おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

「イムジン河」効果

2020-10-26 14:04:30 | 音楽はともだち
いいお天気ですね~~
朝夕がちょっと寒いけど、秋晴れが続いてます。

先日、月に一度の笛吹き練習があったのですが、録画していたBSNHKの番組、
「アナザーストーリー」の「時代に翻弄された歌 イムジン河」を仲間にレンタルしました。

早速見たらしく、その日の夜にLINEがありました。

・・・「イムジン河」見ました。
川の映像も初めて見て、改めてキレイなメロディで心の底に響きます。
歌いたいし、フォークルで聞きたいし、吹きたいですね。
政治的な理由で当時、聴けなくなったことが思い出されました。
ホントにいい曲、また、みんなで吹きたいですね~
あの日本語歌詞をつくった松山さんにも感謝ですね。

・・・松山猛さんは、京都の朝鮮学校の近くに住んでいてこの曲と縁があったんやけど、
映画「パッチギ!」の元になってる本を出してはります。
「少年Mとイムジン河」、これが原作です。

・・・私も調べました。そのようですね。見たことないけど聞いたことあるうような。
もっと知りたいし、その映画、見たいですね~

・・・「パッチギ!」の主人公は京都の高校生。京都が舞台やけど、
高校のシーンは、滋賀の比叡山高校でロケしてますよ。

・・・へぇ~、ますます見たいな。

・・・DVDを持ってるので、また持参しますね!



・・・さすが~~! ありがとうございます。
九条大橋って、今度行ってみたいなって、テレビを見ながら思いました。

・・・なるほど~
ロケは撮影当時の京都で、CGも使わず、そのまま撮影されてるので景色が懐かしいですよ。

・・・・

そして翌日、フォークルのCDをゲットしたとの連絡!
当時の音源なのかどうかはわからへんけど。
きっと、車の中とかで聴いてるんでしょうね。

ちなみに私が録画した「アナザーストーリー」は、今年の2月に放送されたもの。
その後何度か再放送されているようです。

NHKの番組紹介より
1968年2月、ザ・フォーク・クルセダーズが歌う「イムジン河」が発売中止となった!
北朝鮮で生まれた曲。京都の朝鮮学校で耳にした作詞家の松山猛が作者不詳の朝鮮民謡と思い、日本語の歌詞をつけた。しかし、発売直前に朝鮮総連から抗議が入り、レコード会社が発売中止を決定。それでも歌は枯れることなく、その後、日本、北朝鮮、韓国で数奇な運命をたどることになる。いま明かされる、歌が生んだ数々のドラマ。





さだまさしコンサート

2020-02-15 21:10:38 | 音楽はともだち
こんな時期やけど、けっこう仕事が詰まっていたけど、
予定通り、行ってきました。



さだまさしアコースティックコンサート。
平均年齢はそこそこ高めです。男性率も高い(苦笑)
県外の人も多そうです。京都とか、近いしね。

「久しぶりですね~びわ湖ホール、5年ぶり?」

とか、さださん言うてはったけど、もっと最近に来てなかったですかね?



インスタによれば、クラブハリエから特製バームクーヘンを1本まるごと
(あの長いやつね、機械にはめてぐるぐるまわってるのん)
それに、文字を入れたのを、もらってはりました~

オープニングは2曲、長崎の歌でした。
長崎セレナーデ、絵はがき坂。
絵はがき坂は、私の持ってるアルバムに入ってる、懐かしい曲ですね。

「絵はがき坂って、ボクが勝手に作ったことばで、
 そんな坂はありませんからね。あの当時、『絵はがき坂』はどこですか』
 なんていう人が多かったようですよ」

坂が多い町やから、ありそうって思いますよね。

さださんのアルバムは、ソロになった時のLPを3枚持ってます。
まぁ、持ってるというても、今、聴く機械(レコードデッキ)もないけど。
何というても、ダンナと結婚することになったのは、
このLPがあったから、って、思ってるくらいのアイテムなんですよ。

初めてデートした時に、LP持ってるというたら、
聴きたいって言うんで、それを車のカーステレオで聴けるように、
カセットテープにダビングしてあげたんです。
そこから、さらに仲良くなったというか~(笑)

なので、「私の履歴書」というコーナーで、
過去のヒット曲をメドレーで歌ってくれたのは、
さすが、流行りに疎いダンナも楽しかったと思います~(苦笑)

精霊流し、無縁坂、雨やどり、秋桜、Birthday。

相変わらず、おしゃべりは絶好調です。
今年に入って、2日目のコンサート(前日は堺ですね!)ですが、
やはり、新型肺炎の話も出て、心配ですねと。

「よくまぁ、皆さん来てくださって。マスク、どうぞ付けてくださいよ。
 (前列の人を指して)濃厚接触ですから、マスクしてくださいね。
 新型コロナって聞いた時は、またトヨタが新しい車作ったのかと思いましたけど・・」

会場がウケてましたけど、ウチのダンナが、
「オレも同じこと思たわ」
・・・何を負けん気出してるんやら(苦笑)

豪華客船の人たちも心配ですねって。
あの船、長崎の三菱造船?で造られたそうです。
故郷で造られた船がああいうことになってるのは辛いですね・・って。

「琵琶湖にも豪華客船ありますよね」

・・えっ、ビアンカのこと?? (会場全体が苦笑)

「あそこでナマさだやったことあるんですよ」

・・はい、知ってます!(笑)

私の知らない曲ですが、故郷を歌った曲が2曲。

「あまりヒットしてない曲もコンサートではやらないと。
 こんな曲もありますよって、見せとかないとねぇ」

北の国からは、蛍のテーマを入れて。

「ご存知の方は一緒に歌ってください」って。

歌えますよね。あーとか、うーやし(苦笑)
でも、バイオリンがステキです。

世知辛くなりましたね。
いろんなことが規制される世の中で、
去年、某球団の選手応援歌の話。

「お前がやらねば誰がやる」、でしたっけ?
「お前」という言い方は教育学的にどうか、とかいう論争。

「おかげで私の曲が・・」 会場大笑い。

あの当時、ずいぶん叩かれたのだとか。
「オレより先に寝てはいけない。オレより後に起きてもいけない」
なんて偉そうに、男尊女卑にもほどがある~

だいたい、常に叩かれるんだと。
精霊流し・・暗い!
当たり前です。死んだ人の話なんですから。
無縁坂・・・マザコン。
男はみんな、マザコンですから!
防人の歌・・・右翼か!って。

・・・なんて愚痴ってました~(苦笑)

最新の曲、と言ってやりはじめたのが

♪ お前、俺の飼い主ならば、オレの体を管理しろ・・・

ACジャパンの、あのCMソング!

