おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

陰陽師 生成り姫 京都公演

2022-04-29 12:47:00 | 演劇・舞台
GWに入りましたね~~
ま、シニアなわが家なんであまり関係はないんですけど。

さて、書きそびれてる舞台の感想を。

夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズ。
ドラマや映画化もされてますが、中でも長編の「生成り姫」が舞台化されました。
主演は、ジャニーズV6の三宅健くん。
・・・くんて言うてしまうけど、もう43歳ですってよ~~~ どやさ!

先月、東京新橋演舞場でも拝見したんですが(東京千穐楽)、関西公演がなんと京都南座で上演されました。
めっちゃ近いからうれしくって、もちろん観に行きましたよ。



南座はいつぶり?って感じですけどね。
京阪四条駅からそのまま行けるんですよ。



ただ、劇場前は狭くて~~

それはともかく、こちらも複数回通いました(苦笑)
なんと言っても、応援し続けているノブオさんがご出演なので。
しかも、お誕生日を京都で迎えるんですよ、43歳の!
・・・三宅くんが同じ年って、信じられます??(三宅くんが、です。ノブオさんは年相応・・?)

それはともかく(苦笑)
スぺクタルで、音楽も素晴らしくて、とっても良い舞台でした~
演出は、鈴木裕美さん。
女性の演出家も、今はたくさん活躍されてます。



鈴木さんの演出で三宅くん主演というのは、2018年の10月に、「二十日鼠とと人間」が上演されてます。
この時、ノブオさんと初共演で、東京グローブ座と森ノ宮ピロティの大阪公演を観に行きました。
シリアスでちょっとシュールな物語が印象的な舞台でした。
今回はファンタジーですね。
陰陽師やから! 

三宅くんが安倍晴明を演じます。
晴明の無二の親友藤原博雅を、同じジャニーズの林翔太くん。
徳子姫を、元タカラヅカの音月圭さん。
藤原済時を、ノブオさんこと、姜暢雄さん。
脚本はマキノノゾミさん。

月の明るい晩に堀川の橋のたもとで、心のおもむくまま笛を吹く源博雅。
その音色に耳を傾ける姫。名前も知らない姫への淡い恋。
思い悩む友を、そっと見守る安倍晴明。
しかし、姫は心の奥底に棲む鬼に蝕まれ・・・  ダイジェスト童画は → こちら

衣装も豪華ですが、なんと言ってもナマ音楽が良いですね。
舞台セットの中段の奥にオケボックスがあるんやけど、今回は、博雅が横笛(葉二つ)を吹き、
徳子姫や蝉丸が琵琶を弾くシーンが出てくるので、リコーダー、リュートの演奏がありました。
これが、ほんとに、すっごく良かったんですよ。
あとは、弦楽器のヴィオラとパーカッション。

そして、徳子姫が歌う呪いの歌!
これを、元タカラヅカの福麻むつ美さんが歌われてました。見えないけども。
(音月さんが歌ってるのかと思うほど声が似てたのですが、パンフを見たら違いましたね)

そして、音楽もやけど何がびっくりって、アンサンブル(バックのダンサー&コーラスなど)として出演されてるコンテンポラリーダンサーの方々!
単に踊るだけではなく、妖精や式神を演じるほかに、大きな鬼をも演じるんですね。
・・・三宅くんや鈴木裕美さんは、アンプラクトっていう言い方をされてますが。
電気的なものを使わず、人が作る、ってことですね。
5人のダンサーの方が合体して、鬼の顔、手や足を表現するんです。
もちろん、舞台美術の方々の創意工夫もあるのですが、もう大スペクタクルですよ! 

鬼に成りきれない徳子姫が鬼に成った時に登場するんやけど、音響効果も含めて、迫力がすんごいんです。
舞台中央に奥のほうから登場します。
ウデになる人、足になる人、体を使ってそれを動かします。
・・・・伝わるかな~~

物語の見どころはこれだけではなく、親友を思って自分の無力を嘆く晴明の姿ですね。
安倍晴明は実在の人ではあるけど、卓越した知識を持った陰陽師で、当時の朝廷や貴族たちの信頼を受けて神秘化されたとか。
数多くの伝説的逸話を生み、後の陰陽師が安倍晴明にあやかろうと、全国各地に神社などが作られているようです。

