おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

海津力士祭

2012-04-30 23:17:29 | 湖国日記
ネコの額のような庭やけど、花も咲くけど草も生える、
なので、今日は草引きをしてました・・・

頑張ったわりにいっこもキレイになった感がなく・・(涙)
けど、天気予報通り、夜には雨がしとしと。

さて、昨日は、湖西のマキノまで行ってきました~



海津の力士祭です。

神輿を担いで町内を回る、というのはどこも変わりないんやけど、
よそと大きく違うところは、若い衆のカッコですね。

みんな、化粧まわしを付けて、その上からかわいい兵児帯をして、
法被を着て担いでるんですわ。



トラとかタカ?
ちょっと気になる化粧まわし(苦笑)

でも、なんで、化粧まわし??

資料によれば、海津港が賑わった300年前から始まったらしいけど、
その当時の、回船問屋で働く若い衆たちが、神社境内草相撲で、
力を競い合ったのが起源とか、
巡業に来ていた力士が置いていった化粧まわしを、
力士を真似て着け、その美しさを競ったのが始まり、
とか言われてます。

どっちにしろ、なんで、力士を真似たんやろね?
やっぱり、強い男は憧れやったんかな!





お昼頃に、海津天神社に到着。



ちょうど、子どもたちの神輿が出発するところでした。
入れ違うように境内に入ると、化粧まわしに白い法被姿の男たちがいっぱい。



ついつい目がいくオシリ・・・がなんとも恥ずかしい・・・

そのうち、拝殿に置いてあった2基の神輿を、一基ずつ、
奥にある社の前に出します。




それを、拝殿のすぐ上にある社まで運んで行きます。



階段を上がる西浜の神輿。



2基とも上げると、丸太が運ばれ、担ぎやすいようにロープで固定されます。
4箇所をロープでくくるのに、けっこう時間がかかります。
しびれを切らした?黒紋付きの総代が、何度も気合いを入れてました。



くくり付けたロープは、締まりやすいように水をかけてましたね。



西浜、海津、両方の神輿の準備ができると、拝殿前、階段の下に、
まわし姿の力士たち、いや、若い衆たちが並びます。



いろんな化粧まわしがありますね~
赤い傘をさしてもらって、神官が神輿へ。


石段の途中から、社に向かって祝詞をあげてました。



やがて、西浜の神輿から、

「ヨーイヤサージャー」

かけ声とともに、神社を出て町内に向かいます。



神輿の後ろを行くのが、鐘と太鼓。
西浜の神輿の後ろは、かわいい女の子が2人。
それぞれ、鐘と太鼓を担当します。



よく見たら、鯉がぶら下がってます~



この女の子たち、境内ではかなり人気がありましたね。
じいちゃんカメラマンが、次々と撮りに行くんです。



ついつい、声をかける私。

毎年、6年生の男子が、この鐘と太鼓を担当するんやとか。
でも、今年は男子が少ないので、お昼のお当番だけ、
女子もさせてもらえた、らしいんですね。

マキノ東小学校。今年の6年生は13人らしいですよ。
全校生徒が、99人なんやって。

思わず、頑張ってね~って、言いましたわ。



海津の神輿の後ろには、男の子ふたり。



それぞれの神輿は、西浜、海津に別れて町内を錬り歩きます。
祭歌というのがあるらしくて、チラチラッと歌ってはるんやけど、
歌詞は、ようわかりませんね。





時々、神輿を担ぎ上げては、

「どすこい、どすこい」

と言いながら神輿を揺らします。
何度も休憩しながら、飲んで、飲んで、飲んで(笑)
街道を往復して、天神社が見える分岐点までもどってきます。



戻ってきたら、そこで中入りのよう。
夕方17時半ごろから、夜の部が始まるらしい。
夜は、2基が揃って町内を回るとか。
天神社に戻るのは8時頃になるんやって。

琵琶湖がチラチラ見える湖岸の街道。

家の前で神輿を迎える人たちが、ビールやお酒を振るまい、
それに応えて、また担ぐ。

見た目は勇壮やけど、どこかのんびりとした祭でしたねぇ。



マキノの味

2012-04-28 23:43:45 | 湖国日記
さてさて、黄金週間が始まりましたね~
良いお天気やったし、相変わらず高速道路とかも車が多かったとか。
海外へ行く人もいたり、お金を持ってる人は、持ってるねんな~



