は講堂のようで、正面右の手洗い場の向こうにトイレ。
一応、トイレも行ってきたけど、電気もちゃんとついてて、
水洗のフツウのトイレでした。紙もあった~



「こうどう」大きな字でかかれた看板。
再び、玄関の報へ戻り、階段を上がります。



立誠シネマは、上です~



踊り場の窓、ちょっとステキな窓です。



窓の向こうは運動場。その向こうは四条通り方面。
飲食店が入っているビルが見えますね。



二階は、なんか展示会のようなものをやってました。
何とも言えない?人のカタチをしたオブジェがあって・・・



3階に上がると、正面は「じきょうしつ」・・ってナニ??

立誠シネマのシアターは左の方のようです。



この奥がシアター、突き当たりは黒い暗幕。
廊下に、赤いじゅうたん・・・
天井のカタチが、おしゃれやけど・・・



突き当たりの左に、シアターの入り口・・・
教室のドアは、引き戸ではないんですね。
なんとなく開けにくいけど・・・

中は、教室というような広い部屋に、
チケット販売するカウンターケースがあって、
パンフやら、フライヤーやらが置かれてました。
ソファもあって、時間待ちとかができるようになってました。

チケットを買うと(一般1500円)
若いお姉さんがシアターの入り口に案内してくれます。

隣の教室やと思うけど、半間ほどの入り口が、
黒い暗幕で覆われていて、その暗幕をめくって、

「どうぞ」

入って行くと、周囲が暗幕で囲まれた、
やはり教室くらいの広さの空間。
正面に、黒板くらいの大きさのスクリーン。
天井もポールを何本も渡してあって、そこに暗幕。
スチールの枠のある電球がいくつか灯ってます。

座席は、4段ほど、階段のようになっていて、
座椅子のようなものが・・・7席×4段・・
定員28人ですかねぇ。

結局、私の他に、学生風の男性、40代ぐらいの女性、
20~30才ぐらいの女性・・・4人の観客でした。
映画の感想はまた・・・

そうそう、校舎の表にこんな立て看板がありました。



日本映画発祥の地!
1895年に、フランスで発明された最初の映画「シネマトグラフ」が、
2年後に日本へ輸入され、投影されたのがこの地だそうです。
当時は京都電燈(現・関西電力)があって、そこで、
日本初の「映画」の試写実験が成功したんですって。
なので、この小学校の地が、日本映画原点の地やそうです。

もう一つ、玄関横にありました。



角倉了以の顕彰碑。
舟に乗ってるところが朱印船貿易を開始した人らしいというか、
ツルハシを持ってるし~、なかなか、ユニークですね~。
水路を造るために、川をいくつも開削したので、
「水運の父」と呼ばれてるとか。

反対側に、高瀬川の沿革を書いたパネルもありました。

映画を見に行ったので時間が無かったんやけど、
この辺は、もう一度ゆっくり来たいなって思います。
なんでって、幕末の京都の史跡がいっぱいあるとこなんです・・・


鴨ロス

2015-01-20 12:19:05 | 舞台・映画・ドラマ


わが家の棚にある、「山崎」のウイスキーです~
サントリーのシングルモルト。
世界的に権威がある英国のウイスキーのガイドブック
「ウイスキー・バイブル」2015年版で、
「山崎シェリーカスク2013」が世界最高に選ばれたとか。
わが家のは違うけど、娘がダンナの誕生日に買ってきたもの。
でも、山崎蒸留所でつくられたウイスキーです。

なんで、「山崎」の話かというと・・・

「鴨ロス」って、言うらしいです。
鴨ロース、やないですよ。ロス。

もともとは「ペットロス症候群」からきた言葉らしいけど、
NHKの「あまちゃん」が終わって、喪失感を感じた視聴者を、
「あまロス症候群」と呼んだことから、いろんなもんを無くして、
喪失感を感じるときに「ロス」を使うねんな。

ほんで、「鴨ロス」は、朝ドラ「マッサン」の鴨居の大将に、
もう会えなくなるからって、出てきた言葉です。
主人公マッサンと別れてしまったことから
NHKあさイチで、有働アナが口走ってました~

そう、もう、鴨居の大将に会えなくなるんです~~~
鴨居の大将は、サントリー創始者の鳥居さんがモデル。

先日のNHKのスタジオパークも見たし、
先週のあさイチも、拝見しましたよ。
鴨居役の、堤真一さん!

私の記憶では(私の記憶なんてどうでもええけど)
舞台で活躍してはったのを知ってたから、
舞台俳優さんのイメージですね。

ブレイクしたドラマ「やまとなでしこ」も見てたけど、
その頃には、西宮出身で、ジャパンアクションクラブを経て、
玉三郎さんの舞台で馬の足をしたのがきっかけで舞台俳優になった、
というプロフィールは知っていました。

スタパでもそれら話は出てたけど、もっとも影響を受けたのは、
イギリス人演出家デヴィッド・ルヴォーさんらしい。
彼と出会ったことで、舞台俳優になろうと思ったとか。
いろんなことを、彼から教わったらしいのね。