とある広告代理店から企画が持ち込まれたとか。
入札で採用されたら歌っていただけますか? 『にゃんぱく宣言』、
採用されるなんて思ってないから、元曲に似せて、それらしいメロディと、
それらしい歌詞で、即興で歌ったのを、「こんなんでいい?」って送ったら、
そのまんま採用されて、そのまんまCMで使われたのだとか。
・・・もっとちゃんと作っておいたら良かった?? 
いやいや、充分インパクトあります! 猫好きにはたまりません(苦笑)

そして、元歌の関白宣言・・・と思いきや、ワンフレーズで終わり。

マイナー調になって・・・関白失脚(苦笑)

♪お前を嫁にもらったけれど~ 言うに言えないことだらけ~

ダスキンのCMにも使われた曲ですね。
結婚あるある?とか言われた曲です。

でも、ラストに、「頑張れ! 頑張れ! みんな頑張れ!」と展開。
お父さんの応援ソングにもなったとか?

確か、この曲を東北でも歌ったとか言うてはりましたね。
震災後の東北で、何か力になりたくて、鶴瓶さんと一緒に行ったお寺の話。
何度も聞いてるけど、本当に歌が力になるんやなと。

「行政が高い防潮堤を建ててますが、
 地元に人たちの思いと少し違うんですね。
 地震は辛抱するから、津波が着たら逃げるから、
 だから、逃げる道を作って欲しいのに・・・」

リアリティありますね。
ずっと応援している人の言葉やなぁ。

東北でも良く歌ったという、いのちの理由。
法然上人の宗祖法然上人800年大遠忌を記念して作ってと、
浄土宗の知恩院から依頼されてできた歌だそうです。
岩崎宏美さんや平原綾香さんとか、多くの人がカバーしてるらしい。

「ウチは浄土真宗なんですけど、いいんですか」って、
知恩院に聞いたらしいです(笑)

「幸せになるために誰もが生まれてきた」
このフレーズがジーンときますね。
ええ歌です~

知恩院だけではないですね。
修二会、これはがらりと違う歌ですが、東大寺の歌。

バックの方は、さだ工務店?の方ですよね。
ピアノ、チェロ、パーカッション、ギター他もろもろ楽器、の4人の方。
もちろん、さださんもギターを弾いたりバイオリンを弾いたり。

舞台セットも、何気に素敵です。
・・ジュリーの時と大違い(汗)

アンコールは1曲でした。
でも、じんわり。



セットリスト。

さださんが、何度も深く礼をしてくださって、
それがすっごく印象的でした。

まだまだ、書き忘れてることもあるんやけど、
長くなりすぎるんで~

また、来てくださいね。
琵琶湖ホール。


南こうせつコンサート

2019-03-18 11:09:15 | 音楽はともだち
昨日は、夕方から地元市民ホールである、
「南こうせつコンサート~おもかげ色の空~」に行ってきました。

中段のまずまずな席で、坐骨神経痛で休養中のダンナと行ってきました。
2時間ほどとはいえ、座ってられるかな、なんていうてましたが、
だいぶんマシになったのか、大丈夫なようでした~



「おもかげ色の空」とあるように、かぐや姫時代の曲を歌うという、
コンセプトのコンサートツアーのようです。
懐かしいけど、あまり知らない曲もありましたね~
それと、新しく出したアルバムに収録された曲もありました。

セットリストが終演後に張り出されてたと思うんですが、
たくさんのお客さんにまみれてたのでよくわからず・・・
記憶のある範囲で、書き記します。
順番はちょっとあやふやです・・・

青春の傷み

おはようおやすみ日曜日
夢一夜
幼い日に
加茂の流れ
春の恋文
うちのお父さん
マキシーのために
好きだった人
リーバイス501
男がひとりで死ぬとき
幸せになろうよ
からたちの小径
神田川
~アンコール~
おもかげ色の空
満天の星
僕の胸でおやすみ

もう一曲、途中でなんかあったかもですが・・・

前のほうの席は、ファンクラブの方が多いようで、
左右の襟に「かぐや姫」「少女隊」と書かれた、
ピンクの法被を着ている女性が何人か・・・私と同世代の・・・

緞帳が下りてますが、もう始まるというタイミングで、
手を振りながらの「こうせつコール」~

こういうルーティーンがあるんですね~
後ほど、こうせつさんが、「男の声ばかりで・・」と
ちょっと嘆いて?はりましたけど(笑)

白いTシャツにグレイ?のジャケット、細いジーンズ、
相変わらずのカジュアルな服装で登場。

「うれしいですね~ また守山に来られるなんて・・・
 10年・・もうちょっと前かな。こちらに来て、
 そしてまた、こうして来れるなんで、ほんとにうれしい」

そうですよ! その10数年前のコンサートも、
私は行きましたからね~~

「・・かぐや姫時代の歌を中心に歌います・・」

という声に、会場から大きな拍手があると、

「・・・年齢層、高いなぁ~」とぼやき?

「しんどくなったり、トイレが気になったりしたら、
 どうぞ遠慮なく、自由に行ってくださいね」

確かに、いつになくトイレ?に立つ人多かったような・・・

MCも歯切れ良く、楽しくおしゃべりしてくださいました。
何度も「守山」を連呼してくださって、ありがたい限り。

デビュー50周年で、アルバムのほかに、本も出されたようで、
「いつも歌があった」というエッセイ。

「神田川」という曲がヒットしたことで、こういう人生になった。
年を取った今を受け入れながら、いつも歌があって良かったと思う。
皆さんも、もう駄目だというときに、自分にとって一番の歌を歌ってください~

というお話もされてましたね。

・・・私にとって一番の歌って、なんやろう・・・

バックバンドは、3人。
それぞれ、いろんな楽器を担当してはるんでびっくり。
ギター、バイオリン、バンジョーなどを弾く佐々木順平さん。
ベースの河合徹三さんは、ベースを弾きながら、
ウインドチャイム?とか木魚の小さいのん(カスタネット系?)
とかを、鳴らしたり、忙しそうでした。
あと、ピアノの・・・お名前を失念(すいません・・)
アコーディオンも弾いて、すごいですね。

3人の紹介もされたんですが、桜がもうすぐ咲く、
という話題を振りながら、それぞれのお花見スポットなども。
ベースのテツさんが花見で飲むという話から、
そこで歌う一番の歌はナニ?って、こうせつさんに聞かれ、
加山雄三さん・・・旅人よ、って。
歌ってみて、と振られて

「♪きみとあるいた・・・??」

「それはワイルドワンズの思い出の渚だよ~」

「♪風にふるえる~緑の草原~ だよ~」

なかなか面白い会話でしたね~ 

「リーバイス501」という曲は、
新しいアルバムに入れてもらえなかったらしく、
「なのでライブで歌います」とのこと。
ちょっとユニークな、(やはり落とされるわな~)という曲(苦笑)
途中で、会場との掛け合いを入れてくださいます。

「ボクが歌いだすので、皆さんついてきてください。
 どんな歌が出てくるか、すぐについてきてくださいよ」

ちょっと、記憶があいまいですが、こういう曲の(下記)歌いだしで、
続けて会場全体が歌いましたね。うまく歌えると、
正解!って言われましたよ~(笑)
盛り上がりましたね!!