先日、マキノへ行った時に買ってきたお酒。
「鳰の竹生島」の銘柄で知られる、吉田酒造さんの生酒。
「ヨキトギ」と「かじや村」。

冷えた「ヨトトギ」をあけてみました。
ヨキトギというのは川の名前で、「斧研川」と書くらしい。
マキノ高原を縦断して流れる川で、同じように流れる「知内川」と合流し、
そこから琵琶湖までの間が、おいしいお米ができる地域やとか。

そこで栽培された、酒造好適米「吟吹雪」を100%使用してつくった、
純米生吟醸が、この「キトトギ」。

すき焼きで飲んだんやけど、ダンナ曰く、

「ちょっと酸っぱい」

酸味?なのかな。ちょっと、クセのある味かも。
ラベルには、日本酒度 +2.5、酸度 1,6、アミノ酸度 1,2
ちなみに、アルコール度は 17度。

「かじや村」は、まだ飲んでないねんけど、
生酒なんで冷蔵庫に入れてありますよ。

こちらは山田錦でつくった純米生源酒。
安曇川町の鍛冶屋村と呼ばれるところで生産された酒米らしい。
日本酒度 +3、酸度 1,9、アミノ酸度 1,2。
アルコール度は17度。

好みで言うと、吟醸より純米酒の方が好きかな。
楽しみにしとこ~


そうそう、マキノの海津ウォーキングから帰宅して、
その日の朝日新聞の朝刊を見たら、海津のことが載ってました。
和菓子やさんが紹介されてたんやけど、なんと、私が桜餅を買ったお店でした。

駿河屋さん。
街道にはもう一軒和菓子やさんがあったけど、こちらは、
洋菓子も作ってはるんですわ。



できたてという、ヨモギ餅と桜餅。
1個 100円。安いよね~

ついでに、あまりにおいしそうやったんでシュークリームも買った!
こっちも100円やったかな。

どれもこれも、おいしかったで~す!

さてさて、GWの前半はお天気良いらしいね。

明日は、また、湖西に向けて、出かけるかな~



小さい春、見~つけた

2012-04-27 23:31:11 | 日々のつれづれ


最近、クールな?「あなんさん」です。
珍しく、まったりしてたんでパチリ。

いっつも、「まろくん」にくつろぎを邪魔されるからね。
・・・この時、「まろくん」はちょうど爆睡中でした~

さて、世間は明日からGWですか~
わが家には、そういうもんはないんで、いつもと同じ。
ダンナはフツウに週休があるだけです。

娘たちは・・・休みのハズやけど、どんな予定があるんだか~
私の予定は、仕事という名のもと? ウォーキングしやんとね。
あと、草津である子どもの日のイベントに出没し、
行けそうな祭?に出没し、あとは原稿書き三昧・・・これがキツイな。

とは言いながら、春らんまん。



某事務所の駐車場で見つけた、春、ですね。

タンポポとスミレ。

タンポポは、いわゆる、セイヨウタンポポ、みたいやね。
在来種と外来種を区別する方法は、花の総苞片、
反り返っているのが外来種らしいです。

スミレは野草やけど、いっぱい種類があるらしい。
でも、こんなコンクリートのスキマに咲いてる花って、なにげに、
景色の中に取り込まれてるような気がするねんな。
だから見過ごしそうで。

花に気がついて写真を撮ろうか、って思えたら、
それだけ、自分に余裕があるのかも・・・か、あるいは、
けなげに咲く花に、すがりたくなってたりして???



いよいよ、春の祭!

