おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

奈良で総会

2020-09-28 15:58:01 | 演劇・舞台
今年も奈良へ行ってきました。
近畿演劇鑑賞団体連絡会議の、2020年度総会です。
「ひこね演劇鑑賞会」の幹事の一人として参加してきました。



演劇鑑賞会、正確には、鑑賞会運動、ですね。
元々は、勤労者のために会員制で発足した「勤労者演劇協同組合」だとか。

1948年に東京で生まれたのが「東京勤労者演劇協同組合」。
いわゆる「労音(勤労者音楽協議会)」よりもスタートは早いようです。
その後、同様の目的で、労演の他に、市民劇場、労映演、演劇同好会、演鑑協、芸協といった名称で、
各地に演劇鑑賞団体が設立され、1962(昭和37)年には、「全国演劇鑑賞団体連絡会議」が発足。
各地に散らばっている演劇鑑賞団体が、全国的な組織になったそうです。
翌年に、全国の5つの地方ブロック組織を基礎として、全国演劇鑑賞団体連絡会議(全国労演)が発足。
65年には53団体、会員数は10万人にもなったようです。

近畿で鑑賞会運動の中心となったのか、大阪勤労者演劇協会(大阪労演)。
東京に少し遅れて、1949年に設立されました。

会員は会費を払って、年に5、6本の作品を上演して鑑賞します。
ブロックごとに演目を選んで、順番にブロック内の各演鑑を回ります。

演劇鑑賞団体が誘致するのは、俳優座・青年座・文学座・民藝など、主に新劇の劇団。
大阪労演も、新劇全盛期の1960年代には、25,000人ほどの会員を抱えていたようですが、
小劇場演劇運動が始まった1970年代以降は会員数が減少。
2007年には会員数が400名ほどで、当時の新聞の記事によると、約1億円の負債を抱えて解散したのだとか。

大阪などの都市部では、いわゆる商業演劇の公演も多く、会員制の演鑑はその役目を終えたのかもですが、
地方ではやはり、観劇の機会はなかなかないので、演劇鑑賞会の文化的な意義は大きいと思います。
でも、インターネットの普及もあり、テレビだけでなく、いろいろなものを楽しめる時代にはなったけど。
なので、今、全国の鑑賞会の会員が減少しているのも事実なんですよね~
しかも、このコロナで、演劇は不要不急という扱いをされているし・・・



近畿の鑑賞団体は9つ。
そのうちの一つが、今年いっぱいで解散します。
会員数は、ひこねよりも多いのに・・・でも・・・すでに負債があるようです。

鑑賞会の収入は会費のみです。
それで、劇団や創造団体に支払う上演料やそれにともなう諸経費、事務経費等をまかなっているので、
潤沢に収入が入らないと、払っていけなくなるんですね。当たり前やけど。
なので、会員減はかなりの痛手になるんです。



というのも、上演予定は2年先まで先に決めているからです。
商業演劇でもそうですね。2年先、3年先のことを決めて動いてますし。
(キャストの多少の変更はあるやろうけど)
劇団やプロデュースする創造団体など、急に依頼してできるものではないので、
近畿演鑑連でも、今年は再来年の演目を決めています。
つまり、2022年の上演作品が決まってるのに、会員が減って上演できない、なんてことになると、
劇団や創造団体に迷惑をかけるだけでなく、一緒に決めた近畿の他の鑑賞会に迷惑をかけることになるんですね。
・・・・ブロックで分割している、キャストの交通費、宿泊費・・・もろもろの負担額が増えたり。



昼食をはさんでの総会。
外食しにくい状況なので、ひこねのメンバーと奈良文化会館の外のベンチでおにぎりを食べました。

そんな各鑑賞会の状況報告と、参加されてる劇団、創造団体の制作の方のお話もありました。
関西の劇団もありますが、多くは東京から、27団体お越しです。

今年はとにかく、コロナの影響が大変やったというお話。
演劇がストップしてしまったことで、過去にない状況になったようです。

文学座は7月から中国四国での巡回公演が開始できたと。
各地の鑑賞会の皆さんが、いかに、「演劇に飢えているか」を実感したと。
課題はあるけど、とにかく上演できることがうれしい、そうおっしゃってました。

こまつ座は、代表の井上麻矢さんが来られてましたが、
感染予防をしながら、近畿の12月例会の演目「私はだれでしょう」の稽古が始まったと。
10月に、サザンシアターで上演されるようなんですが、コロナ禍で考えたことは、
「自分たちの努力ではどうにもならない。とにかく、芝居を続けていくことが大事だと思う」
そう、おっしゃってました。

延期になった、「Sing a Song」をプロデュースしているトムプロジェクトの制作の森さんは、
出演している大和田獏さんの妻、岡江久美子さんのこともちらっとおっしゃってたけど、
最善の努力をして、観たいと思っている人がいる限り、届けていきたいとおっしゃってました。

文学座の制作は、友谷さんという方ですが(もともと役者とか?イケメン!)
「コロナ禍で、商業演劇は早々に中止を決めた。商売として成り立たないし。
でも、新劇はそうはいかない。経済も大切だけど、活動しないと。
劇団の片思いではなく、鑑賞会の皆さんも同じ。信頼関係があってこそ芝居ができます」
と、おっしゃってました。

鑑賞会運動、運動なんですけどね。
劇団・創造団体と鑑賞会は運動の両輪だと。
だから、鑑賞会がなくなると、劇団も成り立たないんですね。

イッツフォーリーズの制作の土屋さんがおっしゃってました。
・・・土屋さん、めっちゃ素敵な女性です。小柄やけどスタイリッシュで!
いずみたくさんの姪っ子さんだったかな。いずみさんが遺した劇団を引き継いではります。

「今のAIの時代に勝ち抜くには、狩猟民族に学ばなければいけないということに共感している。
狩猟民族は五感を鍛えてる、五感てアナログだけど、人間の価値はそこにあるから」

なるほどねぇ。

劇団NLTの制作の小川さんがおっしゃったことも印象深いです。

「演劇をやる本当の意味って何かを考えた。芝居をやってこその劇団、もう、本能のようなもの。
芝居をやったけど、感染予防の対策もいっぱいした。打ち上げは3月以来していない。
でも、つくづく、ここが自分の居場所だと実感した。
鑑賞会の人の言葉の中にも、自分の居場所とおっしゃったのが心強い。
年内で解散するという某鑑賞会の事務局長が、今はしんどくても、またこの地に、
新しい鑑賞会が生まれることを期待したい、という言葉に感動した」

そうか~~ 「壊して前へ進む」んやね。
・・・どっかで聞いた言葉やで~


最後に劇団東演の制作・横川さんがおっっしゃてました。

「実情に合わせていくのではなく、困難な時にこそ困難なことに立ち向かおう」

確かに。
神戸演劇鑑賞会の方のように、コロナのせいにせず、それを逆手にとって、
地道に、日ごろから、いろんな人に鑑賞会のことを話して、理解を深めてもらおう。
そうすれば、会費を払ってお芝居を観続ける、鑑賞会に共感してくれるはず、と。



奈良からの帰り、買って帰りましたよ、柿の葉寿司!



