漢文最終チェック⑤ 確認しておきたい句法
☆ 読み方、書き下し、訳が問われる。
→ 読めるかどうかチェックし、読めなかったものは抜き出して覚えておこう
→ 過去に解いた問題から該当するものを抜き出し、書き下しと訳を書いておこう
→ ④・⑤は、筆者の言いたいことが強く表れている表現という意識をもつことが大事
〈詠嘆〉 ☆一般人の気づかない価値を述べる
嗚 呼~哉~也「嗚呼(ああ)~かな、~や」… ああ~だなあ、~は
何 A 之 V 也「何ぞAのVするや」… なんとAのVすることよ
豈~乎「豈に~か」… なんと~であることよ
豈 不レ ~乎「豈に~ならずや」… なんと~ではないか
不(二)亦~(一)乎「亦~ならずや」… なんと~ではないか
〈累加〉 ☆ … 違いを述べ、価値を強調する
不(二)唯 V(一)「唯だにVするのみならず」… たんにVするだけではなく、
非(二)唯 V(一)「唯だにVするのみにあらず」… たんにVするだけではなく、
不(二)独 V(一)「独りVするのみならず」… たんにVするだけではなく、
非(二)独 V(一)「独りVするのみにあらず」… たんにVするだけではなく、
豈 唯~乎「豈に唯だに~のみならんや」… どうして~だけであろうか、いや~だけではない・~だけのはずがない(さらに~だ)
豈 独~乎「豈に独り~のみならんや」… どうして~だけであろうか、いや~だけではない・~だけのはずがない(さらに~だ)
〈比較〉 ☆比較しながら一般論と反対のことを述べる
A 不レ 如レ B「AはBに如(し)かず」… AはBに及ばない(AよりBの方がいい)〈比較級〉
莫レ 如レ B「Bに如くは莫し」… Bの及ぶものはない(Bが一番いい)〈最上級〉
寧 V1、不レ V2「寧ろV1すとも、V2せず」… V1しても、V2したくない〈選択〉
寧 V1、勿レ V2「寧ろV1すとも、V2するなかれ」… V1しても、V2してはいけない〈選択〉
A 何 異レ B「A何ぞBに異ならんや」… AはどうしてBと異なっていようか、同じだ〈同級〉
豈 如レ ~「豈に~に如(し)かんや」… どうして~及ぶだろうか、いや及ぶはずがない
〈所〉名詞・名詞句をつくる
所レ V「Vする所」… Vすること・Vしたこと
S 所レ V「SのVする所」… SがVしたこと
S 所レ V 者「SのVする所の者」… SがVしたもの ☆ 者=名詞化
S 所レ V N「SのVする所のN」… SがVしたN
S 所以 V(一)「SのVする所以(ゆゑん)」… SがVした理由
所 謂 N「所謂(いはゆる)N」… いわゆるN
〈読み・意味〉
未レ 幾「いまダいくばくナラず」… どれほどもたたないうちに
不レ 覚「おぼエず」… 思わず・知らず知らず
此 之 謂 也「これヲこレいフなり」… まさしくこのことを言っているのである
S 之 V 也「SのVスルや」 … ~が~するにあたって
如レ 故「もとノごとシ」… 昔と同じだ・普段と同じだ
良 久「ややひさシクシテ」… しばらくして
☆ 読み方、書き下し、訳が問われる。
→ 読めるかどうかチェックし、読めなかったものは抜き出して覚えておこう
→ 過去に解いた問題から該当するものを抜き出し、書き下しと訳を書いておこう
→ ④・⑤は、筆者の言いたいことが強く表れている表現という意識をもつことが大事
〈詠嘆〉 ☆一般人の気づかない価値を述べる
嗚 呼~哉~也「嗚呼(ああ)~かな、~や」… ああ~だなあ、~は
何 A 之 V 也「何ぞAのVするや」… なんとAのVすることよ
豈~乎「豈に~か」… なんと~であることよ
豈 不レ ~乎「豈に~ならずや」… なんと~ではないか
不(二)亦~(一)乎「亦~ならずや」… なんと~ではないか
〈累加〉 ☆ … 違いを述べ、価値を強調する
不(二)唯 V(一)「唯だにVするのみならず」… たんにVするだけではなく、
非(二)唯 V(一)「唯だにVするのみにあらず」… たんにVするだけではなく、
不(二)独 V(一)「独りVするのみならず」… たんにVするだけではなく、
非(二)独 V(一)「独りVするのみにあらず」… たんにVするだけではなく、
豈 唯~乎「豈に唯だに~のみならんや」… どうして~だけであろうか、いや~だけではない・~だけのはずがない(さらに~だ)
豈 独~乎「豈に独り~のみならんや」… どうして~だけであろうか、いや~だけではない・~だけのはずがない(さらに~だ)
〈比較〉 ☆比較しながら一般論と反対のことを述べる
A 不レ 如レ B「AはBに如(し)かず」… AはBに及ばない(AよりBの方がいい)〈比較級〉
莫レ 如レ B「Bに如くは莫し」… Bの及ぶものはない(Bが一番いい)〈最上級〉
寧 V1、不レ V2「寧ろV1すとも、V2せず」… V1しても、V2したくない〈選択〉
寧 V1、勿レ V2「寧ろV1すとも、V2するなかれ」… V1しても、V2してはいけない〈選択〉
A 何 異レ B「A何ぞBに異ならんや」… AはどうしてBと異なっていようか、同じだ〈同級〉
豈 如レ ~「豈に~に如(し)かんや」… どうして~及ぶだろうか、いや及ぶはずがない
〈所〉名詞・名詞句をつくる
所レ V「Vする所」… Vすること・Vしたこと
S 所レ V「SのVする所」… SがVしたこと
S 所レ V 者「SのVする所の者」… SがVしたもの ☆ 者=名詞化
S 所レ V N「SのVする所のN」… SがVしたN
S 所以 V(一)「SのVする所以(ゆゑん)」… SがVした理由
所 謂 N「所謂(いはゆる)N」… いわゆるN
〈読み・意味〉
未レ 幾「いまダいくばくナラず」… どれほどもたたないうちに
不レ 覚「おぼエず」… 思わず・知らず知らず
此 之 謂 也「これヲこレいフなり」… まさしくこのことを言っているのである
S 之 V 也「SのVスルや」 … ~が~するにあたって
如レ 故「もとノごとシ」… 昔と同じだ・普段と同じだ
良 久「ややひさシクシテ」… しばらくして