水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

2012年11月12日 | 日々のあれこれ

 昨日、飯能南高校さんの合唱曲がいいなあと思ってプログラムを見たら、違った曲名が書いてある。
 なんかかすかに聞いたことがあるような気もした。
 今日、かろうじておぼえていたさサビの歌詞をググってみた。
 「僕らの出会いを、別れとよんだ」
 そうか、森山直太朗だ。何年か前のNコンの課題曲でもあった。
 まちがいなくこの曲だろうとすぐに譜面を注文してみた(ネットは便利ですね)。


 広がる空に 僕は今 思い馳せ
 肌の温もりと 汚れたスニーカー
 ただ雲は流れ
 きらめく日々に 君はまた 指を立て
 波のさざめきと うらぶれた言葉
 遠い空を探した

 喜びと悲しみの間に 束の間という時があり 色のない世界
 不確かな物を壊れないように隠し持ってる

 僕らの出会いを 誰かが別れと呼んだ 雨上がりの坂道
 僕らの別れを 誰かが出会いと呼んだ 時は過ぎいつか
 知らない街で 君のことを想っている

 (「虹」森山直太朗)


 なんかよくわかんないけど、かっこいいな。
 「出会いがあるから人の世はすばらしく、別れがあるから人の世は美しい」という向山洋一先生のお言葉を思い出す。
 中学生も理屈はよくわかんないけど、感性としてなんかいいなと思いながら歌ったのではないだろうか。
 そして高校に入ってみずもち先生から「逆説」とか「象徴」とか習って、ますます詩のすばらしさを感じたのではないだろうか。

コメント (2)
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