団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団ディスカバリー・シリーズ 2019.12.5

2019-12-07 12:35:37 | 音楽

広島交響楽団ディスカバリー・シリーズ 2019.12.5

2019年12月7日(土)

 12月5日、広島交響楽団の演奏会へ行って参りました。

 

 アステールプラザというホールです。

 

 ベートーヴェンシリーズです。来年生誕250周年です。

 

 赤〇で「2割」とあるのは、2割引ということです。

 

 2階席の最前列でした。写真下のパイプが邪魔をして指揮者が隠れるんです。やっぱ、指揮者からも音が出ます(そういう感じ)ので、見えなければなりません。

 

 

 細川俊夫の「霧のなかで」。率直に言って、よく分かりません。分かったのは、出だし、これまで聴いたことのないようなピアニッシモがビオラで奏でられたということです。霧のイメージですね。

 トランペッターが2器のトランペットを用意していました。1器は不思議な音を出します。空気が漏れるような音なんです。下手な人が出すような音です。

 

 ベートーヴェンの英雄ですが、「ベートーヴェンのソナタ形式」と言われる見せ所があります。

 提示部、展開部、再現部、そしてコーダとなる訳でありますが、再現部からコーダにいたる辺りの高揚感は、ベートーヴェン以外ありません。哲学で言うところの、アウフヘーベンと思います。

 

 何時もの編成と違っていて、ビオラの代わりにチェロが右の最前列に位置されていました。そのことによる音の違いって、私には分かりませんでした。

 2階席で、鳥瞰するような位置でありましたので、各楽器の演奏がよく分かりました。2管編成で、金管はトロンボーンがありませんでした。

 木管はフルートの音が通りよいんです。オーボエのやクラリネット、ファゴットは合奏の時は、耳の悪い私にはよく聴こえないのであります。

 

 アンコールは、 ベートーヴェン(野本洋介編曲):ピアノ・ソナタ第14番「月光」~1mov.

 随分と遅めのテンポでありました。

 

 このシリーズですが、今後5番と7番はどうしても聴きたいと思います。ベートーヴェンのソナタ形式をよく感じる曲なんです。

 

 

 

 

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