核抑止政策
2021年01月28日(木)
日本政府は核抑止政策を採っています。
私は、この「核抑止」って、核兵器禁止条約で違法とされている「威嚇」に当たるのではないかと思っています。ただ、今いち確信が持てないため、「違法」と断定することを躊躇していました。
若干余談になりますが、私は今年の年賀状に次のように書きました。
・日本政府は、核抑止政策に固執していますが、これは明らかにこの条約に反しています。今年の総選挙において、条約を批准する政権を樹立したいです。
本当は、「この条約により違法とされています」と書きたかったのですが、先に述べたように確信が持てませんでした。広島市の平和推進課に見解を求めたところ、折り返しますといったまま、現在に至るも梨の礫です。
ところが、ある方向から礫が飛んできました。中国新聞です。
20日の中国新聞です。
この記事の中で、「禁止条約は核兵器と核抑止を明確に違法化」とあります。
この記事の中で、「禁止条約は核兵器と核抑止を明確に違法化」とあります。
私の疑問が解けたのであります。
23日の赤旗です。
核兵器禁止条約についての論説です。私は、これまで様々な記事を読んできましたが、これが一番読み応えがあるというか、確信を持てる内容でした。
この条約は、核を持っている国が批准していないことにより、実効性がないという意見があります。
このことに関してこの記事は、「核兵器国とその同盟国は同条約を敵視し、発効の妨害まで繰り広げました。米国は禁止条約を批准した各国に批准の撤回を迫る書簡を送りつけました。しかし、それは『禁止条約に縛られることを知っているから。自分たちの好き勝手が妨害されるから』にほかなりません。そして、そのことが皮肉にも、禁止条約には『実効性がない』という意見への反論にもなっているといえます。」と書いています。
もっと皮肉な指摘は、「核抑止が平和を構築するのであれば、全ての国が核兵器を持てばよい」という趣旨のもあります。皮肉好きな私には、たまらない指摘です。中見のないスカスカ恥知らず超独裁政権の菅首相に問うてみたいでありますなぁ!
何の脈絡もありませんが、マツダに関する記事です。米でDEの販売を終了したとあります。
マツダは、先頃6気筒のDEを開発していることをアナウンスしましたが、こりゃ無理でしょう。
頼みのスカイアクティヴエンジンは約70万円も高いのでは、これも売れません。
全経営資源を電動化へシフトした方が正解と思います。具体的には、ロータリーエンジンでのシーリーズハイブリッド車の早期投入です。
2月に入ると、昨9月から12月期の決算が発表されます。厳しい内容になるでありましょうなぁ! 3月期の営業赤字を800億円と見込んでいますが、それより更に増えると、経営責任が問われるベシであります。
地元経済は、マツダに負うところ大でありますので、他人事ではないのであります。(笑)