武田欧州大手買収
2018年5月10日(木)
武田薬品が欧州の大手製薬会社を買収するそうな。
買収額は、何と6.8兆円!
6,800,000,000,000円。いや~こんなお金、100万年生きても縁がありませんです。100万円札束の厚みを1㎝として、1万円札を積み上げると、6万8千㎞!
武田は、これで、世界の10傑に入るということですが、グローバル企業として生き残るためには、このような選択になるのかなと、素人ながら思うのであります。グローバル企業がどんどん巨大化し、労働者との力関係がますます大きくなるという深刻な問題が発生することになるのだろうなと思います。
私の姪の長女が帰国子女だったんですが、武田に就職しました。よい企業に入ったなと思ったのですが、直ぐに辞めてしまいました。どうやら、子育てしながら働く環境に適してなかったみたいでした。
武田を含めて日本の製薬会社は、グローバルな視点からみると、企業規模は大きくありません。ただ、収益力は高いんです。多分武田の営業利益率は20%を超えていると思います。・・と思って、最近の決算を確認したら、何と10%を割ってますね。私の記憶は随分と前のものでした。ここらあたりの焦りも買収に繋がったのかとも思います。
これから、日本の製薬会社は、合従連衡が進み、企業規模の拡大を図ることになると思います。企業が栄え、そのしわ寄せが何処かにくるのだろうなと思います。