夢枕さんのシリーズで有名になった安倍晴明やけど、「生成り姫」が一番人間味があるといわれてますね。
(原作、買ったのに読む時間がなく・・・涙)
舞台でも、藤原博雅のことを憂いて涙する晴明が描かれてました~~

とはいえ、観に行く目的の一つは、応援するノブオさんです!
「二十日鼠と人間」の時は、クールでかっこ良いスリム役を演じたけど、今回は真逆ですからね。

徳子姫が鬼になるきっかけを作った、藤原済時を演じます。
これがまた、おバカキャラというか~~~(汗)
背も高くてかっこ良いノブオさんですが、済時はメイクもどこかひょうきん。
台詞も、笑わしてくれます~~
空気も読めず、ほんとに、すべては、アンタが悪い!

平安時代の結婚は、男が女性のもとに通う『通い婚」が習わし。
徳子姫に入れあげて結婚したのにもかかわらず、子にも恵まれなかったこともあって綾子姫に気持ちが移った済時。
徳子姫が大切にしていた家伝の琵琶「飛天」をあっさり綾子姫に渡してしまう。
綾子姫が(この人もお笑いキャラではあるんやけど)
音色に導かれてやってきた徳子姫に嫉妬して、その琵琶を壊してしまうんですね。

パンフにノブオさんご本人のコメントがありますが、済時は「憎めないおバカ」と。
おバカだけど、身分も高く教養もあってどこか憎めない人。
チャラいイケおじ、なんですって。
まさに! 
役者さんて、ほんとすごいなと思いますね。
演出家のオーダーで、いろんな役を演じるんですもんね。
クールな役からおバカな役まで。

3月23日がノブオさんのお誕生日で、この日は京都からインスタライブを開いてくれました。
滞在するホテルから、1時間半ほどかな。
インスタライブはコメントをリアルタイムに送れるので、ファンにはありがたいツールです。
今までも何度かやってくれてますが、去年のGW以来でしたね。
コメント欄を見てると、共演者の方もコメントを送られてて、それも楽しかったです。
徳子姫の音月さんも!
途中で、火丸役の佐藤祐基さんもインスタライブに参加して カンパニーの皆さんの仲良し感が満載!!

コメントは流れていくから素早く書き込まないといけないし、タイミングよく読んでくれるかどうかも微妙。
それでも、いくつか読んでくれて答えてくれてましたよ~~
何万人も見てるようなインスタライブやと、コメント数も流れていくからご本人も読めないけど。
ノブオさんファンは、落ち着いてるので~

三宅くんが主演の、いわゆる商業演劇やけど、だからこそのセット、装置、演出が楽しめます。
もちろん、鑑賞会で観るようなシンプルなセットでの芝居も心が動かされる作品は多いです。
ドラマでも映画でもそうやけど、この、心が動かされる、いわゆるエモい、エモーショナルなところがエンタメの魅力なんですよね~~

なので、観劇はやめられませんのん~~

南座のお隣にある、おそばの松葉屋さんで、私が食べたのは・・・


ゆり根うどん。
おそば屋でうどんて??(苦笑)
だって、寒かったから~~
ゆり根饅頭が入っててあんかけうどんになってます~~
1500円・・・さすが京都??


関東から来たお友達が食べた、にしんそば。1500円。

ニシンが見えへん・・・



隠れてたのを引っ張り上げてくれました!


ブラッド・ブラザーズ大阪大千穐楽

2022-04-26 12:26:22 | 演劇・舞台
週末、舞台を観てきました。
ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』。
大阪梅田のドラマシティで、この日が大千穐楽です。



1983年のロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で愛されているミュージカル。
日本でも何度も上演されています。

今回は、日本初演の時にサミー役で出演してたという吉田鋼太郎さんが演出。
鋼太郎さんは俳優としてもよ~く知られている人ですが、蜷川さんのシェークスピア作品を受け継いだ演出家でもあります。
それでも、ミュージカルは初演出なんですね。

感想を少し。
台詞等は、私の記憶の中にあるものなので、正確ではありません・・・間違ってたら、そう~っと教えてくださいませ。


二卵性双生児として生まれた二人の男の子の物語。
ナレーターが二人の数奇な運命を語る・・・という始まり方をします。
(ラストがどうなるのか、先に見せているんですよ・・)