堤さんの話の中で印象的やったのは・・・

デビッドから教わったことでもあるけど、
「セリフ」は、自分のためにあるのではない、
一緒に芝居をする相手のためにあるもんやと。

もらったセリフをどう返すか、返したことで、
相手がどういう芝居をするか・・・ということですね。

私の大好きな若手俳優さんも、昼ドラに出てた時、
同じようなことをインタビューで言うてました。
役作りに対してきかれて、

「役者さんからセリフでいただいた感情を
 もらった分だけ返すというふうに、
 あまりつくり過ぎないようにしようと思っています」

少し違うかもわからへんけど、そういうふうにして、
芝居がつくられるんやなと、しみじみ。
ま、今さらですけどね。

堤さんの舞台は、劇団☆新感線の「蜉蝣峠」しか観てないかな。
映画は、映画館で見たのは「舞妓Haaaan!!!」、
wowowで見たのが、「容疑者Xの献身」。
全然正反対の役側やけど、すごいなぁって思いました。

特に、「容疑者・・」の役は、堤さんが演じるなんて、
原作のイメージと全然違うって、思ったのにもかかわらず、
堤さんしかできないって思うくらい、哀感のある役でした。
すごいね、役者さんて。

鴨居さんに関して、堤さん自身は、マッサンと同じ、
職人側にいる人間なので、マッサンの気持ちがよくわかるって。
どのように演じたか、そのあたりは、番組サイトの、
今週のプレミアムのコーナーに書かれています → こちら 

なので、先週末は、ちょっと切ない鴨居さんでした。
 
「マッサン」の舞台は、北海道の余市へ。
昨年の、仕事先の北海道旅行、できたら余市へ行きたかったけど、
宿泊地が全然違ってたから、足を伸ばせませんでした。

いつか、行ってみたいな~!



丁字麩

2015-01-18 23:05:00 | 日々のつれづれ
近江八幡の名産、丁字麩をもらったので、
滋賀県らしい、丁字麩の辛子和えをつくりました~



丁字麩は、グルテンが豊富で、適度な歯ごたえがあるんです。
水で戻すんやけど、崩れにくいんですね。



こんなカタチで売ってます。四角いんです。
封を切ると、香ばしいニオイがします。

辛子和えは、白味噌と練り辛子、すりごま、
酢、砂糖を合わせて、作ります。
昔からある食べ方やけど、もちろんすき焼きとか、
鍋物に入れてもOKですよ。


味噌汁や煮物、卵とじ、他に、また、軽くトーストして、
ジャム・バターをつけて、パンの様にも食べられます。
アイスクリームなどをはさんで最中アイスにも。

レバーやひじき、牛乳よりも鉄分を多く含んでいるため
(100g中)、貧血気味の方や妊娠中の方にもおすすめらしいです~

そもそもの由来は、中国から伝わる【丁子】という
漢方の名前を引用して、『丁子麩』と名付けたと言われています。
つまりは、「身体によい漢方のような麩」なんですね。

麩の歴史は約1200年前中国から日本にやってきたと言われ、
栄養面で優れた食品でなので、厳しい修行をする僧侶の間でも、
古くから食されてきました。

なんで、近江八幡あたりで盛んに作られたのか・・・・
近江八幡の町を整備した豊臣秀次が、形の丸い麩は、
持ち運びに不便なため、町並みのような角形にしたとか。
麩の表裏には城下の民を忘れぬために、
小径を表す印として線が入いるらしい。

この条里制の丁、字、を表すとして「丁字麩」と、
呼ばれるようになったそうです。

植物性タンパク質が豊富・・・・へぇ~

私も、もっと食べやな~





あれから20年

2015-01-17 23:24:20 | 日々のつれづれ
あなんさんの血液検査の日でした。
まだ、貧血傾向・・・しゃべれへんだけにわからへんけど、
元気になってきたのに、まだ本調子やないのかな。
もう・・祈るばかり~

祈ると言えば、今朝はお祈りで始まりましたね。
あれから、20年経ったんですね~

今も鮮明に覚えてますよ、あの”揺れ”
そして、テレビに映った、阪神高速が倒れてる映像。
ショックでしたよね~

家を新築したばかり。
でも、あの揺れのあと、非常ベルが鳴ったので、
ダンナと飛び起きて、薄暗い中、家の周りを一回り。

結局、非常ベルは裏の4階建てアパートからとわかったけど、
それくらい、この辺でも大きな揺れやったんです。

早い時間やったので、もう一度お布団に潜り込み・・・
6時半ぐらいに起きて・・・いつものようにバタバタ・・
子どもを学校に送り出してから、ことの重大さを知りました

飛べないスーパーマンのダンナはちょうど休みの日。

「えらいこっちゃ、阪神高速が転けてる!」

あわててダンナを起こして、寝室のテレビをつけてんけど、
ねむた目のダンナは、しばし、その映像が理解でけへんかったみたい。
だって、見たことナイ光景やから。

そういや、東日本大震災の日もダンナは休みで、
家でテレビを見てたら地震がおこり、あの大津波を、
リアルタイムの映像で見てたらしい。

天変地異は避けられへんことではあるけど、
けして人ごとではないですよね。
いつどこでだれが被災するかわからへん。

もし大きな地震があったら、
築20年のこの家は大丈夫やろか。

こいつたちは、どういう行動をとるやろう。



久しぶりの、まろ、です。

やっぱり備えは必要やし、ネコ用の持ち出し袋とかいるのかな。

いや、その前に、私らの非常持ち出し袋を用意しやな。

まだ、用意してなかったやん~

阪神淡路大震災。

亡くなられた方のご冥福を、お祈りいたします。