水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

6月13日

2008年06月13日 | 日々のあれこれ
 トイレの水が流れない! 教頭のもとに第一報が入ったのは朝の8時少し前だった。「水持さん、放送して!、図書館あけてくるから、そっち使うようにって」と言われ、放送機器に向かう。
 生徒がどんどん登校してくる時間だ。個室の使用度数がもっとも高いと予想される時間帯でもある。放送後、念のために生徒用トイレに行き確認してみたが、やはり流れなかった。
 随時バスが着くので再度放送する。ロビー付近で「さっきの放送聞こえた?」とたずねると「えっ?」という顔をされた。 
 連絡が伝わらずに使用する生徒がいると大変だ。過去に一度惨劇が起こっている。使用禁止の貼り紙を書き、コピーした。
 この間、職員室内には緊迫感があったはず(少なくともおれ的には)なのに、他人事のように談笑されている方がいた。進路指導部長が貼り紙に走ってくれた。
 こういうときは、やはり、自分に何ができるかをみんなが瞬時に考えるようじゃないと、組織の足腰が弱まるんじゃないかな。考えすぎだろうか。
 たとえば小講堂(音楽室)のゴミ箱にけっこうゴミがたまっている。おそらく多くの者がそれを目撃している。そこから実際に捨てられるまでにどれくらいの時間を有するか、このことにそのチームの力量が露骨に現れるはずだ。
 ま、だれかがやってくれるだろ、という空気が支配していてはいけない。
 ゴミ捨ては一人か二人でできてしまう仕事だが、意識は全員でないといけない。
 これができて「センプレトゥッティ」なのだ。
コメント
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