2012-04-25 23:59:05 | 湖国日記
また、読む本、たまって来てますね。
最近、読んだ本は、とりあえずこれ。



読むというより、見てる、という感じかな。

「近江の祭を歩く」

祭の本はいくつか持ってるけど、これはとにかく写真がキレイ。
本屋さんに並んでるのを見たら、月末でも買ってしまったのが先月。

もう、見に行きたくなる祭がいっぱい~

でも、なかなか行けないんよね・・・
今年も、GWは仕事やら笛吹イベントやら・・(涙)

ま、それはともかく、3日、4日、5日は、祭がいっぱい。
この本によると、3日の、ちゃわん祭は今年やる年みたいやで。
あぁ、余呉町まで行けへん・・・

狙い目は4日なんやけど、その日に限って、
祭に興味のないダンナが休みって、どうよ~
見たいお祭りが重なってるのに。

主婦的には、早朝から出かけたり、夜に行ったりが難しいし、
こういう本で楽しむしかないねんな。

あ・・・高月町の「馬上げのおこない」、
興味あるな・・・

そのうち、どれか見に行こう!

もう一冊の本、「歩いて楽しむ 近江 琵琶湖 若狭」

これは、ハイキング、ウォーキングコースの確認。
お仕事用なんやけど、これも、似たようなんを何冊か持ってるんやけど、
やっぱり、できるだけ最新の情報を知りたいのでね。

お仕事も、頑張ります~



P.S
今日は、あの日やったんですね。
7年前の、JR福知山線の事故があった日。
ニュースや新聞記事を見るだけで、悲しくなります。
先日からの、京都の交通事故とダブって、本当に辛いですね。
どれもこれも、風化させてはいけないし、二度と起こって欲しくない事故です。
同時に、信楽高原鐵道の事故のことも思い出します。
犠牲になった人たちのご冥福をお祈りします・・・


能舞台でお玉牛! その2

2012-04-23 23:28:41 | マイブーム・落語


昨日、お昼に食べたロイホの野菜たっぷりビビンパ。
コラーゲンボールのついたスープ付き。ドリンクバー付きで997円。

ま、こんなもんかな、というお味。
もう少しコチジャン?が効いててもいいかな。

さてさて、大津伝統芸能会館の桂吉弥独演会。

中入り後、吉弥さんの三席目が「お玉牛」。
これがトリの一席です。

「お玉牛」は、春団治さんの十八番。
艶笑落語の類に扱われたりするくらい、ちょっとやらしい?噺です(笑)
つまり・・・夜ばいの噺やしね!

村の若いモンが、京都の奉公先から田舎に帰ってきた「お玉ちゃん」を、
なんとかモノにしたいと思ってるんやけど、
力ずくで、夜ばいを約束させた若い衆が、その夜、しのんで行くねんな。

「お玉ちゃん」は家で泣きながらお父さんに告げるやけど、
お父さんは、男を懲らしめてやろうと、「お玉ちゃん」の替わりに、
買ってきたばかりの牛を、布団に寝かせるというもの。

夜ばいに来て、真っ暗な中で寝てる牛を手でさぐる・・・・
それがやらしいねんけど・・・
吉弥さんは、それほどやらしくもなく(苦笑)

・・・春団治師匠は、さらっとしてるのに色っぽいけどね~

吉弥さんが時々演じてるって聞いたような気がするけど、
夜ばいができるような時代の噺やから、やらしいというより、
のどか~って言う感じかな。

マクラでは、着物の話をしてたかな。
薄い緑系のグレイ?の着物に、うす紫の羽織に着替えての登場。

「これで、着物が3枚あるっちゅうのがわかりますやろ」

そこから、京都のお客さんは、着物のことを気にしてくれる話を。

「今日の着物は良かったわ~とか言うて、送り出しの時に、
 ソデのとこをさわって、正絹かポリエステルか確かめまんねんな~」

お客さんを見ながら、適当なマクラを話してるような感じやけど、
狭い会場で、ビールケースの高座で演じるところがあるらしいねんけど、
羽織を脱いだら下に落ちて汚れるから、そこでは、
脱いでからたたんで横に置くんですって、
そう話しながら、ホンマにたたんではって、思わず会場から拍手が~
本当に余裕を感じさせる吉弥さんです。

見に行きかけた頃からすると、上手くならはったなぁって思う。
5月のブリーゼの独演会も行きたいとこやけど、その頃は・・・
その頃は、若いイケメンを追っかけてるハズなんで(苦笑)

でも、しっかり笑わさしてもらいましたわ~

そうそう、トリの時の出ばやしの名前が思い出されへんねん。
歌謡曲のような・・・聞いたことある曲やし・・・
青い山脈ではないねんけど。
外記猿でもないし・・・。


というか、2席目の出ばやしは、なんやったっけ?