いろいろ入ってるのをチョイス。
県を二つまたいだので、帰宅後は手洗いうがい・・・
でないと、ベビーに触らせてもらえませんからね。

あ、劇団の方と少しお話ができました。
俳優座の制作のウツボさん。
イッツフォーリーズの土屋さん。
劇団1980の、代表の柴田さん。
(『楢山節考』でお世話になりました~)
そして、こまつ座の井上麻矢さん。
先日書いた、『きらめく星座』の記事をお渡ししてご挨拶・・・
昨年の『日の浦姫物語』をサザンシアターで観た時にも挨拶させてもらった話をしたら、

「今度の『私はだれでしょう』に(日の浦に出た)二人が出ますよ」と。

ほんとに!

「平埜生成くんは、他の舞台でも観ているので、楽しみです~」

いや、・・・たしかにそうやけど、そんなことを言うつもりなかったんやけどな(汗)

来年のこまつ座の上演ラインアップにある「母と暮らせば」のことやん。
洸平くんでやるんですか?って、聞けばよかった~~

だからどやねんて・・・(苦笑)


彼岸花

2020-09-26 21:45:32 | 日々のつれづれ
雨が降る前の日、今行かないと見逃しそう・・・と、行ってきました!



高島市今津町桂浜園地の、彼岸花群生地です。
彼岸花って、わりとキレイな時期が短くて。
あせるというか、色が飛んで白っぽくなるんですよね。



今回は間に合いました。
むしろ、ちょっと早め。蕾も多かったので。
それでも、日当たりの良いところは満開になってました。



平日ではあるけど、入れ代わり立ち代わり、多くの人が訪れます。
皆さん、良く知ってはるんですね~~







何が良いって、琵琶湖のすぐそばっていうのが良いですよね~~











これは園芸品種のようなので、誰かが植えたんでしょうね。





髪の毛がピンクで、腰に模擬刀を差した刀剣女子?を発見。
カメラマンみたいな男性と二人連れ・・・なんかの撮影ですかね~?



ちょっと早めなのかな。蕾が多いです。

京都新聞社の人に声をかけられました。

「熱心に撮影されているようですが、ここの彼岸花を撮影しに来られたのはどうしてでしょうか?」

「映える写真を撮りに、ですね~~」(笑)

「ここの場所が良いとか?」

「そうですね。琵琶湖のそばで咲いてるって言うのが良いですね~」

「なるほど、琵琶湖のそばですしね」

「ちょっと早めですけどね。京都新聞さんが紙面に掲載する前に撮りに来ようと思って(笑)」

そこから、けっこういろいろなお話をしましたね。

「写メを撮ったら花の名前がわかるアプリを入れたので、彼岸花以外の花を撮ったりしてます」

「そんなアプリがあるんですか~」

「あるんですよ~ 花の名前も覚えられないトシになってきたんで、チェックして保存~(笑)」

「掲載はいつになるかわかりませんけど、お名前をのせても良いでしょうか~」

「良いですよ」

「ご住所も・・」

「それとですね・・・」

「年齢ですね?」

「そうなんです~」

「いくつにしとこかな・・」

「いやいや、ホントの年齢でお願いします」(笑)

新聞社さんに取材されると、正確な年齢まで言わないとあかんのですよ。
ようわかってますよ~ おおまかには、同業なので(苦笑)
もちろん、他の方も何人か取材されてました。

さて、今日、朝早くに同級生からLINEが来ました。

「彼岸花のむこうを犬連れて歩いてるのは、あんたら夫婦ですか?」

えっ、ナニ~~~???

ちょうどダンナが、朝刊を見て言うんですよ。

「彼岸花、載ってるで」

えっ、・・・あぁ~~ これね!
名前・・・入ってる(年齢も~汗)

LINEに返信しました。
「犬連れてる仲良さげな夫婦は私らではありません。私らは、寄り添って歩いてもないし、犬もいてないし」



でも、新聞の写真、よーく見たら夫婦やなくて、女同士やないのかな???

ちなみに、Webの方の記事には、名前と住所は入ってませんでした。(年齢は入ってる‥涙)


舞台の生配信

2020-09-25 23:01:41 | 演劇・舞台
今日は朝から雨でしたね。
ちょっと肌寒いような、でもちょっと蒸しっとしてましたね。

雨降り前の空、ちょっと秋っぽいかな。



さて、私のツイッターをご覧の方はお気づきかと思いますが(笑)
22日は、舞台の生配信で、18時から22時まで、ず~っと、パソコンの前に座ってました。
・・・おかげで、腰が痛くて~

この19日から劇場やイベント等の観客動員が緩和されてますが、
演劇の舞台はなかなか・・・なので、生配信、なんですね。
22日の生配信の作品は、『ベイジルタウンの女神』。
観たくても観られない人のため、このコロナ禍だからこその生配信です。

当初の予定では、劇場の半分以下のお客さんしか入れられないのですが、
緩和ということで、東京公演の明日、明後日は、8割までチケット発売を行うらしい。
・・・でも、兵庫公演は使い発売の予定はないので(汗)

どちらにしろ、家であの世界に浸れるって、本当にありがたいです。
WOWOW加入者は、オンデマンド登録すると無料で観られるんですよ。
・・・・最初はそのつもりやったけど、有料の「ぴあシアター」やと、
キャストの座談会(30分)も観られるというので、奮発して「ぴあ」にしました。
・・・・だって、兵庫公演の千穐楽のチケットが、取れなかったから~(涙)

ケラリーノ・サンドロビッチさんと女優緒川たまきさんのユニット「ケムリ研究室」の初作品。
ケラさんの脚本・演出、主演が緒川たまきさんの「ベイジルタウンの女神」。
ケラさんは、日本人ですよ。日本を代表する劇作家さんです。