♪あ~、だから今夜だけは~

♪飲んで~飲んで~飲まれて~

あともう1曲、なんやったかな・・・最後に

♪風に震える~(笑)

加山雄三さんをちゃっかり入れて(笑)

加山さんといえば、新アルバムに入れたという
「幸せになろうよ」は、加山さんをリズペクとして作ったのだとか。
確かに、イントロは加山さんのメロディに似てましたね。

「加山さんの歌は、♪もしもこの船が・・・お嫁においで、とか
 ♪ボクの行くところに ついておいでよ~、とか、
 相手の都合も考えずにね、言うんですよね~
 ぼくらのフォークは、例えば伊勢正三の曲とか 
 ♪君がどうしても帰りたいなら 止めはしないけど~
 なんて相手を気遣ってばっかりなんですよ・・」

会場も爆笑。なので、加山さんになりきって作った、らしいです。
間奏の間に、「幸せだな~ボクは・・・」とセリフまで入れてくれました(笑)

「からたちの小径」という曲は、島倉千代子さんに提供した曲、
亡くなる前の、最後の曲になったそうで、録音もスタジオを押さえてたのに
「もう時間がない、声を残しておきたいから」という電話をもらい、
急遽、島倉さんの家に機材を持ち込んで録音したんやそうです。

「最初、依頼を受けてOKを出してから半年くらい音沙汰がなくて。
 企画が変わったのかな・・・ははん・・・さだ(まさし)に行ったのか?
 (爆笑)なんて思ってたら、電話があって、具合が悪かったんだそうです~」

こうせつさんが歌っても、やっぱりちょっと島倉さんぽい感じの曲でした。

「いよいよ最後の曲になりました」

会場から、「え~~~っ」というブーイング。

「最後は、あの曲しか残ってません」

順平さんがバイオリンを持って、そうです! 「神田川」!

もうね。やっぱり、泣きそうになります。
ダンナは、この曲を聴いて学生結婚にあこがれたとか。
私も、高校3年の時に出た曲ですが、強烈な印象があります。

♪何も怖くなかった、ただ、あなたのやさしさが怖かった

なんか知らんけど、そんな経験ないけど、絵が浮かぶ歌詞。
すごい歌やな~って思います。

会場の大きなアンコールの声と拍手で、ハケた3人が再登場。
このコンサートのタイトルにもなった、「おもかげ色の空」です。
ファンクラブの人だけやなく、会場の多くがスタンディングで、
この歌を大合唱! 歌えますもんね~

そしてさらにおねだりする拍手!
そのままで、「満天の星」 そうでしょ、やっぱり!
ラストは、会場全体で手を振り、キラキラさせて、大合唱!

♪ ひとりぼっちの君に降るのは 満天の星~

まだまだ、おねだりのアンコール拍手

イントロが流れると、みんな着席しました。
そうです。あの歌です。かぐや姫の曲の中でも私の大好きな歌です~
・・・何度かよし笛でも吹きましたけどね・・・

「僕の胸でおやすみ」

♪ 古いコートは捨てて 僕の胸でおやすみ

長いこと、「古いコート」は「古い事」やと思ってたけど、
着るコートやったんですよね~ 

他の曲についても、いろいろ話をされたし、
書きたいことはキリなくありますが、とりあえず、
今日のところはこれで(苦笑)

それにしても、南こうせつさん、御年70歳。
かろやかで、は切れの良いコンサートでした。

坐骨神経痛のダンナも、まぁまぁ、機嫌よかったし(笑)

お疲れさんでした!



懐メロではあるけど

2017-12-10 23:35:24 | 音楽はともだち
先月の市民カレッジの時にもらったフライヤーの中に、
「東京大衆歌謡楽団」のチラシが入っていてビックリしました。
2年前に新聞の記事で見て興味を持った彼らです。
たまたま大阪でコンサートがあると知って、
森ノ宮ピロティホールまで聴きに行った、彼らです。



地元に来てくれるなんて、これは聴きにいかないとね!

今日、チケット発売日というのを手帳に書いていたので、
忘れずに、買いに行ってきましたよ。

お昼に行ったのですが、良い席を買えました。
・・・海老蔵さんの時は、1時間前に行っても中段でしたけどね。

でも、朝10時の発売時間には3人ほどが並んでたそうです。
ちゃんとファンがいはるんですね! 

市民ホールの窓口の方と「東京大衆歌謡楽団」について少しおしゃべり。
・・・お忙しい時にすいません~
まだ、しっかり調べてないとおっしゃってたので、
私の知る限りのことをお話して(笑)

高島三兄弟が、懐メロを歌い始めたきっかけとか、
Youtubeにあがってる、彼らの演奏のこととか。

もちろん、チケットはしっかり購入したのですが、
そこに、偶然やってきたのが、知り合いのオバサマ。
・・・私と似たようなシルエットの?(笑)

ず~っと前に、私が季刊紙を担当している某社で、
彼女も働いていて知り合ったのですが、
その明朗快活な性格とインパクトのある個性は忘れられず(笑)
・・・あちらも同じやったのかも知らんけど?
たま~に、偶然に、そこらで出会うんですよ。

最近は、市民カレッジで毎回会いますね。
1300人も入るホールやのに、必ず、どこかで会うし(笑)

もうすでに、別の仕事に就いてはるし、
ウチの娘等と同じくらいの息子さんたちは結婚して、
お孫さんもいてるという、幸せな方なんですけど、
市民カレッジのチケットの発売日に並んでたら会うというのも定番。
(今年は、「来るのが遅いで、近いのに」って言われた~)
野洲市民ホールで米朝一門会のチケット販売日の時も出会ったけど。

そして、今日ですわ。
彼女は、市民ホールの友の会の会員の申込みに来たらしく、

「会員先行があるし、並ばんでもええねんで~」

なるほど~~ 

窓口の方の説明によれば、

「座席は選べないけど、電話で座席確保ができる」んですって!

