昨日、飯能南高校さんの合唱曲がいいなあと思ってプログラムを見たら、違った曲名が書いてある。
なんかかすかに聞いたことがあるような気もした。
今日、かろうじておぼえていたさサビの歌詞をググってみた。
「僕らの出会いを、別れとよんだ」
そうか、森山直太朗だ。何年か前のNコンの課題曲でもあった。
まちがいなくこの曲だろうとすぐに譜面を注文してみた(ネットは便利ですね)。
広がる空に 僕は今 思い馳せ
肌の温もりと 汚れたスニーカー
ただ雲は流れ
きらめく日々に 君はまた 指を立て
波のさざめきと うらぶれた言葉
遠い空を探した
喜びと悲しみの間に 束の間という時があり 色のない世界
不確かな物を壊れないように隠し持ってる
僕らの出会いを 誰かが別れと呼んだ 雨上がりの坂道
僕らの別れを 誰かが出会いと呼んだ 時は過ぎいつか
知らない街で 君のことを想っている
(「虹」森山直太朗)
なんかよくわかんないけど、かっこいいな。
「出会いがあるから人の世はすばらしく、別れがあるから人の世は美しい」という向山洋一先生のお言葉を思い出す。
中学生も理屈はよくわかんないけど、感性としてなんかいいなと思いながら歌ったのではないだろうか。
そして高校に入ってみずもち先生から「逆説」とか「象徴」とか習って、ますます詩のすばらしさを感じたのではないだろうか。