一人は裕福な家にもらわれ、もう一人は実母や兄弟とともに貧しさの中で暮らす。
二人は、双子であることを知らないまま人生を通して友情をはぐくんでいくが・・・
・・・・

双子の男の子、ミッキーを柿澤勇人くん、エディをウエンツ瑛士くんが演じます。
実母ミセス・ジョンストンを元劇団四季の堀内敬子さん。
エディを引き取るお金持ちの家のミセス・ライオンズを元タカラヅカの一路真輝さん。
双子の幼なじみリンダを木南晴夏さん。
物語を語るナレーター役を伊礼彼方さん。

もちろん、ミュージカルなので歌がたっぷり。ダイジェストは → こちら

前半は子ども時代が描かれていて、
カッキー(柿澤くん)やウエンツくん、晴夏さんが7歳児になるんですね。
お兄ちゃんサミー役の内田朝陽さんも10歳児。
もうほんとに、役者さんてすごいな~って思うくらい子どもでしたよ。
・・・アンサンブルの方々も子どもになるんですけど、さすがにアタマのてっぺんがハゲた子どもはないやろ~とツッコミつつ(狙いすぎちゃいます~!?)

とにかく、この日は大阪大千穐楽ということもあって、アドリブ炸裂?
お初に観たから比べようもないというか、正解がわからへんのですけど。
かなり、笑いをぶっこんでたように思いますね。

とにかく、カッキーの半ケツ!を3回も観られるなんて~~~(ほんとは二回らしい 苦笑)
舞台から客席にも降りてましたよね?? (東京楽日とこの日だけやったみたい)
ひや~~って、思わず歓声があがりましたよ(コロナ過なので遠慮がちではあったけど~)

そして、ナレーター役であり、牛乳配達夫やったり医者でもあったりする伊礼さんが、学校の先生をするシーン。
生徒役の岡田誠さんが「はい!先生!」って何度も手を上げ続けるんで、伊礼さんが彼をいじるんですね。
それはどうも、お決まりらしいのですが・・・伊礼さんが言うんですよ。

「もうすぐ校長になる鋼太郎さんが東京から来られてるんで、延ばしても大丈夫なんだから」

無茶ぶりをしてましたよね~? 伊礼さんも踊りますけど(なんとか族のダンス??)
岡田さんはイノシシダンス?まで踊らされてました(いや、自ら踊ったのかな~)

「上に行くか?上に連れてって神にしてやうか?」

岡田さんに言った伊礼さんの言葉。
思わず笑ってしましましたよ。
ドラマシティの上にある梅田芸術劇場メインホールで、舞台『千と千尋の神隠し』をやってるから。
そこに連れてって神にするぞ~って言うてるんですよね?
会場も笑ってましたね!

そして、カッキーもイノシシダンスを真似たりして、客席が沸いてました。
(カッキーはアドリブは苦手なのかあまりやらないらしいけど~ 鋼太郎さんのご指示なら~)
それにしても、長いアドリブでした~!

もう一か所、長いアドリブ。
15歳のミッキーとエディが、ポルノ映画を観に行こうとするところですね。
性への好奇心、びくびくワクワクしながらいこうとする少年たち。
それを母親に見抜かれてドギマギする二人が、なんともかわいいシーンです。

母親の堀内さんに「なんの映画を観に行くの~?」と聞かれて二人が照れながら答えるんですが、
ここでアドリブを入れるように言われたのか(鋼太郎さんに!) 二人が頑張るんです。
堀内敬子さんが元劇団四季ということもあり、あ、カッキーもやけど、四季ネタがあるんですよね。

どんな映画かを説明しようとして (まさかポルノとは言えず)

・・・ネコがいっぱい出てくるやつ。そうそう、ママのよく知ってるあれね  → (劇団四季の)CATSのことですよね!

堀内さんがおっしゃるんです。
「今日は鋼太郎さんから引き延ばしてもいいって言われてるからね~~」 (客席が喜ぶ)

・・・地下に仮面をかぶったやつが出てくる → (劇団四季の)オペラ座の怪人のことですよね!

そしたら堀内さんが無茶ぶりするんですよ、「歌ってみな~」 (客席がまたまた喜ぶ)

元劇団四季のカッキーが、「歌えるかな」と首をかしげながら歌いだし~~ (歌えるのがすごい!)
・・・客席が、ほんとに、めっちゃ喜びましたよ!! 