来月10日の北九州公演が大千穐楽。
なので、ネタバレはできないけれど・・・とっても素敵なお話でした。
寓話というか、ファンタジーというか、家族で楽しめるような、わかりやすい物語でしたね。
・・・家族では観てないけど!(苦笑)



ストーリーは、ざっくりと・・・
大企業ロイド社の社長であるマーガレット(緒川たまきさん)と、ライバル企業ソニック社の社長タチアナ(高田聖子さん)は、ベイジルタウンと呼ばれる貧民街の再開発を巡って火花を散らしていた。ある賭けをすることになり、ベイジルタウンにやって来たマーガレットは、不思議なあだ名で呼び合う住人たちと出会い……。

ハッピーエンドで終わるんやけど、格差社会を描いてますね。
貧民街で暮らす人々と大企業の社長、元小間使いと社長令嬢とか・・・
悪だくみする輩がいて、最後は善が勝つという、完全懲悪でめでたしめでたし、というお話。

でも、泣ける・・・
観た人の多くが、コロナ禍やからこれで良かった、というようなことを言うてます。
確かに、ケラさんの作品としては、毒が薄くて。



ヒロインの女社長マーガレットが緒川たまきさん。
私が観たのでは、『陥没』(2017年)以来かな。
可愛くて、上品で、ホントに愛おしくなるくらい素敵なマーガレットでした。

貧民街の乞食の兄妹の家?に住まわせてもらうのですが、
兄の通称王様を、仲村トオルさん。
ダメダメやのに、男気があって、だんだんマーガレットに惹かれていくんです。
しっかりものの妹ハムを、水野美紀さん。
(「スカーレット」にも出てはりました~)

マーガレットの婚約者ハットンを、山内圭哉さん。
もう、ほんまに、この人しかでけへんやろうって言う役です。
ほんまに、皆さん、上手いです~~



貧民街にボランティアで食事をつくったりしている若い女の子がスージー。
吉岡里帆さん(どん兵衛のCMに出てます! 売れっ子若手女優です)
スージーと好き合ってる男の子ヤングを松下洸平くんが演じてます。

・・・もうね、なんで、貧民街で乞食をしてるんかはようわからんけど、とにかく、かわいい。
スージーとのラブラブな様子は、ほんとに、きゅんきゅんものです。
というか、まったく、八郎さんとは別人です(笑)
『木の上の軍隊』の新兵とも違います。

乱暴な言葉遣いで、ひったくりをしたりと、素行も悪い。
そやけど、スージーにピュアなんですよね。
ギターを弾いたりして・・・ほんまに、なんやねん~(笑)

貧民街のパーティで、皆で歌って踊ってましたよね。
音楽も、良かったです。

他のキャストの方も、楽しかったです。
聖子さんの執事役を演じてる植本純米さん。
別役で宿屋の女将をしてましたよね。めっちゃ似合ってました~
マーガレットの執事のミゼルは、劇団monoの尾方宣久さん。
車の事故で死んでしまうんやけど、天使の羽を付けて幽霊?で再登場。かわいい~
弁護士役の元劇団猫ホテルの菅原永二さんが、何とも言えない抜け具合で・・・笑わされました!

貧民街の住民、サーカス役の犬山イヌコさん、
ドクター役の温水洋一さん・・・もうほんとに素敵なカップルなんです!
(カップルで良かったですよね~?)
素でも、そうなんちゃうの~っていうくらい、ナチュラルなんですね。

舞台装置、音楽、アニメーション、プロジェクションマッピング、振り付け。
もう、オープニングからワクワクするんですよ。
ケラさん曰く、この仲間でいつもやれるわけじゃないと。

第一幕が終わって、休憩中に「座談会その1」。
・・・・トイレに行きそびれてしまった~(汗)

高田聖子さんを中央に、温水さんとイヌコさんの3人。
印象的な話としては・・・
稽古中、ご飯も行けずケータリングも差し入れもなくて寂しかったこと。
なので、開演後にいただいたお弁当が癒しやったこと。
(ケラさんと緒川さんからの豪華弁当、トオルさんからの鰻弁当とか~)
皆さん、稽古が終わったらすぐに帰るんやそうで、
稽古終わりに稽古場のビルの下にあるスーパーで、温水さんは聖子さんに会ったとか。
野菜好きな聖子さん、良く買い物をしてるそうです。

主演後、まずは、山内さん、里帆ちゃん、洸平くんの3人の座談会。
山内さん曰く、里帆ちゃんは朝ドラ(「あさがきた」で共演)の時に、
安部公房の文庫本を読んでるのを見て「こっち側の子やな」と思ったとか。
つまり、テレビとか映像の人ではなく、演劇をする人なんやなということですね!

そして、「洸平はどこの馬の骨か知らんけど、アホな子です」(笑)
大阪出身の山内さんと里帆ちゃんやし、洸平くんもちょこっと関西ニュアンスに。
「アホ」呼ばわりされてうれしそうに笑ってたしね!
「人懐っこい」とも言われてました。

「どう繕っても、いずれはバレるんだから、もう最初からさらけ出そうって思ってました」
「本当は人見知り、だから、わざとさらけ出してる」、なんて言うてましたけど、
どこかのインタビューでは「人見知りしない」言うてたような・・・どっちやねん(笑)

「吉岡さんは、芯が太くてブレない。ボクはブレブレだけど」という洸平くんに
「洸平さんもブレてるとは思えないです。こういう風にすればお客さんに喜んでもらえるんじゃないかとか、
いろいろ洸平さんが考えてくださいました」と返す里帆ちゃん。

・・・というか、相変わらずの名字呼び(吉岡さんて!)の洸平くんですが、
ブレてないですよね。ほんとに、一生懸命で。
山内さんと3人の、関西風味な座談会、良かったわ^

ラストは、緒川さん、トオルさん、美紀さんの3人の座談会。
緒川さんが・・ほんっと、かわいい。声も、しゃべり方も。

ケラさんの舞台は、場面転換で役者さんがセットを動かしたりするんですね。
美紀さんがおっしゃってたけど、転換で里帆ちゃんがすっごく働いているのだとか。
「まるで、小劇場の女優のように働いていたね。みんなにいろいろ聞きながら」。
そして洸平くんのリアクションが良いっていうてましたね。
トオルさんは洸平くんを殴るシーンがあるんやけど(ネタバレか?)
洸平くんの身体能力が高いからうまく成立したって言うてましたね。