毎年、市民カレッジで並んでるしなぁ~と、
私も、友の会に入会することに。会費は1000円。

窓口のお姉さん方に、

「仲良しなんですね~」といわれつつ、

「いえいえ、連絡先は知らないんですけどね。
 毎年、市民カレッジのチケット発売日に会うんですわ」

そしたら彼女から、電話番号を書いたメモをいただきました!

今さらですけど、連絡先の交換~(笑)

「私は、あんたのフェイスブックもブログも見てるから」

ですって!! → 今書いてるこれも、見られるやん~~(笑)

好みのイベントはビミョウに違うようですが、
・・・海老蔵さんの時には会ってないから。
市民ホールを通じて、出会えることが楽しいですね。

ちなみに、市民ホールの窓口の方と少し話してて、
市民ホールではコンサートとかはよく開催されているけど、
お芝居のたぐいは、あまりないですね・・という話から、
「ひこね演劇鑑賞会」に入ってるのですが・・・と言うたら、

「えっ、私も、前に入ってました!」 って!!

ひこね市文化ホールに勤務されてて入会したらしいけど、
ホールに勤務してると、かえって鑑賞できない時が多く、
こちらに移動になったこともあって、退会したのだとか。

それは残念ですね~~
12月12日に、劇団民藝の「集金旅行」があるので、
また、良かったらどうぞ~~~ 
とぬかりなく?オススメ(笑)

そうなんや~
そういう方も、いるんですね。

さてさて、小雨が降ってるようですが、
また1週間の始まり。



寒さに負けず? 庭の「わびすけ」が咲いてます。

明日も、元気に間張ろうっと!



雅楽の世界

2016-12-05 22:56:12 | 音楽はともだち


土曜日の、桂川のサービスエリアで。
気持ち良いくらいの青空でした~


日曜日は、今年度最後の市民カレッジ。
なんと、雅楽奏者の東儀秀樹さん。

スマートで、クールで、でもさらっとジョークを言う、
ちょっと変わった?雰囲気の方でしたね。

お話も上手です。
声も心地よくて、子守唄にしてしまってる人もいたけど?
お話が面白かったので、寝てしまうことはなかったですよ。
もちろん、サービス演奏も、3曲ほどありましたしね!

いや~ 生の篳篥(ひちりき)、パワフルでビックリ!
まるで、サックスのように響くんですよ~
あんな小さな笛やのに~

雅楽の紹介から、お話されました。
1400年も前に、大陸から伝わって、平安中期に完成されて、
そのままの形で現代まで受け継がれてきた、
伝統ある音楽なんですね。

笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の三種の管楽器、
琵琶、箏の二種の絃楽器、太鼓、鞨鼓(かっこ)、鉦鼓(しょうこ)の、
三種の打楽器の編成だそうです。

旋律のパートは必ず笛で、弦や太鼓は伴奏のパートと決まってるらしい。

三つの笛を持って来ておられて紹介してくださいました。
笙(しょう)を手にとって、

「これは、しょう、です」

篳篥(ひちりき)を手にとって、

「そして、これは、大(だい)です」

えっ?? だい??? 

会場はシーン・・・みなさん、「??」やったと思うけど、
東儀さん、するっと言うんです。

「・・・シーンとしてますね・・・そうですか・・・
 これは、篳篥という笛なんですけど、
 これ(笙)が、しょう(小)なので、
 こっちをだい(大)って、言ってみたんですけどね」

会場、笑いました~
というか、クールな東儀さんが、そんな冗談を言うなんて、
思ってもいないですからね~

もう一つの笛、長い横笛を手にして、

「そして、この笛が、ちゅう・・・」

会場から笑いが~

「今度は、笑っていただけましたね~ 
 これは、ちゅう、ではなくて龍笛(りゅうてき)と言います」

笙(しょう)は、15本の竹が束ねられ、
根元に金属のリードがあって、
下に木の枠があってウルシが塗られてるようです。

???なんせ、最前列の席やし、わりとよく見えましたよ(笑)

旋律ではなく、和音を奏でるようで、指で穴を押さえ、
息を吸っても吐いても、音が出るそうです。
これが元になって、西洋のアコーディオンやハーモニカが、
できたのではないかと言われてるようです。

篳篥は、短い竹の笛やけどヨシを使ったリードがあり、
抑揚のある音が出せて、それゆえ、音を安定させるのが難しい笛。
なるほど・・・西洋のオーボエのルーツなんですね。

笙の音色は”天から差し込む光”を表すとされ、
篳篥の音色は”人の声”つまり”地上の音”を表すと言われているとか。
龍笛は、天と地の間を行き交う”龍の鳴き声”を表しているんやそうです。

雅楽の世界は、これらを合奏することが基本で、
「天」「地」「空」を合わせて、音楽がそのまま宇宙を創る、
そういうふうに、考えられているんですって。

雅楽ってナニ?って、聞くと、たいていの人は、

「神社で聴いたことのある、アレ」

と言う人が多いけど、皆さん、少しは知っていただけましたか?
せめて、アレではなく、ソレぐらいには・・・なんて言って、
また、笑いを取ってましたね~~ ほんま、意外です(笑)

雅楽から来ている日常の言葉も多いそうです。
篳篥の抑揚を付けた音の出し方を「塩梅(えんばい・あんばい)」
というらしくて、味加減の塩梅につながるんですね。

ものごとをするときのポイントを言う「コツ」も、
雅楽の笙から来た言葉。笙は穴を指で押さえて音を出しますが、
一番、指が届きにくいところが「こつ」と呼ばれるんだとか~

へ~~~

「打ち合わせ」というのも、雅楽から来た言葉。
合奏をするのに、前もって打楽器から音合わせをしたのだそうです。

「やたら」、やたらうるさい、やたら多い、とかの「やたら」
雅楽の音楽の中には、2拍子と3拍子が混合してる
八多羅(やたら)拍子という特殊な拍子の曲があるようで、
とっても、難しい拍子らしいけど、そこから来てるそうです。

野暮(やぼ)、粋でないことを表すけど、
笙の竹にはそれぞれ名前がついてるらしいのですが、
音が鳴らない竹が2本あって、それぞれが「や」と「もう」。
「もう」がなまって、「ぼ」となったらしいけど、
いくら吹いても鳴らないということから、
野暮という言葉が生まれたとか。

いろんな意味で、勉強になりましたね~

篳篥で演奏してくださったのは、

ジュピター
浜辺の歌
トゥーランドットの誰も寝てはならない

伴奏が流れるんやけど、すべて自分で作ってるらしい。
ギターもピアノも打楽器もシンセサイザーも、
全部やってはるんですね~

東儀さん、B型かな・・・と勝手に思ってたけど、
ウッキペディアを見たら、B型!!(苦笑)

けっこう、もったいぶってはったけど、
演奏は、予定通り、なんでしょうね!