ここも、長いアドリブでした~~

リンダを演じる晴夏さん。
子ども時代のリンダは、短いスカートでとにかくかわいい。
(私生活では玉木宏くんの奥様で一児のママですが)
ミッキーに「愛してる」を連発するけど、とにかくかわいいから嫌味もなくて。
晴夏さんは大阪出身。
エディと3人で騒いでるときに大阪弁ニュアンスになるとことか、素で笑ってしまったりするとことかも面白かったですね。

とはいえ、コメディは一幕まで。
二幕からラストに向かって、二人の行く道の明暗がはっきりしていきます。
リンダの妊娠を機に結婚するもミッキーは失業、兄サミーにそそのかされて犯罪に手を染めてしまう。
エディは大学に行き、やがて議員に。
薬物中毒にまで陥ったミッキーを、リンダとともに親友として救おうとするエディ。
でも、リンダとエディの関係を疑ってしまったミッキーは・・・

「本人たちが双子だと知った時は二人とも死ぬ」

二人が赤ん坊の時、子どもを取り戻されたくないから、ミセス・ライオンズはミセス・ジョンストンにこう言うんです。
この言葉がほんとに悲しいんですよね~。

サニー兄ちゃんが持ってるおもちゃの拳銃が欲しかったミッキー。
エディが引っ越すときにミッキーが欲しがってたからと、エディは拳銃をプレゼントするんです。
そしたら喜んで、「バン!」と、エディを撃ってみるミッキー。

まさかね。ラストもそういうシーンになるなんて(涙)

リンダとの仲を疑うミッキーがエディに拳銃を向けた時、母親のジョンストンが言うんです。

「やめて! あなたたちは双子、兄弟なのよ!」

銃に弾が入っているかどうかもわかってなかったのに、ミッキーはエディを撃ってしまう。
そしてすぐに、警官がそのミッキーを撃つ。

あっけない幕切れ。ほんと、切ない。

母は、二人を守りたくて真実を告げたのに~~ 

カーテンコール、順に登場するキャスト。
堀内敬子さんが登場したときは目頭が熱くなりましたね。
息子たちである、ウエンツくんとカッキーにも。

そして、アンサンブルさんからキャストが登場するたびに、後方席から「ブラボー!」の声。
コロナ過に、声を出してる人いてる~~~とドキドキしてたら、それが鋼太郎さんでした!
私の席からは、上げてるウデが見えましたよ。
ダブルコールからスタンディングオベーションでしたけど、キャストの方が客席にいる鋼太郎さんをステージに呼びましたね。

「声を出しちゃいけないって言ってるのに、一番声を出してたのは私です。すいません。
いや~ほんとに良い舞台過ぎて、お客様気分で拝見しておりました。
手前味噌で申し訳ないですが、ほんとに良い舞台でした」

客席拍手!
もう、これくらいの楽しみ方してもいいよね、大千穐楽やし、って感じかな。

せっかくなので、キャストを紹介するとおっしゃる鋼太郎さん。
「ボクが…」という伊礼さんを抑えて、ジョンストン家の二階にあるオケブースに向かって、音楽監督を紹介・・・
しようとするも音楽監督の姿がなく・・・もうハケてはったようです・・・何度もお名前を呼んではりましたけどね。
その間に、スタッフがハンドマイクを持ってきたけど、「いらない」という鋼太郎さん。
キャストの方はインカムがあるけど、鋼太郎さんはないので、でも、ちゃんと聞こえてましたよ。さすがです。

時間ないからね、と言いながらキャストを一人一人紹介する鋼太郎さん。
「アンアンブルはみんなオジサンとオバサンたちなんです」 って言うてはりましたよね? 
知ってますよ~~ ハゲてますもん、ロマンスグレイですもん~(苦笑) 
その皆さんが7歳児や15歳の高校生をやったりしてました! ほんとに、すごいです。

拍手の中、キャストを紹介し終えた鋼太郎さんを、すかさず、伊礼さんが紹介しました~~ 上手いなぁ。
カンパニーの仲良し感が溢れてましたね~。

ストーリーとしては陳腐かもしれないけど、音楽も歌も、やっぱり素晴らしい。

日本でも、双子はチクショウ腹と言って忌み嫌われ、富裕家で生まれるとひとりを養子に出すということがあったとか。
(すごい言い方ですよね。動物が多胎なのでそういったんでしょうけど)

