がん患者は働かなければいい
2017年5月25日(木)
自民党の大西英男議員の「がん患者は働かなければいい」という発言は、自民党内からも批判が出るほど、酷い人権侵害発言です。これで暴言は4回目でしょうか・・。「〇〇に付ける薬はない」ということですね。こんな議員を除名もしない自民党は同じ体質と思われても仕方ないでしょう。この方に投票した方は次回はまともな議員を選んで欲しいものです。
23日の朝日新聞です。
先の発言以上に驚いたのは、この方が孫や子どもの前でも平気で喫煙しているということです。自慢げに言ってましたね。「子どもも孫も誰も文句を言わない。」私ゃ、唖然としました。この言い方からすると、妊婦や乳児の前でも平気で吸っていたと思われます。
私は、喫煙者と大いにbattleをしてきましたが、相手への殺し文句は「妊婦や乳児の前で吸うか?」という言葉でした。いかに頑固な喫煙者といえども「吸う」とは言いませんでしたね。「頑固」というのは、私が「心臓疾患があるので吸わないようにして欲しい。」と言っても吸うような人物のことです。さすがに煙は私にかからないように上空へ吹き上げていましたけど。
もう一度言います。〇〇に付ける薬はありません。
最近、私のブログに喫煙問題で、コメントを寄せてきた方がおられます。以下です。
・本当に禁煙の社会が望ましいのならば、
1.タバコを違法にして販売しない。
2.タバコ税の減収分に加え、JT社員やタバコ農家への補償金の財源を確保するために消費税率をあげる
という方針を示した上で、国民全体の賛否を問う世論形成をして欲しいです。
私からすれば、随分と誤解をしている向きがあります。人に迷惑をかけないようにという条件のもとで喫煙を許されると解していただければ良いだけです。
①「タバコを違法として販売しない。」→趣旨がよく分かりませんが、法律がなくても人に迷惑がかかるような吸い方をしなければ良いだけです。
②タバコ税の減収→タバコの害による医療費等の損害の方がはるかに大きいです。
③JT社員やタバコ農家への補償金→このような保障をする法的根拠はありませんし、そのような立法は不可能です。
④国民全体の賛否を問う世論形成→禁煙社会を望んでいる人が過半を優に上回っています。
だいたい、これまで喫煙者と話をして感じるのは、非常に得手勝手な理屈を言う人が多いということです。極め付きは、タバコがあるからいけないというものですね。ご自分が自制できてないことをタバコのせいにするのって、この時ばかりはタバコに同情いたします。(^_^;)