朝、パソコンコーナーで仕事してたら、少林寺拳法部の顧問と部員の声がきこえてくる。
「調子はどうだ?」と先生。「まあ … 」。
「おまえ全然わかってない、そういう時どう答えたらいいか、先輩のところに行って聞いてきなさい」
と言われて理解したのか、生徒が「ばっちりです」と答える。
「だめだめ」と言われて、職員室の外に待っている他の部員にきいたのかな、再度入ってくる。
「調子はどうだ?」と先生。「絶好調です!」
「そうだ。でもな、先生が全部言い終わってから言うんではだめだ。調子はど、ぐらいでかぶせて来ないと。わかったか?」「はい!」
やはり全国四連覇のチームの指導は、ここだ。
合奏中、○○! とどこかのパートをよんだとき、一呼吸おいて返事が聞こえるようではだめだなとあらためて思った。
午前中、ひととおり合奏し、スタンドプレーの確認を、会場へ向かう。
11月3日は、「にじの家ふれあい祭り」の日、とここ数年決まっている。
お招きいただいて以来一度も雨だったことがないが、今年も晴天のもと楽しく演奏させていただいた。
お客さまにも気づかれた方がいらっしゃるかもしれないが、一曲目のマーチはかなり未消化。最後に演奏した「世界に一つだけの花」は、練習回数が少ないわりに、いいサウンドだった。曲の難易度は正直なものだ。
二曲目の「さくらんぼ」でゲストコンダクターを募ったら、毎年もりあげてくれる方が、はいと手をあげた。おなまえは存じないが、おお一年ぶり、よろしくねと彼に託す。
途中から指揮は踊りになって、客席をもりあげる。司会の方にもう一回おねがいできますかと言われた二回目は、数人の方がバンドの前へでてきてからだを動かしてくれた。
年に何回もある本番のなかで、部員たちの気持ちは聞いたことはないけど、今日が一番演奏できてありがたい機会だと思う。毎年よんでいただけることを、にじの家さんに感謝したい。
学校にもどり、「大地讃頌」の歌の練習。
全体が終わったあと、アンコンに出るサックスチームだけ、一晩泊まりで練習。
四人なので、学食は頼まず、車で半田屋さんに行って夕飯をとった。
小ライス(普通に一人前ある)、豚汁、ナス肉炒め、冷や奴で計450円分をいただいたが、そういう店で800円とか払っている君たちって … 。
明日心置きなくマードック合奏できるよう、明後日以降のもろもろの準備をする。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。