生活のために手放した母親も、子どもが授からないからと養子にもらって育てた母も、わが子への思いは同じ。

そして、義兄弟の血の約束をかわした二人は、惹かれ合うように運命に翻弄されるんですね~
同じ日に生まれ、同じ日に死んでいく。

切ないけど、大千穐楽は笑いにもっていかれたかも~

なので、もう一回ぐらい観たかったな。



行く春を惜しんで、彦根城

2022-04-23 15:59:12 | 湖国日記
4月の初旬、一番桜の花がきれいに咲いているときにヨメが大阪の上海に行ってたので(笑)、
翌週、ダンナと花見に出かけました。
ほんとはもっと北上して、長浜から高時川の堤防あたりに行きたかったけど、ダンナが彦根城へ行くと。
・・・1週前に、彦根で演劇鑑賞会の例会があったから私はすでに彦根城の桜を見てたんやけど~~

なので、満開のピークはすんでたけど、久しぶりに天守に登り、ひこにゃんにも会ってきました!



いつもの、お堀から見る天守。




お濠の桜もピークすんでますが・・・それでもキレイですよ。

どこからともなく「ひこにゃん音頭」も流れてきて。


大手門山道を上がってきたところにある天秤櫓。
廊下橋を挟んで石垣は、向かって右側が築城当時の打込みハギ積み、左側が江戸時代後期の改修による落とし積み。



鐘の丸にある桜。




天守。手前にあるのは、ひこにゃんのパネル。



天守は3階3重。
屋根は「切妻破風」「入母屋破風」「唐破風」を多様に使われ、2階と3階には「花頭窓」、
3階には高欄付きの「廻縁」を巡らせるなど変化に富んだ美しい姿の天守です。
時間をかけずに造る必要があったので、佐和山城や大津城などを移築したりして、リフォーム城ともいわれてます。
同じ国宝でも、姫路城や松本城のように大きくはないけど、狭間(弓や鉄砲を使う小窓)を壁の下に隠すなど、外観の美しさにこだってるんです。
もちろん、政治的象徴としての外観の美しさだけでなく、城本来の機能である軍事面でも優れていますよ。

地元やからということではなく、好きなお城です。



さて、ダンナがお待ちかねの(時間を合わせてたからね!) ひこにゃん登場!!



ゆっくりまったり、しゃべらへんけども、挨拶もかわいい~~



お客さんたちの日差しを心配して、少し移動。





ひこにゃんの背中の向こうは琵琶湖。
遠く、多景島が見えます。



何をしても、まったり~~ 可愛い~~
この翌日、16歳のお誕生日やったらしい!



西の丸へ。



重要文化財の、彦根城西の丸三重櫓及び続櫓。
中に入れるので、三階まで上がりました。



西に見える琵琶湖。



北側、凱旋した井伊直孝を迎えた場所といわれる山崎郭があります。



東側、桜の向こうに天守が見えます。

三重櫓の、さらに西に張り出した出曲輪との間に深い堀切が設けられています。



西方の搦め手(裏手)からの敵に備えた守りの要となります。
三重櫓は、この搦め手を見下ろす位置に設けられていて、平時には琵琶湖を監視する役目もあったらしい。

ここから堀に降りて、玄宮園のほうへ。



玄宮園は江戸時代前期に作庭された大規模な池泉回遊式庭園です。
桜の木はないけど(望む天守の周囲にはあるけど)、秋の紅葉が美しいところですね。



お堀の周辺の桜は、青い葉が出始めてました。
気持ちの良い青空やったけど、なかなか開花のタイミングに合わせてはいけないですね。
それでも、土日は人出も多かったらしいです。
良い天気が続きましたもんね。

この日は平日で人も少なめ。
石段を登り、天守に上がり、西の丸から玄宮園。

「足が痛いわ~」 とダンナ。

え~っ、それくらいで!?

運動しなさ過ぎやん!