で、気づいたんですって。何日目からか。
山内さんを殴るシーンもあるんやけど、山内さんに対してと洸平くんを殴るのでは、
同じことをしても気持ちが違うことに気づいたって。(いやいやいや・・途中からですか??)
たまきさんは、そこからのトオルさんがカッコ良かったと言うてましたけどね。
・・・なんで殴るのかは・・・舞台を観たらわかります~

18時からパソコン前に4時間座りっぱなし。
腰が痛いいったら・・・休憩時にトイレにも立たなかったしね。
生配信、wi-hiでスマホからテレビにつないで見てる人も多かったみたい。
私は生配信は初めてやないけど、パソコンなのでトラブルもなかったですね。

ただリビングの一角やから、夕食時の家族の気配が気になって・・・
おでんを仕込んで早々に夕飯の支度をし、ベビーのお風呂はジイジに頼んでたけども。
万全の態勢で生配信の視聴。
家族の協力があってのこと、ですね。

でもね、やっぱり、舞台は生で観たいと思いましたね。
非日常を、味わいたいですから。

兵庫公演、楽しみ!


苦手な人もいます

2020-09-23 18:27:47 | ドラマ「スカーレット」
好き嫌いはだれもあります。
「スカーレットは、好きになれへんかったわ~」
先日、知人が言うてました~

理由は、やはり、

「ヒロインの言葉遣いがねぇ・・・ 滋賀県の言葉があんなんやって思われるのが心外で」

それは思いましたよね~ ほんまに。
私らが普段話してる言葉って、あんな乱暴な言葉遣いとちゃいますし。

私は、ヒロインのキミちゃんもやけど、幼馴染の照ちゃんが気になりましたね。
丸熊陶業の社長の娘やねんから、もうちょい女らしい言葉遣いの方がいいんちゃうのって。
でもまぁ、幼馴染にだけ、あんな話し方やったんかもやけどね。

滋賀弁も、地域によって微妙に異なるのは確かです。
特に終戦後から1980年代までの時代的なことや、
男社会であった信楽焼の世界では、女性も、ああいう感じやったのかも知れません。
男に負けずに「陶芸家」になったキミちゃんが男っぽい言葉になっても、しゃあないかもです。

90年代のころに、仕事で何度か信楽の方と話したことがあります。

「信楽は地場産業があるから専業主婦はいない。女性も仕事をしてる人が多い」

先の知人が、職場にいる信楽出身の女性が(そこそこええ年の)
やはり、似たような言葉遣いやったようで、

「そういや、おいしいことを『うまい』とか、いうてたわ」

そうそう、それはキミちゃんも言うてましたよね。
直子も言うてました。
でも、百合ちゃんは言うてなかったような?

方言指導をされたのは滋賀県出身の女優さんです。
時代のこともあるやろうし、いろいろな条件を加味して指導してたかと。

「朝ドラって、朝から楽しく明るくなるようなドラマであって欲しいやん。
あの父ちゃんも、朝から苦手やったわ~」

なるほど、それもありですね。
あのお父ちゃんは、いちいち、イラっとしましたもんね。
でも、結婚を認めるあたり、お父ちゃんの本音がこぼれてくるあたりから、
父親の気持ちってそうかもしれないと思ったし、許せるような気持ちになったんやけどなぁ。

他にも知り合いで、やはり途中から「スカーレット」を離脱した人はいましたね。
理由はそれぞれ違うかもけど、朝から苦しいのはイヤ、見たくない、って思ったのかも。

「朝ドラに不倫はないと思う」

そういってた人もいましたし。
・・・でも、結果的に不倫はなかったんやけどね。

じゃぁ、私のようにハマってる人はどこが良かったのか、になるんですが。
ストーリーとしては、いまだに、う~んて思うところはあるんやけど(あるんや~笑)
ゆえに、いろいろ考えさせられるドラマやったから、ハマったんやなと思います。

何より、松下洸平くんがブレイクしたことがすべて、ですね(笑)
「なんで?」って、突っ込んでるうちに、ハマってしまいましたからね。

今の朝ドラ「エール」は、音楽があるから良いな~と思います。
モデルは実在する人でもあるし、その古関裕而さんの曲を使ってるし、
何より、ミュージカル界の俳優さんがいっぱい出てるし。

でも、やはり、「スカーレット」ほどはのめりこめないですね。
・・・ツッコミどころはあるねんけどな。
”沼的な人”がいないからですかね~~(笑)
今から、出てくるかもやけど。



そんなこんなで、秋ナスをいただきました。
「スカーレットが好きになれなかった」方に(笑)

秋ナスって「ヨメに食わすな」って言われてるけど、理由はいろいろあるようですよ。

美味しいから、ヨメには食べさせない(お姑さんの言葉ですね)
種が少ないからヨメに食べさせない(子どもをたくさん産んで欲しいから)
・・・種が多いという人もいるんやけど、どっち??
「皮が堅くて灰汁が強いから」ヨメに食べさせたらかわいそう(やさしい姑の言葉)

いずれにしろ、お姑さんの言葉なんやね(苦笑)

さ~て、どれが正解なんでしょう~

美味しく、いただきます!



ベビーは癒しです

2020-09-20 23:49:18 | 演劇・舞台
一昨日、月に一度の笛吹き練習日でした。
ステイホームで、家族以外と話をするときがないせいか、
笛吹き仲間と、マスク越しでもおしゃべりするので(ディスタンスを保ちつつ)
帰宅すると、ほんと、喉がヒリヒリ(苦笑)
もちろん、笛吹き練習もしてますからね。

それにしても、人生の先輩方は優しい~
人の孫のことなのに、皆さんがすごく喜んでくれて、幸せを教えてくれます。
・・・皆さんのお孫が生まれた時にそこまで反応できなくて、ほんま、ごめんなさい~(汗)

よその孫の写真なんて、見せてもらわなくても、どっちでもええと思うのですが、

「可愛いね~!」

なんて、言うてくださって~

というか、写真や動画を見せてる自分が信じられない(苦笑)

ベビーの話をすると、皆さんが懐かしがったり(お孫さんが大きい方も多いので)

「癒されるわ~」

なんて言うてくださったり。

本当にありがとうございます。

「ブログで、もっと赤ちゃんのことをアップしてくれるのかと、待ってるのに~」

なんて、言われました。

すいません~
Iphoneの写真は、ベビーばっかりなんですけどね。
それをそのままアップするわけにはいかないですし(娘に止められてるし)
サングラスをかけさせたり、ニコニコマークにしたり・・とか?
そこまでして披露するほど、ネタはまだなくて(汗)