とっても、ステキでした!

篳篥の抑揚ある音色、パワーのある響き、
違う曲に聴こえるくらい、初めて聴く音色でした~





岡林のコンサートへ

2016-11-12 23:25:07 | 音楽はともだち
ツイッターをやるようになって、ほんとにブログ更新がおろそかに。
なので、読者も減りつつあるような・・・すいません~(汗)

さて、今日は、久しぶりに京都まで。
友だちと一緒に、北山の京都コンサートホールへ行ってきました。



目的は、こちら・・・



岡林信康と京フィルコンサート。
お誘いいただいたので・・・ほんとに、感謝。

京都コンサートホールも初めてやし、
北山は久しぶりやし、ええ天気やし~良かったです。



京都も、秋色に染まりつつ・・・



年代は、私らよりも上が多そうです~



回廊のような通路。



雰囲気もなかなか~

強いて言うなら、座席が2階P席という、ステージの後ろで、
岡林のおしゃべりが、聞き取れなかったのが残念・・・

齢70歳、声もちょっと通らないとというか。
だいたい、そういう感じの歌声ではあったけどね。



それにしても、ステージの後ろって、びっくり~

京フィルの室内楽団。
最初に3曲ほど演奏がありました。
「愛のあいさつ」や「カルメンドリーユ」とか。
わりとよく知られてる曲を演奏されましたね。

そして、岡林の登場。Gパンにベスト。
アコースティックギターで、弾き語り。
初っぱなは、定番の、「山谷ブルース」。

♪ きょうの~

歌い出しで拍手。
ギターを止めて、岡林が、

「ちょっと拍手少ないよ~ オレの唯一のヒット曲やねんから」

爆笑とともに、再びイントロ・・・

♪ きょうの~ (大きな拍手)
  しごとはつらかった~
  あとは、しょうちゅうを あおるだけ・・・

MCなしで、2曲目。

♪ うちがばんぼはよ~ おきても

そう、「チューリップのアップリケ」
近江八幡の教会の、牧師の息子として生まれた岡林信康の、
近江八幡ゆえに見聞きした、靴屋の親子の歌。

♪ みんなびんぼうのせいや おかあちゃんひとつもわるうない
  チューリップのアップリケ 付いたスカートこうてきて

初めて聞いた時は、なきそうになった歌です。
高校生の頃かな~

3曲目は、がらりと変わって、秋らしい曲。
「26番目の秋」。
綾部の15軒ほどの民家しかないところで、
農耕生活を送っていた頃の歌。

そして、その村で毎月開かれる常会での一こまを歌った「橋」。
サブタイトルが、「仁義なき寄り合い」。

登場人物はみな実在の人。
でも、今、生き残ってるのは一人(岡林)だけ。
まるで、コミックソング! 
ちらっと、聴けます  → こちら

前半終了。休憩を挟んで、京フィル登場。
最初に、チャップリンの「ライムライト」
そして、岡林が登場して、コラボコーナー。

「ミッドナイトトレイン」とか、
「君に捧げるラブソング」を熱唱。

テレビを見てたら、最近の若いもんは結婚をしたがらない。
結婚どころか、恋愛もじゃまくさいらしい。
オレらの若い頃は、それしかなかったのに。
なんでも、便利なもんができたしね(と、スマホの手振り)
情報なんて、すぐにわかる。オレらの若い頃は、
電話するか、本で調べるとかしかでけへんかったのに。
なので、今の若いもんには、オレのラブソングなんて、
せせら笑われるやろうけど、今日は、わかってもらえる人ばっかりで(笑)
良かったです・・・なんて、言うてましたね。

コンサートの前に、ランチ食べながら、
友だちとしゃべってたばっかりの話と一緒。
ちょっと笑えてきたけどね~

ほか、「山辺に向かいて」もあったかな・・・

ラストは、エンヤトットdancing、で締めくくり。

拍手にいちゃもんをつけながら、自分のことを、

オレなんて、ずっと沈んでる。深海魚や。
オレのことは、フォークのダイオウイカと呼んでくれ(笑)

アンコール曲は「自由への長い旅」でしたよね?(←ええかげんやな 笑)
なんせ、お顔が見えないし、歌声も聞き取りにくい。
ステージの後ろの席は、いまいちかも~

でも、やっぱり、コンサートもいいなぁ~

楽しいひとときでした~









懐かしのメロディ

2015-12-10 23:34:28 | 音楽はともだち
お仕事があるということは、ありがたいことです。
でも、〆切りがあるということは、しんどいですよね~
特に、不慣れな仕事は・・・汗

いわゆるテープ起こし、音声データを文字にするという、
しかも、急なお仕事が入って、ほんまに、3日ほど、
過酷に?パソコンにしがみついていました~(汗)

何度かやったことはありますが、今回は、長い。
120分と180分。とりあえず、120分の方は納入したんやけど、
また、これから180分に向かいます・・・ふぅ。

なんせ、専門的な内容なので、そのまま起こす「素起こし」でも、
聞こえてくる言葉が外来語なのか、日本語なのか、
どんな漢字に変換するのか、合ってるのかどうかもわからず・・・
やはり、ある程度の知識がないとできないですよね・・・
不安は残りますが・・汗・・・続きも頑張ります・・

さて、そんなこんなで、ブログアップができてませんが、
先週、以前から予定してたコンサートに行ってきまして。
今回は、誰も誘わず、一人です~~~



だれ、それ~? いやいや、以前、ここでも書いたと思うけど、
東京大衆歌謡楽団の3人ですよ!

大阪でコンサートをやるというので、行ってきました!
昭和生まれ平成育ちの、ナマ高島3兄弟です!



会場は、森ノ宮ピロティホール。
演劇を観に、何度も行ってるホールですけどね。
さすがに、お客さんの年齢層高い~~

満席ではなかったけど、ご夫婦で来てるらしき人が多かったな。
もちろん、私よりも年上の方々・・のようですけどね~

舞台は、シンプルに3人だけ。
楽器は、次男雄次郎さんのアコーディオンと、
三男龍三郎さんのウッドベース、のみ。
それと、”東京大衆歌謡楽団”のペナントがありましたね。

サーカスの唄から、始まって、次々と懐メロが!

