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涼宮ハルヒの溜息 谷川流

有名なライトノベルのシリーズ第2作目。正直に言って、こうした本を読むのはかなり気恥ずかしく、電車で読むのがはばかられる。第1作目を読んだのは数年前で、それから随分時間が経っているので、話についていけるかどうか不安だったが、そのあたりは何となく判るような記述になっていて助かった。前作では世界そのものが大変な危機になり、語り手である「俺」が世界を救うというような話だったが、本作は、その片りんは見せるものの、やや小ぶりの作品になっている。とにかく設定が奇想天外で面白いので、大きな話でも小さな話でもそれなりに楽しめそうな気がする。次に第3作目を読むのがいつになるか判らないが、結構楽しみな感じだ。(「涼宮ハルヒの溜息」 谷川流、角川文庫)

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