足を・・・娘の許可をとりまして(笑)
ムチムチですよ、最近。

産まれた時が2560gで、今は約2倍。
平均的な成長らしいです。

もうすぐ3か月。
最近は、よくおしゃべりをするようになりましたよ。
いわゆる、「あ~」「お~」とか、「おこーん」って感じで。
これを「クーイング」というらしい。

なので、同じように返事をしてあげるんやけど、
この時期から、コミュニケーションをとるのが良いらしいです。

娘が一生懸命、ベビーに話をしかけてるんですね。

「何を話してんの?」

「メリー(まわるやつね)のメロディが鳴ったら、これはこういう曲やで、とか、
 今日のお天気は晴れやで、とか、暑いね、とか」

「ふ~ん」

起きている時間が長くなるにつれ、何して遊んであげたらいいんやら。
娘に聞かれても、「どうしてたかな~~」

そんな娘の目下の悩みは、来年4月から入れる保育園のこと。
どこへ入れるか、住まいの近くにある保育園をいくつか絞ってるようですが、
とにかく書類をたくさん用意しなくてはいけないようです。

「書くもんが多すぎる~~ パソコンで書いたらあかんのかな。最近、自筆すること少ないから、もう~~(汗)」

パソコンで書類を出してプリントして、いろいろ書きこんで、
他に、パパとママ、それぞれの就労証明とか、所得証明とか、通帳のコピーとか・・・
給付金もいろいろあるようで、その申請とまた各証明・・・など。

でも、一番心配してるのが・・・

「0歳児を預けるのって、大丈夫なんやろか~~」

働くママは、みんな早くから預けてるしね。
保育士さんは、プロやから。

今は、乳児も6か月ぐらいから預かってくれるようです。
待機児童もないみたいなので(前市長が取り組んでたようです)

なので、今は、日々成長を楽しんで、しっかりスキンシップしとこう。



家族風景

2020-09-17 23:01:23 | My Family
だいたい、第3週目は締め切りと戦っているんですが、今週末はシルバーウィーク。
前倒しで先週末から忙しくなる、ハズやったんですけどね・・・汗
結局、資料が届くのは今週になってから・・・なのに週末締め切りって・・・どやさ~(涙)

そんなことは言うてられません。
お仕事があるだけでも、ありがたいやないですか~!

今、次女とベビーと同居してるので、いろいろ刺激的です。
とにかく、ストレートに、辛辣に?意見を言う娘なので、ある意味、ダンナに対しては気持ちいい(笑)
その娘が、ガラホ(ガラケーの形で中身がandroid・・ややこしい)のダンナに言うんですよ。

娘:おとーさんて、携帯代安いの?

ダンナ:電話代が高いねん (← 馬券を携帯から買ってるからね)

娘:契約内容を見直したら? メールとか使わへんなら格安スマホでええやん。

私:壊れるまでガラホを使いたいらしいで。

娘:そんなに愛着あるん?でも、電話代高いんやろ?

ダンナ:ジャパネット〇カタで、カンタンスマホ売ってるし、あれにしようか。

娘:…なんでもええし~ 仕事もしてないんやったらメールも使わへんやろし、格安でええやん~

私:・・・そうか・・・仕事もせぇへんようになったら、メールも使わへんよね。
交流のある人はLINEでつながってるし、電話番号さえあったらショートメールで充分かな。

娘:お母さんも、ソフトバンクのメールにこだわりなく、Gメールに変えて良いなら格安スマホでええんちゃう~?

・・なるほど・・・そうね・・・
というか、もう、終活が始まるん?(汗)

そういや、友だち♂が、65歳になったとたん、facebookをやめる宣言しました。
理由は、「高齢者になったので」・・・

え~っ!
いやいや、だからこそ、友だちとつながらないと!
孤独な老人になるんちゃうん~

現役でいる間は、面倒くさくてもだれかれとつながりはあるけど、引退したら家族しかいてないやん。

私は、いややな。
愛すべき家族は大事やし、嫌いではないけど(いや、ほんまに)
でも、家族からの刺激は、もうそんなにないもんね。
高齢者になっても、好奇心旺盛なオバチャンでいたいです!
だから、65歳になっても、SNSの引退はしませんから。



先日のわが家の夕飯。
娘とムコさんが午後から用事で出かけて、もう、半日子守りという・・・疲れた~~(汗)
買い物に行くヒマもなかったので、あるもので夕飯ですよ → ムコさんの分もね。

唐揚げ率高いわ~~~
そして、ポテサラ。

一時期、ポテサラ論争があったらしいけど。
スーパーで主婦がお惣菜のポテサラを買おうとしたら、見知らぬじいちゃんが言うたらしい。

「ポテサラぐらい、家で作れ~」

ほっといたってよ。じいちゃん。
主婦は忙しいねんから。
子どもがいない人は仕事が忙しいやろうし、子どもがいて働く主婦はもっと忙しい。
今日びの、お惣菜のポテサラはそんなにまずくはないし、高くもない。
(高級な、ホテル仕様のポテサラもあるようですが)
作る時間を他のことに有効利用したら、コスパは悪くないんですよ。
わかる? じいちゃん!

ちなみに、私はそれほど時間をかけて作ってないですよ。
①ゆで卵→12分茹でる。
②じゃがいも→洗ってラップしてレンジでチン。大きさにもよるけど5分ぐらい。
③その間に、きゅうり、ハム、トマト、レタスなどを準備。
④ゆであがったじゃがいもをつぶし、ゆで卵をスライサーで切り、混ぜて塩・コショー
⑤④が冷めたら、きゅうり、ハムを入れて混ぜ、マヨネーズ、レモン汁を入れる。
⑥レタスを敷いたお皿に⑤を盛り、トマト、スライスしたゆで卵を少し残してあしらっても良い。

どのくらいかな、20~30分かな。
並行して、メインのおかずも作って。
なので、コスパの良いポテサラを買うことはめったにないかも。

今はね。
そう、今やからね。
子育て真っ最中は、お世話になったんやから~~

そういや、朝のモーニングショーとかを見てたら、
コロナ禍でダンナの在宅率が上がり、夫婦不和が増えてるとか、言うてましたね

ダンナが、リビングで仕事をして、奥さんと子どもをうるさがる・・・いやいやいや。
ダンナが、気を利かせて家事を手づだってくれるけど、かえって手がかかって迷惑・・いやいやいや。

リタイヤしたダンナが家に居るようになって、いろいろ思ったけどね。
やっぱり、”手がかかったって、家事を手伝ってくれる” のは、感謝しよう。
家で仕事をするようになっても、できるだけ、協力しよう。

・・・だって、ダンナのおかげで、私もまっとうに年金がいただけるねんから~~

とりあえずそう言うて、おだてておきましょう!!(うふっ)



ハマりゆく沼?

