団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

甘露子の岨定食

2009-04-30 16:37:33 | 食べること
               甘露子の岨定食

                           2009年4月29日(水)

 「甘露子」(ちょろぎ)というそばを食べさす店。「岨定食」を食べた。

 「ちょろぎ」シソ科の多年草。晩夏に地下に生じる巻貝に似た塊茎は食用で、赤く染めて正月の料理に用いる。(広辞苑)
 「岨(そば)」→「そわ」山の切り立った斜面。(広辞苑)

 秀峰鎌倉寺山が正面に望める切立った斜面に店がある。店といっても民家だ。
店内は、大きな無垢のテーブルが並び、木の温もりを感じさせる。大きな窓から、遠くの山並みを眺めながら食事する。店主も非常に人情の厚そうな方だ。

 そば打ち名人の高橋さんのことは、2007.12.10、2008.5.7、2009.1.15と3回書いた。
 ここの店主は、高橋名人が山梨県に店を開いていた時、修行に行っていたという。道理で、薬味の盛付けは全く同じだ。鼻にツンと来るネギの香りがたまらない。そばの味も、もちろん高橋名人の系統。

 「岨定食」770円也は、極めてリーズナブル。盛りそばだけでも580円するのだから。写真には写っていないが、そば湯は、もちろん出る。私はそば湯を出さないそば屋は、本当のそば屋ではないと思っている。

 高橋名人のそばを食べるためには、往復で5時間かかるが、ここだと2時間半でOK。良い店を知ることができた。 

(写真)2009年4月26日、広島市安佐北白木町秋山1257「甘露子」(082-828-2828)の「岨定食」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする