団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団第317回定期演奏会 

2012-03-29 18:20:07 | 音楽
                広島交響楽団第317回定期演奏会

                                         2012年3月29日(木)

 プログラム
・ハチャトリアン  バレエ音楽「スパルタクス」組曲より
・グリーグ     ピアノ協奏曲イ短調
・ボロディン    交響曲第2番ロ短調


・ピアノ:小林愛実
・指揮:秋山和慶
・演奏:広島交響楽団

・2012年3月16日、広島市中区広島市文化交流会館。



 若手有望株の小林愛実を迎えてのグリーグのピアノ協奏曲です。
 私は小林の技術レベルを批評するだけの能力はありません。
 しかし、小林の演奏には気迫を感じるのです。とても1995年生まれの16歳の少女とは思えません。
 これまで、数々のコンクールで最年少記録を塗り替えています。
 いずれ、ショパン、チャイコフスキーといったコンクールに出ると思いますが、間違いなく賞を取るのではないでしょうか。楽しみです。


 グリーグのピアノ協奏曲は、例えて言うなら、清楚な少女を思わせる曲です。

 CDと違って生の演奏ではピアノの音が小さく聞こえますので、たっぷりとした音量になるよう、想像力で補って聴きます。


 ボロディンの交響曲は、弦合奏の厚みが心地よい曲でした。馴染みやすいメロディなんですが、何故かあまり演奏される機会がないのは、奇怪です。


コメント
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