2020-09-14 15:13:17 | 演劇・舞台
最近の私のSNSを見てお気づきかと思いますが・・・
マイブームだった「スカーレット」のツィート、リプライが増えるにしたがい、
松下洸平くんのドラマ出演情報や雑誌掲載情報のツィート、リツィートが増えてきて~
洸平くんファンの方にフォローされて、ついつい、頑張って私もつぶやくという現象(笑)
これって、私も沼ってる、ってことですかね~?(苦笑)

いや~、ほんとにもう、洸平くんの勢いはすごいなと思うばかり。
・・・沼にハマった意識はなかったんやけど・・・汗

昨日初日の舞台『ベイジルタウンの女神』の出演が決まり、
そのご褒美のように(本人へというより、ファンへのご褒美?)
スカパーの衛星劇場で「松下洸平特集」と題して、2か月に5作品の舞台が放送されました。

2011年の『リタルダンド」、『ヴィラ・グランデ青山~返り打ちの日曜日』、
2016年の『木の上の軍隊』、2017年の『リメンバーミー』、『音楽劇・魔都夜曲』。
そして、衛星劇場のオリジナルインタビュー番組と。

これだけでも、すごいですね。
『ベイジルタウンの女神』は脚本・演出のケラリーノ・サンドロビッチさん(日本人ですよ!)と、
女優の緒川たまきさんが「ケムリ研究室」というユニットを立ち上げて、その最初の作品。
洸平くんはケラさんの舞台には初出演なんですけど、
(ケラさんとは同じ事務所なので、お互いによく知っているとは思いますが)
だからといって、この扱いって、すごいなと。
(ケラさんは、エンタメ界では日本を代表する劇作家さんやけどね)



昨日の初日の感想も上がってましたが、なかなか良い舞台のようです → こちら
・・・来月の兵庫公演に行く予定なので、もう~楽しみ!

演劇雑誌や女性雑誌でも、洸平くんのインタビュー記事がいっぱい出てるんです。
やっぱり、すごいな・・・・「スカーレット」出演後の今春と同じ勢いです。

コロナの影響もあるのかなぁとも思うけど・・
なんせ、演劇や映画、ドラマやライブなど、すべてが止まってしまったしね。
話題性のある人の出演情報を流すと視聴率も取れるやろうし、雑誌も売れるはず。

スカパーの衛星劇場もね。
私が契約したように、洸平くんファンの契約者が増えたのも間違いないですよ。

先月だったか、買い物中に衛星劇場さんから電話がかかってきて。
・・・電話ですよ、携帯に。メールとかではなく電話って! ビックリやん!

「アンケートにお答えください」という電話。

「衛星劇場を一番ご覧になる方はどなたですか?」

・・・衛星劇場は、私です。

「(衛星劇場に)加入しようと思ったきっかけは?」

・・・舞台作品がいろいろ観られるので。舞台好きなんですが、ステイホームで観に行けなくなかったから。

オペレーターの方は女性なんですが、なんか期待外れ~な?雰囲気になったので?(苦笑)

・・・あ、今回契約した直接のきっかけは、松下洸平くんですね。出演舞台が観られるから。

「あっ、そうなんですね!」

ほら、食いついてきた!(笑)

「どの作品が観たいと思われたのでしょうか?」

・・・『木の上の軍隊』ですね。こまつ座の舞台は好きなんですが、これは観てなかったので。

「あぁ、そうですか。では、今後、観たいと思われるものはどんなものでしょうか?」

・・・・DVD化されてない演劇作品とか、こまつ座が好きなんですけど、
松下洸平くんが出演した『母と暮らせば』とか~
前回放送されたときはまだ加入してなかったので観られなかったから。

「はぁ、やはり、『母と暮らせば』なんですね~」

なんか、そういう意見をたくさんもらってる感のある言い方です。

・・・私は劇場で観たんですけどね、それだけに、ぜひ観たいなぁと。

「あぁ、そうなんですね。わかりました~」

ということは、そのうちに放送してくれるってことでしょうかね~
それにしても電話でアンケートって、衛星劇場さん。
ほんまにびっくりしました。

ちなみに、ケラさんの舞台は何作か観ています。
特に印象的なのは、プロジェクションマッピングを使ったステージングですね。
舞台セットとかもやけど、転換を俳優自身が行ったり、いろいろ素晴らしくて。
観に行くのは、2年前に観た『百年の秘密』の再演以来かな。
初演も観たんやけど、百年がかりで家族の秘密が明かされるという壮大なドラマで、感動しました。

今回は、ケラさんご自身がおっしゃってますが、
「わかりやすい、間口の広い、誰でもが観やすくて、今だからこそ楽しめるもの」とか。
ハッピーエンドで終わるという、今だからこそ観てホッとする作品になってるらしいです。
演劇ライターさんが、「海外の児童書を観ているみたい」とおっしゃってました!

そして、今回はどうしても観に行けない人のために、生配信もあります。
(高齢者と同居してるとか、仕事柄行けない人もいるしね)
今までならとても信じられへんけど、コロナがあったからこそですよね。
劇場で観ると(観客が50%以下しか入れられないので)割高なチケット代ですが、
配信の場合は、世界中どこからでも、3分の一の価格で観られます! 
詳しくは  → こちら

ツイッターを眺めていると、洸平くんが出演するというので、
「スカーレット」で沼にハマった方とか、初めて舞台を観に行く人も多くいるようです。

舞台を観るエチケット的なことを予習している人たちもいて、ほほえましい~
・・・スマホの電源は切ってくださいよ、それは必須ですからね~

そういう時期が、私もありましたからね~~
・・・・ノブオさん、どうしてるん??