能舞台でお玉牛!?

2012-04-22 23:04:53 | マイブーム・落語


雨の三井寺です。

雨が降ると緑がキレイなんやけど、
もうすっかりサクラの花も散って、葉桜になってます。

三井寺のすぐそば、大津伝統芸能会館であった、
桂吉弥独演会に行ってきました~

ここは、能楽舞台があるんです。
以前にも紹介したけど、キャパは200席ほど。
指定席は正面席だけ。舞台の横の席は自由席になってます。

もちろん、満席。
平均年齢は高そうやったけど、みなさん、よう笑ってました!
私の周囲も、友だちも入れて、みんな笑いっぱなしでしたしね。



これは以前に映した能舞台。
この舞台の一番前に一段高くして赤い毛氈が敷かれ、
見台、ひざかくし、座布団が置かれます。
横にもお客さんがいてるから、なびらは、後ろの方に置いてありました。
花道(っていうのかな?)から、噺家さんは出てきます。

桂 小鯛  動物園
桂 吉弥  青菜
桂 紅雀  花色木綿(半ば)
桂 吉弥  親子酒
中入り
桂 吉弥  お玉牛

まさかね、能舞台の松の木の前で、「お玉牛」ってね~!
聴きたかったけど~(笑)

小鯛くんは、27歳らしい。
塩鯛さんの弟子で、以前はとまとくんやった人、
元気の良い動物園でした。

2番目に登場した吉弥さん。
今年で2回目のここでの独演会らしいけど、
出ばやしは、真室川音頭。

マクラは、山形の真室川役場の人からメールが来た話から。
それが縁でいただき物をしたとか。お返しをしたら、
次に、お米が送られて来たんで、またお返しに、ご自分のCD・DVDを送った、
次は米沢牛がくるかな・・と待ってますって(笑)

奥さんと子どもさんの話をしようとして、

「あ、私、ヨメと子どもいてますねん。ガッカリしはった人すいません・・・
『いやぁ~、いはんの~、え~・・』
・・・うふふ・・誰も言うてませんけど」

会場、爆笑です。
隣にいる友人は、笑いながらも、

「吉弥さんがやる女役は、色っぽいな~」 

と感心しきり。
ずっと、吉弥さんのことを「オトコマエやわ~」って!

長男のピアノの発表会を撮るビデオの、
充電をし忘れて奥さんとケンカしてたら、
デジカメで動画が撮れるよって、長女に教えられたという話。

「『△のところを押したら再生できるよ』って言うから押したら、
ヨメとケンカしてるところが映ってまんねん」

できたような話やん~(笑)

一席目は、「春ですねぇ、もうすぐ夏ですよ~」と言って、
「青菜」ですわ。

いや~、もう、ホンマに面白い。
次がわかってるのに、面白いわ。
食べたり飲んだり、もう見えてくるからすごい。

紅雀さん。
いつものように、ひょこひょこっと出てきたら

「待ってました~!」

声がかかりましたよ。
さすが、地元。お知り合いなんかな。
大津市出身、ローズタウンに実家があるって言うたら、
会場が和んでましたよね。

マクラは、九州に若手3人で落語会があったので、
始まる前にブラブラしたら、果物やさんに高価な果物があった。
マンゴーが8000円もして、デコポンが1800円やった。
落語会の会場に行ったら、木戸銭が、1500円・・・
3人でよってたかって、デコポンより安いなんて~ と。

ネタは、おなじみの「花色木綿」。
泥棒の話やけど、最後までしてくれへんかった~
ちょっと残念。
そのせいか、今日は、枝雀さんが見えなかったな・・・
紅雀さんの演じるアホは、やっぱりかわいいけど。

中トリの吉弥さん。
紋付き袴で登場。
そのせいか、しばし、先日の南天襲名披露公演の口上のことを。
火曜日の朝日新聞に載ってた、その時の写真のこととかも言うてました。
米朝師匠と、鶴瓶さん、ざこばさんとの4ショットやってんけどね。

その格好でナニを噺してくれるのかと思ったら、酒飲みの噺。
ホンマに、息子とうどんやのやりとり、けっさくやわ~!

