劣等財
2021年01月16日(土)
その昔、経済の講義で、劣等財というものを学びました。
① 人々は、バターを食べたいが、高いのでマーガリンで我慢している。
② そのような状況でマーガリンを値下げすると、マーガリンは売れなくなる。
③ 何故か? それは、マーガリンが安くなって浮いたお金でバターを買うようになるからである。
④ このように、値下げすると売れなくなるものを劣等財という。
おおむね、このような内容だったと思います。
安売りのスーパーがあるのであります。
あかもく168円也です。身体に良いと言われています。多分ですが、食物繊維が豊富で腸内細菌の餌になるのだろうと思います。
粘り気が半端じゃありません。喉に絡みますので、食すとき要注意であります。
バスケットプライスとは初めて聞きました。確かに、ここのスーパーは、他のスーパーで3千円くらいかなと思っても2千円程度で済みます。
建物の一角でギョ列が・・!
たこ焼きを売っていました。
私も並んで買うことに。10分程度待ったでしょうか。
80歳代と思しき女性スタッフが一生懸命焼いていました。そりゃそうでしょう。行列が出来ているのですから。
ソースの分量を三分の一程度にしてもらいました。高血圧対策であります。
6個入って、何と!100円也(税込)市中相場の半値以下と思います。ただ、中に入っている蛸の分量たるや、紐のようなものでありました。(笑)
安いので、又買いに行きたいと思うかと問われれば、わざわざ買いに行くというのはNoであります。この時点で劣等財かと思います。
ところで、蛸の身を分厚くして200円にしたメニューを加えた場合、買いに行きたいと思うかと問われれば、Yesであります。
・・で、私がどのような購入行動をするかと言えば、100円と200円を一個ずつ買うのであります。本当は200円一個で良いのですが、ついでだからお得な100円も買うのであります。
ということで、劣等財の克服のためには、優等財とバランス良く買わせる購入行動を起こすようにすることであります。(ハハハッ)
(注) 冒頭の「劣等財」の説明は、本当は間違っています。