団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

F12009 マレーシアGP 

2009-04-12 09:26:16 | 
             F12009 マレーシアGP

                           2009年4月12日(日)

 今年のF1は下克上の様相を呈してきた。

 昨年は、マクラーレン・メルツェデスのハミルトンとフェラーリのマッサが最後まで優勝を争い、最後のブラジルGPで、僅か1ポイントの差でハミルトンがマッサを上回って優勝した。
 このレース、マッサがトップでチェッカーをくぐった時、フェラーリのクルーは優勝を確信していた。ところが、最後のコーナーで、6位を走っていたハミルトンがトヨタのグロックをかわしたのだ。雨用タイヤを履いていたグロックはコーナーでスピードがのらなかった。
マッサは、まさかと思ったか、真っ青になったか・・。

 ところが、今年に入ると、このフェラーリとマクラーレンが全くさっぱり。2戦終了で、コンストラクターズポイントは、フェラーリ「0」、マクラーレンが僅か「1」だ。昨年まで常に首位を争っていたこのチームにしては信じられない。

 反対に、コンストラクターズポイントで首位は、ホンダのチームを買収したロス・ブラウン率いるブラウンGPだ。第1戦は1・2フィニッシュ、第2戦も、バトンが優勝して、コンストラクターズポイント「25」だ。昨年のコンストラクターズポイント首位のフェラーリが18戦で172ポイントだったことと比較するとその凄さが分かる。

 4月5日に行われたこのレース、雨によるタイヤ交換のため、各車ピットに入る回数も多く、順位も目まぐるしく変わった。
 そうした中、ただひとりインターミディエイト(浅溝)を履いていたグロックが8位くらいから2位まで大きく順位を上げ、このままいくと優勝かと思われた。(グロックはセーフティーカーが入った関係で3位で終了)しかし結局、24周を残して終了になり、トヨタにしては悔いの残るレースとなった。

 しかし、そのトヨタ、第1戦に続いて3・4位フィニッシュでコンストラクタズーポイントは16.5で2位をキープ。(3位はBMWの4)
 チーム代表の山科忠氏が1戦の時は嬉しさにより涙ぐんでいたが、2戦では、悔しさを滲ませていた。今年は「優勝」という確信を掴んだか。

(写真)2009年4月6日18:55、広島南区黄金山。
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