七味をかける時、ポンポンしなさいとか言われて、
うどんにかけようとしてたら、会場のお客さんのどなたかが、
でっかいくしゃみをしはってんね。

「ハックション!」

ま、セリフとかぶってないし、そのまま、吉弥さんが続けてます。

うどんやの竹の七味入れ、穴を上向きにふってしまった息子、

「・・・・むにゃむにゃ・・・
 くっしゃみでそうやったけど、先に誰かがしたし、もうええわ~」

会場、大爆笑~!

「ええんですよ。くっしゃみぐらい、してくださって、ええんですよ。
 もう忘れてくださいね~」

なんて言うてはりましたけどね。

お酒飲めへんらしいのに、なんであんなに酔っぱらいが上手いんやら。
家に帰って来て、お酒飲んで酔っぱらって寝てる父親を起こして、
酔っぱらい同志で会話するのがオチ。

「おまえみたいな、頭がいっぱいある息子に、この家(うち)はやらん!」

「いらんわい! こんなぐるぐるまわってる家(うち)」

隣にいる友人、また、笑い転けておりました~


長くなったんで、お玉牛まで書かれへんやん。


とりあえず、つづく・・・



般゜若のカレー

2012-04-21 01:57:38 | いやしん坊バンザイ!
 

先日、ブリーゼの落語会に行ったとき、お昼ごはんに寄ったのが、
福島に最近オープンした、キッチュさんのカレーやさん「般゜若」。

食べたかった、カツカレーのランチセット。1000円。
カツが柔らかくておいしい。
ルーは、もう少し辛くてもいいかな。
カレー風味の芋サラダと野菜。
これにコーヒーがついてます。

東京の下北沢のお店には、去年、舞台を観に行った時に行きました。
キッチュさんというのは、マルチに活躍する松尾貴史さんですけど、
あの方が、こだわってカレーやさんをオープンしはって。
で、大阪・福島が2号店になるんです。→ こちら



友だちが頼んだ、ハーフ&ハーフのランチセット。1000円。
下北沢で私が食べたハーフ&ハーフは、ルーの器が2つに別れてたけど、
こちらでは、ごはんの上に、2つを分けてかけてあります。



こじんまりとしたお店やけど、なにげに歩いてたら見逃しそうやし。

現に、その向こうにあるお店に、10人ぐらい人が並んでるのが見えて、
てっきり、そこが「般゜若」で、いっぱい並んでるのかと思ってしまって(苦笑)

並んではるお店の前まで行ったら、ラーメンやさんやった!
行列に惑わされて、しっかり、「般゜若」を通り過ぎてるねんな(笑)

カレーもいいけど、気になったのが、このビルの2階。
お店の中から上がる階段があったんやけど、

「2F ヤングの社交場 さばの湯温泉」・・・なに?

お風呂屋さんではないことは一目瞭然ですけど、

「ヤング」って!?

「社交場」って!?

キッチュさんによれば、「ヤング」は精神状態を表す言葉、やそうな。

で、案内によると、落語会とかライブとか・・をやらはるらしいで。
 → こちら

オバチャンでも、行けるかも~




膳所公園

2012-04-18 23:20:41 | 湖国日記


膳所公園の桜です。
今日、大津まで行ったついでに、寄ってみました。
だいぶん、花びらが散って、葉桜になりつつあります。
先週末あたりが良かったかな。



膳所公園て、考えたら城跡ですやん。
いやいや、考えんでも知ってましたけどね。
膳所城があったところです。
正確には、膳所城跡公園、なんですよね。



城跡公園らしく門があるんやけど、これは再建された模擬門。

膳所城は、徳川家康が関ヶ原の合戦の後、
築城の名手といわれた藤堂高虎に、最初に造らせた城でした。

藤堂高虎って、NHKの歴史ヒストリアでやってたけど、
録画してまだ見てないな・・・。

湖水を利用して西側に天然の堀を巡らせた典型的な水城で、
白亜の天守閣や石垣、白壁の塀、櫓が美しく湖面に浮かぶ姿は、
とっても素晴らしかった、らしいですよ。



模擬門をくぐると、両側に桜の木。

高校生やら中学生やらがいっぱい。
おじさんのグループ、おばさま方のグループ、家族連れ、ヤンママグループ・・・
たくさんの人が、お弁当を広げてましたね。
近くにスーパーもマクドもあるし。

城主は、いろいろ変わった後に、本多6万石代々の居城として長く続き、
明治維新で廃城になって、取り壊されたそうです。

城門は、近くの膳所神社(本丸大手門)、篠津神社(北大手門)、
鞭崎神社(南大手門)に現存し、それぞれ国の重要文化財に指定されています。

近江大橋なんてもちろんない頃、琵琶湖に突き出た
4重4層の白亜の天守・・・

ロマンチックやねぇ~

そう思いながら、今日のお昼ご飯はコレ!



時間がなかったし、ひとりマクドです。

5分ぐらいで食べて、仕事に~



海津大崎の桜

2012-04-17 23:37:04 | 湖国日記
さすがに、足がだるい、腰が痛い・・・ヘトヘトですわ~

JRマキノ駅から、海津大崎、大崎寺あたりまで、往復約8km。
歩きましたよ~ ウォーキング、というよりダラダラ歩きですが~

でもちょうど桜が満開。
風があって、帰りは向かい風やったけど、桜を堪能してきました。



海津並木口から入ったところ。



この桜の帯が、琵琶湖岸に約4km続きます。

平日とはいえ、人は多いですよ。



桜の遊覧船ですが、この時期、地元の漁船が遊覧船になるとか。
40分、1人2,000円らしいです。琵琶湖から桜を見る、キレイですよ・・・・
2年前に、ビアンカで行ったことがあるんやけど、
タイミングが合わず、まだツボミですっごく残念でした~



ちょっとアップで撮ってみました。
樹齢70数年、地元の桜守の会が、毎年キレイな花を咲かせるべく、
桜のお世話をしているようです。



海津の桜は、昭和11年6月に大崎トンネルが完成したのを記念して、
海津村(旧マキノ町)が植樹したもので、約600本の桜が咲くとか。
「日本のさくら名所100選」に選ばれています。



海津の桜が絶えることなく、次世代につなげようと、
桜の古木の間に、植樹も続けていますね。



義経の隠れ岩のところです。
なかなかうまく撮れへんけど、向こうに桜の帯が続くのが見えます。


往復8km、ほんま、ぐったり。



襲名披露公演

2012-04-16 18:58:59 | マイブーム・落語
週末、湖国の各地で祭をやってるんで、
行けないもどかしさ、みたいなんがあるんやけど、
それを押してまで? 行ってきたのが、これでした。



桂こごろうさん、改め、桂南天さんの襲名披露公演です。
15日から、南天さんにならはるんですわ。

つい、この間、大津の「おおなまず寄席」でお会いしたけど、
あの時は、こごろうさん、やったんやねぇ。



会場は、米朝一門のホームグランドのようなサンケイブリーゼ。
たくさんのスタンド花が並び、関係者の方々が顔を合わせては、
「おめでとうございます」 の言葉が交わされてました。



せっかくなんで、グッズを一つ買いました!
米朝一門ファイル、2枚組かな。500円。

襲名披露公演なので、そうそうたるメンバーが揃い、
中入りには、口上、ってなもんがあるんですよ。
一段高い赤い毛氈の上に、南天さんを中央において皆が一列に並ぶんです。