お花も差し入れも、多分お手紙も、今回はダメですよ。
カンパニーの人たちも、楽屋面会もケータリングも、初日乾杯もなかったらしいし。
それくらい、いろいろな制限の中で上演してはるんやから。

私たちも、風邪っぴきにならないよう、気を付けないとね。



予防接種

2020-09-13 11:26:37 | 日々のつれづれ
秋の気配を感じる頃、夏の疲れがどっと押し寄せてくるらしいです。
昼間は暑いのに、朝夕の温度が下がってくるあたり、気を付けないとね。
というか、さすがに、少々疲れ気味です。

というのも、最近、時々、ベビーの子守りをしないといけないから~
娘も産後2か月を過ぎ、徐々に、活動を始めてます。
一つは、今、建築中のマイホームに関する用事。
(書類関係とか、内装の仕様決めとか・・)
もう一つは、ベビーに関すること。

生後二か月から、予防接種が始まるようです。
早いね~~ 昔(娘がベビーやったころですが)はもっと遅かったと思うけど。
A4版の分厚い冊子が行政から送られてきて (昔は、もっと小さめやったけどな)
それに、予定とか内容とか問診票とか、いろいろ書かれてるようです。

里帰りしているので、こちらでも受けられるとのこと。
市内で、受け付けている小児科一覧表をネットで見て、予約をします。

昔は(何度も、昔が出てきますが、娘が生まれたころのことですが)
予防接種日が決まっていて、その日に保健センターみたいな会場で接種しましたよね。
今は、そういうところではなく、病院に予約していくんですね~!

行政で決められた日に、決められたところへ行くよりも、
こちらの予定で、近いところに行けるというのはいいかもですね。
しかも、こんなコロナ禍の状況では多数の人がいるところは不安やし。

けど、びっくりしたのはそれだけではなく・・・
接種するワクチンの数が多いことにびっくりです。

ワクチンnet、というサイトを見ると → こちら
0歳児のワクチン接種回数は、半年間で15回もあるようです。

同じワクチンを2度、3度と接種しないといけないようなんですね。
ヒブ、小児用肺炎球菌は、1か月ごと3回接種。
B型肝炎は、1か月ごと2回接種して、7,8か月目に3回目を接種。
経口ワクチンのロタも、24か月までに3回受けるようです。
4種混合も、3か月目から3回接種、BCGは3か月目から第1回目を接種。
推奨とはいえ、予防接種スケジュールがすごいです。

娘の時は、ポリオ、3種混合、BCG・・ぐらいやったかな。

というか、ヒブってなに?
ロタって??

ヒブは、Hib(ヒブ=インフルエンザ菌b型)による感染症を予防するワクチン。
このワクチンの接種によりHib(ヒブ)に対する抗体ができ、かかりにくくなります。
Hib感染症になると、中耳炎や肺炎をおこすことがあり、
まれに脳を包む髄膜やのどの奥などに炎症を起こします。
細菌性髄膜炎は、亡くなったり、脳に後遺症が残ることがあります。
(ワクチンnetより)

ロタは、ロタウイルスによる胃腸炎を予防するワクチン。
感染性胃腸炎は、主に生後3~24ヵ月、特に生後7~15ヵ月の乳幼児におこります。
突然の嘔吐に続き、白っぽい水のような下痢をおこします。
脱水が強い場合には入院が必要となることもあります。
(同じく、ワクチンnetより)

そうなんや・・・そういう感染症を予防するんですね。

というか、いろんな感染症があるんやね。
赤ちゃんのうちに、それらを予防することが大事なんですね。

早速、娘が小児科に予約。
・・・びっくりしたけど、一度に、注射3本、経口ワクチン1種、接種するんですね。
(病院によっては、1種類ずつというとこもあるのかもですが)
・・・なんか、ちっちゃい子やのに、かわいそう~~~(汗)

初めて、抱っこひもを使っての母子の外出。
・・・ばぁばは、アッシーです~



母も子も、まだ慣れないので、ちょっと苦しそうです~(苦笑)

小一時間はかかるかも、なので、私はその時間に買い物をしてたのですが、
まぁ、たいへんやったみたいですね~

何がって、眠たかったのか、お腹が空いていたのが、ご機嫌ナナメで(苦笑)
まぁ、ベビーにしてみたら環境の変化というか、不安を感じたんでしょうね。

問診と、服を脱いでざっと健康状態の検診。
ぎゃ~ぎゃ~泣き始め (「元気いいですね~」と言われつつも)
そのあと、左ウデに1本、右ウデに2本の注射。

娘が言うには、親指の頭ぐらいの小さな注射器でチクリ。
もちろん、ベビーはギャン泣き~~



1本目の注射のあと、かわいいシールを貼ってくれたようです。
ベビーにしてみたら、そんなシール貼ってくれても知ったこっちゃないですけど。

2本目、3本目は、小さな絆創膏を貼ってもらったようですが、
とにかく泣きわめいていたようです。

そして、最後に、経口ワクチン。

娘が言うには、ホテルにある歯磨きセットの歯磨きチューブのようなものを、
ベビーの口にぷちゅっと入れて吸わせたようです。

嫌がる子も多くて、吐き出したり、吸わなかったりするようですが、

「もう、恥ずかしいくらいにチュウチュウ吸うねん。さっきまで泣いてたのに~」

お腹空いてたんかいな~

「賢いね~って、看護師さんにホメられたけど、めっちゃはずかしかったわ(笑)」

チュウチュウ吸ってた・・・ほんま、かわいいな!(笑)

同じように予防接種に来ていたベビーは他にもいたようですが、
一度に4種類も!って、驚いていたママがいたようですね。

「何度も来るより、一度に済ませた方が、お母さんも赤ちゃんも負担が少ないでしょう?」

看護師さんがそうおっしゃってたとか。
確かに、ベビーを連れての外出はたいへんやもんね。
もう少し大きくならないと、一人で連れて行くのはたいへんかも。

1回目は終了。
予防接種スケジュールに従って、来月も接種しに行くようです。
わが家にいるうちに、同じ病院に連れていくつもりらしい。
・・・つまり、来月もアッシーです~

10月は、注射ばかり4本・・・イテテ・・・





久しぶりにスカーレット

2020-09-10 23:58:26 | ドラマ「スカーレット」
今月号の滋賀県の広報誌「滋賀プラス1」に、
NHK朝ドラ「スカーレット」のプロデューサー、
内田ゆきさんのインタビューが掲載されてました。



思えば3月、近江八幡のG-ネットで講演会があったんですが、コロナで流れましたね。
内田さんと脚本の水橋さん、演出の中島さんの3人の女性が登場する予定でした。
ほんとに、いろいろ聞きたかったから、残念でした。



紙面では、信楽を舞台にした理由、ヒロインの生きざまに込めた思い、
そして、働く女性へのメッセージを聞いています。

自分の手で何かを生み出す主人公を描いた作品を作りたくて、
信楽に何度か足を運んで、大都市との距離感や、
信楽焼をする女性がほとんどいなかった時代のこととか、
ここなら良いドラマができると考えたんやそうです。

