水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

8月5日

2015年08月05日 | 日々のあれこれ

 

 身内を亡くしたとき、お見送りの作法やいろんなしきたりで、けっこう細々と忙しいのは、残された人がただ悲しみ浸るだけになるのを避けるためだという話を聞いたことがある。
 だとしたら、コンクールの翌日に必ず役員を命じられるのは、考えるより体を動かせ、吹奏楽を聴くのはいやだなどと言ってないで、ちゃんとみておけ、という吹連のあったか~い配慮なのかもしれない。
 実際、再び会場に来て、コンクールの渦中にはいってしまえば、あれもやらねば、この曲もやってみたいというような思いつきが次々とわいてくる。いろんな先生方と一言二言話せるのもありがたい。どんなに名門の先生だって、楽勝でやっている人など一人もいないのだ。
 今日は、チケットやプログラムの販売、及び半券処理の仕事。
 事前購入チケットが昨日より多く出ているので、当日券は最大300枚です、と言われた時点でもう50人以上は並んでらした。打ち合わせをしているうちにも、列はのびてくる。
 まあ、今日のラインナップではしょうがないだろう。
 「売り切れたあと、文句を言われる方もいらっしゃると思いますが、何かあったら本部にお願いします」と実行委員の先生に指示をいただく。「大丈夫ですよ、そういう仕事はむしろ専門なので」。
 実際、そのあと各方面からいろいろな種類の声かけをいただいたが、本部の若い先生を手こずらせることなく、職務を全うさせて頂いた。
 それにしても、ハイレベルな演奏の続く一日だった。
 一年で、どこまでつめられるだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンクール

2015年08月04日 | 日々のあれこれ

 

埼玉県吹奏楽コンクール 高校A部門一日目

銅賞をいただきました。

ご声援ありがとうございました。

 

 

保護者のみなさま、すいません。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武士道ジェネレーション

2015年08月03日 | おすすめの本・CD

 

  昨日、教員研修のあと、どうしても読み切りたくて新宿の街をさまよってみたが、スタバ的なお店は軒並み行列ができている。こうなったら最後の手段と思い、椿屋珈琲店に向かう。ブレンドコーヒー一杯980円のお店ならさすがに空いてるだろうと思ったが、あまかった。東京おそるべし。でも、待っている人が一組だったので、奮発することにし、案内されて980円のアイスコーヒーを頼む。おいしいし(まずかったら暴れるけど)、スタバ的な店より落ち着く。
 残り少なくなった『武士道ジェネレーション』の頁を惜しみながら繰っていく。
 大学を出て道場の師範代になった(なるしかなかった)香織も、結婚した早苗も、変わっていない。
 ちょうど今の成海璃子さん、北乃きいさんの年齢ではないか。映画化してくれないかなあ。
 高校時代の二人を描いた武士道シックスティーン、セブンティーン、エイティーンに比べると、青春のキラキラ感やせつなさやるせなさは少ない。
 でも、社会人として、大人として、日本人として、生きていこうとする時に誰もがぶつかる壁と、それを乗り越えようと生き方を模索する二人の姿は、高校時代の二人より味わい深いものがあった。
 道場の剣士達が出場する神奈川県大会を二人で応援に行くシーン。
 あたしたちが出会ったの、ここだったねと早苗が語りかけるところは、ちょっとこらえられないものがあった。
 スタバでなく椿屋さんだったから、ちゃんとおしぼりがあり、それで顔を拭くふりをしてしばらく目頭を押さえらえてよかった。

 今日は、1時間だけのホームルームのあと集合、入退場の練習、通して聴いて直して、自分で納得できない時間をさらうタイムがあって、大物打楽器は下まで降ろした。
 吹奏楽シックスティーン、セブンティーン、エイティーンたちの出番は明日だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前々日

2015年08月02日 | 日々のあれこれ

 

 三年が模試でいないため、当初予定はオフ日だったが、さすがに1・2年で練習することにした。
 冷静に考えると、クラリネット、トランペット、打楽器は3年なしでフルメンバーだった。
 そう思うとよくがんばっていると自分的には思うが、当社比は採点してもらえないのだ。
 昨日は高校D部門だった。
 ラインナップを見ると、そうそうたる学校さんばかりで、前はよくこのなかに入り込んでいたなと思う。
 昔一緒に純度(初心者比率)を競い合っていた他の男子校さんも、今年は出場していない。
 もちろん人数さえもう少し増えれば、たとえ最下位の可能性が高くても、出場する気持ちは十分ある。
 練習の効率はAに絞った方がいいのはたしかだし、コンクールメンバーに入らない1年生たちが、地道に基礎練習をつんでくれているのが頼もしい。
 朝から行こうと思っていた代ゼミの教員研修に午後から参加したが、もう一つ集中できなかった。ちょっと疲れてた。学校にもどって、登校日の準備をする。もう一踏ん張りだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月1日

2015年08月01日 | 日々のあれこれ

 

 昨日のバンドレッスンで、2曲通しの練習を例年より多めに行うこと、その中であぶない箇所をさらわせることという指示をいただいた。 
 午前中は、ウォーミングアップのあと、大講堂で一回目の通し。マーチが実にいいテンポ感で安定して演奏できた。自由曲は平板だった。
 録音を聞き、パートでだめなところをチェックしてから練習。さらに二回目の通し。テンポが揺れたが、自由曲は逆にいい揺れができた。2曲ともうまくはいかない。
 昼休みをはさんでみんなで大講堂からの撤収とステージの大掃除、打楽器搬入のだんどり。
 小講堂での三回目の通しは、打楽器入場を練習を行い、入退場も含めての練習。指揮者ってかなりの有酸素運動をしていることを部員たちは気づいてくれてるだろうか。さらに録音を聞いてなおし。
 今日が合奏に時間を使える最後の日だったかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする