上村佑『守護天使』(宝島社)は、「50歳も近くなって、街でいい女を見てもときめかなくなった」と言う友人への反発で書いた小説だと筆者は言う。主人公は、髪が薄くなり、腹回りがゆったりし、リストラで転職をよぎなくされた中年おやじ。満員電車の中で見かけたある女子高校生に一目惚れし、とはいえその恋愛感情を成就させようなどという思いはみじんもなく、しかしその娘をひたすら守ろう、自分の存在をかけて守ろうとする物語である。
お約束の展開、ありがちのキャラだけど、読み出すとやめられない。ネット犯罪が身近なものになってしまった今、リアリティもある。この日誌の数少ない読者である中年男性のみなさん、よかったら手にとってください。元気がでます。
考えてみると、ふだんやっていることは命まではかけてないけど、生徒の守護天使かもしれない。
お約束の展開、ありがちのキャラだけど、読み出すとやめられない。ネット犯罪が身近なものになってしまった今、リアリティもある。この日誌の数少ない読者である中年男性のみなさん、よかったら手にとってください。元気がでます。
考えてみると、ふだんやっていることは命まではかけてないけど、生徒の守護天使かもしれない。