焼き物は完成してみないとわからない部分がありますよね。
それと同じで、人の人生も思うようにはなかなかならないもの。
主人公のキミちゃんが思い描いていた自分とは少しずつ変わっていく姿を、
信楽焼に重ねて描いたのだそうです。

夫の八郎さんとの関係も、リアルな同業夫婦のあり方や、
同級生など「善意のある普通の人々」が関わることで、
登場人物の人生模様が変わっていく面白さを描いたとか。

働く女性へのメッセージとして・・・

「いつまでに、こうしなければならない」と考えるよりも、
やりたいという気持ちを大事にして、長いスパンで、
「いつかやりたいことができればいい」と思っている方が良いと。
仕事を続けているとやりたくないことをしないといけない時もあるけど、
何も得られない仕事はないので、そこから何を得るかは自分次第、とのことです。

ちなみに、本文はこちらから読めます → こちら

戸田さんの写真も載ってます~

「月間ドラマ」4月号にも、内田さんの文章が掲載されていましたね。

自らの手で何かを生み出す女性を描きたい、で選んだのが「女性陶芸家」だと。
陶芸は、心が指から土に伝わって形づくられ、炎で焼かれてまた思いがけない姿を見せる、
まさにドラマチックで魅力的なもの・・・でも、制作上は大変な題材だったようです。

水橋さんとは初めてお仕事をしたのだそうですが、
構成もさることながらセリフが見事で、予定調和にならぬよう、
それでいて人物それぞれが口にしそうな言葉が巧みに縒り合されていたと。
そして、出演者全員が自分の役を好きになり、愛情込めて育ててくれた。
脚本への信頼が篤くあったことが制作者としてありがたかった、そうです。

「スカーレット」・・・いろいろと、思い出すなぁ。

そういえば、10月から始まるドラマで、水橋さんが脚本を書き、
松下洸平くんが出演するというのが、一昨日発表されてましたね。
なので、ツイッターのTLが、めちゃめちゃ盛り上がってました~

主演は波留さん。
そう、朝ドラ「あさがきた」のヒロインを演じた方。
洸平くんが相手役になるのかどうかはわからないけど、どうやら、
この、コロナ後の物語らしいので、俳優さんのマスク姿もあるらしい。

ちょっと楽しみかな。

その前に、舞台ですよ。
今週末から東京公演が始まるんですけどね・・・
どうか、無事に上演できますように~
来月の兵庫公演も(私が行くんで!)、無事に迎えられますように~~



ドラマの話

2020-09-09 23:41:25 | ドラマ
朝から、雨が降りましたね~
多少、涼しくなったような気がしたので、秋が近づいてるのかも?



とりあえず、今年も始まったマクドの月見バーガー、娘のおごりでいただきました!

さて、ずっと録画して見ていたドラマ『MIU 404』が終わりましたね~
洸平の出演くんきっかけで見始めたドラマなのですが、なかなか面白かったです。
(彼が出てなかったら継続して見てなかったかもです~多分)

毎週見てるから、ドラマを見ないダンナまで一緒に見てましたよ~
(最終話は、明日まで観られます → こちら

スピード感があって、(セリフも含め)
ちょっと思考が追い付かなくて、えっ、どういうこと??
なんて思うシーンとかもあったんですけどね。
(これを老化という?? やっぱり? 涙)
なので、録画したのを再生させて、もう一度見て理解する、みたいな?

いやいや、「スカーレット」のように、ドラマを吟味して見るのに慣れたからかも?
(ええように言うてます~ 苦笑)

このドラマも、(スカーレットと同じく)脚本・監督・プロデューサーが女性なんですよ。
女性の脚本家がハードボイルドな警察ものを書くのは珍しいですよね。
(そういう言い方が、女性蔑視やで・・反省)

カーチェイスがあったり、血を見る殺人があったりの物語やけど、
女性のたたき上げの機動捜査隊の隊長が(しかも美人で子持ちシングル)
男性の上司に正論を言うあたりは、気持ちよかったです。

主演の星野源さんのラジオ番組に、現役警官の方からメールがあったそうです。
「バディの刑事を死なせてしまった放送回」を見て、
自分にも同じような経験があったようで、
源さん演じる刑事の後悔する姿にすごく共感した、というものでした。

その警察官のメールを源さんがラジオ内で読んだのですが、
脚本家さんが聞いていたようで、襟を正して、しっかり作らなあかんって、思ったそうです。

もちろん、ドラマを作るにあたっては、プロデューサーはじめ脚本家の方も、
かなり警察への取材もして、たとえ作り物でもデタラメは作ったらあかん。
ウソのないようなものを作ろうとしてはるようですけどね。

昨日、源さんのラジオ番組にその3人(脚本家・演出家・プロデューサー)が
ゲストで出演されてたので聞いたのですが、
撮影の裏話がいろいろ聞けて楽しかったですよ。
(放送後1週間以内ならradikoのタイムフリーで聞けます → こちら

女性3人だと、ほんとガールズトークのようで楽しかったですねぇ。
もともとは4月からの放送開始で7月初旬まで、14話の予定だったそうです。
それが、コロナ禍で国の指示があって、2月末から月末まで撮影が中断。
洸平くんが出演した2話まで撮れてたようですが、放送できるのかさえ不安に。
6月から撮影再開、内容も撮影の仕方も替えなければならないし、
何より、キャストのスケジュールを押さえることとか、
いろいろなハードルを抱えたたようですね。

「8話で、ムリムリ終わらせることになるかも?」

なんて状況やったそうです。
脚本家の野木さん曰く。
「のんびりと伏線を書いてたのに、回収できるの~?」

なんとか、11話まで撮ることができて本当に良かったと。
(ラストの回は1週間で撮ったとか)
1話のようなカーチェイスは、道路の使用許可を取るのに時間がかかるし、
(最終話の海辺での撮影は)シーチェイスにして良かったらしい。

ちなみに、編集で泣く泣くカットしたシーンもあるようで、
DVD、ブルーレイには、ディレクターズカットで全部入れるらしいです。
動画配信のparaviでも、ディレクターズカットで見られるらしい。

そそられるな~~ 

それにしても、コロナ禍後のドラマは盛り上がってるかも。
あの、半沢さんとかね~

それだけ、皆さん、いろいろ飢えてるんやなと。

『麒麟が来る』も再開したのでまた楽しめたらいいな。