・・・ヨメはこんなに出歩いてるのに~(苦笑)

もうちょっと時間作って、散歩にでも誘わないとあかんかな。

(時間作るのがねぇ・・・汗)



近江八幡へ

2022-04-13 10:55:15 | 湖国日記
怒涛の年度末、からの春休みが終わり、新年度も動き始めてます。

4月も半ばになってしまいました~~
ひや~~、時間が過ぎるのがほんとに早い。

この間、私は上海に行ってまして・・・・

ウソです(苦笑)

大阪の上海に行ってまして~~(笑)
その話は、またじっくり書きますね。ほんとに、じっくり、書きたいので。

その前に、先月、長女と近江八幡に行ってきたことをちらりと。
桜が咲く前ですね。
ボーダレス美術館のNO-MAが、他会場2か所と連携して障害者の文化芸術フェスティバルを開催。
その最終日に、娘に誘われて行ってきたんですね。

ざっと、こんな感じ。


ボーダレスアートミュージアム、NO-MA。
・・・古民家の野間邸を改装して小さな美術館になっています。










・・これはセロテープでできているんですよ・・







まちや倶楽部の奥にある会場では、ヨシを使った展示も。









アールブリュットは、美術教育を受けていない人、障害のある人が作り出す作品。
展示の仕方がいつも凝っていて、学芸員さんたちの努力を感じるところです。


まちや倶楽部は、元酒蔵を改装したところで、いくつかお店が入っていますが、
その中に、「暦」というクラフトショップがあります。



滋賀県内、地元の工芸品などが販売されてるんですが、BGMが「ほっとらいん」さんの「よし笛」ですやん。
ま、近江八幡の方々ではありますけどね。
ここに「よし笛」のCDや「よし笛」もあって、ちょっとウキウキ。









よし笛仲間と、また行かないと!!

さて、このあと、娘とランチをしたのですが、近江八幡文化会館の建物内にあるイタ飯やさんへ。
ヴィーテ、さん。



2種類のパスタが味わえるという、パスタランチ(1300円)を。



スープ。人参と押しムギのスープ。プチプチもちもち~


びわ湖のうろりと、ほうれん草のパスタ。
ローズマリー入りのパンと。


第二のパスタは、お肉入りの田舎風煮込みソースのパスタ。
カカオパウダーが振ってあります。
パンもカカオ風味。

さて、どこへ行こうか・・・

「地元民やのに、あのラコリーナに行ったことないねんな」

「私も。職場でも、まだ行ったことないのって言われたわ~」

ということで、前は良く通るけど入ったことない、クラブハリエ・たねやさんが経営してるラコリーナへ。

「テーマパーク的になってるらしいで」と娘。

ほんまに、そうでした~~
広い駐車場、ほぼ他府県ナンバー。滋賀ナンバーは1割ぐらい?
春休み前ではあったけど、祭日やったのでそこそこいっぱいの人でした。


屋根が芝生、という建物。
初夏には緑色になるんですよね~






名物はもちろん、バウムクーヘン。
販売コーナーも、焼き立てが食べられるカフェも、長蛇の列ですよ。
(まだ少ないほうらしい・・・)


焼き菓子や、ファストフードを販売しているところもあります。


野外も、子どもたちには楽しそうな空間が~~


滋賀県発の飛び出し坊や、クラブハリエ仕様、ですかね。

和菓子の販売コーナーもあるのですが、そこにあったのが和菓子の「型」。
生菓子や落雁に使うんでしょうか。



たねやさんは近江八幡の小さな和菓子やさんが発祥。
今は、大きくなりましたよね~

さて、このラコリーナと、クラフトショップの暦さん。
翌週に、テレビで拝見することに~~

なんと、BS-TBS「美しい日本に出会う旅」。
松下洸平くん、井上芳雄さん、瀬戸康史くんの3人がナレーションをしている番組ですが、
洸平くんがナレーションをする「春の滋賀の旅」で放送されたんですよ → こちら

そういや、「暦」さんの片隅で、発見したんですよね~~



このポスターを!!

番組内では、長浜の盆梅展(切り絵作家さんとのコラボ)、余呉湖、徳山鮓、近江八幡。
そして、あの、信楽を、洸平くんが紹介してるんです。
信楽高原鉄道の映像でスカーレットの主題歌「フレア」が流れて、感慨深いのなんのって。

洸平くんの、「信楽、かえってきたよ」「八郎さんがお世話になりました」に、泣きそうになるスカファン!!(笑)
・・・そのうち(1,2か月中に)再放送があるハズ!!

ちなみに、今日の放送では、奈良の旅を洸平くんが案内します → こちら

そんなこんなの年度末でした。

そして年度はじめは、上海へ。いえ、大阪の上海やけど(苦笑)

こちらはまた、次回に。