いくつか歌えないのもあったけど、多くは歌えます。
思わず手拍子が出たり、ジミに?盛り上がります~
10曲ぐらい、歌わはったかなぁ。

一番盛り上がったのは、東京ラプソディ、かな。

二部構成で、15分の休憩のあとに後半。
後半は、座席に配布されていた歌詞カードで、
会場も一緒に歌いましょうという、なかなかの配慮(笑)

リンゴの唄、二人は若い、青い山脈、丘を超えて、誰か故郷を思わざる、
歌えますがな~ ちょっとキーが高かったけどね。

MCは雄次郎さんが、きっちりとしたしゃべりで、
時々、お兄さんのボーカル孝太郎さんと、龍三郎さんにふります。
兄弟でも、風貌は全然似てないというか、龍三郎さんが、
28歳のわりに老けてて(笑) ネタにされてましたね。

もともとヒップホップとかラップをしてたらしい孝太郎さん。
雄次郎さんと一緒にしてたかどうかしらんけど、
二人は、世界の民俗音楽をテーマにしたバンド活動をしてたとか。
そんな中で、日本の、昭和歌謡に出会ったらしい。

おそらく、ご両親は私らと同世代やと思うし、
昭和歌謡でも、もうちょっと新しい歌で育ったハズ。
だから、両親から得たものではなかったようですね。

孝太郎さん曰く「あらゆる手段を使って」、
昭和歌謡を収集したようです。
終戦前後、昭和30年までの曲が多いんちゃうかなぁ。

欲を言うならば、懐かしい大阪の歌も入れて欲しかったなぁ。
月の法善寺横町はええとしても、道頓堀行進曲とか~

すぐに絡みたがる大阪人のお客さんなので、ツッコミもいろいろ。
雄次郎さんは、ほぼ、にこっとしながら流してましたけど、
大阪のおっちゃんと、言葉のキャッチボールができたらベストやね!

なんと言っても、父親がバイオリンで弾きかたる、
古賀メロディが子守歌やったんで(笑)
懐かしく聴かせてもらいました。
長い間奏まで歌えるくらい知ってるからね~



すぐお隣、大阪城公園の街路樹のイチョウが、
黄金色に輝いてました~

JR森ノ宮の駅がキレイになってて、
ピロティの前には、なんかしら商業施設ができてて、
・・・レストラン? アミューズメント?
ちょっとビックリ~

時間があるときに、また、覗いてみよう~




青春のポップス

2015-10-23 23:59:09 | 音楽はともだち
リフォーム工事中なんで、パソコンは2階の廊下に移動、
まったりくつろげるスペースもないし、どうも、夜の作業がしにくい。

テレビを見ようと思うと下にいないと見られへんし・・・で、
なかなかパソコンの前にじっと居られなくて、なかなかアップもできず。

そんなにおられないとは思うけど、ブログの愛読者さま、
今しばらく、お待ちくださいませ~

とは言いながら、忘れないうちに書いておこう~



今日は、「ブラザーズ5」のコンサートに行ってきました!
地元の市民ホールなので、姉と二人で。

めっちゃ楽しかったですよ~
客層は、私よりの上の方々かと・・・スタンディングはないけど、
拍手と笑い声はいっぱいありましたよ。

ブラザーズ5、去年結成して、コンサート活動してはるんですね。
平均年齢は64歳ですって。

最年長は、杉田二郎さんで68歳。もうすぐ69歳になるらしい。
その次はべーやんこと堀内孝雄さん、67歳やって。
ばんばんがその次で65歳、ばんばんとグループを組み、
「いちご白書をもう一度」が売れる前に脱退した高山厳さんが64歳。
一番若い因幡晃さんが61歳だそうです。

5人中4人、因幡さん以外が全員関西人。
というか、堀内さんが大阪出身で、あとの3人は京都出身。

因幡さんは秋田出身らしいけど、お母さんが、
滋賀県蒲生郡出身なんやって!! すご~い!
会場から拍手されて、

「ただいま~」(笑)

べーヤンからつっこまれてました!

「オマエとちゃうやん、お母さんの話やん」

前説、ならぬ、前歌は、ペルー出身の日系3世の若い男子の歌2曲。
エリック・フクサキくん~ 若~い!

エリックが歌い終わると、バックに映像が流れます。
因幡さんから順に、子どもの時の写真(赤ちゃんの時の人もいます!)
大人になってからの写真、そして現在~

5人が登場して、オープニングは、「うれしいな!」
「漕げよマイケル」の替え歌版やけど、
彼らのテーマソングみたい?で、めっちゃ楽しい → ここ

2曲目は「風に吹かれて」、3曲目は 「戦争知らない子どもたち」。

MCは堀内さん、かな。
とにかく終始、謝辞ばかりでしたね~

「この年になって、みなさんの前で歌えるのがうれしい・・」

「歌に出会えたことが良かった」

「お客さんがあってこその我々ですから」

「本当に、感謝の気持ちでいっぱいです~」

そのたびに拍手しやんと~(笑)

5人で、定番中の定番。「戦争を知らない子どもたち」を
歌ったあとは、各人が一人ずつ2曲ほど歌います。
トップバッターは、ばんばん。

「SACHIKO」です。

そして、因縁の?昔の仲間高山さんを紹介して、
二人で、幻の?「いちご白書をもう一度」。

そのまま、高山さんを残して、高山さんが、
ピアノを弾きながら~

「心凍らせて」

これって、演歌やと思っていたけど、
ピアノの弾き語りやと、違うもんみたい。

ばんばんから離れてから、「いちご・・」が売れて、
日々ショックやったって。
売れなくて、工場勤務という二足のわらじ。
その間に、子どもが4人も生まれたとか!
売れなかった頃の悔しさを、語ってましたね~

高山さんの次は、因幡晃さん。
ブラザース5が今年初めて出したCDに、
”後世に残しておきたい曲として、自分以外の人の歌を、
それぞれチョイスして入れてるようですが、
因幡さんの最初の曲はブレッドの、「IF」
高山さんと、歌いました~

