文化の日恒例の、「にじの家ふれあい祭り」演奏。
一時雨予報が出ていたが、案の定晴れた。ここ十年ぐらい、11月3日はぜったい晴れている。
今年はいつも通りのJpop演奏のあいまに、楽器紹介、合唱、シングアロング、ボディパーカッションと、細かく盛りだくさんにしてみた。
終わったあと、何人もの方から、楽しかったよ、来年も来て、演奏会ないの? とお声をかけていただく。
三年前に合同練習をさせてもらった久喜高校吹奏楽部OGさんが、ボランティアで来てて、演奏よかったですよ、と寄ってきてくれた。
ありがたいことだ。コンクールでは最近なかなか結果出てないけど、こうやってたくさんの人に楽しんでもらうという大事な仕事ができてよかった。
他人のために演奏できる、聞いていただけることはほんとに幸せだ。
元衆議院議員の杉村太蔵さんが、明石家さんまさんとこんな話をしたことがあるという。
元々バラエティ番組に興味はなかった杉村さんが、さんまさんに「政治家とタレント、どっちがいい?」と尋ねられる。
迷わず「政治家です」と答える。
「橋を作り、道路を作り、空港を作り、図書館を作れる。世の中を動かすことが出来る面白い仕事ですよ!」と。
さんまさんがつぶやく。
「そおかぁ。でも、俺たちは笑顔を作れるから」
くうっ。かっこいいなあ。
たくさんの人の笑顔を作ること。
男のなすべき仕事とはまさにこれだ。