ふっと気付くと、鶴瓶さんとライバル?ざこばさんとの間が、
毛氈がえぐれてますねん。

「ここに溝があります」

鶴瓶さんが言うてましたけど、もう、2人がメンチ切り合い、
丁々発止な雰囲気・・・会場は盛り上がります。

ざこばさん

「おもろい話するんやろな。自分だけ目立とう思てるやろ」

鶴瓶さん

「10年ちかくも後輩やのに、なんでそんなこと言わはるんですか」

ざこばさん

「オレは、あんたが好きやで」


でも、その溝、毛氈がえぐれたところにやってきたのは、
車椅子の人間国宝、桂米朝師匠ででした。
並んでるみなさんが手をさしのべます。

会場は拍手喝采やねんけど、米朝さんがまたボケ倒すんですね。
ホンマにボケてるのかボケたふりしてるのか・・・??

「ナニしに来たんやった?」

ざこばさんが説明するんですね。
うんうんうなずきながら、

「へ~、ほんで、ナニを言うたら良かった?」

さこばさんがまた説明して、

「あぁ、初代の南天さんは多芸な人やったけど、
 落語をしてるのは聞いたことないな」  とか、

「お金はなかったな」 とか、

「まぁ、腐った名前やな」 とかまで言いながら、最後は、

「若いもんが名前を継いでくれるちゅうの、はええこっちゃな」

つい数日前の朝日新聞の夕刊に、「米朝口まかせ」載ってましたね。
孫弟子の南光さんの弟子が南天を継ぐことを、喜んではりました~ →こちら

もう、米朝師匠がナニを言うのか、どうなるのかヒヤヒヤ状態?やったので
隣にいてる鶴瓶さんがウロウロしてはりました。
一門と違うだけに、どうつっこんだらええのかわからんかったんやろね。

「も~、この席代わって~!」

会場は爆笑です。でも、吉弥さんから、最後に締めてください、って言われて、

「もう、幸せですわ。米朝師匠がいて、涙流しながら笑わせてもろて、
 もう、ホンマに幸せですわ。
 こういう席に座らせてもらって、ありがとうございます」

隣に控える南天さんに、頭を下げてはりました。
なんか、会場に居る私らも、幸せな気持ちになりましたよ。


口上の司会は吉弥さんです。
先輩ばかりのメンバーにあっても、仕切りは上手ですよね。
米團治さんまで仕切ってました~

さすがに最初に挨拶した南天さんの師匠である南光さんの言葉に、
ちょっと、うるっと来てしまいましたね~

「ちょうど19年前に私も襲名しまして、旧サンケイホールでやったんですが、
 その時に師匠の枝雀が、うれしい、っていわはりました。
 今、その時の事を思い出します。同じ気持ちですわ。
 私も、弟子が襲名して、ホンマうれしいです」

弟子が出世する、襲名するということは、

「私の育て方が間違ってなかった証しですからね」

なるほど、確かに。

口上があるせいか、トップバッターから飛ばしてましたね。
紅雀さんはマクラもなかったし、本編も短くなってました。

桂 紅雀  鶴(ショートバージョン?)
桂 米團治 七段目
笑福亭鶴瓶 松鶴エピソード?
桂 ざこば 月並み丁稚

中入り
口上 司会桂吉弥 米團治 南光 南天 鶴瓶 米朝 ざこば

桂 南光  鹿政談
桂 南天  阿弥陀池

ざこばさんの月並み丁稚は初めて聞いたけど、
他は、みなさんお得意の噺ですね。
もちろん、こごろう改め南天さんも、お得意の噺でした。

南光さんが、言うてはりました。

ブリーゼで何度も「南光こごろう親子会」をやってるけど、
こごろうさんの落語を聴いて、面白くて負けた、って思ったとか。

「これからはライバルです」

先月放送されたテレビの「扇町寄席」で言うてはったけど、

「南天て名前付けたら、『南天のど飴』が怒ってきはるんちゃうか、
 と思ったら、なんと、スポンサーになってくれはってね」



初日のお客さん1人1人に配られましたよ。
常磐薬品から、南天の苗木。

大きく育ててください、ってことやね。

苗木も、落語家桂南天さんも。