そして、もう一曲できるんです~と新曲を歌いました。

「リチャード・ギアにはなれないけでど」

そら、なれへんやろう~ とつっこまれるような?新曲って(笑)
・・・因幡さんて暗い人かと思ったら??お茶目な人です~

そして、もう一曲は、いつもの暗い?曲、

「わかってください」

ここで、再び5人が登場して、今年出したCDに入れた、
それぞれの”残したい曲”を紹介。

杉田二郎さんが歌いたかったという曲は、

「この広い野原いっぱい」

オッサンの声で歌っても良いのか??と言うてはったけど、
なかなかシブイハーモニー。口笛も入ってました。
森山良子の歌ですよね~

そして、二郎さんのソロは、おなじみの、

「息子よ~ANAK」

この歌よりも、「男どうし」とかが好きやけどな。

最後に登場するのは、べーヤンこと堀内孝雄さん。
二郎さんとデュエットで、アリスの歌を。

「冬の稲妻」

懐かしい~~
低音の二郎さん。声が益々低くなってきたとか。
このままやったら、地下に潜るね・・・もぐらか! 
というべーヤンのツッコミ(笑)

べーヤンのソロは、新曲から。

「人生雨のち時々晴れ」

天気予報みたいな曲、って自分で言うてはった~

2曲目は、アリス解散後、なかなか芽が出ないときに、
出会ったという、小椋桂の曲。

「素晴らしい日々」

なるほど、それがヒットして、
その後のドラマ主題歌につながるねんなぁ~

再び5人で、歌います。
べーヤンが、後世に残したい曲は、なんとGSのタイガースの歌。
B面に入っていたジミな曲? あまり知られてない歌ですよね~

「風は知らない」

アレンジを替えて、べーヤンの歌になってましたね!

それと、コンサートのテーマでもある曲を6人で。

「My Bluue Heaven ~いとしい仲間たち~」

100年ぐらい前に生まれた歌らしいね~ 
けっこうおなじみな曲やけど、歌詞を置き換えてます。

そして、ラストは5人でずっと歌い続けてるという曲。

「この街で」

バックに歌詞が映し出されたんやけど、
知らない歌なんで、あまり歌えないですよね・・・
新井満さんの曲らしいねんけど、歌詞はシンプルです。

ひとまず、これがラスト。
べーヤンが、何度も、言うてました。

「ひとまずですよ~」

なので、ちゃんと、会場みんなでアンコールをリクエストしましたよ。

アンコール1曲目は、CCRの名曲。

「Have You Ever Seen the Rain~雨を見たかい~」

聴いたことある曲やけど、英語の歌詞は歌えへんしね。
なので、アンコール、最後の曲は、おなじみの森山良子の歌、

「最後は日本語の歌で絞めます」 

べーヤンが言うてはりました。

「あの素晴らしい愛をもう一度」

みんな歌ってましたよね~!

MCがいろいろ楽しかったけど、長くなるので、またいつか・・・





昭和歌謡

2015-06-16 23:21:16 | 音楽はともだち
今朝のサンスポに載ってました~



東京大衆歌謡楽団。
昭和歌謡を歌ってる30歳前後の兄弟のユニットが、
今回、コロンビアから本格CDデビューをすることになったとか。
あの、ミスター長島さんも聴いて、感動したらしいんです。

2009年4月、昭和初期の流行歌に魅了された高島兄弟+べースの3人で結成。
ヴォーカル(歌)が高島兄、アコーディオンが次男。

もともと世界の民族音楽をテーマにしたバンド活動をしていたらしい。
たまたま演奏した昭和歌謡に様々な音楽が凝縮されている事に気づいて、
昭和歌謡にのめりこんだんやとか → こちら
2015年3月から三男が加わり(ベースの人が辞めたから)3兄弟のユニットに。

風貌も、七三に分けでポマードで固めた昭和初期のモダンボーイ風(知らんけど)
それで、昭和初期の流行歌を歌うので、タイムスリップ歌謡とも称されるらしい。
巣鴨、浅草、上野で、街頭演奏をして知名度を上げ、
コロンビアさんに見つけてもらったようです。→ こちら

富山県出身の3兄弟やけど、インタビューとかで、
昭和歌謡の歌詞が「幼い頃、母親が読んでくれた絵本のように優しい」
というようなことを言うてはります。

彼らが歌っていると、自然に人が集まり、涙する人までいます。
ギターを弾く人、ハーモニカを吹く人、パーカッションの人まで、
彼らの周囲で、一緒に演奏し始めたり・・・→ こちら

着々とファンを増やし、昨年辺りから急に注目されるようになったみたい。
今週の日曜日(21日)朝7時から、BS朝日の番組に出るようです → こちら

Youtubeで彼らの音楽を聴いていると、父を思い出します → こちら
なんせ、父がバイオリンを弾きながら歌ってくれた古賀メロディが、
私の子守歌ですからね~
ただ懐かしい、だけではなくて、しまい込んでた記憶を呼び起こすんです。
こういう歌で、私は育ったんやな・・・

彼らが編曲することなく、当時のメロディを忠実にコピーしてるんですね。
アコーディオンで奏でるメロディが、本当にいいねんな。
歌声も、昭和やし~

聴いてくれる人に寄り添えるように、技術をもっと磨きたいって。
そんな謙虚なもの言いも、昭和的で好感が持てます。

彼らのCD、買おうかな~~「街角の心」

ラインアップがすごいねんで。

1.東京ラプソディ
2.一杯のコーヒーから
3.青春のパラダイス
4.長崎のザボン売り
5.丘は花ざかり
6.白い花の咲く頃
7.或る雨の午後
8.緑の地平線
9.花の素顔
10.急げ幌馬車
11.旅の夜風
12.何日君再来(ホーリーチンツァイライ)
13.上海帰りのリル
14.浅草の唄
15.夢淡き東京
16.誰か故郷を想わざる

半分ぐらいしか、知らんねんけどね・・・


音楽塾でベートーヴェン

2015-02-03 23:19:53 | 音楽はともだち
夕べは、寝られへんかったな~~
たぶん、コーフンしてたんやと思う(笑)

なんでって?

久しぶりに、大好きな俳優さんが出てるドラマがあったので(笑)

ま、そんなことはともかく、今日は節分でした~
各地で、豆まき、恵方巻きの丸かぶり・・してはったんでしょうか(笑)
わが家も、とりあえず、細巻きをつくり、イワシを焼きました。
豆は・・・年の数は食べられず・・・お腹いっぱいです~

長女が言うてました。

「セブンイレブンのレジの人が、オニにのようにレジ打ってた!」

恵方巻きが売れて忙しくて、オニのような形相でレジに? ではなく、

「もじゃもじゃのカツラかぶって、オ二そのものになってた」らしいです。

なんせ、恵方巻きはセブンイレブンが流行らせたんやしね。
昔は、そんな命名はなかったから。
節分に巻き寿司を丸かぶりする、っていうだけやった。
もちろん、恵方に向かって黙ってね。

セブンイレブンのおかげで全国に広がって、
バレンタインチョコとかと同じような行事になりつつあるわ~
ま、それで、家族みんなが平和で楽しければいいですよね!

