緊急事態宣言4都県が要請
2021年1月4日(月)
素人でも、今正に緊急事態と言わざるを得ないと思います。
医療の逼迫はもう1か月前から言われていました。
その1か月間の増加ですが、次のとおりです。
12月1日 1月2日 比較
累計感染確認数 149645 239076 159.8
(参考)世界 63254854 83979200 132.8
日本は約6割増なのに対して、世界は約3割と、30ポイント近く差が付いているのです。
3日の朝日新聞です。
4都県が緊急事態宣言を要請しているのに対して、政府は効果について疑問を持っているということです。(ネットニュースから)
私は、日本のコロナ対策で欠けているものとして、責任体制が明確でないということがあると思います。
国と自治体の間の責任体制があやふやで、お互いに責任を擦り付けています。この非常時には、国が全ての責任において対策を行う体制が必要です。
自治体の方が実態をよく知っているので、自治体に任すベキということを言う人がいます。でも、その調子で自治体が国の方針に従わなかったら一体どうなるか?です。地方の実態は国がヒアリングをして把握すれば良いだけのことです。
政府は、分科会の意見も聞いて検討すると言っています。御用学者の集まりの政府を忖度した意見って、「意見」じゃないでしょ!と言いたいです。
分科会は、GoToイートにGoサインを出しました。少なくとも、結果的には感染拡大に寄与したことは明白です。まず、Goサインを出した総括をして反省を述べる必要があります。
若干余談になりますが、アメリカに住む従姉の次女(私と同年)の娘が感染しました。日本では、まだ近しい人の感染事例を聞きませんが、アメリカは日本の80倍位の感染者なので、日常茶飯なのかも知れません。従姉の次女も、明日テストに行きますってな感じであまり深刻な様子は伺えませんでした。
深刻さが感じられないのは、日本政府も同じであります。医療従事者からは悲鳴が上がっているのに、対策を打とうとしません。これも、責任体制が明確になっていないことが要因と思います。