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習近平と中国の終焉 富坂聰

2012年の中国における政権交代、世代交代を題材に中国の政治システムや中国情報の読み方について学べる、読んでみて大変有意義な1冊だった。特に、習近平の少年時代の壮絶なエピソード、習近平が後継者として選出された経緯、改革開放の旗手「汪洋」の話等は、読んでいて本当に面白かった。難しすぎず、かといって世間話のような軽さもなく、新書として程良い内容で、中国に関する書籍を色々読む前のトレーニングとしても最適な1冊だと思った。(「習近平と中国の終焉」 富坂聰、角川SSC新書)

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