さて、日曜日。
市民ホールへ行ってきたんですけど、実はこれ。



昨年の11月から始まった、「ルシオール音楽塾」。
全3回の、2回目があったので行ってきました。
11月の1回目は、「モーツァルトとオペラ」

2回目は、「女性に愛されたベートーヴェン」。
講師が、桂福丸さん。そう、噺家の福丸さんです。

毎回、テーマに沿って講師の話があり、
そのあとに、演奏があるんですね。
今回は、日本センチュリー交響楽団の7重奏で、
ベートーヴェンの「七重奏曲 変ホ長調Op.20」。

市民ホールのプロデューサーから挨拶があり、
センチュリー高揚楽団と提携をしたそうで、
これから、いろいろなところで演奏が聴けるようです。

福丸さんが登場していうてはりました。

「私が呼んでいただいたということは、
 面白いこともいれつつ、みなさんに、身近に、
 べートーヴェンを感じてもらおうという趣旨ですね」

その通り、ところどころ笑わしてくれます。
お母さんがピアノの先生をしてたので、家でいつも、
聞いていたのがクラシックやったとか。

ちなみに、福丸さんは若手ながら、灘中・高→京大法学部卒、
英語落語をやり始めて、落語家に・・という変わり種。
先月、「ほたる寄席」で噺をきかせてもらいましたよ~

「最近は、動物にクラシックを聴かせてたり、
 植物に聴かせたりとかしてるしてるらしいですね。
 パンにもね、聴かせたらどうやろ~言うてね」

出た!! パンネタ!(笑)
ほたる寄せでも出てきましたしね!

「メロンパンとフランスパンと食パンに、
 クラシックを聴かしたらね・・・メロンパンと、
 フランスパンは、なんら変わらなかったそうですが、
 食パンだけはおいしくなったそうですよ」

ほ~・・・ と会場。

「食パンだけに、耳があったんですわ」

ちょいウケてました~(笑) 

本題は、べートーヴェンの生い立ちから話さはったんやけど、
さすがに、昨年末、手塚治虫の「ルードウィヒ・B」を読み、
いろいろ調べて多少、勉強したので、話はよくわかりましたね。

テーマが、「女性に愛された」とあるので、
3人の女性に関するエピソードを紹介しはりました。

ピアノの教え子、ジュリエッタ・グィチャルディ、
ピアノソナタ作品27-2「月光」をプレゼントした女性ですね。

おなじく、ピアノの教え子、ヨゼフィーネ・ダイム、
福丸さん曰く、

「ええ感じやったのに、彼女は大金持ちの伯爵と結婚した」

家屋ぐるみでおつきあいのあった、アントーニエ・ブレンターノ。
出版した、ピアノソナタ 第32番 作品111を彼女に献上します。

ベートーヴェンの死後見つかった「不滅の恋人への手紙」が、
彼女あてとされてるらしいけど、でも、人妻なんですって~

演奏曲の、七重奏変ホ長調・・は、ヨゼフィーネに、
ピアノを教えていた頃、29才の時に作った曲らしい。
晩年に比べると、若い頃の作品はモーツァルトの影響を受けているとか。

30才の時に初めて自ら主宰するコンサートを開き、
そこで新作として発表、聴衆から支持を受け、
人気曲になったそうです。

福丸さん、最後は、ベートーヴェンがCDに影響したという話。
レコードに代わってCDが登場した時、、CDのサイズを、
どのくらいの長さにしようかとなっり、ベートーヴェンの第九が、
74分あるから、じゃぁその長さにしようということになったって!

「レコードからCDに。レコードのA面B面から、
C、Dに代わったということで・・・」

で、終了しました~
さすが、噺家な終わり方でした~

そして、七重奏変ホ長調・・・の演奏です。
第6楽章からなり、弦楽器のバイオリン、ビオラ、
チェロ、コントラバスと、管楽器は、ホルン、
ファゴット、クラリネットの7種類で演奏します。

センチュリー交響楽団の7名が中央に。
バイオリンとビオラが女性。あとは男性。
指揮者はなく、バイオリンの女性のタイミングで、
演奏が始まります~

聴いたことがあるような、ないような・・・
なんせ、クラシックに造詣のない私なんで(苦笑)
でも、弦楽器がキレイな音色で、アクションというか、
表現力が豊かやな~って思いながら、
一番前に居る、バイオリンの女性を見てました~

松浦奈々さんて方ですね。
センチュリーのアシスタント・コンサートミストレスやそうです。
・・・ようわからんけど・・・汗

終演後の質疑応答には、一番年長さんであろう?
コントラバスの内藤謙一さんが答えてはりました。
・・・・何の打ち合わせもないんですけど・・と言いながら、

ベートーヴェンは時代によって作った曲の傾向が違うんですけど、
最初の頃は、モーツァルト、ハイドンに似てて、
後半は、交響曲とか、その後の作曲家、ショパン、
シューベルトなどに影響を与えるような曲想になります。
そういう意味で、いろんな曲が弾けるから、
好きな作曲家ですね~

というようなことを話されてたと思います。
クラリネットの、持丸秀一郎さんも話されました。

ベートーヴェンは、年末の第九で知られてますけど、 
第九を年末に、1万人も集めて歌ったりしてるのは、 
日本だけなんです。
なんでそれを年末に演奏し始めたかというと、
終戦当時、オーケストラのメンバーの収入は少なくて、
お正月にお餅が買えない・・・餅代を稼ぐ方法はないか、
そうだ、年末に演奏会をしよう。
それも、人気のある第九をやれば、お客さんも入るだろう
・・・つまり、日本人がお正月にお餅を食べるという
そういう習慣があるから、年末の第九は生まれたんですねぇ

まさか200年後に、ボンからかけ離れた日本で、
これほど第九が愛されてるなんて、ベートーヴェンも、
びっくりしてることでしょうね。

なかなか、面白いお話ですね!
餅代のための第九、なるほど~~

第3回目の音楽塾は、4月5日。
バッハの音楽で、講師は合唱指揮者の本山秀毅さん。
びわ湖ホールの声楽アンサンブル専任指揮者。
バッハの魅力について語ってくれるそうです。

演奏は、ピアニストのイリーナ・メジューエワさん。
ロシア出身のピアニストで、京都芸術大学音楽学部専任講師。
京都で活躍するピアアニストやそうです。

行くチャンスがあれば、行くかも。800円やし。

生涯、貴族のパトロンを持たず、
庶民の音楽を目指したというベートーヴェン。

だからこそ、多くのファンがいるんでしょうね。