書評、その他
Future Watch 書評、その他
カレンダー
2011年9月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | 2 | 3 | ||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ||
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | ||
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | ||
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | |||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo ブログ
過去の記事
カテゴリ
サイン集(559) |
コレクティブル(495) |
読んだ本(2948) |
映画、観劇、音楽、その他(258) |
Weblog(2) |
最新の投稿
アルプス席の母 早見和真 |
22 世紀の資本主義 成田悠輔 |
朝比奈さんと秘密の相棒 東川篤哉 |
世界がもし100人の村だったら 池田香代子 |
死んだ木村を上演 金子玲介 |
カフネ 阿部暁子 |
イスラム移民 飯山陽 |
禁忌の子 山口未桜 |
警察官のこのこ日記 安沼保夫 |
バールの正しい使い方 青木雪平 |
最新のコメント
htsunai/絵画展 コートールド美術館展 |
芋田治虫/王室と不敬罪 岩佐淳士 |
omachi/いつかの人質 芦沢央 |
Unknown/古書店アゼリアの死体 若竹七海 |
野っ原/ようこそ授賞式の夕べに 大崎梢 |
mimizuku/三月 大島真寿美 |
岡本 絵里奈/ミャンマーの柳生一族 高野秀行 |
神崎和幸/おれは非情勤 東野圭吾 |
bigboss/1959年 ワールドシリーズ |
衣恵/るり姉 椰月美智子 |
最新のトラックバック
ブックマーク
goo
最初はgoo |
プロフィール
goo ID |
yb2007 |
性別 | |
都道府県 |
自己紹介 |
非公開 |
検索
gooおすすめリンク
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
長い長い殺人 宮部みゆき
各章毎に違う人物の持っているお財布がそれぞれ一人称でリレーのように語っていくという、非常に奇妙な設定のミステリー。1つのお財布が落とされたり捨てられたり拾われたりして、持ち主が変わってしまったりもする。しかも、まるでお財布に目があるかのように、ほとんどが音だけを頼りにお財布が知りえたことだけで状況が説明されていくという、なんとも窮屈な設定だ。こうした設定のなかで、各章毎に新しい謎の提示や真相への話の展開といったものも織り込まれているということで、あとがきにもあるように作者の「超絶技巧」が楽しめるのは間違いない。ポケットの中のお財布が音だけを頼りに状況を語るという設定に、何か大きな叙述トリックのようなものがあるのかと思ったが、それは考えすぎだった。あとがきをみると本書が書かれたのは20年ほど前で、作者のかなり初期の作品ということになる。時期的にバブル崩壊の頃ということになるが、仕事人間へのまなざしがいかにもあの頃の雰囲気を残している一方、まだ勝ち組・負け組という言葉が定着する前に書かれたというところには作者の慧眼を感じることができる。(「長い長い殺人」 宮部みゆき、光文社文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )